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第271回(2022年1月)投句一覧
 
番号 俳  句
1 辛口の批評気にせず初投句
2 お年玉袋に興味幼き子
3 一葉も使いし井戸や寒の水
4 咲きそむる寒紅梅や鳥の声
5 初日記欲はもたずにあるがまま
6 久に会い親の老い知る嫁が君
7 置炬燵孫と将棋に三連敗
8 初風呂や父の十八番の浪花節
9 倒木の洞に雛咲く涅槃西風
10 摘み草や傷に溢るる水きらり
11 パン屑咥え逃げて波打つ鴨の脚 
12 発祥地の石碑朽ちたる飾米
13 小春日や鬼教頭の笑ひ声
14 水仙の香りや恋の道標
15 室咲や湯気を真中に椀二つ
16 神木の紙垂のゆらぎや淑気満つ
17 肩越しに御慶を受けし宮の磴
18 騒めきを一瞬制す初日の出
19 これ以上捨つる物なき冬木立
20 眠りへと誘う甘き風邪薬
21 初芝居人形焼を家苞に
22 梶棒を下ろす俥屋鳥総松
23 年の夜や夕星まざと箱根山
24 夕映えの山は墨色日脚伸ぶ
25 冬将軍来たれわが家に秘伝の湯
26 行く年や出番なかりし旅鞄
27 帰郷せぬ子の部屋にゐて初読みす
28 狂乱の篁夜目に北風の月
29 橋桁に枯葉一片こびりつき
30 今日という日を大切に去年今年
31 山茶花の咲くも廃屋となりし庭
32 獅子舞に咬まれ笑ふ子泣き出す子
33 皹や働き者の太い指
34 帽子上げ父訪ひ来るや初夢に
35 四日はや模試に望む子送り出す
36 キーボード鉛筆に替へ新日記
37 三日はや扉の軽い冷蔵庫
38 衰えぬ叱咤の恩師賀状来る
39 大正の作家気取りや懐手
40 昇龍のごと左義長の焔かな
41 初夢や夫はセスナに乗込みぬ
42 真新し縄の雪吊り霊園に
43 諍いのひと言多き冬満月
44 掘炬燵小さき頭の二つかな
45 鉛筆の芯尖らせて初句会
46 本堂に塵一つ無き淑気かな
47 うからの死初めて知る子冬銀河
48 嘴うずめ波止を塒の鴨の陣
49 炉の名残りうつばり黒く餅の花
50 松とれて暫し懈怠の日々のあり
51 着ぶくれて忘れ上手な爺となり
52 風向きの変りて逃げるどんど焼き
53 冱つる夜の首までつかる湯船かな
54 肩の荷を減らし喜の字の旅はじめ
55 歯抜け子の口をいーして初鏡
56 風花す関東武者の群像碑
57 愛語る白寿の尼や福寿草
58 初雪をふんはりとおく庭の松
59 しなやかにここぞと勝負スケーター
60 卒寿なほ幼女のやうな初ゑくぼ
61 鳩時計初鳴きをして去年今年
62 老猫は何はさておき日向ぼこ
63 袋絵は「鬼滅の刃」お年玉
64 初電話替はる替はるに孫の声
65 ちやんづけで贈る年玉祖母八十
66 先ず歳に目の行く訃報松の内  
67 人はみな仏顔して初詣
68 老松の枝いたわりて雪吊す
69 障子に日差せば部屋中光満つ
70 閉め切りし筈に幽かな隙間風
71 風花や無声映画のラストシーン
72 試験場出たる子らへ風花す
73 天金の白秋歌集暖炉燃ゆ
74 読初や子を膝に乗せぐりとぐら
75 蕗味噌や仄かな苦味瓶に詰め
76 ロゼワイングラスの並ぶ女正月
77 冬温し窓の灯りのみかん色
78 除夜の鐘父の遺愛のラジオから
79 寒月や水母のやうな観覧車
80 航路なき小島の墓地に水仙花
81 冬の涛日出の石門穿ちをり
82 茣蓙に咲く干大根のちぢれ花
83 晴れ晴れと夫と石段初詣
84 一輪の寒紅梅に心沸く
85 七日粥三万フィートの機内食
86 正月の凧にひかれて車椅子
87 根菜を刻んだスープ小鳥来る
88 鍋あけて湯気八方にちらばりぬ
89 しぐれ虹妻呼ぶ声のけたたまし
90 風立ちて垣の初雪一掃す
91 たかくたかく姉妹あげたる奴凧
92 初売や子等と選びし冷蔵庫
93 山里に響く鐘声寒に入る
94 日溜まりに元日草の薄明り
95 姫貝の炙り一串茶碗酒
96 青饅や酢の一滴は妣ゆづり
97 松が枝に雅楽のながれ初社
98 悪声の変へやうもなく初鴉
99 一瞬の光弾きて潜る鳰
100 新築の足場に触るる冬木の芽
101 成人の日の晴れ晴れと遠伊吹
102 店頭のテレビ等占むる初富士や
103 風花やテールライトに従きて去り
104 朝焼に鴨の発ちたる羽音かな
105 雪煙吹き上げらるゝ息吹嶺
106 蒲団干す海へと続く赤き屋根
107 箱根路を雪のちらつく足湯かな
108 暗暗に命きらりと冬木の芽
109 韋駄天のごと去年去りて大旦
110 百千の絵馬の願ひに初日差す
111 湯たんぽの柔き温みに母偲ぶ
112 はるかにも低き遠吠え寒の夜
113 万葉の歌碑たつ丘や淑気満つ
114 冬の月無窮の闇に冴え渡る
115 正月や供花一つなき兵の墓
116 図書館の玻璃戸一閃冬の雷
117 皓皓と寒月映える御嶽山
118 雪女戯れ過ぎる白き闇
119 人日の助詞だけ変へるスローガン
120 先づ海老と肉の減りたる御節かな
1月15日までの投句作品です。

※ 記載漏れや句に間違いなどありましたら至急ご連絡ください。