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第230回(2018年8月)投句一覧
 
番号 俳  句
1 台風裡一句の切れを如何にせむ
2 高原の旅愁いよいよ秋桜
3 秋はじめ二円切手を五枚買ふ
4 トーストの焦げ目くつきり大文字
5 千代紙の優し色柄鳳仙花
6 もろこし食ぶ脚ぶらぶらと縁側に
7 秋風やコンコース吹き抜けて
8 指組みて仏の亡父や盆の風
9 擦れ違ふ船に手を振る夏帽子
10 打水や三本立ての映画館
11 朝焼のゴッホタッチの雲流れ
12 合図待ち船出揃って昆布漁
13 蝉しぐれ夜半過ぎてもまだ止まず
14 晩夏なり昭和歌謡の「深夜便」
15 子規の忌や二本目の串団子食む
16 神域に転がる下駄や星流る
17 夾竹桃命を燃やす広島忌
18 朝顔の藍深くする朝日かな
19 石段に膝が笑ふや蝉時雨
20 リハビリの終のいつぞや炎暑かな
21 トンネルを眩しさへ出づ草いきれ
22 夕立晴カレーの匂う換気口
23 でで虫の角の先なる水車小屋
24 底見せて逸る瀬音や朴の花
25 糠床をかへす手の艶涼新た
26 月見豆空五倍子色の灰汁吐けり
27 旅立ちを悼む友への蝉時雨
28 夏の夜の怪談談義風騒ぐ
29 決壊の赤茶見渡す朝曇
30 登校の声の聞こえぬ夏休み
31 白浜の砂一粒や夏帽子
32 散髪をすませ出ていく蝉時雨
33 叩くやうに団扇夏日星爛々
34 次々とサイレン過ぎる熱帯夜
35 灼けてこそ光る腕の球児かな
36 寝たふりの猫と眼の合う盆用意
37 出勤に立ちはだかりし雲の峰
38 漁火の見え来て終る大花火
39 空蝉や訪ふ人もなき元寇跡
40 千年経つ元寇跡や花とべら
41 花火待つテトラポッドのほてりをり
42 青芝に光の棘のごとき雨
43 泉湧くおどる小石の手玉ごと
44 えご散りて池の面白く流れ見ゆ
45 神主の祝詞涼しき地鎮祭
46 慶州へ至る街道花木槿
47 立秋や守衛室から珈琲香る
48 溢蚊や窓際の吾を刺しもせず
49 三叉路に早門火焚く老夫婦
50 花茗荷庭に夜明けの光満つ
51 源流の川底澄みて夏光る
52 天の川まなかひにあり槍の峰
53 とんぼ群飛ぶ早暁のスキー場
54 木洩れ日の黄金堤や秋の蝉
55 小豆打つ母は筵に膝立てり
56 山寺の経に和したり法師蝉
57 吾もまた入る墓なり洗ひけり
58 足元の明るきうちに門火焚く
59 添状に梅干す姉の日々見ゆる
60 人増へて車も増へて里の盆
61 一歩二歩とリハビリの窓雲の峰
62 波音や大の字で待つ流れ星
63 便箋に滲むインクや原爆忌
64 八月や鉛色したきのこ雲
65 河馬の眼の乾き切ったる炎暑かな
66 ジョギングの距離を延ばして今朝の秋
67 終戦記念日フイルムは擦り切れる  
68 三つ揃いのしつけを解けば今日の秋
69 手花火の彩るこより万屋に
70 寸足りぬ妣の浴衣の花模様
71 乞食や傘を杖とし稲の花
72 酔芙蓉言葉に惚れて花に酔ふ
73 片蔭を拾い拾いつ延暦寺
74 帰り来て無垢になるまで墓洗ふ
75 ビル街に残る屋根神夏燕
76 雷雲や甍に陣取る鬼の面
77 葉の上を際どく転ぶ芋の露
78 打ち上げて夢を広げる大花火
79 海開き砂の女は駆り出され
80 追分を西へ行くのか鬼やんま
81 いま来るか 流し素麺 蝉時雨
82 炎天下 腹べったりと 柴の犬
83 シャッターの錆色の波晩夏光
84 盆過ぎの天へ連なる海の碧
85 先導の声に涼しさ賜はりし
86 ラーメンの列ながながと盆休み
87 絵手紙の小さき落款涼新た
88 秋渚小さき貝殻のみ拾ふ
89 炎天の鯖街道に道祖神
90 ダンプカータイヤ洗ひて盆休み
91 青田風バス停猫の昼寝かな
92 青田風5分遅れのバスを待つ
93 原爆忌二つ歳時記分かちをり
94 山の日や草花を愛で木々を愛で
95 炎昼や蛇口捻ればお湯の出づ
96 昼寝の児頬に付けゐし茣蓙の筋
97 一病に麦入りご飯日日草
98 おばちゃんのプリーツへたるアッパッパ− 
99 新盆の兄に捧げるワンカップ
100 夏休み高校生の孫は来ず
101 水桶の豆腐切り分け鰯雲
102 山裾の馬の背分ける夕立かな
103 ざぶり雨列の途絶へし蟻の塚
104 揚羽蝶今日も三時に庭訪ひ来
105 太陽をぎゆつと閉ぢ込めトマト熟る
106 母のゐる夢見てゐたり昼寝覚
107 花あげて広葉波うつ南瓜畑
108 桔梗や裂き織にする母の衣
109 改札を通る長袖秋立つ日
110 揚花火しづくとなりて落ちにけり
111 開け放つ里の座敷の大昼寝
112 ポケットに貝の欠片や夏の果
113 青柿や孤島の畑に日の暮れて
114 女湯の板塀に穴猫じゃらし
115 新蕎麦を手繰る秩父や昼の雨
116 蜩や遊び食べする子の旋毛
117 子の辞書に付箋増えたる夏休み
118 打ち水に突進したる子の笑顔
119 迎火や煤けし梁に父祖遺影
120 渓谷のオープンテラス風涼し
121 万緑や川音だけの秘境駅
122 秋立つや英国古代世界地図
123 盆踊男は持てぬ身八つ口
124 やはらかき刺身に飽きて生身魂
125 山の日や点呼のこゑの木霊せり
126 終戦日黙の正午の甲子園
127 旱空御嶽山も雨恋し
128 山里に音はじけ飛ぶ揚げ花火
129 八月の浄土ヶ浜の余波かな
130 料理人産地タグ見せさばく鮎
131 雨あがる別烏の朝かな
132 糸瓜垂る前も隣も寡婦の家
133 児等染めし藍のハンカチキャンプ場
134 夕餉あと火星涼しき二階窓
135 香煙の緩び解くる今朝の秋
136 地蔵盆雀小枝を玩び
137 しょうめいの八・六 八・九 八・一五
138 乳房揺るるサンバ サルビア咲き乱れ
139 血圧計巻く二の腕や秋暑し
140 終戦の日の嬰児の大欠伸
8月15日までの投句作品です。

※ 記載漏れや句に間違いなどありましたら至急ご連絡ください。