台風一過の日曜日、雛句会の会員と栗田先生の教え子さんという若いメンバーで、発行所を訪問し句会とバーベキューを楽しみました。
「伊吹嶺」創刊の目的の一つに「若い世代への正しい俳句の継承」がありますが、このような若い人たちが俳句を楽しみに集まってくれることは本当に嬉しいことでした。
やすし先生、せつ子さん、本当にありがとうございました。 |
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バーベキューより先ずは俳句会
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女子大生トリオも真剣に句作
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句会も終わり、お酒も少し入ってリラックス
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甚平姿のすてきな先生を囲んで
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夜も更けて来て花火に興じる皆さん
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童心に戻って線香花火
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| 【バーベキュー句会抄】 |
| 婚近き子も句座にゐて夕涼し |
やすし |
| よりどりのアイスクリーム紅がよし |
〃 |
| 犬好きの大学生や氷菓舐め |
せつ子 |
| サイダーの泡のきらめき恋もなし |
〃 |
| 喧嘩して鍋底磨く熱帯夜 |
祥 代 |
| 青垣の日ごとに垂れし細き枝 |
〃 |
| 押入に時を忘れた海水着 |
美 希 |
| 強風に足元取られ盆に入る |
〃 |
| 誕生日外は激しく野分立つ |
貴 代 |
| 気の早い蓑虫庭で秋仕度 |
〃 |
| 透明の悲しみ満つる水中花 |
知 美 |
| 朝顔の薄藍の色夏の朝 |
美 紀 |
| 炎天下迷ひて着きし師の家よ |
昌 史 |
| 句会あり麦酒の味を左右せり |
明 子 |
| 風折の枝が匂へり台風裡 |
ひろし |
| 甚平を着て若者に囲まるる |
〃 |
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