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第236回(2019年2月)投句一覧
 
番号 俳  句
1 帽押さえ伊吹颪に向かいけり
2 荒畑の野梅ほころぶニ三輪
3 猫三匹と二人の暮らし蕗の薹
4 筆談の交じる会話や春隣
5 春近し姉の教える自転車乗り
6 歩み来てまどろむ猫や日向ぼこ
7 紅梅や庵主もてなす躙口
8 白梅のふふむ石段奥の院
9 躙りぐち侘助そつとお出迎へ
10 石仏の微笑み誘ふ福寿草
11 賽銭を遠投したり初詣
12 受験生深夜零時のカップ麺
13 聳え立つ水涸れの滝白光に
14 鬼やらひ鳴弦の儀と篝火と
15 立春の虎の牙抜く調教師
16 立春の河馬の歯磨く飼育員
17 これくらいと両手で示す寒満月
18 膝ほどの位置に苔生す梅一輪
19 寒鴉足をすぼめて飛び去れり
20 登り来るバスのメロディー春隣
21 スパイクの重さも互角春の泥
22 早春の太陽川底にゆらぐ
23 防人の歌碑に冬の日濃かりけり
24 ゆるびなき端山の落暉鳥渡る
25 園児らの戦々恐々鬼は外  
26 星浴びる同好会のふぐと汁 
27 こたつ猫アンモナイトになった夢
28 春陽向胎児五センチよく動く
29 立春の白檀けぶる古畳
30 逡巡の褪せたベンチに春の風
31 春寒し体温計の電子音
32 盆梅の香る玄関細格子
33 母見上げ幼の二拍初参り
34 かうべ垂れ鳥居くぐれる初鴉
35 田園の白き鏡や霜の朝
36 古庭に梅一輪の香りあり
37 春大根引けば大地の香り立ち
38 茫々と風が火を巻くお山焼き
39 元どほり夢見の如き冬の虹
40 青空に昼の月なり石蓴掻く
41 口開けて寒の日差しを喉にまで
42 手をさするのみの見舞ひや梅一輪
43 回廊の底冷え沁むる蹠かな
44 下萌ゆる杖つく道の先先に
45 寒見舞欠礼謝すと女文字
46 火の奥の枯れ菊崩る久女の忌
47 寒鯉を縁取る水も動かざる
48 揺らせしか揺れてをりしか春の鯉
49 檜香る木曽路の廁深雪晴
50 堂内の地蔵の顔や雪明り
51 歩道橋春たそがれの灯りかな
52 春の雪野良に餌づけし話す女
53 鉄の靴馬に履かせて春の耕
54 盛り塩の濁り始めし春の塵
55 春の浜テトラポットに潮溜り
56 古都フエのにぎわふ市場春隣
57 薄氷や昼の月あり庭の甕
58 泥に降る雪の浄らにいさぎよく
59 雪しまく車窓に熱く缶コーヒー
60 ヨーデル猫よ恋は曲者ですか
61 春立つや赤きランタン吊るす楼
62 嫁ぐ子の朝やかがよふ花ミモザ
63 受験子も並ぶ撫で艶神の牛
64 お供への草鞋と並ぶ受験絵馬
65 立春や槌音響む罹災地区
66 頬ゆるぶ会陽のあとの男衆
67 比良八荒龍神止むる湖西線
68 米朝の雪解けめくやハノイより
69 干鰈能登の風受け白く透け
70 手のひらに土鈴の雛カラと鳴る
71 二月早八十歳の誕生日
72 春の雪忘れた頃に二度三度
73 久米島の港の競りや春の風
74 節分会ちびっこ赤鬼現るる
75 金文字の古書肆の屋号風光る
76 ゆっくりと遮断機上がる街は春
77 山茶花の散りてハートの花弁かな
78 草の芽や鬼ごっこして児等駆くる
79 給湯器の朝の余寒へ点火せり
80 下萌えや兜埋まりし古戦場
81 「ご自愛」が結びのことば寒見舞
82 うらうらら笑ふ門には福来ると
83 氷見線や駅舎の窓の梅一輪
84 薄氷の螺鈿めきたる陽射かな
85 留袖の祖母の帯締め梅香る
86 縁談の話しになりぬ鶯餅
87 万歳し春光つかむ幼の掌
88 一碗の飯きらきらと春立ちぬ
89 薄氷の草の根確と噛みをりぬ
90 麦踏の単調といふ一直線
91 日向ぼっこ戦争中の話など
92 春光や出窓に記す福音書
93 一杯の二月の色の紅茶かな
94 天元にそつと石置く二月かな
95 棟上げの槌音そらへ冴返る
96 閉ざしたる古墳の鉄扉春寒し
97 寒明けやひときは高き鳥の声
98 傷痕の残る指先余寒なほ
99 風強き潮入川や猫柳
100 天秤の調節ねじや冴返る
101 春寒や真白き薄荷飴ひとつ
102 浅春やヒマラヤの塩ほの紅く
103 蕗味噌や明日は息子の門出の日
104 内示受く夫の明日よ冴返る
105 春の旅女房同伴ロマンスカー
106 じじいへと手造りバレンタインの日
107 山笑ふ観光バスよりどっと人
108 冴返る塒となりて神の杜
109 麗かや宗派のちがふ寺ならぶ
110 縁側は妻の書斎や風信子
111 蕗の薹摘むマニキュアのピンク色
112 路地奥に高き槌音梅真白
113 うららかや河舟に乗す醤油樽
114 粗彫りの仏のおよび冴返る
115 電線の寒禽背を向き合へり
116 風を読み棒をかかげし野火放つ 
117 ウェディングドレスに乾杯花ミモザ
118 早春の犬の遠吠え裏返る
119 遅き日や木曽谷つつむうす茜
120 半泣きも園児負けじと鬼は外
121 古地図手に巡る大江戸日脚伸ぶ
122 轟を消すや袋田滝氷柱
123 アスファルトの下にも土や春浅し
124 B5出口の青空や朝燕
125 春寒や花に埋もれし子の柩
126 枕辺の句集に風邪の手をのばす
2月15日までの投句作品です。

※ 記載漏れや句に間違いなどありましたら至急ご連絡ください。