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第266回(2021年7月)投句一覧
 
番号 俳  句
1 仰ぎ見る妙高山や青田風
2 数多なる手作りジャムや夏半ば
3 杭を打つ重機の音や梅雨湿り
4 ひとけなきホームの端の夾竹桃
5 はつたいや擦り傷に効く母の唾
6 長椅子に並ぶ喪帰りかき氷
7 薔薇の花活ける窓際予約席
8 歓喜して夕立波打つ樟並木
9 日傘舞ふ谷は寂しき風ばかり
10 出水行くすっぽん咥へし草の蒼
11 手作りの青じそ届き麺啜る
12 夏めくやそこもここもと地図広げ
13 傾げつつ日傘行き交ふ渡月橋
14 竹落葉京に数多の歌枕
15 庭の無きマンション暮らし氷菓食む
16 冷豆腐祖父の箸箱銀細工
17 親を追ひ小鴨の続く水輪かな
18 夕焼をよぎつて行きし鴉かなt
19 凌霄のほたほた恙無き夕べ
20 凡夫たるけふの仕上げの冷奴
21 天辺の光差し込む蝉の穴
22 イーゼルやゴッホのやうな麦の秋
23 身丈より伸びて河原の草いきれ
24 やはらかき光を弾き未央柳
25 をりふしに和む鈴の音夏祓
26 街中に鳥の声きく夏館
27 月涼し東京駅のドーム屋根
28 星涼し神話描けるジャワ更紗
29 ポマードの匂ひかすかに籐寝椅子
30 グーパーとじゃんけんのごと胡瓜揉
31 霊園の静かなる空にほととぎす
32 早朝の蛇口の水は心太
33 風運ぶ雨のにほひや立葵
34 線香の煙たゆたふ梅雨じめり
35 労ひの言葉に添へし冷し酒
36 梅雨晴間砂場に光る赤シャベル
37 日焼けしてにつと歯を見す球児かな
38 オンザロックの氷ことりと夜の秋
39 太宰の忌神保町へ古書買ひに
40 祭足袋少しきつめの男振り
41 ミルク飲む嬰の額や汗光る
42 臥する身に音のみ届く揚花火
43 雲の峰火口湖目指す長き列
44 喜雨を待つ老若男女顔の皺
45 ざんぶりと山湯に夏至の山男
46 手弁当の媼微醺の七変化
47 露涼し苔むすままの筒井筒
48 青葉闇吸ひ込まれゆく乳母車
49 しぶき上げ浅瀬を駆くる日焼の子
50 ちひろの絵麦わら帽に蟹が乗り
51 灯涼し切子硝子のイヤリング
52 古戦場跡の土塁や夏薊
53 手花火や次女ほんのりと紅を差し
54 梅雨深し破瑠戸打つ音ミシン音
55 石垣に瑠璃の残像青蜥蜴
56 青芝の玻璃戸に映る雨上がり
57 夏蝶の葉裏に縋る驟雨かな
58 風青む早苗植えゆく手元より
59 片陰を辿りて迷ふビルの街
60 汗の衣を引き剥がしたる身軽さよ
61 走馬灯母縁で待つ吾が帰り
62 復活の快挙プールに拍手わく
63 噴水の風に崩るる放物線
64 炎天の冷めぬ夕暮ドプラー音
65 耀へる木立の声とも夏鶯
66 読み切れぬカラマーゾフの夏終はる
67 秋近し伸びに伸びたりスカイツリー
68 軽トラに蕾の百合の積まれ行く
69 天道虫はじき追ひたることもして
70 暑き日の声まで暑き気象アナ
71 遠ざかる祭ばやしや初浴衣
72 でで虫をつぶてに遊ぶ子を叱る
73 酒よりもさざえ壺焼き熱きうち
74 荒梅雨の報道画面箸止まる
75 梅雨空に音のみ残し飛行機去る
76 道の辺や百円野菜雲の峰
77 空と雲映えて二次元田植あと
78 炎天をのしてローラー転圧機
79 灯台へ草掻き分けて夏帽子
80 青き目の木彫りの龍や夏の雲
81 白南風や旧街道の虫籠窓
82 ふと吾に向ひし螢肩に附く
83 うからやから似たる羅漢や梅雨の蝶
84 袈裟懸けの衣擦れかすか大暑かな
85 貴婦人の振舞い思ふ黒揚羽
86 父の日の無為無策にてごろ寝かな
87 桑の実や甘く酸っぱき少年期
88 夏マスク少し恥らひ目を合はす
89 高原の風の吹き出す冷蔵庫
90 蓮の葉の雨水池の面を知らず
91 立葵塀の高さを越へにけり
92 風やさしねぶの木蔭のたち話
93 朝顔のけさはそらいろ雨あがる
94 夏の朝百一歳の母逝きし
95 飛びついてゴロを抑える日焼けの子
96 黴の書は父健在の日のことを
97 砂浜といふは裸足を誘ふもの
98 薄ごろも細き絎針撓りけり
99 竹床几つめ切る夫の丸き背ナ
100 尺蠖に二本の支点行き戻る
101 アメンボの六脚が欲しロボティクス
102 君が背の「Fight!」眩しき夏の山
103 余り苗残る命の片隅に
104 行きつけの本屋更地に夏つばめ
105 ヨットレースや亜麻色の髪結ぶ
106 はじめての献血兄のサングラス
107 空蝉のコンクリに付く都会派よ
108 血の気引く夾竹桃の白さかな
109 梅雨出水響く大波つくりけり
110 急旋回屋根に消えゆく燕かな
111 後戻り出来ぬ人生かたつむり
112 浴衣着てピアノ奏でる旅の宿
113 潮満ちて岸に浜木綿傾けり
114 呼び戻す旅の思ひ出大夕焼
115 梅雨明くる忠敬の道たづねけり
116 梅雨明けや旧街道の石畳
117 水平線のぼる朝日や敗戦日
118 ゆふだちの海たたきつつ来たりけり
119 雨上がり湖面に映る青葉濃し
120 雨間の庭に忙しき揚羽蝶
121 第二ボタン外すシャツの背冷房車
122 スニーカーの痛む小指やソーダ水
7月15日までの投句作品です。

※ 記載漏れや句に間違いなどありましたら至急ご連絡ください。