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伊吹嶺落書  (13年7月から12月までの落書)(みなさんからのメールや出来事&ネット同人からのお知らせなど)
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25.12.31 (3094)
 本当に本当に今年が終わります。 おせちの煮しめや田作りを作りながら・・・・紅白
を見ながら・・・・「落書」の話題を考えていますが、なかなか纏まりません。
 やはり・・・皆さんと協力しながら「いぶきネット」を滞りなく進めることが出来たことが
一番印象深い事でしょうか。 
 いぶきネットのリニューアルをしていただき、1歩づつですが内容を充実させて来る事
が出来ました。
 来年も国枝部長さんの下で頑張ります。 皆さ~~ん 素敵ないぶきネットを作り上
げましょう。

  『俳句』1月号(2014年)に <十指みなぎれば拳去年今年   神蔵器>を見つけ
ました。 来年のいぶきネットを考えると・・・・そんな感じかなぁ~~~と思います。

                                              写真は、<西王母>という椿です。(孝子)


25.12.28 (3093)

  いぶきネットの皆様   投句・選句締切りのお知らせ
   
 いよいよ「数え日」です、今年を振り返り皆さんにとってどんな
お年だったでしょうか。

いぶきネットは大躍進の年でしたね。「伊吹嶺賞」を初め、いぶき

ネットの「合同句集」、「伊吹嶺」15周年記念企画のHP句会

「年間大賞」入賞の皆様、 おめでとう御座います。

伊吹嶺会員以外の方も、どしどしご応募下さい。お待ちしています。

来年の干支甲馬(きのえうま)に向かい、いぶきネットも一段と大き
くジャンプして、駆け抜けたいものですね。


 昨日 公民館でボランティアのお年寄りから、「門松」作りを習い

ました。
中国の故事にもとずく慶事、門松は正月の神様を招き、一年
の幸福を授けて頂く印し・・・


松・竹・梅の由来を聞きながら祖父母の昔話を思い出しました。温
かく、懐かしく・・・・

忙しい年末に、手取り足取りのお世話を頂き、小振りの門松を抱え
て戻りました。

 この場をお借りして、年末のご挨拶をさせて下さい。
 
皆様 健やかな御年をお迎えください。来年も宜しくお願い致します。

     行く年の日暮れて洗ふ硯かな  沢木 欣一

     幼な児の髪揃へ切る年の暮れ 三谷 圭子


        来年の 投句締切 1月1日(水曜日)から5日(日曜日)午後9時締切
         選句締切 1月6日(月曜日)から10日〈金曜日)午後9時締切
 
    投句・選句とも、締切までに出来るだけ早めにお送りくださるようお願いします。

                                                                      八尋 樹炎   
 
                         ☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆


25.12.28 (3092)
 「伊吹嶺」新年号が届きました。 表紙の絵が替わりました。作者は今年と同じ
小林章三先生ですが、今度は薄い水色が基調の清々しい作品です。ギリシャの
サントリー二島のイアの岬を描かれたとか・・・・・・ 
我々も、伊吹嶺誌同様、来年は又、新たな気持ちで俳句を学んで行きたいですね。

 ★ 添削コーナーに1句追加しました。 ご覧ください。

 昨夜は、今年最後の句会でした。 今年は 沢山の句会に参加させていただきました。
健康に 感謝 感謝です。
  
            写真は、友人と思いっ切り甘い物を食べ・・・・ささやかな忘年会でした。(孝子)


25.12.27 (3091)
 12月のいぶきネット句会も、後は会報を配信していただくだけとなりました。
今年も、皆さんの意見をいただきながら・・・充実した句会となりました。 

 添削例をアップしました。 こちらも添削担当の皆さんで 頑張りました。
いぶきネット句会→添削例  から ご覧ください。

★ 12月3日に有料添削口座に 振り込んでいただきましたさんへ。
 その後、添削用の3句が届いていません。 係の方が、電話や、葉書を差し上
げましたが、返事がありませんので、 もしこのページをご覧になりましたら、 お
返事を下さい。 お待ちしています。

  有料添削も、半年が過ぎ、担当の方も少し馴れ・・・・・順調に進んでいます。 

                  皆さ~~ん 宜しければご参加ください!(孝子)




25.12.24 (3090)  HP句会年間大賞の発表
 21日のこの落書欄にて、HP句会の1年間の選句結果を集計しますと書きましたが、その結果が出ました。
 年間大賞の成績を以下に発表します。(敬称は略させて頂きます)

  最優秀賞(1位) 栗生晴夫(川崎市)   得点 31点
  最優秀賞(1位) 奈良野遊山(奈良市)  得点 31点
  3位        雪絵(前橋市)      得点 28点
  4位        市音(福岡県)      得点 23点
  5位        岩本健雨(横浜市)   得点 18点
  5位        康(東京)         得点 18点


 得点の計算方法は、入選句のうち、特選2点、入選1点としてカウントし、1位は最優秀賞、2位は優秀賞、そして賞の対象は5位までとしていました。結果的には1位が2名で、両名を最優秀賞とし、以下5位までの予定でしたが、5位も2名となりましたので、合計6名の方を表彰することにしました。入賞された皆さんおめでとうございます。皆さんには順位に応じて、図書カードをお送りします。
 またこの企画は「伊吹嶺」15周年記念としてスタートしましたが、来年も続けていきたいと思います。伊吹嶺会員、会員以外の方も今年以上の投句をお待ちしております。(隆生)



25.12.21 (3089)
 それほど忙しくはありませんが…何だか 気持ちだけが急かされます。
皆さんは、いかがでしょうか?  風邪は大丈夫ですか?

★HP俳句会12月の選句結果をアップしていただきました。 今月の高点句は
奈良野遊山さん(奈良市)の「銀杏散る大地の余白無きまでに」でした。
早速 賞品の伊吹嶺12月号を送らせていただきます。
                          おめでとうございました。

 年間大賞も これで集計され結果が出ます。 少しお待ちください。

★幹事の樹炎さんから、お便りと写真をいただきました。樹炎さ~ん この話
世界中に知れますが・・・・・ 大丈夫でしょうか?     (孝子)

トンマナ話です。


お粗末を一席・・・

 暮れに、ルンルン気分で 街まで買い物に行き、デパート前のクリスマスイルミネーションを携帯でパチパチ

夢中で撮影して、サア買い物しようと、その時、財布が見当たらない~~~?
                           (地下鉄のカードはポケットに持って居た)


とっさに,摺られたのでは、・・・頭が真っ白になり、 大声でスラレタ~スラレタ~の連呼。隣の警察暑に飛

び込み又大声で「摺られました」早速、警察の調書が始まりましたが、途中から(もしや、?我が家に忘ている

のでは・・・)とも思い念の為
 自宅に電話すると、浮かない夫の声で「ある」ホッ~今度は警察暑で、済みま

せんの連呼に変わり、ペコペコ頭を下げ、穴があったら入りたい気分、おっちょこちょいの私ですが・・・

大恥をかいて何も買わずに、ぐんにゃり戻りました。まるで、サザエさんそのものでした。

 惚けの前兆やも知れませんが、頭に血が上りリフレッシュしたような、錯覚を覚えました。

「買い物しょうと 町まで出かけたら 財布を忘れて愉快な さざえさん♪♪」

これで来年の災難除けに成れば 幸せですが、・・・皆さんも、お気を付け下さい。(樹炎)
 



25.12.17 (3088)
 今日は インターネット部の名古屋近辺のメンバーで集まりました。今年1年
のインターネット部の総括(?)や 来年の活動についての意見を出し合いました。   
 いぶきネット会員の徒歩さんにも参加いただき、会員の立場からの意見も
いただきました。 
 他のネット部の係の皆さんの意見も聞きながら、国枝部長さんの下で、今後
の作業等を進めて行く事になります。
 来年は もっと充実した内容になると思いますが・・・・ 楽しみで~~す!

