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15年度全国俳句大会(2日目)
 
平成15年10月11日(土)・12日(日)
 
 早朝5:40、鷹の渡りを見にホテルを出発。あいにくの小雨で伊良湖水道を渡る鷹は見られなかったが、他の山から渡って来た鷹や、渡りを待つ鷹は見ることができた。
 吟行句会でも多くの佳句が発表され、有意義な内に大会を閉じた。


恋路が浜にて鷹の渡りを待つ 吟行句会で挨拶される栗田主宰
入選句を披講する二村美伽さん 披講に聞き入る連衆
下里美恵子編集長の閉会の挨拶 帰路メロン販売場へ。お土産も忘れずに
全国俳句大会吟行句会入選句抄

栗田やすし主宰選
      特選  鷹一羽海原をゆく崋山の忌   森  靖子
        はまぼうの花咲く岬鷹渡る    下里美恵子  
 女郎蜘蛛大き囲を張る自刃小屋    林  尉江
 空蝉のすがる自刃の窓格子   朝生 孝子
 椿の実拾ふ崋山の幽居跡   鈴木真理子
 蓮の骨風に触れ合ふ杜国寺   角田 勝代
 海鳴りの高き朝や鷹を待つ   坪野 洋子
 小ぶりなる杜国の墓や秋桜   奥山ひろみ
 にび色の海明けくるや鷹を待つ   井沢 陽子
 鷹見えず海ほうずきをポケットに   渡辺 洋子
石原 進子特選  鷹飛ばぬ岬よ波の音ばかり    下里美恵子
江口ひろし特選  鷹飛ばぬ岬よ波の音ばかり   下里美恵子
国枝 隆生特選  鷹待ちて髪の芯まで潮じめり   矢野 孝子
澤田 正子特選  終焉の地に十月の桜かな   新川 晴美
下里美恵子特選  終焉の地に十月の桜かな   新川 晴美
鈴木みや子特選  自刃小屋前も後ろも曼珠沙華   澤田 正子
谷口千賀子特選  琉球へつづく汐路や鷹渡る   福田 邦子
中根 多子特選  おおきみの遠流の岬秋薊   山下 智子
丹羽 康碩特選  鷹待ちて髪の芯まで潮じめり   矢野 孝子
長谷川郁代特選  秋しぐれ不忠不孝の碑をつたふ   林  尉江
日野 圭子特選  鷹を待つ白灯台や波の音   松永 敏枝
福田 邦子特選  潮枯れの松に差羽の翔つ構へ   都合ナルミ
二村 美伽特選  鷹ひとつ渡る岬の晴れ待たず   江口ひろし
森  靖子特選  新松子不忠不孝の碑の前に   鈴木真理子
山下 智子特選  鷹渡り待つや未明の風の中   喜地 庸子

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