12月15日(月)に、私が広島に出張した機会に、広島インターネット句会のメンバー4名と共に、縮景園の吟行に出かけました。参加者は、英明さん、梟さん、しずみさん(以上広島)、操さん(福山)の4名と隆生の5名で出かけました。広島のメンバーは既に11月に第1回の吟行を行っており、今日は2回目の再会となり、すでに長年の知己のような親しさでした。
縮景園は広島藩主の浅野長晟公の別邸の庭園として築いたものです。12月に出かけたせいもあり、見るべき花などはなくやや淋しかったもののみなさん盛んにメモして少しでも季節感を実感すべくじっくり廻りました。
吟行の後、レストランで食事しながら句会を行いました。このような吟行、句会形式を初めて経験するメンバーもおり、貴重な経験になりました。また次の機会に再会することを約して、和気あいあいのなか解散しました。当日句は以下のとおり。
藪巻きの向きあちこちに大蘇鉄 しずみ
束の間の冬日当たりし花頭窓 操
マンションの影を崩せり鴨の水脈 梟
冬晴れや蘇鉄は菰にくるまれて 英明
空見し眼池に戻せば雪螢 隆生
広島の皆さんありがとうございました。(隆生記)
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散策中のメンバー |
園内では松手入れが見られました |
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跨虹橋の前で |
レストランで句会 |
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