    
 ★HP俳句会の12月分の投句をアップしていただきました。
結果は、20日過ぎと思います。 その後、今年の大賞も決まります。
皆様 楽しみにお待ちくださ~~~い。  (孝子)


25.12.15 (3087)
 
今日はいぶきネット句会の合評会1日目でした。今日も20名以上の方がチャットルームに入室し、活発な意見交換がありました。いろいろ問題点も忌憚なく飛び交っていました。最近は参加者も多く、なるべく事前に発言することをwordなどにメモして、発言することを貼り付けてはどうかとのアドバイスしたら、効率よく意見が出せるようになりました。明日もこの調子でいきたいと思います。

 「いぶきネットの四季」の12月第2弾を光晴さんにアップして頂きました。書いて頂いたのは関根切子さんの「くれなゐの色」です。この句は当然、細見先生の「くれなゐの色を見てゐる寒さなかな」ですが、ある施設にいらっしゃる女性の名前が書いてあったそうです。切子さんの文章を読んでいくと、なるほどと納得のいくほほえましい文章でした。またこういう句の写真は難しいものですが、ぴったりの写真を掲載して頂きました。皆さんも是非お読み下さい。この「いぶきネットの四季」に入るには、トップページの「いぶきネットの四季」をクリックするか、【こちら】をクリックして下さい。(隆生)


25.12.14 (3086)
 
  いぶきネットの皆様     合評会のお知らせ

 一年中でもっとも日が短い頃12月22日は冬至ですね。

昔は厨の片隅に南瓜が残されて、(かぼちゃを食べて風邪知らず)

と寒さに
備えてきました。そうそう、柚子湯もそうですね。今では

(パンポキンスープ)?(柚子の入浴剤)かも知れませんが
・・・・・・

 街には早くもイルミネーションが輝いて、浮き浮きしたクリスマ

ス気分です。


 昔、開戦日「灯火管制」の電灯カバーで灯りを遮断した日が嘘のようです。

つくづく、平和な世の幸せを感じます。

この先 寒冷前線が待機しています。皆様寒さ対策をお忘れなく。

      殿りの冬至南瓜の巨きかり  皆川 盤水


      目を閉づる柚子湯に癒えし身を沈め  栗田 やすし

さて、合評会はいつものように、15日(日)・16日(月)の両日
    午後9時から行います。  投句 一覧および 選句一覧を用意の上
     伊吹嶺フォーラムのチャットルームへお集まりください。      


 ★ 「俳句四季」12月号に 下里編集長の句を見つけました。

        十指組み聖誕祭の列に蹤く   下里美恵子

        堕天使の爪赤く染め降誕祭     浅井慎平


   上の写真は、樹炎さんが送ってくださいました。
   下の写真は、孫の家の飾りです。 我が家は大人ばかりですので・・・今年はシクラメンの鉢くらいで
   済まそうかと・・・・・(孝子)
                                            


25.12.12 (3085)
 寒くなりました。愛知も<今週末は初雪>と
予報が出ています。いぶきネット句会のメーリ
ングリストでは、初雪の話題で盛り上がってい
ます。皆さんは元気ですが、私は 寒さに弱い
ので、その話題には乗れません。
 もっと元気な方がおられます。 
愛知の会員の一紀さんから写真をいただきま
した。12月8日に 奥八ヶ岳へ出掛けられま
した。写真の山頂の立札には、<守屋山頂
1630メートル(?)>と書かれているようです。
 

  初雪や水仙の葉の撓むまで      芭蕉

  初雪や柿に粉のふく伊吹山      許六

  


25.12.11 (3084)
 今年最後のいぶきネット句会の選句結果を配信していただきました。
この句会は、主宰にも選をしていただいている 有難い句会です。
 栗田先生1年間 ご選を有難うございました。 来年も宜しくお願いします。

 今年も 皆さんで協力し合って どの作業も滞りなく進めて来ています。楽し
みな(?)いぶきネット句会のチャットが15日・16日に行われます。ネット句
会の皆様! お忘れなく! ご参加を!

HP俳句会の年間賞も 今月中に結果が出ます。 お楽しみに! 

 このページの27日にお便りをいただいた みすずさんから 写真を添えて
メールをいただきました。写真の中の写真は、3年前の結婚式の写真です。
とても甘~~い干柿が出来上がったようです。(孝子)

  主人と作った干し柿が完成。
柔らかくて甘くて、とっても美味しいです。

お皿のは一個を半分に割ってみたもので、毎日、朝の食卓に一個ずつ食べています。
なぜか三年前の写真も一緒にアップです。 その節は、お祝い句をありがとうございました!
     
                                              感謝して 鈴木みすず



25.12.10夜 (3083)
 今日の愛知同人句会で追加のお知らせがありました。12月1日の伊吹嶺運営委員会で、来年の伊吹嶺俳句鍛錬会が岐阜支部にて行われる予定をお知らせしました。しかし急遽、岐阜支部の都合によりこの鍛錬会は中止になりました。来年のことですが、既に予定に入れていらっしゃった方もいると思いますが、残念です。とりあえずお知らせをします。
 
 また出版担当の山下帰一さんから「伊吹嶺俳句手帳」が完成したことのお知らせがありました。今回は「伊吹嶺」にとって2回目の「伊吹嶺俳句手帳」の出版になります。詳しい注文方法は「伊吹嶺」12月号の97ページに書いてありますが、以下補足を含めてご案内します。


・俳句手帳は4分冊で発行されます。各手帳ともA6版縦長で100頁です。
・各ページごとに伊吹嶺同人・会員の例句が2句ずつ掲載してあります。例句の合計は800句となります。
・今回は季節を冊子ごとに掲載するのではなく、各冊とも春夏秋冬、新年が掲載されています。
・頒価:1000円(1セット、4冊)、他に希望者にはカバー(小豆色)を200円で購入できます。
・送料は別ですが、句会毎にまとめて購入すれば、郵送料が安くなります。郵送は郵便局、ヤマト運輸のうち負担の少ない方法で送付されます。
・注文:句会毎にまとめて出来るだけ1月20日までに申し込んで下さい。官製葉書に「伊吹嶺俳句手帳」と明記して、総セット数を書いて下さい。なお2月以降も随時注文を受け付けられます。
・払い込み方法:「俳句手帳」の送付は1月下旬頃からになります。「俳句手帳」とともに請求書と郵便振替用紙をを同封しますので、頒価と送料を振り込んで下さい。
・郵便振替口座番号:00830-8-215215 加入者名:渡辺一枝
・注文の宛先:〒452-0821 名古屋市西区上小田井1-85  渡辺一枝

 以上です。なお吟行に便利なように、カバー付きであれば長持ちできると思います。「俳句手帳」のイメージは右の写真のとおりで、一番右がカバーです。(隆生)


25.12.10 (3082)
 今日は 愛知同人句会でした。 60人の
出席で、投句数は180句!  
 佳句が多くて、選句するのも大変で、目が
疲れました。 特に 自分の成績がイマイチ
の時は 疲れを感じます。
 しかし・・・私にとっては、「伊吹嶺」の俳句
をしっかりと学ぶ事の出来る 大切な句会で
すので、一番緊張する日です。
 
 今日の高点の句を紹介します。
以下の方は、疲れを感じてはおられないどころか、
足取り軽く帰宅されたのでは??
  (俳句は不思議な力を持っていると思います。)(孝子)


     もう聞けぬ母の小言や枇杷の花     栗田せつ子

     マンデラ逝く赤くまたたく冬の星      牧野一古      

     冬の雷噛みつくやうに一つきり      廣島幸子

  写真上の左は、主宰が挨拶をされています。 写真上の右は河原地副主宰が挨拶をされていま    
 す。副主宰の隣は下里編集長です。 下の写真は、句会風景です。



25.12.8 (3081)
  最近は 健康(?)の為になるべく歩くようにして
いますので、落葉を踏みながら歩く機会が多くなりま
した。楓の落葉は柔らかくて、踏む音もやさしく感じ
ます。欅や朴の落葉はぱりぱりと・・・・音を楽しんで
います。 
 いぶきネット句会の幹事さんが 写真を添えてお知
らせを送って下さいました。(孝子)


