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第261回(2021年2月)投句一覧
 
番号 俳  句
1 祠拭き庇の銅に冬日差す
2 冬の日の伏せし母の毛撫でる人
3 重なりし小さき手形や雪達磨
4 白酒や三島由紀夫の喉仏
5 カーテンを引くためらひや日脚伸ぶ
6 立春のしゅんの一字の踊り出る
7 おちこちにうさぎ足跡木の根開く
8 サクッサクッとアイゼンの音冬の山
9 とりどりの鎌倉野菜春市場
10 立春の光ついばむ鳩の群れ
11 嫌と言う程に家居や日脚伸ぶ
12 昼の月透けて二月の雑木山
13 雪雪と子らがスキップ通学路
14 断捨離や出しては戻す冬ごもり
15 水鳥の密に遊ぶを羨しがる
16 丹頂の争ふ様も優雅なり
17 塗椀や熱く生きよう雑煮餅
18 春永や元気ですかとEメール
19 宙震ふアリアに天狼蒼く燃え
20 燃え残る人形代に御降り沁む
21 ミモザ咲く洋館沿ひにあふるる黄
22 海苔二枚ぱぱつと炙る朝の膳
23 下萌や温み伝わる靴の底
24 春の月滴り落すみずうみに
25 児の髪に絡みては消ゆ春の雪
26 春一番竹百幹の騒きかな
27 すれ違ふマスクの中にある不安
28 カタカタの行き着く先よクロッカス
29 頓宮の太枝垂るるしづる雪
30 節分や幼なが唄を口ずさみ
31 大皿は北斎の青桜鯛
32 赤人の歌碑立つ和歌の浦淑気
33 凍星や靴音硬く響く街
34 モニタアに四つの笑顔春隣
35 公園のD51でんと春を待つ
36 もとほりてひかりに睦む春の川
37 はからずも凍滝めぐる八十路旅
38 大鍋のおじやを掬ふ嘗てあり
39 蝋梅の風裏道を通り抜け
40 音連れて光り流るる春の川
41 白雪の句碑をしまくや久女の忌
42 大木の幹のねぢれや冬の雷
43 風光る手話の子の指かろやかに
44 ふはふはな猫の肉球蕗の薹
45 チップ敷く人の声あり梅は蕾
46 クレーンで吊られるピアノ春の空
47 見下ろせば運河に遊ぶ春の鴨
48 ひもすがらハミングの川春の鴨
49 サドル撫で部活ゆく子や春の霜
50 龍の口流るる手水ぬるめけり
51 北窓を開き自画像目覚めさす
52 背表紙の金箔文字や風光る
53 冴返る古き調度の奥座敷
54 屈み見る去来の墓や落椿
55 春浅し松の影濃き台場跡
56 竹林の日の斑こまやか春立ちぬ
57 目を凝らすホワイトアウト雪女郎
58 籠居に喜びくるる冬日向
59 空に吠え木立を揺らし雪しまく
60 雨音も優しと覚ゆ春立つ日
61 庭石を洗ふしぐさや朝時雨
62 節分会老いし手より豆飛ばし
63 初時雨湖に寝息のありにけり
64 漁火の沖一直線や冬銀河
65 障子穴凝らす眼に入る忿怒像
66 北颪茶屋に置き去る鉄風鈴
67 着陸の飛行機煽る春一番
68 風立ちて梅ふくいくと茶店まで
69 薄氷や境内用の竹箒
70 はじめてのおつかいのあさ木の芽雨
71 寒暖にためらひつつも梅ふふむ
72 きさらぎの明るき庭や靴みがく
73 憚らず鯉はたわむれ春一番
74 介護終へ肌を潤す朧月
75 幸せが降つておるよな春の星
76 五箇山の水ある暮らし黄水仙
77 舞ひ終へしささらに混じる雪解風
78 桜湯の八重の解けゆく茶房かな
79 桜湯や墨田川ゆく遊覧船
80 神前に誓ふふたりや春の風
81 うららかや似顔絵描きの客となる
82 日脚伸ぶニホニウムとや元素名
83 裸木のオーヘンリーのごと一葉
84 湯上りの喉に沁み入る寒の水
85 散髪の首をすくめる春霙
86 失恋の打撃に似たり春の風邪
87 春の風邪寝くたれ髪の昼餉かな
88 冬天の雲掴み棒貫けり
89 霜柱兵どもの軍旗起ち
90 園長の吹くしやぼん玉遠くまで
91 陽炎や緊急警報聞き逃し
92 朝稽古踏み込む床の余寒かな
93 下萌ゆる淡き思ひを伝へたし
94 ゆわゆわとふくらみながら春の川
95 ガラス絵の異国の街や春の雨
96 まとまりて居るのは悪しつくしんぼ
97 生ゆやうに達磨のやうに落椿
98 寒すみれ卒寿の姉のマイペース
99 堰を越す水の煌めき寒明くる
100 青光る雄鳩の首春めける
101 春なれや水口に鯉群れゐたり
102 梅が香や天満宮に早よ行かな
103 春寒し咲くを待たずに伐られけり
104 煮凝を掬ひ損ねる老の箸
105 一村に仄かな香り梅二月
106 海人舟を浮かべて春の夕焼かな
107 産院へ続く小径や蝶の昼
108 城跡や海光霞む安房の海
109 白鳥の水を翔つとき啼き合へり
110 切れ味の鋭きナイフ冴返る
111 夜の厨浅蜊ぽつりとひとり言
112 カラカラと炒り豆の焦げ福は内
113 大空と瑠璃色競ふ犬ふぐり
114 涛音のをりをり届く干鰈
115 雛あられ子の脱ぎし衣袖畳
116 紅梅や右大臣様ご到着
117 ほんのりと春の匂や頬に風
118 雨上がり雲間広げる春疾風
119 冴返る月の光は矢のごとし
120 隧道に声を弾ませ春近し
121 滑らかに動く重機や春立つ日
122 春夕焼あした働く鎌を研ぐ
123 はうれん草の空も茹でたき朝かな
124 横たへしゴールに西日二月尽
125 空のいろ少し映して春の水
2月15日までの投句作品です。

※ 記載漏れや句に間違いなどありましたら至急ご連絡ください。