top page
top page HP俳句会 投句フォーム 投句一覧 選句結果
投句一覧
     
第247回(2020年1月)投句一覧
 
番号 俳  句
1 白物(しろもの)の薩摩焼(さつま)引き立つ実千両
2 師に供ふ花こそよかれ冬薔薇
3 あめつちを二つに分けて初茜
4 元日や白紙のままの予定表
5 親子かも又来ておりぬ寒雀
6 さりげなく秒針過る去年今年
7 早すぎるとわの別れや冬薔薇
8 火葬場に並ぶ遺影や寒の雨
9 霜柱踏む音嬉し小学生
10 湯豆腐や補い合って老い暮らし
11 リスの声ひねもす聴きて冬日向
12 この頃はとんと聞かずや羽子の音
13 寒卵即かず離れず夫をりぬ
14 賀状追記今年限りと小さき文字
15 じゃんけんはまけてばかりのズワイガニ
16 人類にはとどかない鮟鱇の叫び
17 海老天の衣広ごる大晦日
18 マフラーやポプラ並木の相似形
19 青空と色をひとつに冬すみれ
20 啄める鳥影しるき白障子
21 臘梅のはかなき色に触れてみる
22 蹼を宙に泳がせ鴨もぐる
23 福袋求むる列や売初め
24 冬草に潜むる命うすみどり
25 屈託の皺顔ゆるぶ柚子湯かな
26 通院のチェック日せまる初暦
27 比良山の動かぬ雲や冬夕暮
28 冬山の黙座続ける過疎の村
29 点滴に身を繋がれて外は雪
30 着膨れて駅伝走者に振る小旗
31 人見知り涙を拭きて年賀かな 
32 小股にてつんつん歩む初鴉
33 1 カステラの粗目匂ふや寒卵
34 2 冬茜湖燃え立たせ薄れ行き
35 初能の「翁」観る爺スマホデビュー
36 一・一七(イーヒトナ)らば一九九五(イクキュウゴ)阪神忌
37 羚羊の眼は遥かなるを見す
38 パラマウントベッドの義父と御慶かな
39 大口開けおから食ふ河馬四方の春
40 屠蘇風呂や八十路へ誘ふ除夜の鐘
41 初比叡三日待たせて拝みけり
42 箸袋に一句したため年忘
43 重ね着る心模様を伏すやうに
44 胼の手を引いて渡船やルビー婚
45 買初は切符三枚熱田まで
46 読初はJALの座席に週刊誌
47 荒星や尾崎豊を口ずさむ
48 歩けよと歩けよと吾に春隣
49 夢託す麒麟はいずこ寒の月
50 包丁の研ぎ上がり待つ大白菜
51 京美人見事に揃ふ初暦
52 春立つや東寺に数多曼陀羅図
53 咳込めし婆の背さする幼かな
54 唐突に身の芯を打つ冬の雷
55 水洟の空をもがける逆上がり
56 貰い来し九官鳥の手毬唄
57 湯屋ぬけてくる桶の音の淑気かな
58 原色の列冬晴の稜線を
59 螺旋階の隙なる冬の海まはる
60 消ゴムの滓や稿継ぐ卓の冬
61 参道へはなつ淑気や薦被り
62 右手弾く狙ひ定むる恋かるた 右手:めて
63 二百年の古木をくぐり初詣
64 見ゆる野の果てなく遠き雪月夜
65 松過ぎに独り楽しむサスペンス
66 近道の冬草踏みし戻りくる
67 武蔵野に住み五十年大旦
68 今朝の庭に南天万両藪柑子
69 初夢や池の瑞兆鯉の群
70 寒空や溌剌テニス傘寿どち
71 竹林を鳥影はしる初茜
72 お雑煮の木目の椀も母の味
73 人日のロボットでする掃除かな
74 初乗や山手線をひと回り
75 足元へくくくくと鳩初天神
76 耳袋すぐ乗れちゃった一輪車
77 片恋は承知マフラー編んでをり
78 小晦日の厨に第九ラジオより
79 霜溶けて野地蔵涙顔となり
80 探梅やベビーカー押す若き母
81 室咲きや大きな窓の談話室
82 枕辺を淡く香りて室の花
83 古賀状焔に映えつ灰となり
84 食堂の品書すがし小正月
85 鴨池や水面を崩す風の音
86 神域の風の中より雪ぼたる
87 花びら餅からだで笑ふ少女達
88 隣家より子犬の家出冬芽萌ゆ
89 妻も子も孫もゐて足るお正月
90 藁包の光と影よ冬牡丹
91 スキー場開き又延ぶ温暖化
92 悴んで文字整はぬ日記かな
93 縁側でミシン踏みけり日脚伸ぶ
94 ドアノブに静電気生る寒の入
95 初読や児にせがまれてぐりとぐら
96 いじめつ子の訃報を受けし冬銀河
97 冬夕焼口笛うまき転校生
98 消えものを贈り合ふボクシングデー
99 缶コーヒー挟む手のひら煤払
100 鳶は輪をもて新年を祝ひけり
101 冬ごもり庭にときをり鳥の影
102 一病を供に寿ぐなづな粥
103 玉砂利に雀来てゐる初景色
104 肢せせる音の宴やせいこ蟹
105 手土産の新海苔二帖バスを待つ
106 足萎えし母の歩みや冬桜
107 松過の箸は二膳や柔き飯
108 百歳の母のほほえみ年新た
109 路地奥に弾む子の声日脚伸ぶ
110 新玉の大地啄ばむ鳩の群れ
111 生き過ぎて寄る辺乏しき寒さかな
112 折り鶴を碧き目の子と冬うらら
113 冬ざれの水路に澱む鉄気水
114 初雪や園児ほとんど口あける
115 あの猫かここの深雪の俵跡
116 乙女らのすばやくはねる歌かるた
117 波もなく海広々と今朝の春
118 一人居の機嫌はよろし室の花
119 蝋梅へ道路付け替え工事音
120 白き息路上ライブに立ちつくす
121 初鳩や手水の順のなかなかに
122 御手洗の龍吐く水や淑気満つ
123 橋渡り砂利踏みしめて旅初め
124 白息を熱気に牛の産まれたる
125 大独楽のきりりきりりと巻かれたる
126 初空やかかる雲なき御嶽山
127 里帰り父母の笑顔がお年玉
1月15日までの投句作品です。

※ 記載漏れや句に間違いなどありましたら至急ご連絡ください。