 いぶきネットの皆様    選句締切りのお知らせ

 小春日が続く昨今、裏の林に蔦引いて鳥の餌籠を二つ編んでみました。

早速、蜜柑の輪切を乗せて居間から見える辺りの小枝に吊るすと時を置かず、目白が群れて揺らしています。

籠が小さ過ぎたかと思いましたが、それなりに、面白い展開が見られます。順を待たない目白、覆いかぶさる目

白、すまし顔の目白・・・婿殿が三脚を立てカーテンの隙間から連写・・・二時間は優に掛かりましたが、見事

な写真が撮れました。次は(キツツキ)だそうです。


我が家の暮らしの ワンショットです。
 
        耳澄まし聞く裏山のけらつつき    栗田 やすし


        今朝もまた連れ立つて来る目白かな  新谷 敏江

           さて、明後日12月10日(火曜日)午後9時選句の締切です。(樹炎)



25.12.6 (3080)
 綾乃さんにより、トップページの縦書きの「季節の俳句」を12月号対応に変更して頂きました。ありがとうございました。
 いぶきネット句会も今月の投句が締切になり、いぶきネット句会会員の皆さんで現在選句中です。選句結果は11日頃に会員に配信される予定です。(隆生)

25.12.4 午後 (3079)
 ★愛知支部新年大会の担当の伊藤範子さんからお知らせをいただきました。

 愛知支部新年俳句大会につきまして お知らせとお願いです。
愛知支部では209名のご投句をいただきました。有り難うございます。

 12月3日、クロネコメール便でご投句の皆様へ「出句一覧表」を発送しました。ご投句
の皆様はお忙しい中恐縮ですが、締切の12月13日迄に【係へ届くように】お早めにご
選句をお願いします。 メール便は通常発送日を入れて3日目、遠距離の方は4日目が
配達予定となっているようです。地域の事情により遅れることがあるかもしれませんが、
万一不着がありましたら伊藤範子までお問い合わせください。よろしくお願いいたします。
                                           (☆NORIKO☆)

 ★伊丹市柿衛文庫『碧梧桐 ・ 三千里の旅』と題した新春特別展のお知らせ。

 特別展に関連した講演会や講座が開かれます。我等が主宰・栗田先生の関連講座も
予定されています。平成26年2月8日(土) 午後1時30分~3時です。

 講座は、席数に余裕(80~100席)はあるとは思いますが、前持って電話かファックスで
申し込まれた方が良いと思います。
詳しくは以下のアドレスから お調べ下さい。(孝子)
             
              http://www.kakimori.jp/     
                          柿衛文庫 <展覧会のご案内>を御覧ください。



25.12.4 (3078)
ぶきネッとの皆様    投句締切りのお知らせ

 いよいよ師走、雲一つない青空を見上げて、一年の終る早さを思
います。

 散策の里山は、枯野に雪をまとい野も畑も人家も森閑として、
静かな休息状態です。「山眠る」ですね。来春に向け力を蓄える
のでしょう。

 そろそろ何処のお宅も新旧の暦が重ねて掛けてあるのでは・・・
気忙しくなります。悪い風邪が流行りはじめました。皆さんお気を
付け下さい。


     銃口を遠き枯野に向け眠る   栗田 やすし

     冬山のどこも動かぬ日なりけり  根生  静


   さて、 明後日5日午後9時投句の締切りです。 (樹炎)


             写真は樹炎さんが送って下さいました。(孝子)

 静岡支部長の磯田さんから お便りをいただきました。運営委員会に出席の後、
伊勢神宮まで足を延ばされたようです。 写真(右下)

 こんばんわ! 2日間ほど出かけている間に、
伊藤範子さんの知多半島での「蜜柑ちぎり」という方言について掲載し
ていただき、有難うございました。地方によってやはり独特の表現があ
るようですね。

 ところで、全国大会の時はまだ青かった駿府城公園の家康御手植えの
蜜柑の収穫が今日市長も加わって行われ、訪れた人々に配られたという
ニュースがありました。写真が無くてごめんなさい。
 (話題とは関係ないですが…五十鈴川畔の紅葉がきれいでしたので追伸で送ります。)
                             (なつえ)


25.12.2 (3077)
 12月のHP俳句会・いぶきネット句会の投句が始まっています。
有料添削も順調に進んでいて、係りの皆さんと頑張っています。
 「落書」の話題も皆さんに送って頂いて、有難いです。 
感謝 感謝です。

 以下・横井さんから送って頂きました。 
         横井さ~~ん。有難うございました。 (孝子)

 121日、朝日カルチャ-センタ-の俳句教室(都合ナルミさん指導)仲間8人で、名古屋市西
区にあるノリタケの森を吟行しました。 園内は、赤煉瓦工場棟と芝生、そして冬も
みじで、おだやかな初冬の風情でした。 天気にも恵まれ、ゆったりと六本煙
突、窯跡、ビオト
-プを散策しました。
 句会は、夕闇がせまるなかで、時間との勝負でしたが、都合先生の的確な指導の
もと、楽しく終えることができました。 やがて園内はクリスマスツリ
-が輝き、赤煉瓦工場
棟が青くライトアップされ、去りがたい雰囲気でしたが、我々は先生を囲み、忘年会会場へと移動しました。


 名古屋駅から徒歩
10分ほどで行くことができます。吟行に最適な場所です。皆様もどうぞ。
 
                                         
(写真を添付します。) 横井一夫


25.12.1 (3076)
 
いつの間にか12月になってしまいました。私は11月の半月間、入院していたため、秋がないうちに冬になってしまった印象です。ただ今は黄落の盛りようです。右の写真は妻の恩師から送られてきた横浜山下公園通りの黄葉です。
 
今日は伊吹嶺運営委員会が行われました。つい最近、静岡で行われた全国俳句大会模様、反省事項など静岡支部長の磯田さんから詳しく報告していただきました。
 その他、来年の伊吹嶺行事について報告されましたが、決まったことだけ報告します。同人総会が3月30日に、岐阜支部による俳句鍛錬会が5月26,27日に、全国俳句大会が10月18日に行われることが報告されました。
 さらにうれしいことに栗田主宰の喜寿のお祝いを伊吹嶺有志により6月22日に予定されていることも報告されました。今から皆さんの来年の予定に入れていただきたいと思います。
 
 12月に入り、HPも一斉に更新を行いました。伊吹山房雑記、いぶきネットの四季、環境と俳句、いぶきネットたより、同人句、会員句、俳SCHOOLの句などです。このうち、「いぶきネットの四季」は山下智子さんによる細見先生、沢木先生の吾亦紅の句の思い出を綴られています。このコーナーはトップページの「いぶきネットの四季」をクリックするか、【こちら】をクリックして入って下さい。光晴さんの写された吾亦紅が実にきれいです。
 また「環境と俳句」は野島秀子さんが「小鳥からのお年玉」として、木の実のいろいろな情報を書いていらっしゃいます。こちらもトップページの「環境コーナー」をクリックするか、【こちら】をクリックして下さい。
 いつものようにこの落書が重くなりましたので、10月までの落書は倉庫に移しました。この落書のトップの案内に従って、閲覧して下さい。(隆生)(323621)


25.11.30 (3075)
 範子さんが早速 今日のニュースを送って下さいました。 範子さ~~ん 有難うございました。
   
 11月30日、名古屋市東区の「ウィルあいち」で俳人協会愛知支部主催の「名古屋城
俳句大会」がありました。俳句大会に先立ち神奈川大学名誉教授復本一郎先生による
「芭蕉―風情終に菰をかぶらんとは―」と題した講演がありました。さまざまな文献から芭
蕉の人となりや、俳諧を滑稽からもののあわれへ高め、無限の広がりを
与えた芭蕉の偉大さについて、より深く知る機会をいただきました。
復本先生は芭蕉の文章に記された「風雅の魔心」という言葉を引用し
て「芭蕉もそうであったが、そのためにあらゆるものを投げ出す『風雅
の魔心』が俳句にある」と語られたことが心に残りました。それほど俳
句は魅力的な文芸なのだと妙に納得しました。
 さて第二部の俳句大会では今年も「伊吹嶺」の皆さんが大勢名乗られ
ました。大会賞、入賞、特選をご紹介します。
 
 大会賞(5点句)  無造作に姫の帯解く老菊師     篠田法子
 入賞(4点句)    耳かきで花弁整へ菊花展     上杉美保子
 選者特選      綿虫のまたひとつ増ゆ軍馬の碑  都合ナルミ
 選者特選      雪吊の松より太き心柱        大嶋福代
 選者特選      青空は城の余白や鳥渡る      矢野孝子


