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TOPページへ戻る 伊吹嶺紹介 主宰紹介 同人の俳句 会員の俳句
会員の俳句
(2024年12月号より)
「伊吹集」(会員作品)の巻頭・次席・三席の作者および作品を紹介しています。
 大城 礼子(糸満)  釣り舟のとも綱の揺れ星月夜
 日下 雄介(西東京)  秋風や船を見送る芭蕉像
 野崎 雅子(名古屋)  ソリストの白き項や涼新た
(以下は4句入選者住所順です)
 水鳥 悦枝(豊橋)

 猫探すビラ外さるる良夜かな

 井土 栄(西尾)  金的に刺さる矢の音秋気澄む
 吉田 春陽(名古屋)

 古書店の奥に風来る秋彼岸

 溝口 洋子(名古屋)  新涼の風を総身の米寿かな
 高島由也子(名古屋)  片付かぬままの余生や秋簾
 中山 邦子(瀬戸)  爽やかや少女に席を譲らるる
 野津 容子(瀬戸)  寒蟬や『萬謝』も入れて旅支度

                  
「山彦集」(課題句 課題:秋日傘・月見・コスモス)
特選の作品を紹介しています。
 佐藤多嘉子(犬山)  秋日傘傾け合うて挨拶す
 小木曽春水(名古屋)  水割りを句帳にのせて月を待つ
 髙木佐知子(犬山)  亡き姉の佇む気配秋桜
   
                        
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