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第297回(2024年6月)投句一覧
 
番号 俳  句
1 麦秋の空一文字飛機光る
2 万緑や空をゆくもの地を這ふものも
3 父の日や巻き戻したき古時計
4 夏の夕風呂の中より浪花節
5 倫敦はけふも雨降り藤の花
6 泣き濡れる日々は思ひ出濃紫陽花
7 水鏡崩し田植機踏み込みぬ
8 雉鳩の物憂き声や梅雨に入る
9 野良猫の定位置は車庫梅雨最中
10 陋宅も葭簀の内は別世界
11 皮落ちて節の白さや今年竹
12 前山の影深くしてホトトギス
13 孑孑の浮沈や風の誘ひとも
14 孑孑を見ていて親に刺されけり
15 噴水に遊ぶ光の子となりて
16 腕からみ眠る兄弟夏の風邪
17 もう慣れた袖口かがる円座かな
18 カメラ接写田道に稀のアロハかな
19 バス降りて生家への路草いきれ
20 夜蛙や里の十戸の深眠り
21 懐かしき阿蘇の入日の青田風
22 万緑の阿蘇の裾野に我育ち
23 碁敵の角刈り凛と更衣
24 白雲を代田に映す棚田かな
25 無愛想な蝦蟇の木戸番勝手口
26 繋がれて昼の鵜舟の静けさよ
27 一族を爺が引き連れ夏祓
28 待合室目高誘う竜宮城
29 空き瓶に舶来塩詰め虹の帯
30 バスタオル干してまぶしき五月富士
31 曝涼や机に広ぐ古写真
32 自転車の子ら走り抜け夏来たる
33 遠き日に初恋ありき夏蜜柑
34 直ぐ前に山門のある氷水
35 己が描く輪より出られぬ水馬
36 月涼し欄間を飾る七福神
37 錆匂ふ蔵の錠前青しぐれ
38 生き生きと老いゆく二人苔の花
39 心身の軽き青葉の奈良路かな
40 女生徒の立ち漕きの風植田澄む
41 苔寺の庭をしとどに青葉梅雨
42 四葩咲く母に見せたき一周忌
43 水音を山より曳けり花菖蒲
44 大鯉の背の盛り上がる立夏かな
45 夕焼空脊獣(せじゅう)連れ立つ屋根の反り
46 鳬(けり)啼くや今日は私の誕生日
47 海堡の砲台跡を打つ南風
48 峰雲や係船柱の赤眩し
49 サングラスかけて五歳のVサイン
50 スキップで渚へ向かふ夏帽子
51 短夜や仕掛くる鼠捕り滾る
52 路地裏のチアガールめく七変化
53 丁寧な手書きの文字よ緑さす
54 南風吹く棚田に空を写す水
55 火の島へ航跡ますぐ大南風
56 老いてなほ金曜日好き生ビール
57 燕の巣代重ねけり我が家かな
58 紫陽花の今日は何色見つめおり
59 握り飯分けて二人の田植かな
60 玻璃越しのビルの夜景や梅雨に入る
61 のそり来てひらりと交む蟇
62 雨兆す芒種の土の匂ひかな
63 大洋を一夜で渡り白鳥座
64 ひと時も休むことなし夏つばめ
65 蟻の巣に鍬のふれたる一大事
66 泪した覚えの確と昼寝覚
67 亜麻色の髪に真紅の仏桑花
68 薫風やパパンと打ちてシーツ干す
69 早苗田に立つさざ波や風渡る
70 梅雨寒や法事の席の写真立て
71 二度三度めまいに惑う夏の朝
72 鳥どりの闌ける万緑隙間空
73 駆け上ぐる仮階段や小判草
74 花菖蒲水面に揺るる年尾句碑
75 植田より眩しき朝日台所
76 ブラウスに雨のはりつく芙美子の忌
77 この世との涼しき別れあらまほし
78 入梅や繙き直す徒然草
79 神将の喝を恐れず蠅止まる
80 漸うに暮れて打寄す波涼し
81 よもやまの噂いつしか黴の花
82  田植終へ里は一変水の国
83  踏まぬやう歩く参道落とし文
84 六月や山菜採りの話など
85 薫風や貴女に重たき耳飾り
86 花嫁のティアラに似たり額の花
87 住職はもうすぐ五十枇杷熟るる
88 清し朝ここは我のと杜鵑
89 郭公の声に誘われ行く山路
6月15日までの投句作品です。

※ 記載漏れや句に間違いなどありましたら至急ご連絡ください。