(2026年1月号より)
「伊吹集」
(会員作品)の巻頭・次席・三席の作者および作品を紹介しています。
江部 幸夫(名古屋)
名月や男松の横に女松立ち
福井とき子(名古屋)
墨の香や余白涼しきちらし書き
小木曽春水(名古屋)
ままごとの鍋いつぱいの零余子かな
(以下は4句入選者住所順です)
本庄 鉄弥(町田)
隙間なきクッキーの缶星月夜
寺島 美子(尾張旭)
花野風黒毛の駒の嘶けり
野津 洋子(瀬戸)
蒼海の色や秋刀魚のよく太り
竹内富美子(津島)
松茸酒何にもなき日の乾杯に
笹邉 基子(海部)
手擦れせし風の歳時記秋ともし
田中のびる(桑名)
父の墓洗ひて夕日濃かりけり
割山勢津子(富山)
居眠りの雀のほそ目秋桜
「山彦集」
(課題句 課題:夜長・菊人形・零余子)
特選の作品を紹介しています。
壁谷 幸代(蒲郡)
夫送り猫も送りて夜長かな
村瀬さち子(名古屋)
道の駅アンパンマンの菊人形
岩田ようこ(一宮)
綾子師の里で見つけし零余子かな