平成１３年の「伊吹嶺」総会が名古屋市女性会館で１０時より行われました。同人の他、各句会より幹事・編集委員・会員７５名が集まり、今年度の事業報告、会計報告、来年度の規約改正などが話し合われました。
席上、栗田主宰は「来年３月の『風』終刊より『伊吹嶺』は独り立ちしなければならない。そのために『がんばる』という言葉は今まで使わなかったが、来年は『がんばる年』にしたい。私もがんばりたい。」と決意を述べられました。
その後、全員により互選の句会を行い、１２時３０分和やかな中にも来年の「伊吹嶺」の発展を誓い合い解散しました。 |
 |
|
|
|
|
句会抄：栗田主宰五句選
|
|
柚子は黄によろひ戸閉ざす風木舎 福永京子
|
|
子規庵の小春の縁に足のばす 若山智子
|
|
笹刈つて冬日あまねし子規の墓 森 靖子
|
|
稲架解きて翳るものなし千枚田 篠田法子
|
|
特恵那山に薄き笠雲大根干す 長江克江
|
|
|
|
|
