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第269回(2021年10月)投句一覧
 
番号 俳  句
1 猫じゃらし風を残して子等さりぬ
2 我一打ついに仕留めし秋の蝿
3 近いうち何度言ったか秋暑し
4 秋日和行った気分のオンライン
5 秋麗白砂眩しい稲毛浜
6 空澄みて高原に咲く蕎麦の花
7 新蕎麦や媼のかいな逞しき
8 お手玉や数珠玉の音軽き音
9 語ること語り尽くして夜半の秋
10 長き夜も旅の支度に明けにけり
11 来ると言ふ台風待つてゐる不安
12 缶切りの要らぬ缶詰鳥帰る
13 干し柿や淋しい分だけ甘くなる
14 そぞろ寒腕組み解かぬ漢かな
15 龍淵に潜む深山の大師堂
16 行き先を風に問ひかけ色葉散る
17 七竈身なり整へ気安さよ 
18 葛咲きて自づと消ゆる出船かな 
19 晴れの市仏頂面の梨一つ
20 秋の暮れ赤土に駝鳥の影が沁む
21 山の端にすとんと落ちし秋日かな
22 すいつちよにバランス崩す夜の清書
23 一茎の彩を深むる鶏頭花
24 曼珠沙華迫り出す紅の水鏡
25 もう居ない婚の記念日秋灯り
26 健脚におくれて屈む草の花
27 秋深し病名のなほ聞けぬまま
28 石畳ぬれてちる灯や秋しぐれ
29 名月や湖白く闇に浮き
30 熟柿をも突き抜けてゐる日差かな
31 稲光夜道黒白反転す
32 何処へと続く小径ぞ彼岸花
33 摺り足のリハビリ娘天高し
34 鈍足に舞茸見せる岩狭間
35 開け放つ湯殿にとどく虫の闇
36 神名備の槇の葉尖の今朝の露
37 さやかなる女宮司の祝詞かな
38 黄落やほりのうちへのしるべ石
39 真青なる天に緋を噴く曼殊沙華
40 稲筵に横たふ伊吹輪中堤
41 行く先は脚にまかせし鰯雲
42 楽しげに介護の話ふかし藷
43 1 竜田姫踝晒し小夜の湖
44 2赤まんま器量そこそこ三姉妹
45 蔦紅葉肩に鸚哥を乗せ散歩
46 マンションの中庭の稲架景ゆたか
47 窯場への抜ける近道草紅葉
48 居酒屋のかんばんあとの夜寒かな
49 畦道は赤の一徹彼岸花
50 蟋蟀の庭をたたいてリズムあり
51 密室のトリック解けぬ夜長かな
52 土ローンと空中散歩山粧ふ
53 富士仰ぐ湖畔のベンチ鵙の声
54 バス停の椅子より覗きゑのころ草
55 初猟の連れの子犬のいきりかな
56 手間取の時間千円松手入れ
57 丸浮子のペコリと鯊を捉へけり
58 秋天やピサの斜塔に吾の指紋
59 秋祭り母は襷で五目飯
60 大いなる空を掴める飛蝗かな
61 天に黄を放ちて銀杏明りかな
62 菊切って掌に残り香のある日かな
63 錦秋や鳩ひたひたと紅き足
64 色鳥や今朝はフルーツサンドなり
65 青春の林檎の箱の机かな
66 碁石めく養殖生簀秋の湾
67 枯れ蟷螂殺気の貌は生きしまま
68 露座仏の袈裟に紅葉の影落とす
69 冷まじや駆け込み寺の女人塚
70 神おはす山粧ひて鏡池
71 秋燈下友の形見の知多木綿
72 四匹の仔連れ猫行く秋の暮
73 青北風や一掃されし空の色
74 星屑をふりこぼしてや冬隣
75 秋晴の泣くや笑ふや一升餅
76 浦賀路の小さき渡し場秋秋高し
77 無花果の熟るるレンガの画家の家
78 柿熟れて五年ぶりなる恩師宅
79 山系の主峰をこえて鳥渡る
80 塩鮭と海苔と新米にぎりめし
81 ひそやかに昨夜の別れすがれ虫
82 破蓮や水田に映す己が裏
83 退職の友労ふや菊の酒
84 ふる里の実り奪いし秋出水
85 秋風鈴夢二の短冊揺れ止まず
86 芭蕉像我も佇む照紅葉
87 曼珠沙華にスパンコールのごと雨滴
88 にぎやかに月見泥棒きてうれし
89 段畑をきはめし草の紅葉かな
90 菊の酒ISSを輝かせ
91 菜虫逃ぐタイヤの転げゆくやうに
92 黄落に声を残して選挙カー
93 さび鮎を狙ふか鷺の鋭き眼
94 薄れゆく母の移り香秋袷
95 豊年や家族総出の五平餅
96 新調の眼鏡明るし秋の空
97 夕暮のスーパー前に焼芋屋
98 口元も心もかくすマスクかな
99 袴着や着飾りし子のズック靴
100 驚かす心算なけれど穴惑
101 水澄むや思ひ煩ふ事多く
102 虫の音の間合ひ数える床の中  
103 茸狩り知識の無さが悔やまれり
104 家中の窓開け放つ残暑かな
105 レトルトのパック温としおでん酒
106 寂しさのこもるもの音秋の風
107 存えて余生を遊(すさ)ぶ菊日和
108 憂きことは絵馬に放ちて秋高し
109 棟上げの木槌の音や秋高し  
110 朗々と地鎮の祝詞草紅葉
111 名月に寄り添い合ふも縁かな
112 讃美歌の響く高窓蔦紅葉
113 担ぎ手の手まめつぶれる秋高し
114 猪の掘った大穴ならしけり
115 晩学に文字の小さき辞書夜寒
116 ウルグァイの古きコロニー木の実落つ
117 爽やかやけさも海辺を1万歩
118 リフト影引く一面の秋桜
119 木漏れ日を背に上り坂秋遍路
120 岨道の古りし祠へ秋日濃し
121 清し空すすきの穂波銀の波
122 チェーンソー響く山里秋日和
123 Wi-Fiの心許なき無月かな
124 トンネルを出て知る長さ秋の雲
10月15日までの投句作品です。

※ 記載漏れや句に間違いなどありましたら至急ご連絡ください。