 さて磯田さんから「蜜柑摘む」についてご質問がありましたので・・・
私の故郷の知多半島では方言で「蜜柑をちぎる」「蜜柑ちぎり」と言っ
ています。もちろん手で千切るのではなく、鋏で剪るのですが・・・
私は「ちぎる」は方言ですし字余りになってしまうし、農家の人たちは
「蜜柑狩り」とは言いませんし、歳時記に例句があり音の響きが良い
ことから「蜜柑摘む」を用いました。皆様の間で話題になっているとは
思いもよりませんでした。   ☆NORIKO☆

               ☆.:*・°.。.:*・°☆.。.:*・☆°.。.:*.。☆.:*

 写真上は、ご講演をいただきました復本先生。俳号は鬼ケ城と言われます。 写真下は、今日の選者の皆さんと、挨拶をされている愛知支部長の伊藤敬子先生です。(孝子)

25.11.29夜 (3074)  第4回伊吹嶺俳句鍛錬会
 第4回伊吹嶺俳句鍛錬会が無事終わっていつの間にか1週間過ぎてしまいました。大変遅くなりましたが俳句鍛錬会模様を掲載します、鍛錬会は幹事の皆さんと参加者の熱意で無事終えることが出来たと聞いています。というのも幹事の一員である私は土壇場で入院生活を余儀なくされました。カメラマンを担当なさった安藤一紀さん、藤田岳人さん、伊藤範子さんの写真を見ていると、私も参加した気分になりました。3名の写真量は膨大で今回の鍛錬会記の写真もいつもより多くなりました。
 鍛錬会記はいつものとおり内田陽子さんに書いて頂きました。また主催元の櫻井愛知支部長に感想と挨拶も書いて頂きました。鍛錬会記に入るには、トップページの写真をクリックするか、【こちら】をクリックして下さい。(隆生)


25.11.29 (3073)
  静岡支部長の磯田さんから写真と
共にメールが届きました。
 静岡支部からは 毎月会報を送って 
頂いています。「一番茶句会報」は、
今月で537号になっています。
 10句会の各々の皆さんの俳句や鑑
賞、エッセイ等が載っていて、皆さんで
研鑽を積んでおられる様子が伝わって
来ます。

 
 伊藤範子さんの蜜柑狩りのおたよりを拝見したばかりですが、静岡でも句友の蜜柑畑で26日「蜜柑狩り吟行会」を行いました(17名参加)
前夜の雨も晴れ上がり、静岡の街並の向こうには、富士山から駿河湾までの大パノラマが広がっていました。丹精の早生蜜柑は粒ぞろいで色づきもよく、たちまち袋や籠がいっぱいになりました。
  
      蜜柑狩肩に食ひ込む籠の紐    朝比奈照子


       踏み込めば土柔らかしみかん畑  坂本 操子

       地に触るるまで撓わなり早生蜜柑 神尾 知代

 句会では、蜜柑は「切る?剪る?」「摘む?」「捥ぐ?」「挘る?」ふさわしい表現について問題提起がありました(投句は、切る6句、剪る3句、摘む1句、捥ぐ1句でした)。
ちなみに角川の大歳時記にはこのいずれも例句がありますが、静岡の蜜柑どころが母の実家である私は、今まで「蜜柑切り」という言葉に馴染んできました。伊藤範子さんの例句は2句とも「摘む」でしたね。 地方によって言い方があるのか、それとも「蜜柑」は”摘み取る”のがふさわしいのか、
教えて下さいませんか?                                          (磯田なつえ)

 我が家では、身近に蜜柑畑がありませんので、子供の小さい頃、旅行の気分で出かけたことを思い出しました。<林檎狩><松茸狩>と同じで<蜜柑狩>と言っていますねぇ~~。(孝子)



25.11.28 (3072)

★お知らせです。
 角川の『俳句』の写真のページに 主宰が載っています。ご覧になられまし
たか? 主宰の挨拶の言葉も載っています。(孝子)


  いぶきネットの皆様   投句・選句・締切りのお知らせ

 高い山の頂で始まる紅葉は一日で約五十メートルの割りで
里に

下ってくると言われています。記録的に早い凩に
我が家でも一

気に紅葉し、落葉の舞う庭になりました。

 冬の星も綺麗ですね。 新聞に「太陽をかすめる彗星」の記事・・・

朝焼けの空に青味かかった色の「アリソン大彗星」は(11月29日の出前)に

太陽に最接近、双眼鏡、肉眼でも見えるそうです。お天気の条件によりま

すね。九州はあいにくの雨日です。


   黄落の街かつかつと馬車ゆけり  伊藤  旅遊 

   凍星や杉の木立の軋む音   関根 切子
 

    さて、投句締切 12月1日(日曜日)から5日(木曜日)午後9時締切
       選句締切 12月6日(金曜日)から10日〈火曜日)午後9時締切(樹炎)

                                    写真は樹炎さんのお宅です。

25.11.27 (3071)
 ★11月いぶきネット句会の添削例をアップしま
した。トップページのいぶきネット句会 →添削例 
から御覧ください。

★ いぶきネットを支えていただいている鈴木み
すずさんが、写真を添えて メールを下さいました。
 
 私の経験では、干し柿作りは、簡単のようです
が天気に影響されます。 暖か過ぎたり雨が続い
たりすると、黴を心配しないといけません。 熟して柔らかい柿が甘く出来そうに
思いましたが、べとべとして失敗した事があります。そこを注意すれば、みすずさ
んの写真のように美味しそうに出来ると思います。
 みすずさ~ん お便りを有難うございました。 (孝子)

 11月23日の一葉忌に、夫と干し柿づくりをしました。
去年初めて作ったのですが、毎日眺めるのも楽しみ、食べるのも楽しみです。 去年は友達の家から渋柿を頂いたのですが、今年は市場でひと箱買いました。 作り方は以外と簡単なので、皆さんも挑戦してみませんか?ネットで干し柿の作り方を検索するとたくさん出てきますよ。(鈴木みすず)

         
開け放つ二階明るし柿すだれ    石川紀子

         土壁の崩れし蔵や柿簾       河村惠光

         霊場で買ふ縄刺しの吊し柿      栗田やすし



25.11.24 (3070)
 国枝部長さんが2週間ほど入院をされていました。 22日に退院をされホッとしてい
るのは、ご家族や本人ばかりではありません。いぶきネットの仲間も一安心です。
(ネットの作業はいろいろ入院前に片付けていただきましたが・・・・ )   
 今は、「退院おめでとう」のメールが飛び交っていますが、どのメールにも 最後に
「しばらくは無理をしないでください」と 書き添えてあります。
 いぶきネット句会の仲間で、お見舞い句・退院祝いの句を募っています。
皆さん お祝いの気持ちもありますが、仲間がどんな句を詠まれるかも興味のあると
ころです。
  部長さ~~ん。退院おめでとうございます。  (孝子)


 範子さんが 蜜柑狩りに行かれました。写真を添えて メールを送って下さいました。
範子さ~~ん 有難うございました。


 伯母の家のみかん畑でみかん狩りをさせてもらいました。
みかん摘みに飽きたちびっ子たちは みかん畑を町に見立てて学校ごっこです。
 ひろき君は5才の虫愛する王子。 天道虫、カマキリ、カメムシ、ハエトリグモ、
セミの抜け殻など、沢山見つけて教えてくれました。 天道虫は「家のトカゲの餌
にする」ため菓子の空袋に入れていました。 「ハエトリグモ」という名前も知って
いましたよ。 
 夫「ひろき君はまるでルーブルだ」 私「ファーブルでしょ」

       みかん箱伏せて昼餉のテーブルに 
                                    ☆NORIKO☆


        蜜柑摘む湖の日ざしを背に受けて     鈴木真理子

        蜜柑摘む昨夜の雫を拭ひつつ       伊藤範子


25.11.22 (3069)
★ 20日・21日の「伊吹嶺鍛錬会」が終わりました。充実した2日間だったようです。   
参加された皆様・係の皆様 ご苦労様でした。
 会の様子は、後日 内田さんが纏めて下さいます。 たのしみに お待ちください。   
早速 範子さんが写真を送って下さいました。(写真右上は、2日目の句会風景。 その下
の写真は、ピカピカの新同人3名。)


★HP俳句会の講評もアップしていただきました。 選句結果の欄を御覧ください。
今月の講評は、国枝さんのピンチヒッターで 私が書かせていただきました。
講評になっていますか?? 参考になれば嬉しいです。

 HP俳句会では、「伊吹嶺」15周年を記念して、高点賞を設けました。
12月で締切ります。 係の方が毎月(1年間)の成績をカウントしておられます。
12月のHP俳句会の投句を、お忘れなく!


