去る4月5日(土)に「伊吹嶺」東京吟行会が行われました。東京支部の皆さんの業力で41名もの参加を得て、盛大に行われました。欅句会の佐藤とみおさんから吟行記を、中野一灯さん、武藤光晴さんから写真をいただきました。以下吟行模様を紹介します。東京支部の皆さんご苦労様でした。
「伊吹嶺」主催東京吟行会が四月五日(土)に、 映画「男はつらいよ」の寅さんの故郷
「柴又」と、 ヒット曲で有名な都内に残る唯一の渡し場、 「矢切の渡し」を中心に開催されました。
十時三十分、公園は丁度満開のJR上野駅集合、主宰はじめ愛知・岐阜・三重・静岡などの同人・会員をお迎えして 総勢四十一名で柴又へ。
まず、「寅さんモードの主宰」 と駅前に建つ「寅さんの像」との記念写真で盛り上ってスタート。参道を、寅さんの実家の名物「草団子」など頬張りながら吟行。
「帝釈天」では丁度花祭、甘茶を頂戴し、大勢のお稚児さん、寺院の壁面を飾る木彫などなど句材も豊富。
寅さん記念館脇の小高い丘から江戸川一望、「矢切の渡し」まで歩き、手漕ぎの渡し舟を見て名句続出。
川魚料理の老舗割烹 「川甚」で昼食、その後句会、主宰のユーモア溢れながらも厳しく、そして懇切丁寧な選評を頂き、午後五時前散会となりました。栄えある主宰特選は、石川紀子さんでした。(詳しくは後日、伊吹嶺誌上で武藤光晴さんがご紹介くださいます。楽しみにお待ちください。) (欅句会 佐藤とみお記)