(2026年4月号より)
「伊吹集」
(会員作品)の巻頭・次席・三席の作者および作品を紹介しています。
中山 邦子(瀬戸)
初暦夢の一文字躍るかに
大谷 幸代(名古屋)
病室に家族で迎ふ初明り
石川 杉子(名古屋)
夫あらば今年卒寿よ初明り
(以下は4句入選者住所順です)
日下 雄介(西東京)
読みさしの本開きたる四日かな
松永 和子(静岡)
寒の入り白く透けゐる明けの月
川村 静野(犬山)
捨てきれぬ物に囲まれ年の暮
田村 美幸(揖斐)
書き出しに迷ふペン先初日記
比嘉 雅子(那覇)
はぐれ鷹狩の途中か夕間暮れ
新垣 公子(那覇)
初春や八つの鐘鳴る法隆寺
割山勢津子(富山)
川底の動かぬ石や年新た
「山彦集」
(課題句 課題:買初・初電話・初詣)
特選の作品を紹介しています。
筧 久仁子(名古屋)
迷ひつつ疎遠の友に初電話
志知 祥子(名古屋)
口紅をピンクに決めて買初に
寺島 美子(尾張旭)
吉みくじ固く結べり初詣