★昨夜このページで<火渡り>について述べましたが、友人から以下のメール
が届きました。 Tさ~ん 有難うございました。  (孝子)

  矢野さま 落書拝読。「火渡り」は季語にありませんが、「火渡り祭」がありました。
春の季語です。東京八王子の高尾山薬王院で3月第二日曜日行われるようです。
新日本大歳時記(講談社)に記載されています。ご参考まで。
 



 25.11.21 (3068)
 HP俳句会の選句結果を アップしていただきました。 今月の高点句は
三重県の松村さんの

    飛ぶ構へして冬蜂の動かざり   

 でした。 松下様 おめでとうございます。早速「伊吹嶺」11月号を送らせてい
ただきます。   

 先日(17日)、近くのお寺の火渡りの神事に孫と2人で出掛けました。
火伏の神、秋葉さんの神事です。一般の人達も火渡りが出来ました。小学生
の孫娘に「風邪をひかないそうだから渡ってみる?」と誘いましたが「風邪を
ひいた方がまし!」と言われました。 20年ほど前に1度渡った事がありました
が、今は、途中で転んだりしないかとか、火傷が心配で・・・・諦めました。 

 冬は、火を中心にした行事が多いようですが、 <火渡り>は、歳時記には載って
いませんね。 
 季語としては<御火焚><御火焼>(どちらも おほたき と読みます)があり、歳時記に・・・   
11月中に京都の諸社で行われる火を焚く神事を言う・・・・とあります。火を扱う商売の
人々の行事のようで「おしたけさん」と呼んでおられるようです。
 
 写真上は、禰宜さんが火の中を駆け抜けて行かれるところです。(孝子)

      ・お火焼や霜うつくしき京の町      蕪村

      ・お火焚の切火たばしりたまひけり   後藤 夜半
 

25.11.20 (3067)
 今日・明日と伊吹嶺の鍛錬会です。私は参加出来ませんでしたが、今頃 知多半島の
名句が沢山生まれている頃と思います。 
参加の皆さ~~ん  頑張って下さ~~い。

 以下 チャットの後で、樹炎さんから 写真を添えてメールをいただきました。(孝子)

 
 チャットお疲れさまでした。
皆さんの質疑応答に知らかった事や、珍しい話題に 学ぶことが沢山でし
た。中でも「76番 新酒酌む志野の片口艶深し」(片口)と(猪口)片
口では飲まないのでは・・・の意見がでました。
 片口は、本来樽酒を徳利に移す時の道具ですが、最近デザインの面白さに
片口を模した猪口もあります。


 私が寿司屋に頼まれた焼酎の湯割りの盃に片口を付けた事があります。
写真を添付してみます。ご参考まで。  (樹炎
 


25.11.16 (3066)
 「いぶきネットの四季」を 武藤さんがアップしてくださいました。 今回は、
いぶきネットを支えていただいているメンバーの1人の 長崎さんが「欣一忌
と題して文章を寄せて下さいました。 
 長崎さんは、愛知県の蒲郡にお住まいで、未だ現役(お勤め)で頑張って
おられる元気印の女性です。
 トップページの上の「いぶきネットの四季」から ご覧ください。

 写真は、哲半さんが送って下さいました。
シルク温泉(兵庫県 豊岡市)の帰りに、すぐ近くの安國寺のドウダンツツジ
の紅葉を 見に行かれたようです。
 哲半さ~ん 有難うございました。 (孝子)

 

25.11.13 (3065)
 静岡支部の磯田支部長さんから 写真とメールが届きました。大会の
疲れも取れた頃でしょうか(?) 薩埵峠を歩かれたようです。(孝子) 

 早いものであと数日で全国大会から1カ月、先日反省会を行い
今夜は会計の報告を受けて決算書を作っております。
ようやくなんとかお役目を終えることができそうです。
皆様にご協力いただきましたこと改めて感謝いたします。

 大会ではあいにく、初冠雪の富士をご覧いただけませんでしたが
今朝はTVで宝永山まで雪をかぶった富士山が映し出されたので
さっそくお勧めスポットの由比宿「薩埵峠」へウオーキングに行ってみまました。

新東名静岡SAを出る頃はとんがり帽子ほどの富士山頂が真っ白に見えてい
たのですが
10時ごろ登り始めた時はすでに富士山を根っこに伊豆の波勝崎
まで棚雲が横たわり富士山は見えませんでした。が、真っ青な初冬の空を写
して海も真っ青、たわわの蜜柑と枇杷の花の摘花作業を眺めて、約11キ
ロ、1万6千歩のウオーキングでした。

 富士見ゆる窓辺に置けり冬帽子    栗田やすし

 大根洗ふ富士の裾野の晴れつづき   栗田せつ子
        (三島時代の主宰ご夫妻の富士山を身近に詠まれたお句)

 海からの風に匂へり枇杷の花     磯田なつえ
                      (薩埵峠での句)


いぶきネットの皆様      合評会のお知らせ

  ぐ~んと冷えて来ました。東北からは雪のしらせ。

呆けた芒が渓流の風に吹かれ、ダムには数百羽の鴨、手を打てば

湖面を捲るように飛び立ちました。白い上弦の月がぼんやり残り

稜線には朝日・・・畑には台車を押す人影・・・大根の収穫です。

久しぶりに、娘と膝突き合わせて、渋柿の皮を剥きました。

わずか20ヶですが、吊るせばお天気が気になりますね。

皆さんの辺りは如何でしょうか。寒暖の差にご注意下さい。

  開け放つ二階明るし柿すだれ  石川 紀子


  日の匂ひ土の匂ひの大根引く  石原 筑波


さて、合評会はいつものように、15日(金)・16日(土)の両日   
  午後9時から行います。  投句 一覧および 選句一覧を用意の上
  伊吹嶺フォーラムのチャットルームへお集まりください。 
    


25.11.12 (3064)
 昨日、婿さんが(リハビリ)の帰りに、見つけました。
土手に返り咲きの桜か又は、冬桜か解りませんが咲いていると言
うので、早速カメラを持って撮影しました。
 何方かご存知有りませんかね。

散歩でウグイスの笹鳴きで無く、ホーホケキョを聞きました。
娘は二階のテラスで、ツクツクボウシの声を聞いたと言います。
変な気象です。?
写真添付してみます。  (八尋樹炎)


 今日は 愛知の同人句会でした。出席は58名でしたが、そのうちの3名は新
同人の方でした。 3人共「緊張しています」「倒れそうなほど緊張しています」と
初々しい挨拶をされていていました。 (私も新同人の時は、倒れはしませんでしたが、
緊張しました!)

 170句の投句で、その中から5句選でした。選句にはエネルギーがいりますが、
大いに刺激をいただく事の出来る有難い句会です。 主宰からは 選評や問題の   
句について、丁寧な指導をいただきました。
 以下 今日の高点句です。 

   日時計の針が撫でゆく草の花     野島秀子

   海染むる大き落暉や欣一忌      林 尉江


★ 『俳句四季』11月号の俳句応募のページ「四季吟詠」で 我らが伊吹嶺の
仲間の 奥山ひろみさんが、下里美恵子さんの特選になられました。
広島の壬生の花田植を 詠まれました。  奥山さ~~~ん! おめでとうございました。(孝子)

         飾られて耳よく動く花田牛     奥山 ひろみ



25.11.8 (3063)
 引越しをして半年が過ぎ、やっと自分の家と思え
るようになりました。 今までは 家が混み合った
町に住んでいましたが、今は 5階の見晴らしの
良い家になりました。 時々、刻々と変わっていく
空の様子に、家事の手を止めて見入ってしまいま
す。
 「伊吹嶺」11月号の[パリ便り」で、小林砂斗美
さんが パリの空の様子を、名画の中の景色を例
に取って、書いておられます。
 早速、文章の中に出てくる画家 マルケ、シスレ
ー、ワット―、ブーシェ をネットで調べて 小林さん
が眺めておられるパリの空を 想像してみました。
行った事の無い凱旋門の空や、ノートルダム寺院の上の雲が はっきりと浮かんで来るのが 不思議です。
 
