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第313回(2026年1月)投句一覧
 
番号 俳  句
1 冬晴れや俳句手ほどき探しおり
2 紺碧の色無き風に柿たわわ
3 燦燦と自然を囃す冬の朝
4 近道のなき人生や老いが世ぞ
5 そこかしこ聖樹眩き夜警かな
6 髭剃りて顎一撫での去年今年
7 蒙古船沈む港や浮寝鳥
8 元日や母八度目の年女
9 去年今年二分遅れの掛時計
10 玄関に熊の剥製榾明り
11 霜晴や旧陸軍の格納庫
12 数へ日や仮退院の足で灸
13 筆圧の衰えぬ師の年賀状
14 獅子舞に噛まれ笑う子泣出す子
15 ため口をけふは改め門礼者
16 故郷は初松籟の城下町@豊後竹田市
17 若菜野や宿場町なほみどり濃し@五十三次石部宿
18 年新た打ち捨てられし鉢実る
19 古都の春日本語聞かぬ街歩き
20 年玉に手刀切る子あどけなや
21 負けん気が身を乗り出してカルタ取り
22 焼芋を友に手提げの昼下がり
23 ほんのりと灯る自販機冬夕焼
24 折鶴に初春の息吹き込めり 
25 幼子に羽子板市の手締めかな
26 童(わっぱ)とのほどよき距離や寒鴉
27 窓辺にはモルゲンロート前穂高
28 初山河夕日の中へ消え去りぬ
29 初晴や瞳を光に慣れさせる
30 鍬始寡黙の父に似る晩年
31 友とゐて言葉途切れて浮寝鳥
32 吾子に酒注ぐ嬉しさや新障子
33 交番の出入りの多き去年今年
34 病床の心耳に届く除夜の鐘
35 パパ目掛け土手駆け降りる冬帽子
36 雪催ショートパンツが颯爽と
37 若水の薬効を浴ぶ臓腑かな
38 正論は少し退屈福笑
39 初春の光へ子らは手をつなぎ  
40 滝凍る今生の時止めては
41 寒月や灯らぬ家に帰る道
42 冬ざれや煙となりし恋の文
43 山始巨岩を祀る幣白し
44 人日や薬膳スープほの甘し
45 煤逃や盤の王将歩に突かる
46 唄うてやなほ唄つてや忘年会
47 名にし負ふ三寺まいり寒の月
48 蹲踞を透ける朽葉や蝉氷
49 若水や喝入るるごと喉過ぐる
50 竹刀持つ握りこぶしや淑気満つ
51 新年会おはこの唄を唄はれて
52 母と来し宮に元旦子を連れて
53 渇筆の墨の掠れの淑気かな
54 楪や終の棲家と決めし村
55 初鏡ですねと笑う美容室
56 早起きの鳥が見つける初氷
57 冬の日に追はれ少年帰りけり
58 手の甲にコメと書かれし水つ洟
59 朽ち雨戸硝子戸鳴らす寒波来る
60 オイルヒーターに触れ指折る句作
61 ごまめ噛むほど良き苦味これもよし
62 ロゼワイン笑顔を添へて女正月
63 柔らかき雪の縁取る緋の欄干
64 静寂や雪しんしんと禅の庭
65 テールランプの奔流に乗る師走かな
66 白猫の鈴の音透ける霜夜かな
67 算盤の一玉重し夜半の冬
68 廃校の錆びし鉄棒冬の草
69 大吉の神籤転び来初詣
70 鯛焼や身をくねりつつ参拝路
71 雪帽子被(ひ)されしおはよ庭木達
72 寒波来て置きみやげして銀世界
73 寒中の風呂追焚の二度三度
74 白色の紫色へ菊枯るる
75 数へ日の会報作り揃はぬ稿
76 買初はセールの俳句中古本
77 寒の宵運ぶ水桶人の影
78 ドローンの風切る羽音初大師
79 手本なき老後を生きる大旦
80 武者凧を吾子へと抱え風の町
81 初夢や七福神と酌み交す
82 初明り考妣の額に合掌す
83 やり残すこと多かりし去年今年
84 大根切る煮物を好む齢となり
85 元日の薄暮の白き月仰ぐ
86 寒夜覚め妖怪のごと庭木の影
87 指先の温みに融ける薄氷
88 湯上りの柔き踵にひび薬
89 茜空老父母揃い初詣
90 風神の袋緩むや虎落笛
91 日向ぼこ卒寿の友と解くパズル
92 日溜まりやふくら雀の並ぶ岸
1月15日までの投句作品です。

※ 記載漏れや句に間違いなどありましたら至急ご連絡ください。