この度、伊吹嶺俳句会より『やすし俳句教室 実作への手引き(合本)』を上梓しました。
本書は先に出版された『やすし俳句教室 実作への手引き』と『やすし俳句教室Ⅱ 一筋の赤い糸』を合本したものです。
『やすし俳句教室 実作への手引き』は、伊吹嶺の会員を対象に毎月開かれていた「伊吹嶺中日俳句教室」の冒頭の30分の俳話をまとめたものです。俳話を記録してまとめたのは伊藤旅遊(同人)氏で、伊吹嶺誌に毎月掲載されていました。
『やすし俳句教室Ⅱ 一筋の赤い糸』は、『やすし俳句教室 実作への手引き』の姉妹編であり、3部構成になっています。
第1章は「先師に学ぶ」として、栗田先生が伊吹嶺誌の「伊吹山房雑記」に連載した記事から沢木欣一・細見綾子両先生の教えを通して俳句の基本を学ぼうとしたもの。
第2章は実作のポイントとして、「伊吹集選後評」の中から、実作のポイントを分類整理したもの。
第3章は俳話として、第1章と同じく「伊吹山房雑記」の中から、俳句の実作にかかわる栗田先生の考えを記したもの。
本書は、一般に書店に並んでいる俳句の入門書とは全く異なるものです。「風」の理念を基本に据え、即物具象の俳句を目指すための手引書です。
どの項目もふんだんに例句を挙げて、具体的に説明されています。内容は、実作者としての心構えや作句の方法など多岐にわたっています。具体的に項目を挙げますと、俳句の基礎、伊吹嶺の目指す俳句、写生、即物具象、感動(詩因)、作句のポイント、推敲のポイント、季語、句材、言葉選び、省略、切れ、俳話などなど。
どの項目も実作に役立つ内容で、作句の方法や技術にとどまらず、沢木欣一・細見綾子両先生の教えや栗田先生の実作にかかわる考え、そして我々の心構えまで示してくれる一書です。
編者:伊吹嶺俳句会
発行者:河原地英武
B6判 227頁
頒価1500円 送料別 |
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栗田やすし顧問
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【申込み方法】
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Eメール:efude1005@yahoo.co.jp
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