 我が家からは、夜の高架を行く電車がアニメの<銀河鉄道>のように思えたり、遠く名古屋の街が、切り絵作家の藤城清治の夜景のように見えたりします。 この景色も そのうちに、主宰が「伊吹山房記」に書いておられる<常識と言うコレステロール>のように、 当たり前の景色となるかもしれません。 常識と言うコレステロールが溜って・・・・感動が失せてしまうという事です。
 
 樹炎さんが 写真と共に お知らせを 送って下さいました。 写真は 返り花です。(孝子)

     いぶきネットの皆様   選句締切りのお知らせ

 もう、立冬ですね。本格的な冬と言うにはまだ早いのですが、この季節「冬ざれ」「冬めく」「小春日」「冬

ぬくし」がよく使われます。

 小春日に誘われて咲く「帰り花」「返り花」いわば冬の中の春といった趣です。我が家にも木瓜や躑躅・蛍袋

などの返り花が咲いています。又、この時期のものとしては、石蕗の花・梅もどき・杜鵑・山茶花など・・・

 黄蝶が草を低く、飛交っています。鴨の数も日毎に増えてきました。

皆さんの辺りは如何でしょうか。急な冷え込みにご注意下さい。

    
水戸公の二畳の書斎返り花  栗田 やすし

   公園に猫抱く少女冬ぬくし  仲村 修一郎


           さて、明後日11月10日(日曜日)午後9時選句の締切です。(樹炎)



25.11.6 (3062)
 ★HP俳句会の5日までの投句をアップしていただきま
した。
 今年は 「伊吹嶺」15周年を記念して、高点賞を決
めました。今年の1月から カウントをしています。
 あと投句は2回です。皆様 是非参加をしてください。
そして・・・・HP俳句会を盛り上げて下さい。

 ★愛知支部新年俳句大会の締切は 11月8日
(必着)です。お忘れではありませんか?
                      お急ぎください!


 ★11月3日に愛知県ロータリークラブの俳句大会が開かれました。(写真) 「伊吹嶺」の仲間の田嶋さんの提案で始まった会も4回目となり、今年は高校生が初めて参加され、とても和やかな雰囲気でした。(私も選者として参加させていただきました。)

 伊藤敬子先生と馬場駿吉先生の講演も恒例となりました。伊藤先生は「季語について」と題して、高校生にも分かるような、作句の基本的な内容でした。 馬場先生は「現代に響く芭蕉の言葉」と題して、弟子が書き留めた芭蕉の言葉を例にとって、我々の俳句に対する姿勢等を 説いてくださいました。
 
 ロータリークラブの中でも、俳句が少しづつ根付いて行くようで・・・・頼もしく思った1日でした。(孝子)



25.11.4 (3061)
 いつも伊吹嶺HPのトップページの「季節の俳句」が掲載されているスライド-ショーはHP管理者の綾乃様にお願いしています。今月の「季節の俳句」を更新して頂きました。トップページはもう冬です。
 何か今年は秋がなかったようです。今朝のTVでも日光のいろは坂の紅葉は紅葉しないうちに、台風で葉が散ってしまうとか、色づきが1週間遅れで、色合いも悪いとの報道がありました。このまま行くと、日本の季節は夏と冬だけになりそうです。四季の美しさを詠む私たち俳人はどうすればよいのでしょうか。(隆生)


25.11.3 夜(3060)

 
いぶきネット句会の皆様
        投句締切りのお知らせ

 十一月は、心の澄む月・冴えてみえ
る月ですね。

 あまりに身近な花なので、その美しさ   
を、つい見逃してしまう・・・

菊はそんな花の一つ、今日は菊香る「文化の日」です。

 大宰府に「菊花展」を観にゆきました。菊作り五十年のおじさんに
菊作りの醍醐味を尋ねると相好を崩して(何本仕立て)の苦労話に瞳
が輝いていました。 柔らかな秋の日差しに気品と威厳を秘めて・・・


皇室の紋章を初め、和歌や絵巻物に、不老長寿の薬としても、平安時代から
日本人の感性によく合った気品ある花ですね。
 

    ゆつくりと車椅子押す菊花展    鈴木みすず

    濃姫の胸に白刺す老菊師      兼松 秀
 

       さて、  明後日5日午後9時投句の締切りです。(樹炎) 



25.11.3 (3059)
 
11月になりましたので、この落書も重くなりました。9月までの落書は倉庫に入れました。この上の案内に従ってクリックして下さい。(隆生)


25.11.2 (3058)
 いつも月初めになりますと、ネット部の皆さんのご協力で、各ページの更新をして頂いています。今日確認したところ、「伊吹山房雑記」「ネット部関係の同人句」「伊吹集の会員句」「いぶきネット句会たより」そして「いぶきネットの四季」が更新されていました。特に今月の「いぶきネットの四季」は梅田葵さんの「長良川の寒月」です。葵さんは「寒月が鵜川の底の石照らす  やすし」を鑑賞なさっています。この句は葵さんにとって「風」入会の折に入手した「風歳時記」の中に見つけた1句だそうです。葵さんのように思いを込めて鑑賞すると、こんな文章になるのでしょうか。こんな境地で鑑賞したいものです。また光晴さんの写真も幻想的な写真です。俳句に彩りを添えています。なお今月の「いぶきネットの四季」に入るには【こちら】をクリックして入って下さい。(隆生)


25.11.1 (3057)
   

 もう11月になってしまいました。今年の夏は暑く、いつまで続くかと思いましたが、ここ数日秋らしい爽やかさが続いています。近くの公園の桜、欅なども紅葉が美しくなりました。そしてもう1週間もすれば、立冬です。最近は夏が長く、冬が長く感じられ、春と秋はどこへ行ったのかと残念に思います。これも温暖化の影響だそうです。夏の猛暑日が続くのは太平洋の海水温度が上昇しつつあるため、特のこの10月は今までにない高温状態が続いたそうです。
 そしてこの冬ですが、また厳冬になる予想です。温暖化で厳冬というのはおかしな理由ですが、温暖化によるシベリアからの寒気の偏西風の進路が変わるとか、今年の冬は北海道に強力な低気圧が居座る予定で、寒気はシベリアから真っ直ぐ本州に下って来るための理由などが語られています。
 さらに長期的には、本来はメキシコ湾からの大海流が本来グリーンランドあたりで海水の沈み込みで深層大海流が起こるはずが、海水温の上昇に伴い、グリーンランドの沈み込みが止まるため、かえって地球寒冷化を招くものという映画『デイ・アフター・トゥモロウ』の世界でです。現在はこちらの兆候はまだ顕著ではありませんが、今年はシベリアからの寒気が年によって不安定な流れとなって丁度今年は寒冷化が強くなると言うことだそうです。

 こんな難しいことを言って申し訳ありません。つい気になって一気に書いてしまいました。ところで「環境コーナー」での「環境と俳句」シリーズ、11月は小波さんに「蜻蛉狩り」を書いて頂きました。そう言えば今年私の周辺では赤とんぼが少ないように感じました。以前、御在所岳の頂上で夏休みに登ったところ、胸にぶつかるほどいたもので、子供達が盛んにマーキングしていました。御在所岳の場合は「G」のマーキングで地上で捕らえた時、場所の分布を調べていました。今年はその赤とんぼはどこまで広がっているか、いないか心配です。
 小波さんの「蜻蛉狩り」に入るには【こちら】をクリックして下さい。
  
  ついて来るやうにも思ふとんぼかな   細見綾子

 また写真は近くの公園の欅の紅葉と黄葉です。(隆生)(319363)



25.10.28 (3056)
 10月26日に このページでお知らせしました坪野さんから メールが
届きました。 改めて・・・坪野さん 特選おめでとうございました。

