10月24日(土)13:30より名古屋市今池のガスビル7階で「伊吹嶺」全国俳句大会を開催しました。今年はコロナウイルスの影響のため、一堂に会しての開催ではなく、運営委員会を拡大した形で行いました。
まず、同人会総会では、令和2年度の会計報告、会計監査が行われました。続いて、令和2年度の「伊吹嶺」新人賞と秀句賞の紹介。そして、同人会連絡網、同人会役員の交代について連絡がありました。新会長は加藤ゆうやさん、新福会長は梶田遊子さんと服部鏡子さんです。
全国俳句大会の第1部総会の議題は、規約の改正、年間行事報告と行事計画、特別会計報告でしたが、滞ることなく承認されました。
各賞の発表では以下3名の方が受賞されました。おめでとうございました。
伊吹嶺賞 河村惠光さん 「奥吉野」
新人賞 加藤剛司さん
秀句賞 朝倉淳一さん 「風光る子の真つ新な定期入れ」
そして、新同人として以下の5名の方が紹介され、挨拶をいただきました。今後のご活躍を期待します。
音頭惠子さん(尾西青炎句会)
加藤剛司さん(HAGURUMA句会)
野瀬ひろさん(秋桜句会)
丸山節子さん(折戸句会)
山田万里子さん(京都句会)
句集出版では、4名、1団体が紹介され、出席していた内田さんから言葉をいただきました。とても大きな成果です。
内田陽子さん 『福寿草』
山本玲子さん 『今日の月』
河原地英武主宰 『憂国』
関東支部 合同句集『炉火』
小田二三枝さん 『花の宿』
卒寿のお祝いはお名前のみ紹介されました。ますますのご健吟をお願いします。
梅田 葵さん(瀬戸句会)
山田悦三さん(伊吹嶺句会)
山鹿綾子さん(東風句会)
続いて、第2部は俳句大会で、披講は河原地主宰選、栗田顧問選のみでした。参加されていた加藤さんから喜びの言葉をいただきました。素晴しい句です。
河原地主宰特選 佐藤とみおさん「炎熱を来て原爆の図に見入る」
栗田顧問特選 加藤百世さん 「縁側に母在すごと遠花火」
今年は、皆様に参集していただくわけにはいきませんでした。しかし、同人総会、伊吹嶺総会、俳句大会を無事進めることができ安堵いたしました。そして、受賞者、参加者、係34人が集まったわけですが、久しぶりに顔を合わすことができ、嬉しく思いました。(新井酔雪)