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第226回(2018年4月)投句一覧
 
番号 俳  句
1 濡れそぼる二つの傘に猫柳
2 ひれ黒き龍天に昇る昼の夢
3 筍の重たき今日の背負ひ籠
4 杉の花散らせて風の戯れり
5 木曽馬の孕むや牧の風光る
6 梅桜桃の花まで咲き競ふ
7 春の口紅マニキュアのごとつややかに
8 自動ドア開けば入りくる花の塵
9 従軍の子規の鞄や春しぐれ
10 陽炎をまとひし黄金(きん)の避雷針
11 啓蟄の園庭ならぶ泥だんご
12 躙り口出でて花の香徒の音
13 穴を出て蛇のびて行く山路かな
14 汐干狩ぬれたるままの忘れ物
15 坂おほき京の七口やまざくら
16 大町を抜けて小町や花の径
17 弥生尽子の指なぞる字画数
18 節分草読めぬ地名の案内図
19 薄月の卵のごとき蕗の薹
20 木の芽時すずめの首はよく回る
21 花桃やあるなしの風枝揺らす
22 蚕豆の同じ莢なる笑顔かな
23 子の数の風船上げて閉校す
24 こでまりの静かな揺れを活けにけり
25 竹の秋かはらぬ里の鳥の声
26 漕ぐほどに身を乗り出して半仙戯
27 見納めと皆で笑いし花の下
28 花並木上を見たまますれ違う
29 入相の鐘突く僧や月朧
30 失言の取り消しつかぬところてん
31 保証人欄に判押す啄木忌
32 風光る金管五重奏の乙女
33 寄り添うをそっと堀くる春筍
34 とく癒えよ車椅子ひく花見かな
35 霾るや戦地映像重ね見る
36 観覧車黄砂の空に止まりをり
37 春暁の漁場へと急ぐ夫婦舟
38 地球儀の海に止まれり春の蠅
39 七度の仮設を郷の桜かな
40 木苺や父母へ小昼の登り坂
41 源流の山遥かなり春の河
42 木々芽吹く校塔高き日章旗
43 醍醐寺の太閤誑す櫻かな
44 相撲道人道逸るる落花かな
45 春風や触るると開く自動ドア
46 弁天のくちびるの紅春満月
47 のどけしや流木を切るチェーンソー  
48 遺されし歪な湯呑さくら冷え 
49 沼尻に命蠢く蝌蚪の紐
50 風渡り芽柳の糸解きほぐす
51 ひこばえや風に吹かれて遊びゐる
52 つばくらめ川面すれすれ又空へ
53 あたたかし波郷遺品の丸眼鏡
54 春の風開け放たれし大方丈
55 葉桜や木洩れ日頬に脈うちて
56 新茶汲み母となる娘と児のはなし  娘(こ)
57 飴色の竿の撓りや春の鮒
58 城周る女子ランナーや朝霞
59 曲線の影の動きや春ともし
60 春愁の吾の映りこむ眼かな
61 桜餅銜へ駈けだす童かな
62 華鬘草ハートの揺るるネックレス
63 葱坊主園児散歩の白帽子
64 飲み友のほしき堤や花万だ
65 ビバルディ流るる牛舎春の虹
66 年表の初めの余白亀鳴けり
67 春愁の空をひろげて鳶の笛
68 幹穿つ嘴のリズムや寒もどり
69 両の手に買い物袋青葉風
70 筍の地表を破り角伸ばす
71 蔵町を人力車行く春が行く
72 時の鐘見上ぐる人に春の風
73 初ひばり鍬の手止めて深呼吸
74 皺の手で牡丹餅作るお中日
75 御園座のこけら落しや風光る
76 江ノ電の揺れにまかせる目借時
77 花冷えの苑に禽鳥しき鳴きぬ
78 爛漫の御苑に春を惜しみけり
79 岬への道は一すじ金盞花
80 孫の摘む苺の今朝は二つ三つ
81 大木をゆたゆたゆらし百千鳥
82 春光をちらし女生徒ペダル漕ぐ
83 O. 風光る部員募集の文芸部
84 O. 桃色のちびた鉛筆鳥の恋
85 庭石の隙をくねらせ春の草
86 すずめ来て花を丸ごと落としをり
87 号外とあるスーパーの苺買ふ
88 タクシーもバスも通らぬ昼蛙
89 春休み駐輪場にヘルメット
90 青空や水面に揺るる花の影
91 寄する波返えす刹那やさくら貝
92 園児描くゆがむ笑顔のゴム風船
93 黒板の文語文法目借時
94 背ナの子の握りしめたるゴム風船
95 瓦斯灯の蒼き鉄柱八重桜
96 夏隣スワンボートの屋根ひらく
97 花屑を分けて浮上の鯉に餌
98 木蓮の花びら踏んで行く径
99 さざ波の子守歌聞く桜貝
100 腕広げ一輪車の子蝶の昼
101 見下ろせば蔵王堂まで花の竜
102 春光や豆苗百本Sの字に
103 満開の桜花かこめる過疎の村
104 枝ごとに揃えつ木の芽生い始る
105 葉桜や生徒を浚ふ始業ベル
106 少年に還る漢の半仙戯
107 清水の舞台を覗く春の月
108 春の宵そぞろに歩く京の街
109 読経の風ゆきわたる村のどか
110 石垣に響く水音老柳
111  春風や猫は眼を閉じてをり
112  麦青む背丈の伸びて五年生
113 溝浚え水を待つかな苗代田
114 片目閉じ日にかざしてや桜貝
115 金婚の青春切符山笑ふ
116 初蝶にしばし手の止む庭掃除
117 野遊びの手作りプリン初デート
118 夜半の春灯火漏るる夫の部屋
119 菜の花や島より島を眺めをる
120 山水に口湿らせば花菫
121 虎杖をぽくぽく折つて集金す
122 流す湯の湯気こそにほふ蓬かな
123 春蘭や松の根方に根付きたり
124 新学期兄が手を引く下校道
125 会話には遠慮の無くて蓬餅
126 見なかった事にしやうかサイネリア
127 雨水の走る山路や花筏
128 富士山に尻向けてゐる潮干狩
129 篝火の照らす小路の花見かな
130 春霖や胃カメラ待てる胃の辺り
131 停車する駅の朧へ人降ろす
132 春泥の子山羊の蹄乾きゐる
133 春の日や弾ける笑顔とランドセル
134 月明り浮かぶ枝垂れの花かんざし
135 破れ目のひとつふたつや春障子
136 落ち椿拾うことなき掃除ロボ
4月15日までの投句作品です。

※ 記載漏れや句に間違いなどありましたら至急ご連絡ください。