 大垣の結びの地記念館で開かれた、初めての試みという「むすびの地俳句
団体交流句会」に出席させていただきました。十九の結社から二人づつ出席し
ての句会でした。
 持ち寄りの二句に席題一句です。
Aグループは「小鳥来る」というお題で、Bグループは「雀蛤になる」と言うお題
です。私はBグループ、考えたことも無い「雀蛤となる」という季題に頭の中が
真っ白になりました。時間内に何とか句にして提出しましたが、まさか特選を
頂くとは、、、、。
 孝子さん素敵な花束の写真をありがとうございます。

 交流句会の高点句の1部ですが、以下に紹介します。
(坪野)
 
      木の実落つ己の重さ音にして    田中紫香
      秋の蝶日差しに息を整ふる    宮本光野
      どの川面静かに秋を流しけり      近藤牧夫
      さはやかに巫女が水切る榊束   河西かつら
      掌から掌へ光りを移す今年米   服部真六
      踏まれゐる邪鬼にも供ふ新走り  矢橋郁子

      写真は、樹炎さんが送って下さいました。烏瓜です。(孝子)


25.10.27 (3055)
 下里編集長から、メールが届きました。 下里さ~~ん、お忙しい中、有難うござい
ました。

 台風28号も去って、今日は穏やかに晴れた日曜日です。 全国大会から一週間、まだ素晴
らしかった大会の余韻の中にいます。 静岡支部の皆さまには本当にお世話になりました。多くの
方々とゆっくりお話しでき、嬉しかったです。 副主宰の講演「俳句が開く世界」は、俳句に携わ
る者の応援歌のように受けとれました。 俳句が開く世界を幾つかの観点から述べられましたが、
「俳句を親しんで行動的になった」との一言に驚くと同時にそれまでの副主宰の日々 ? に思い
を馳せてしまいました。 そして自身を振り返ってみて、「ああ…私もだ」と深く共感しました。行動
的になった結果、私は自分を取り囲む風土に愛着を持てるようになった気がします。自分の住む
町や人々を好きになれること、これも俳句の大きな魅力の一つだと思います。 大会後、「俳句
に携わっているだけで自分の世界を広げている」との一言を噛みしめる日々が続いています。
                                            (下里美恵子) 
 


 いぶきネット句会の幹事の樹炎さんが、ローランサンの絵画を模写されました。写真に
撮って メールで送って下さいました。 アーモンド型の眼といい、ローランサン独特のピン
クといい・・・・・・素敵です。 樹炎さんは 心豊かな生活をされていますね。有難うございました。(孝子)                    

         マリーローランサンの女らの私語春深し   西野敏子


25.10.26 夜 (3054)
 慢房さんから、21日にコキアの写真を送って
頂来ました。 

 今日は雨なので、家にこもっています。

 昨日、市内のひたち海浜公園に行ってみまし
た。春にはネモフィラでブルーに染まる丘が、今
はコスモスとコキアで真赤になっています。
                     (慢房)

 今 又 台風が被害を出しながら進んでいます。   
コキアも被害を受けているのでしょうか?


  いぶきネット句会の添削例をアップしました。 トップページの いぶきネット句会 
 →添削例 と 進み ご覧ください。 お役に立つと嬉しいのですが・・・・・ (孝子)


25.10.26 (3053)
 10月19日に大垣市の<奥の細道むすびの地記念館>で行われた「むすび
の地俳句団体交流句会
」に伊吹嶺を代表して 清水弓月 ・ 坪野洋子の両氏   
が参加され、坪野さんが「雀蛤となる」の席題で

   彩雲や雀蛤となるあした     

                      の句で見事特選を得られました。

 句会後は ロジワールホテル大垣での懇親会に出席され、各地の俳句団体の
代表20名、奥の細道むすびの地俳句協会構成団体の代表20名と情報交換や
交流事業の今後の展開について話し合われました。

  翌20日の「芭蕉蛤塚忌全国俳句大会」で栗田せつ子さんの「吉野晴」二十句が 
「大垣市教育委員会賞」を受賞されました。 

 坪野さ~~ん せつ子さ~~ん おめでとうございました。

 

 高倉健さんが 文化勲章を頂かれます。 健さんファンとしては、「よくぞ受けて下さいまし
た!」と 思っています。 健さんのコメントに、 <この国に生まれて良かったと思える人物
像を演じられるよう、人生を愛する心、感動する心を養い続けたいと思います。>とありまし
た。 俳句にも通じる言葉ですね。 感動は ただ待っていてもダメかもしれませんね?心を
養わないといけません。 健さんに 乾杯!(孝子)


25.10.22夜 (3052)
まだ まだ 全国大会の余韻に浸っています。   

 大会担当・静岡支部の磯田支部長さんから、
メールが届きました。

 
全国大会のアップを拝見いたしました。
皆様のすばやさにいつもながら感服いたし
ております。

 とにかく、何の見通しもなく零からのス
タートでしたが
、 多くの皆様に支えてい
ただいて、何とか大役を終えることができ
今はただただ感謝いたしております。

 不慣れ故のバタバタもお見逃しいただき「よかった!よかった!」とのお声に胸を熱くしております。与えていただいた貴重な体験(良かったことも失敗も)を今後に生かして、「伊吹嶺」の輝いている皆様についていけるよう努めていきたいと思っております。感謝!感謝!感謝!です。

 そしてこれをきっかけに静岡へ吟行の際には、ぜひお声をかけてくださいますようお待ちいたします。
                                            (磯田なつえ

 上の写真の左は、会の最後に静岡支部の皆さんが 勢揃いされました。「全員が1人1役以上」をモットーに、大会の準備から頑張って下さいました。

 右の写真は、「よしもと」ではなく、京都句会の指導者の河原地副主宰と幹事の岡田さんです。 京都句会の紹介をされているところです。(孝子)


25.10.22 (3051) 
 伊吹嶺全国俳句大会が10月20日に行われたことは昨日の落書で紹介しましたが、その大会記を内田陽子さんにに書いて頂きました。何でも早く載せるのがインターネットの強みですが、私が大会記をアップしたのは1日遅れでした。その写真を大会記にアップしようかと思っていると、当日のことが思い出され、特に今回の大会は静岡支部の皆さん全員のおかげで成功しました。右の写真はもう1枚の静岡支部の皆さんの写真です。静岡支部の皆さん、ありがとうございます。なお大会記に入るには【こちら】をクリックして下さい。(隆生)(317861)





25.10.21 (3050)
 20日の大会は 盛会でした。 私は賞をいただきましたので、 忘れられない大会に
なりました。 静岡支部の皆さんの 暖かく きめ細かな大会の進行に ただただ感謝!
詳細は 後日 内田さんがトピックスで 書いてくださいますので、楽しみにお待ちください。

 21日は 関東支部の吟行会に愛知勢6人が入れていただき、 三保の松原・清見寺・
清水港の日本丸・田子の浦・沼津の御用邸等々・・・・と吟行して、 今夜帰りました。
関東の みなさ~~~ん お世話になりました。     
 以下・今日の吟行の写真です。














              写真左は、清見寺の五百羅漢・ 写真右は、田子の浦の赤人の碑

 ★ HP俳句会の選句結果をアップしていただきました。 今月の高点くは、同点のお2人です。

  野良仕事終へし家路や赤蜻蛉  千葉の周桜さん
 
  花街の端に甘味屋小鳥来る    町田市の一橋さん 

 お2人には、賞品の伊吹嶺誌10月号を送らせていただきます。 (孝子)


25.10.19夜 (3049)
 明日の伊吹嶺俳句全国大会を前にして、トップページの沢木、細見先生、栗田主宰の今月の俳句がやっと更新できました。皆さんにお待たせして申し訳ありませんでした。今回のようにパソコンの不調により更新が遅れることもありますので、今後、タイトルを「季節の俳句」と変更させて頂きました。
 明日の全国大会は静岡支部の皆さんの大変なご努力により、盛大に開催されることと思います。出席者は約160名の予定です。会場が溢れんばかりになると思います。では明日皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。(隆生)(317445)


25.10.19 (3048)
樹炎さんから写真を添えて メールが届きました。 毎年
全国大会で お会いしていた樹炎さんは、今回は引越し
等でお忙しいようで、欠席です。 
樹炎さ~ん  お疲れになられませんように!(孝子)

