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第224回(2018年2月)投句一覧
 
番号 俳  句
1 釣り眺む里山の池日脚伸ぶ
2 新調の眼鏡に蒼き雪の朝
3 草萌や妣のかたみの杖と行く
4 下萌や赤子の一っ歩見守りぬ
5 草青む洗車の水の光立つ
6 風光るラッピングバスはピンク色
7 初雪や歩幅等しき吾子と犬
8 鍵穴に入らぬ鍵や凍る夜
9 耐えられぬストーブ負かすよ今年の寒気
10 こんにちわ寒気飛ばすよ孫きたる
11 春風といつしよに歩く通学路
12 畳紙を広ぐ座敷や梅日和
13 ぬくそうな服着た犬が歩きけり
14 配達の足跡深し今朝の雪
15 寒禽の遥かに鳴きて湖昏るる
16 幼子の所構わぬ年の豆
17 食われたる寒月や梅干しひとつ
18 ブラッドムーン食われつ火照る冬の月
19 竹山の十三の砂山雪起し 
20 豆を撒くたびに生き生き考の声 
21 冬帝へ別れの噴煙桜島
22 鬼やらひ鬼は内てふ歌舞伎町(鬼王神社の追儺式)
23 嘘ついてふっと軽くなる春愁
24 神宮の日あたるところ地虫出づ
25 韓国へ旅発つ埠頭春北風
26 ビニールで囲む屋台やおでん酒
27 牛の子の親を恋ふ声寒月光
28 春日傘影を水面に太鼓橋
29 妬み嫉み僻みプッとしやぼん玉
30 反論の吐息閉じこめ月凍つる
31 梅が香の風の中押すベビーカー
32 女子大に青邨の句碑梅日和
33 紅梅に羨む色のなほ濃くす
34 下萌や聞こゆ跫音母校跡
35 水照りの矢切の渡し葦枯るる
36 荒行の寺に春待つ水の音
37 早暁の蜆船待つ漁師妻
38 板塀は猫の通ひ路春浅し
39 春待つや緩り取りあう綾の色
40 黙座する妻を包して彼岸の陽
41 笹鳴や少し小振りの母の鍬
42 春寒く婆の渚に藻を拾ふ
43 午後3時背に春日受く山路かな
44 クロスワード埋まらぬままに春炬燵
45 顔寄せてのぞく茶柱春きざす
46 街路樹の樹液流るる春日かな
47 寒戻り鴨の夫婦の石と成り
48 湯の里に淡雪舞ふや夢千代記
49 たたむやうに降る雪の降る雪の降る
50 小人たち飛び交ひさうな花八手
51 頬張るはサクマドロップ春の土手
52 噴火して火の国残る余寒かな
53 かはたれの郷の川原に小鴨五羽
54 老いの身に冬将軍のつきまとふ
55 三井寺の響む時鐘や冴返る
56 散髪のあとの襟足春寒し
57 春の水受けし音羽の長柄杓
58 底知れぬ海へ放たる春の川
59 暇とひま繋ぎ合はせてセータ編む
60 抗ふるもの無き砂丘北風の舞ふ
61 嬰あやす百面相や春の縁
62 峡の灯を消して積りぬ雪の嵩
63 この先はウラジオストック冬かもめ
64 春泥の道に耳標の落ちてゐし
65 猫のごと好きな時間の日向ぼこ
66 待春や癒ゆる足裏むず痒き
67 白梅の白匂ひ立つ宵の口
68 薄氷やわづかに川の動きをり
69 元庵に坐す頬に風春遠し
70 冴返る浜より続く神の道
71 しゃぼん玉をさなの夢を飛ばしけり
72 冬鳥や庭の赤き実食べつくし
73 料峭の山門を出る老夫婦
74 麗日や塔を切り取るカメラマン
75 白梅や形見の時計磨く夜
76 一番星砂場に残る春ショール
77 るりるりと踏む玉砂利や寒明くる
78 マスチフの太き首輪や春寒し
79 着膨れの妻と肩寄せ皆既蝕
80 冬ぬくし目を見て話す老主治医
81 土手草の冴え冴えひかる霜の朝
82 冬ざれや動きを閉じし過疎の村
83 凍みわたる空の青さよ春遠し
84 雪の中五輪歓声こたつ部屋
85 凍返る初体験の救急車
86 音もなく輪を描く大鳥春の浜
87 春の水城跡に建つ母校かな 
88 白梅を鉄鉢で享く大師像
89 うららかや出窓に犬のぬひぐるみ
90 梅東風やぼろを被りてゴリラ坐し
91 年の豆かりかり食ぶる母息災
92 紫の外皮ほころぶ蕗の薹
93 雪催書店はしごの街暮るる
94 カーテンと干し竿買ひて巣立ちの子
95 家猫の戸惑ふ声や春の雪
96 麦踏や忍びの者の行くごとく
97 室の花小さき雫に蜜の艶
98 風邪癒へて果汁の旨さ腹に浸む
99 教会の粗末な机春近し
100 亀鳴くやはだらに剥ぐる和算絵馬
101 立春のギコギコと開く農機小屋
102 薄氷の皹に走れる朝日かな
103 ピンポンの軽き玉音春隣
104 春雪の七段帽子庭の柘植
105 万の灯の綾なす水面冬運河
106 空あをし鈴の音こぼすごと木華
107 春一番絵馬一斉に嘶けり
108 海明や広ごる沖へ漁師船
109 厄落し母校耐震工事中
110 春塵や近鉄猛牛のユニフォーム
111 梅が香や少しずらして無双窓
112 陸奥に土の匂ひや春隣
113 来し電話の合格報せ春の月
114 春色やよちよち歩む嬰の笑み
115 山頂は国境とや深雪晴れ
116 せせらぎに流るる日差し蕗の薹
117 晩鐘に背伸びの農夫鳥帰る
118 繰り返し計る血圧春炬燵
119 正装の正座鶯餅のまへ
120 公魚の前後のこして元他人
121 陽だまりや細身の影の雪だるま
122 バス待つやベンチに一人梅香り
123 愛の日の赤い銀紙剥がしけり
124 雛売場売約済と予約済
125 鍵盤の指のつまづき春浅し
126 風の透く古巣こずゑに残りをり
127 五ヶ月の背ばひの嬰や春を待つ
128 本堂に活くる仏花の梅匂ふ
129 照りかへる和布神事の大篝火
130 白杖に猫のぶつかる春の夜
131 黒豆の艶良く炊くる雨水かな
132 路地裏の猫の遊び場春近し
133 波が波追ふ玄海の朧月
134 徒に行く病院までの春の風
135 新しい靴と帽子と春の雪
136 春の雪むぎせんべいはほの甘く
137 受験子の鉛筆尖らせて丸む
138 風を背にバス待つ朝や冴返る
139 月明り蒼き凍瀧より青し
140 山里に響く除雪車夜明け前
2月15日までの投句作品です。

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