top page
top page HP俳句会 投句フォーム 投句一覧 選句結果
投句一覧
     
第219回(2017年9月)投句一覧
 
番号 俳  句
1 ・黒板の文字くっきりと九月かな
2 ・村の夜の川面照らして星明り
3 微睡めば初秋の風の掠めけり
4 悠然と飛ぶやつがひのやんまかな
5 天そそる神杉澄むや雁来月
6 間延びせる添水の音や外湯の灯
7 嫂の母にともなふ秋祭
8 瀬戸内のふなよそほひや鰯雲
9 塩振りの技高きより初秋刀魚
10 萩こぼす風は空耳坂の道
11 虫時雨算数問題まだできず
12 夕月夜ゴールにバトンが落ちている
13 尾根に出て色なき風に胸開く
14 千畳敷カールの花野雲の上
15 石塔寺梵字にしとど秋の雨@石塔寺(いしとうじ)滋賀県近江市
16 女子寮に聖歌流るる露けしや
17 料亭の薬膳匂ふ秋の風
18 天高し琵琶湖の水も青々と
19 人語より鳥語の似合ふ大花野
20 鈴虫に赤子の寝息交わりぬ
21 物指しの裏に母の名秋日和
22 自販機に礼を言はれし星月夜
23 足摺の大き夕日や秋遍路
24 こほろぎや納屋に使わぬ三輪車
25 行くほどに妻が先ゆく花野かな
26 夕風に花野の色の波立てり
27 この辺り湖族の裔や紅葉鮒
28 紅葉鮒湖の細波立ち走る
29 頂に雲かかりゆく登山径
30 グラウンド精霊飛蝗はみ出さず
31 秋澄むや時おり聞こゆ鈴祓
32 虫の音を二つに分かつ小径かな
33 爽籟に蠢く龍の天井画
34 カーテンの隙間に浮かぶ閨の月
35 骨格の蔕に定まる次郎柿 
36 罰杯を御座形にする残暑かな 
37 ターバンの少女の視線秋気澄む
38 新米や稚児より重き内祝
39 受話器置き今更ながら虫時雨
40 罪状は美声の科や籠の虫
41 皺深き海の男の音頭取
42 船毀す音の響きと秋の蝉
43 葭切や雨意深まりて啼きつのり
44 登りつつ標高感じ汗拭ふ
45 民宿の弾む声消ゆ土用波
46 雨上りすぐに靄立つ黄菅原
47 父逝きて母も後追ふ秋彼岸
48 始まりし桜紅葉の一葉かな
49 秋流る斜めに流る蔦紅葉
50 秋しぐれ黒塀の黒さらに増し
51 追ひ詰めし蝗に小川越されけり
52 残る蚊の幽けし声や閨の闇
53 身に入むやかかさまと泣く姫の木偶
54 不器用な母でありけり大根蒔く
55 廃屋の庭欲しいまま虫集く
56 踏み入らば閻魔がゐさう曼珠沙華 
57 十六夜の路地小走りに下駄の音
58 軒に吊るブリキのバケツ鱗雲
59 なまなかに生きて無花果頬張りぬ
60 追手山が祖父の四股名ぞ草相撲
61 金堂の甍の白し月の秋
62 嬰児の鳩追ふ昼や秋うらら
63 青北風や移動図書館にゴッホ
64 題名は漢字一文字秋ともし
65 応援の疎らな外野昼ちちろ
66 朝の露踏みしめ畦を巡りけり
67 吹き付ける太陽風や秋の陣
68 切り落とす根本の枝や秋茄子
69 折りてはみるも猫じやらし持て余す
70 その中に知り合ひ二人踊りの輪
71 窓開けし方へ蜻蛉逃げざりし
72 揺れし葉に零れ残りし芋の露
73 白髪の夫と歩めり花野径
74 濡れ縁で野良着たたみて夕涼み
75 つぎつぎに大花火咲く平和の夜
76 結ひ上げて襟足白し秋の風
77 笠深く愛しき眼差し風の盆
78 火の粉浴び仁王立ちして筒花火
79 山間の牧場群飛ぶ大やんま
80 静かさや朝の牧場に大やんま
81 古酒新酒杜氏を囲みて酒談義
82 餌ねだる親子の鹿や東大寺
83 休耕田花野となつてをりにけり
84 闇深き九十九里浜銀河濃し
85 夜の長し親子の疎通滞り
86 乱れ萩丘の上なる父母の墓
87 秋の海佐渡真向かひに玉拾ひ
88 湧き水の砂吹き上げぬ秋の川
89 宵闇の庭ひとりじめ虫の秋
90 炎天下したたか咲けり百日紅
91 虫の音やリーリリンリン澄み渡る
92 吾亦紅盛り花に足す綾子の忌
93 水鳥の離ればなれの波枕
94 ばつたんこ傾き切る見つめをり
95 空にはさるすべり地には彼岸花
96 夏雷雨河川氾濫民家浮く
97 蝉時雨泣く子に母の声遠く
98 遠花火厨に響き夕支度
99 和菓子屋の古し看板こぼれ萩
100 十字架の空の高さや秋桜
101 山陽道トンネル多し鱗雲
102 草むらに水引の紅兆し初む
103 のびのびと老後の暮らしとろろ汁
104 賑ひの失せし街道秋の風
105 阿吽像真似るふたりや萩の風
106 一族の親指太し衣被
107 ベランダの野菜鉢より虫の声
108 爽やかや大方丈の縁に坐し
109  秋日和一列の黄のランドセル
110  人差指立て秋風を受けにけり
111 列島の空を汚さず鳥渡る
112 ミサイルが飛んでくるかも秋刀魚焼く
113 蜻蛉舞う棚田へ清き水流れ
114 モルダウのゆるき流れや夕月夜
115 鯊日和海抜0の防波堤
116 葉の色を出て柿の実の容なす
117 そよ風に稲の実りの音のあり
118 稲架解いて遠くに見ゆる息吹山
119 秋の蝶いつもと違う道来る
120 アスファルトに切れ目曼珠沙華曼珠沙華
121 鈍色の雲過ぎ去りて秋うらら
122 軒先にひそと生けらる赤ダリア
123 峠道抜けて棚田の案山子かな
124 雨後の庭やはらかき踏む虫時雨
125 萩こぼる忙しき僧の一日かな
126 奉納の刀匠の衣の爽気かな
9月15日までの投句作品です。

※ 記載漏れや句に間違いなどありましたら至急ご連絡ください。