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第317回(2026年5月)投句一覧
 
番号 俳  句
1 たまゆらの風誘うや花吹雪
2 春の闇空一面の妖しさよ
3 弁当のおかず交換若葉雨
4 木造の白き灯台花苺
5 夏の峰絵筆に混じるビリジアン
6 青嵐河畔の句碑に掠れ文字
7 旧友の家建て替わる鯉のぼり
8 岩窪に蝌蚪より小さき魚光る
9 人と句を愛す憲法記念の日
10 春雨や卒寿八十路の長電話
11 こどもの日絵本作家となる私
12 新緑や伐採跡に丸き椅子
13 暮れ方の風音乾く麦の秋
14 晴ればれと鳶の弧ひとつ風光る
15 牡丹や崩るるさまも華のあり
16 オムライス上手に出来て長閑なり 
17 海棠や高麗青磁の窯の庭
18 春深む甘きにほひのパン工場
19 統合の決まりし学舎鯉のぼり
20 執着を手放す闇へ白牡丹
21 彼岸から呼び戻されし埴輪兵
22 昭和の日玉子サンドに塩振りて
23 蓬萌ゆ模型飛行機風に乗り
24 リビングにひびく朗読みどりの夜
25 風炉点前宗匠自慢楽茶碗
26 赤鉢巻とシユプレヒコール五月祭
27 たたう紙に母の筆跡更衣
28 一望の若葉一樹の若葉かな
29 粒ほどのいのちが動く蝸牛
30 朝霧の零るる楓若葉かな
31 子の名前大きく掲げ鯉幟
32 山門に見上ぐる草鞋遠鶯
33 はつなつのゆるりと回る観覧車
34 花は葉に人出の絶えぬ城下町
35 どくだみをむしれば強き怒りの香
36 点滴の縷々と卯の花腐しかな
37  蝶追うや満開の桜見上ぐる子
38  五月来ぬ髪を束ねる通学路
39 薫風や新入幕の触れ太鼓
40 本堂もしばし開帳ひばり鳴く
41 番長となる面構へ葱坊主
42 流れ読む船頭の竿青嵐
43 田を植えるその一処学校田
44 朝曇鴉のつつくごみ袋
45 砂遊びに飽くを待つ母花は葉に
46 若き日をテレビに見付つく五月祭
47 ペチペチと歩く人鳥こどもの日
48 新弟子の下手な出囃子浅き夏
5月10日までの投句作品です。

※ 記載漏れや句に間違いなどありましたら至急ご連絡ください。