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▼ １６年「伊吹嶺」同人会総会　（於：ホテルリンクス）
　
平成１６年３月１３日（土）・１４日（日）
　
　１６年の「伊吹嶺」同人会総会が吉良町のホテルリンクスで行われました。愛知・岐阜・三重・静岡の同人３９名が参集し、同人会規約・会計報告などが協議され承認されました。
【一日目】
バス２台で吉良町に集合 金蓮寺阿弥陀堂（国宝）
特別に開帳していただいた秘仏を見る 大蛇を閉じこめたと言われる蛇穴
尾崎士郎の書斎を覗く連衆 旧糟谷邸
多子、幸子、みや子、主宰の各氏 ＨＰ添削の担当メンバー
孝子、ひろし、美伽、主宰、隆生
左より静岡より参加の夏目隆夫、
増田昭子、夏目悦江、浮葉、主宰		 総会会場ホテルリンクスに到着
ホテルより三河湾を眺める 総会の席上、挨拶される栗田主宰
真剣に協議が行われる 総会後の記念写真
懇親会で挨拶される主宰 田端龍さんの音頭で乾杯！
海外俳句集（写俳集）『悠』を出版された
山本悦子さん		 懇親会風景
【二日目】
三河湾の日の出 早朝の海岸を散策する連衆
浜辺よりホテルを眺める １０：００より記念俳句会
句会で選評される主宰 総会後、吉良の塩田跡を見学する連衆
癌封じ寺「無量寺」へ最後の吟行 無量寺で全ての行程を終え帰路へ
同人会総会句会抄
　栗田やすし先生選 　　
春寒や土蔵の陰に狸罠 江口ひろし
開帳の阿弥陀へ来たり初の蝶 長谷川郁代
寺裏に指より太き蝌蚪の紐 国枝　隆生
宇野千代の「士郎と私」亀鳴けり 鈴木みや子
玉欠けし帳場算盤花の冷え 国枝　隆生
春疾風三河茶畑揺るがせり 江口ひろし
瓢亭の磨かれし玻璃梅匂ふ 角田　勝代
豪商の居間切り貼りの春障子 上杉美保子
遠かすむ海真向ひに士郎の碑 平松　公代
塩田の跡校舎まで麦青む 澤田　正子
瓢亭の藤椅子に掛け日の永き 梅田　　葵
蛇穴前ゆらぎてをりぬ蝌蚪のひも 牧野　一古
江口ひろし選
母残し来て束の間の磯遊び 栗田やすし
きらら野の流れに太き蝌蚪の紐 谷口千賀子
阿弥陀堂初音の山に開きけり 都合ナルミ　　
冴返る厨続きの女中の間 二村　美伽　　
弥陀仏へ落ちしばかりの紅椿 森　　靖子

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