栗田主宰の第1句碑の除幕式及び祝賀会が5月22日(日)に名鉄犬山ホテルにて行われました。
伊吹嶺会員念願の栗田主宰の句碑ということで、300名以上の方の参加を受け、盛大に行われました。
句碑の場所は同ホテル内の有楽苑前の絶好の場所で、句碑の石は揖斐青石といってわずかに青みがかったどっしりとした石で、清水さんが地元の石屋さんを探されたものである。刻まれた句は「流燈会われも流るゝ舟にゐて」で昭和54年に詠まれたものである。また師である細見綾子句碑のすぐ近くで、今後ますます伊吹嶺連衆が訪れやすくなった。
除幕式は清水さんの進行により滞りなく進められた。除幕式が始まるとともに、大雨になり大変だったが、主宰のお孫さん2人により除幕されると、句碑が雨に青みが見事に浮き出た。
祝賀会では来賓として田中犬山市長さんを始め、地元の名士、出版・マスコミ関係から石井「俳句研究」編集長、鈴木「俳句」編集長、杉山中日新聞文化部長などの方のご出席を頂いた。また「伊吹嶺」の関係者として名誉会員の田中元就実大学教授、浅田奈良大学名誉教授、加藤東海学園大学教授、浜田日本大学教授、小林日仏文化協会スタッフ、石黒イシグロ高速印刷社長など多くの方にご出席していただいた。
祝賀会の進行は上杉同人会長の挨拶後、清水句碑建立部会長による句碑建立までの詳しい説明が行われた。清水さんの献身的なご努力が今日の除幕式にたどり着いたと言える。
来賓の挨拶では特に、石井「俳句研究」編集長の挨拶が印象的であった。これまでの句集印象と、人生の喜怒哀楽の流れに沿って、これからは「俳句は老いの楽なり」という一言に感動を受けた。
祝賀会は野原緑建社長さんへの感謝状の贈呈、三浦さんによる尺八演奏、櫻井愛知支部長による乾杯などが続き、会場は喜びに溢れた。
最後は花束贈呈とともに、栗田主宰の謝辞が行われた。栗田主宰の控えめながらも伊吹嶺会員への感謝と喜びに溢れた挨拶であった。
以下は句碑除幕式・祝賀会模様の写真です。(隆生)
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