4月18日(土)に関東支部の主催で、「伊吹嶺」鎌倉吟行会が行われました。関東支部の皆さんのご協力で51名もの参加を得て、盛大に行われました。吟行地は鎌倉五山のうちの浄智寺、東慶寺でした。
浄智寺は臨済宗円覚寺派の禅寺です。鎌倉市指定文化財の鐘楼前のビャクシンがあるほか、洞窟で作った「やぐら」という名の墓、布袋尊などを見、途中著莪の花の盛りでした。
東慶寺は一名駆け込み寺と言われていることで有名な禅寺です。縁切り状などを展示した宝物館の他、汀女句碑、高見順、鈴木大拙、谷川徹三の墓などが並んでいます。途中狸の子を見かけたり、小綬鶏、ウグイスの鳴き声に包まれた山の寺でした。以下は吟行模様の写真は句会での栗田主宰選の句を紹介します。また写真は武藤光晴さん、中野一灯さんにも提供していただきました。(隆生記)
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