top page
top page HP俳句会 投句フォーム 投句一覧 選句結果
投句一覧
     
第293回(2024年2月)投句一覧
 
番号 俳  句
1 懸崖に鳶が波濤と戯れぬ
2 日永なる獣の声の遠くから
3 ネット中暫し微睡む四温かな
4 抱く児の素足やわらか春萌す
5 スキップでいつも通る子山笑ふ
6 メモの数増ゆ如月のカレンダー
7 予後の身の春一番によろめけり
8 まんさく咲く見晴台にパンの屑
9 春寒の天日にぬくと大いちょう
10 あの空は隣の国や鳥帰る
11 家家の屋根白き朝寒椿
12 竹林に光一条春立つ日
13 飴舐めて無口な人と梅見かな
14 春立つや鼬の筆の跳ね強く
15 やはらかに丸餅まろくふくれけり
16 カーテンを透けくる光り朝寝覚め
17 このままに国危うきや大雪崩
18 吊橋は谷の揺り籠冬日和
19 冬鴎波は埠頭に絶へ間なく
20 風花や故郷の友の遺品来る
21 いつの間に梅見となりし散歩かな
22 春立ちぬ木槌の音の高らかに
23 二ン月や「早春賦」弾く駅ピアノ
24 妻炙る海苔の香仄と朝厨
25 青びかる薄氷の面ほまち田に
26 ほまち田に薄紙ほどの薄氷
27 朝刊のポストはみ出す初日かな
28 大根の次に竹輪のおでん鍋
29 カフェラテの似顔そつくり春隣
30 歩き出す時期はそれぞれ春よ来い
31 太陽のかけら鏤め蜜柑山
32 黒塗りの門閉ざしあり春の塵
33 水際の鳥の足跡春寒し
34 公園のキリンの遊具春待てり
35 旅帰り水注す吐息室の花
36 雛の家上がり框や黒光り
37 眼に凍つるなゐといくさの連写かな
38 ブロッコリーこの木なんの木亜星の木
39 あなた食べる?皮つき林檎口元へ
40 春うらら朝ドラの唄口元に
41 如月の怒涛巌に綺羅まとふ
42 鈴鹿嶺の蒼き冠雪誓子の忌
43 春来る盆栽松の目覚めかな
44 天平の匂ひを今に梅の花
45 雪激し能登の天気を思ひけり
46 丹頂の番啼き合ふ息白し
47 保護犬の目玉黒ぐろ春の風
48 ヒマラヤの塩の桃色春浅し
49 リンクなき指の現れたる春手套
50 立春の音なきままの夜の雨
51 木の根明く内緒話を聴くやうに
52 雪解けて後ろ歩きに見る未来
53 残雪や能登の仮設にまだらなる
55 余寒なり雨冷やしゆく畑の土
56 恋猫の木戸にちんまり朝帰り
57 延々とメタセコイアの冬並木
58 倒壊の黒き瓦に雪椿
59 カントリーダンスジーパンきめて春兆す
60 岬より望む端島や水仙花
61 海峡を五分の渡船春の色
62 水仙や媚びるとこなし清々し
63 ときめきも何事もなしバレンタインデー
64 真青なる空を賜り寒ひと日
65 見えぬ風地吹雪と化す広野かな
66 対岸と手話の語らひ春の川
67 辰の字の大凧宙を席巻す
68 うすらひに透けて見えたり鯉の緋
69 幾筋も雪花のチェーン蜘蛛の囲に
70 うつ田姫わずかにゆるむ樹々の先
71 葉隠れの空を虚ろに落椿
72 幾千の星の瞬き春隣
73 春夕鞄にしまうチョコレート
2月15日までの投句作品です。

※ 記載漏れや句に間違いなどありましたら至急ご連絡ください。