(2026年7月号より)
「伊吹集」
(会員作品)の巻頭・次席・三席の作者および作品を紹介しています。
志知 祥子(名古屋)
青空の富士を仰ぎて卒業す
加藤ノブ子(瀬戸)
玉城の石垣くづれ茅花風
長尾 一美(日進)
花朧亡き祖母と来し生駒山
(以下は4句入選者住所順です)
水鳥 悦枝(豊橋)
猫のこと父母のこと桜時
只腰 和子(名古屋)
庭眺め独りの朝餉目刺し焼く
近藤さよ子(名古屋)
春寒の土間に立てある粗朶の束
岡田 和江(名古屋)
頬なでるさみどりの風つくし採り
アワンきえ(小牧)
朧夜やをうなばかりの民話劇
岡本布杏多(名張)
金の粒こぼして咲けり月桂樹
金城トミ子(糸満)
甘蔗に鳥弾みてゐるや石村忌
「山彦集」
(課題句 課題:春深し・草餅・遅桜)
特選の作品を紹介しています。
栗本 明美(北名古屋)
春深しライトアップの青き城
花田紀美子(犬山)
朝市に並ぶ色濃き草の餅
田中 由美(春日井)
遅桜夫と目指せる六千歩