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第315回(2026年3月)投句一覧
 
番号 俳  句
1 三冬尽くペンギン舎への列長し
2 凍星やくるくる回す天球儀
3 取り敢へず餌を「吾輩」の子猫かな
4 春の土スキップで行くスニーカー
5 晴天へ伸びるクレーン寒明くる
6 カーテンに壁に見知らぬ春の虫
7 雪女位牌に知らぬ名ばかり
8 春立つや四十五年平社員
9 海峡の送電塔や春の雪
10 鳥雲に紀ノ川口の船溜まり
11 たんぽぽや土手のひかりを集めたる
12 思ひ切り天地ひらくや初燕
13 青い目の人形もいる雛の宿
14 終日の濃尾総なめ春嵐
15 蓬餅無冠の夫へ供へけり
16 サッチモを聴くや窓辺に喇叭水仙
17 華やかに進水の船春の海
18 駅弁に卵とでんぶ春の旅
19 上靴を置く手に乾く春の泥
20 春風や落ち花数ふる杖二本
21 遊ぶ子のみんな小走り山笑ふ
22 言葉数日々増ゆる子や山笑ふ
23 日の絡むまんさくのはな撚り甘し
24 城郭の万朶の梅の白さかな
25 百態を演じ去り行く春の雲
26 蒲公英の花起き上がる轍跡
27 老僧の和顔愛語や春日差
28 木洩れ日の雑木林や花片子
29  (春まだ浅き奥州にて藤原氏を偲ぶ)落人を隠す晩霞や猊鼻渓(げいびけい)
30 瞳なきモディリアーニや春の闇
31 春立つ日始発電車の乗車券
32 漢検の行李が書けず2月尽
33 早春のマーマレードのほろ苦さ
34 春炬燵白寿の伯母の独り言
35 工人の心根出づる雛の顔
36 春江や銀砂子鏤めて往く
37 碧空へ蝋梅の黄の極みけり
38 平安を諭す石庭京の冬
39 天窓のやわき春光ヘッドスパ
40 母の爪切る縁側の日永かな
41 下戸もつい端麗甘口雛の酒
42 六尺の陶の狸や別れ霜
43 薬屋の古き看板猫の恋
44 風光る若葉マークの助手席に
45 片栗の花五箇山に水の音
46 五箇山に鬨の声上ぐつくしんぼ
47 雑踏に春秋といふ隙間かな
48 逃げ水の大地蹴飛ばす散歩犬
49 王手して破願の翁春闌ける
50 うやうやしく囲碁打つ媼春障子
51 呼べば猫ニヤァと顔出す春炬燵
52 春泥にまみれ帰宅のスニーカー
53 先生の笛に集ふ児つくしんぼ
54 ジョギングの折り返し点揚げひばり
55 春愁岸を離るる櫂の音
56 初蝶来ひかりの鈴を鳴らしては
57 朝霞紀泉の山の遠く見ゆ
58 ものの芽をさがす花壇に朝陽射す
59 取りあへず餌を吾輩の子猫かな
60 春泥やスキップで行くスニーカー
61 声援は歓声になり木の芽風
62 春彼岸手桶の水の柔らかし
63 ひとり居の病あまたの余寒かな
64 春炬燵開いたままの年金便
65 水郷に花嫁舟や春の色
66 仄暗き白秋生家雛巡り
67 道三の城真向かひに卒業す
68 しゃぼん玉しゃがみて子等の眼の高さ
69 鶏(とり)遊ぶ谷戸の茅葺き陽炎へり
70 故郷の潮をまとうて栄螺着く
71 靴紐の解けし午後や涅槃西風
72 永き日の使はぬままの置き薬
73 春風や情は人のためもある
74 号泣のファミリーマラソン吾子の春
75 木の芽晴しづくに光る紅つぼみ
76 春霞川面に揺るる橋の影
77 花菜漬歯触の良き箸休め
78 ざんばら髪春場所に立ち夢を立て
79 煮凝やのつぺり剥がれ鍋ひかり
80 受験期や中吊りエール追ふ瞳 
81 出揃いし蕗味噌作り夕餉待つ
82 地図広げWBC観る卒寿
83 夕餉まで少しうたた寝春炬燵
84 二次試験さあ会場へ雪解道
85 日の影に零るる匂ひ黄水仙
86 跳び箱の五段跳ぶ児に風光る
87 民の声届かぬ戦渦冴えかえる
88 柔らかき日差し吸い込む黄水仙
3月15日までの投句作品です。

※ 記載漏れや句に間違いなどありましたら至急ご連絡ください。