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第303回(2025年3月)投句一覧
 
番号 俳  句
1 天空に余る雪です地も余る
2 深淵の救助隊群影長し
3 落ち着かぬ座り心地や紙雛
4 引鶴や静寂となる観光池
5 親友もけふはライバル大試験
6 遅刻の子背中は春の泥まみれ
7 風を切りひかりを切るや初燕
8 夕暮れや風に乱るる雁のこゑ
9 風に舞ひ風と遊べり春の雪
10 春の別れ船のあと追ふ白き波
11 白梅の噴き出づるかな空の青
12 山門の雪解雫に清めらる
13 モネ画集に指栞して春満月
14 雛の夜や祖母ねんごろに琴磨く
15 炬燵取るや名残ここにももぐさ屑
16 久々の雪の富嶽に命伸ぶ
17 春の月つり舟ゆらり弧を描く
18 朧月藪に傾げた祠かな
19 武蔵野の崖の湧き水馬酔木咲く
20 パンジーを指して正午の花時計
21 南縁の日差しの温し母の部屋
22 日向ぼこ猫はピンクの舌出して
23 補助輪のとれし日曜山笑ふ
24 草青む駆くる子跳ねる子寝転ぶ子
25 雨ふふみ色鮮らけき梅の蕊
26 奥宮へ行くや新緑をんな坂
27 白梅の薄暮の枝に浮かびをり
28 熱き茶を両掌で包む余寒かな
29 振り向けど己が影のみ春寒し
30 湿り持つ石の玄室春の闇
31 春眠の夢に夫居てわれ若し
32 春浅き含みて白湯の甘かりき
33 蕗味噌や医者の忠言ほろ苦し
34 一碗の飯きらきらと春立ちぬ
35 花辛夷足湯に揃ふ膝頭
36 銃口に仕留めし記憶遠雪崩
37 お披露目の雛それぞれの矜持かな
38 春闘や日比谷に集ふ組合旗
39 白妙の雲従へて椿山
40 甲斐駒に名残の雪や龍太の忌
41 雛飾もう無き生家雛の日
42 ビルの雨夜雨となりぬ誓子の忌
43 一輪のかぼそい香り梅の花
44 四百年老木梅の吐息秘め
45 春昼や輪袈裟(わげさ)の僧の月参り
46 梅垂(しだ)る杖の夫婦のベンチまで
47 雛流し中止を知らぬ海と我
48 菜の花が先ず売り切れの無人市
49 春朝や暗渠の草の萌黄色
50 卒業歌響く廊下を風抜けり
51 菜園の鍬を休むる初音かな
52 継ぐ子なき農の一念春田打つ
53 ほの暗き旧家の座敷吊るし雛
54 三番は歌へぬままに卒業す
55 園庭の小さき足跡春の泥
56 囀やベビーカーには双子の子
57 薇の風に乗りたる白い雲
58 摘み忘る土筆を足して夕餉かな
59 うららかや祖父と気の合ふ吾子と犬
60 草餅や笑い溶け合ふ昼の縁
61 春塵や大空にブルーインパレス
62 受験生また初めから砂時計
63 車窓には煌めく海や麦の秋
64 産着よりふわと白木蓮現るる
65 家出づる少年少女春の星
66 穴出づる蛇に従ひ黄泉の坂
67 リハビリの口の運動卒業歌
68 武蔵野の風まだ硬し花辛夷
69 木の芽晴息子へ渡すレシピ集
70 定食のお代わり無料蜆汁
71 金継ぎの器に京の春の菜
72 ポケットに中也の詩集渡り漁夫
73 やがて地に還る身を置く春の山
74 花杏延命措置は望みません
75 嵌め殺し窓より朝日春遅々と
76 軍服の若き日の父黄砂降る
77 花菜風シャターチャンス列車待つ
78 パズル解く時を忘れて春炬燵
79 校庭に残る騒めき卒業子
80 風光るガッツポーズのホームイン
81 微睡みて気付く終点山笑ふ
82 長閑なる浜辺の昼餉鳶の笛
83 句会終へ香りひとしほ桜餅
84 笑みさそふ馬面顔の内裏雛
85 ものの芽や若き俳句の仲間たち
86 癒えぬまま厨に立てり水温む
87 角砂糖シュワッと溶けて春の朝
88 蓬摘む小さき背中の母老へり
89 風除けし葉陰に一輪紅椿
90 雨の香の風やわらかし月朧
91 俎板に色残したる蓬かな
92 下萌や唐揚げの香を通り抜け
3月15日までの投句作品です。

※ 記載漏れや句に間違いなどありましたら至急ご連絡ください。