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第245回(2019年11月)投句一覧
 
番号 俳  句
1 園巡る吾に添ひ来る秋の蝶
2 三山の稜線確と秋あわれ
3 縄電車落ち葉の園を巡りけり
4 付き添いの簡易ベットの夜寒かな
5 落葉踏む幼き頃に変えかえるごと
6 きざはしの隅に落葉の落葉のふきだまり
7 枯木立森の小道は陽の透けり
8 古惚けしキネマ旬報秋灯
9 木道の重き足音秋じめり
10 いつのまにここにいたのか放屁虫 
11 座敷まで夕日差し込み木の葉散る
12 落葉山虚仮の一念一周す
13 老の果霧の広野に迷うもよし
14 落ち葉踏むものの音して山閑か
15 松茸飯明日からやるダイエット
16 横丁のポン菓子の音や小六月
17 丸つけの答案汚す夜食かな
18 無住寺の小藪を灯す烏瓜
19 晩秋の黄昏に浮く裏妙義
20 霜晴れや真正面に暑寒岳(しょかんだけ)
21 古民家にALT住む文化の日
22 冬の日や手帳は何も書かざりき
23 冬はじめ小さし花種包む掌の
24 おちょぼ口小指で紅を七五三
25 荒々し裏大山の秋没日
26 落日の影絵に潜む秋思かな
27 島を打つ寄せ波著き暮の秋
28 その中の一羽残った雪うさぎ
29 日を惜しむ十一月の鯉の口
30 日向より日陰は迅し秋の水
31 空堀を埋むる落葉や夕日影
32 実朝の海望む丘帰り花
33 ラディッシュの紅太みたり今朝の冬
34 通院の細き裏道返り花
35 断捨離の捗らぬまま冬支度
36 店先に溢るるポインセチアの緋
37 夕鐘の余韻微かや冬隣
38 納屋の戸は蹴らねば開かぬ秋黴雨
39 秋天に一筆払う白き雲 
40 小春日の天空横切るヘリコプター
41 初冬の棘をあらはに山椒の木
42 指を透く水の蒼さよ今年米
43 うそ寒や影に重さのあるがごと
44 曇天に沈む方丈冬近し
45 ウインドウ暗きに赤セーターを懸け
46 寒卵二つに距離のある如く
47 初時雨三段切れの呑み屋街
48 腰痛の瘡蓋ならんわが褞袍
49 踏む音がそれぞれ違ふ落葉道
50 定年はジーンズ" に決め冬支度
51 軒下に掛大根の白映えし
52 参道に灯のともりたる紅葉かな
53 冬に入る今なほ続く仮住ひ
54 卓上に備前の花瓶石蕗の花
55 茶の花やぷくりふくるるカルメ焼き
56 結界の青竹垣や初しぐれ
57 捨てられぬものに方言ひょんの笛
58 老いは目に耳に足にと日向ぼこ
59 防人の歌のせつせつ時雨ゆく
60 プリズムの屈折澄みて冬に入る
61 少し笑み口をすぼめて熟し柿
62 水かさを壁に残せし秋出水
63 ハロウィンや檸檬忍ばす魔女の胸
64 吾子画く真昼のUFOめく檸檬
65 豆捥ぎの狭き庭園豊の秋
66 七五三息子八人頼もしげ
67 浅沓の音の硬きや今朝の冬
68 冬ざれや鋸の音乾きゐて
69 千々に振る令和の小旗秋高し
70 パレードに秋日さんさんティアラかな
71 短日やゆっくりすすむ内視鏡
72 冬晴や十億円くじ買うてみる
73 筋骨のバネの緩みし小春かな
74 鯛焼の尻尾ピンハネされさうな
75 秋の蝶海を転がるやうに去る
76 七五三襟元正す祖母のをり
77 黄落や鮮やかなりし空の青
78 菜園をあまねく覆ふ青女かな
79 渡し場に舟待つ親子冬ぬくし
80 去る人の木となりゆけり秋の暮
81 をなもみめもなみ遊べや狸の子
82 小春の日鐘の音響くプラハ城
83 窓無しのドクターイエロー冬に入る
84 一斉にかめ虫動く秋日和
85 柿の実に夕日飛びつきたる赤さ
86 鉤裂きを繕ふ窓辺小春の陽
87 庭先に夫と鼬の鉢合はせ
88 ふて寝する看板猫の小春かな
89 軒下に小春の蜂巣残りたり
90 立冬の黙して包む餃子かな
91 街路樹の刈られでこぼこ冬日差
92 書肆出でて急ぐ家路の月明かり
93 横文字の国に入荷の今年米
94 子に遠く住む歳月や冬に入る
95 初時雨湖に寝息のありにけり
96 瑠璃紺の小春の空を熱気球
97 秋高し西洋館の風見鶏
98 風に詩を紡ぎて揺るる秋桜
99 街路樹の黄落しきり野辺の道
100 寒柝や吾子の寝息はまろやかに
101 新調の手袋ほめ合ふ登校児
102 猪垣の鉄扉がちやりと吾も獣
103 雄の葉も同じ形に銀杏散る
104 石庭の白き真砂に柿落葉
105 一山の紅葉映す水鏡
106 石蕗や子犬じゃれつく墓の山
107 浜沿いのピンクに揺れる冬薔薇
108 墨の香の反古積み上げて灯火の秋
109 螻蛄鳴くや今日もともらぬ隣家の灯
110 つぎつぎと点る街の灯秋闌くる
111 公園に子連れの夫婦ゆりかもめ
112 レコードの音のかすれる夜長かな
113 綿虫に日のゆらぎけり浮御堂
114 手に馴染む友の句集や秋ともし
115 阿蘇五岳大きく見ゆる芒原
116 笙の音の冴ゆる大和を貫きて
117 小春日や白きまわしの土俵の子
118 唐松の紅葉散らす風一陣
119 さざ波の湖面を照らす冬の月
120 秋冷や塀にくの字の影法師
121 曖昧な返事に届く柚子五キロ
122 犬丸む食卓の下神無月
123 通勤に乗り合ふマスクマスクかな
11月15日までの投句作品です。

※ 記載漏れや句に間違いなどありましたら至急ご連絡ください。