 
全国大会

明日は静岡での全国大会ですね。参加出来ないの

がとても、残念ですが、


台風27号の北上が気になります。どうか、良いお天気であります様に祈っています。

皆さん楽しんで大会へ励んでください。


お世話頂いている、静岡支部の磯田さんお疲れの出ませんように。吉報をお待ちしています。
 

    満月へのお誘い

今夜は満月(旧暦9月16日)です。九州での月の出は、18時27分ですが・・・

季語(月)は傍題の多さ、自然美を代表する雪月花の一つですね。

大気の澄んだ満月です。
 
       月天心大平原を貨車ゆけり    伊藤 旅遊 

           磯よりも沖を照らせり望の月   内田 陽子
                                       


25.10.18 (3047)
 時々 山や、畑の風景を送っていただいている、 藤田岳人さんから
写真を添えて メールが届きました。 美味しいお米(?)がいただけそ
うで 羨ましい限りです。 でも、作業は大変ですね。 岳人さん 頑張れ!
                                             

 こんにちは。

心配した台風も少し南にずれて稲も倒れることなく無事でした。

台風26号は関東地方に大きな被害をもたらした様でお見舞い申し上げます。

東海地方は幸いコースが少し南にずれた様で、自分の田も稲の倒れを随分心

配しましたが、無事でしたのでひと安心しました。

 20日の全国大会を終えてから、稲の刈り入れとなります。

今日は台風一過のさわやかな風が吹いて、稔った稲穂の擦れ合う音が印象的でした。

         手にうけし垂穂やかさと手をはなれ    星野 立子

 写真は自分の田のあたりを写したものです。  (藤田岳人)

 
 (下の写真)先日 瀬戸市の郊外の村祭りに行きました。 
神社の餅投げの後、知り合いのお宅へ<およばれ>しました。 沢山ご馳走が
並んでいましたが、 その中に な・なんと! スズメバチの幼虫の甘露煮の1品
を見つけました。 栗のようにほくほくして、美味しかったことは美味しかったのですが…・
蜂の子の2・3倍の大きさでした。  俳句に詠みたいのですが・・・・・??(孝子)

25.10.16 (3046)
 今夜は チャットの2日目。 24名の方が参加され、沢山の意見を出していただきました。 いぶきネット句会の皆様! この調子で来月も 沢山学びましょう。

樹炎さんから 台風のお見舞いが届きました。 東海地方は直撃ではなかったので、それほどでもありませんでしたが、 関東では被害が出ているようですね。 お見舞い申し上げます。(孝子)


    台風お見舞い申しあげます。

 大型で強い台風26号は関東甲信や東北南部などを暴風雨域に、思ったよりもはるかに多くの犠牲者を出して

被害の大きさに唖然としています。皆さんのお宅は被害は有りませんか、心配しています。


 九州では、今も時々突風が吹いて植木鉢を倒しています。
 
くれぐれも身辺にご注意下さい。(八尋樹炎)

                          
 全国大会が近づきました。今年の担当の静岡支部の磯田さんから メールが届きました。 お天気に恵まれると良いですね。磯田支部長さ~~~ん! お世話になりま~~~す。

 
 全国大会がいよいよ4日後に迫って参りました。

 沢山の方々に教えていただきながら準備を進めて参りましたが、資料の袋詰めも終り今は皆様のおいでを心静かにお待ちして居ります。大会当日の静岡の天気は曇り、気温は24度の予報です(ちなみに今日は30度でした)。 駿府城公園、登呂遺跡、宇津ノ谷宿、鞠子宿など近周りを吟行されてから大会へ臨まれるご予定の方も多く、9:37静岡着のひかり号は名古屋からの伊吹嶺のお客様で貸切状態とか・・・のニュースも聞こえてまいります。

 直接会場へおいでの場合には「静岡グランドホテル中島屋」まで、静岡駅北口より地下道で徒歩5分
k6出口の階段を登り左側に30歩ほどのところです。
10時半ごろから「伊吹嶺」の旗をもって案内が立っております。
吟行のご相談、その他なんでもお問い合わせください(054-278-7443磯田まで)。
道中お気をつけて!おいでをお待ちしております。
                              磯田なつえ


25.10.16 (3045)
 昨夜はいぶきネット句会の合評会でした。先月あたりからチャットルームに入室される方が多くなり、1回1時間、2日間だけではとても全句にコメントすることが出来なくなりました。そこで参加者の皆さんに事前に発言メモを書き込んで、当日は発言欄に貼り付けすることにより能率が上がることをお願いしました。
 昨夜も20名以上をはるかに越えていましたが、参加の皆さんから発言が相次ぎ、一時はチャットページが輻輳するくらい表示されましたが、次第に慣れて順調に進みました。おかげさまで予定していた投句数のほとんどにコメントが入るようになりました。ネット会員のみなさんのおかげでした。今夜も2日目が行われますが、盛況を祈っています。

 ところで一つおわびがあります。毎月のトップページにある沢木、細見先生、栗田主宰の俳句が掲載されていますが、今月はHP管理者のパソコンの調子が悪く、アップはもう少しお待ち下さい。

 次に恒例の「いぶきネットの四季」の10月第2弾は武藤光晴さんによる木曾馬籠の思い出です。鑑賞している句は栗田主宰の「木曾の秋ガラス瓶より煙草買ふ」です。この句は昭和50年に馬籠で「風」の大会が行われたときに作られたものです。もう30数年前のことです。「伊吹嶺」の歴史を感じます。光晴さんはこの句の短冊を頂いたそうで、光晴さんのお宝でしょう。この「いぶきネットの四季」に入るにはトップページの「いぶきネットの四季」をクリックするか、【こちら】をクリックして入って下さい。(隆生)(316857)


25.10.15 (3044)
 20日の大会まで 忙しくしています。 今夜・明日のチャットの用意等々。
19日までに済ませる作業が続きます。
 いぶきネットのメンバーが増え、投句数も多くなりましたので、今月から皆さん
で意見を出し合って、チャットの進め方も 少し変えて行く事になりました。
きっと 充実した 合評会になると思います。
いぶきネット句会の会員の皆様 今夜9時からです。 お忘れなく!(孝子)

    いぶきネットの皆様   合評会のお知らせ

 秋風の心地よい頃ですが、各地で真夏なみの気温です。

我が家は水回りの改装に今日で5日めの銭湯通いです。釣瓶落とし

の夕焼けの道を家族で出かけます。暮色の町は又違う見知らぬ町に

出合ったような錯覚を覚えますね。苅田道を抜け視界が開ける辺り

アスレチッククラブや、ジムを併用した銭湯は人口10万人の市に

は画期的・・・


ふと、 漱石の松山時代・「温泉だけは立派なものだ」が浮かんでしまいます。

   大苅田身を弾ませて鷺降りる  栗田 やすし

   刈り残す稲田に夕日移りけり  矢野 孝子


        さて、合評会はいつものように、15日(火)・16日(水)の両日
         午後9時から行います。  投句 一覧および 選句一覧を用意の上
          伊吹嶺フォーラムのチャットルームへお集まりください。(樹炎)     

                                    写真は樹炎さんが送ってくださいました。 玄海灘の夕日です。


25.10.11 (3043)
 関東支部より新年大会のお知らせです。 私も去年参加させていただきました。 皆さんが 温かく・・・・歓迎して下さいます。東京への初詣を兼ねて、お出かけになりませんか?(孝子)

 みなさまへ

伊吹嶺誌ですでに関東支部新年大会のご案内をしましたが赤字の部分が訂正になりました。

(伊吹嶺誌)にも再掲載いたします。大勢のみなさまのご参加を心よりお待ちしております。

                            ( 関東支部 鈴木 みすず

 

   平成二六年「伊吹嶺」関東支部新年俳句大会のご案内

        日時  :一月十四日(火)午後四時開始

        会場  :新橋 新橋亭(しんきょうてい)本館(句会場並びに宴会)

           今年の新年大会と同じ中華飯店です。


         投句  :事前投句で三句。投句先は武藤光晴まで、メールまたはFAXを利用してください。

         投句締切 十二月二十日厳守

               (日時が早まりましたので、投句も早めになりました。)

         講師  :栗田やすし主宰

         会費  :五千円(大会費、懇親会費込み)

         参加申込:十一月末日までにメールまたはFAXなどで

              他支部の方々の参加を歓迎します。

         連絡先 :〒225-0023

              横浜市青葉区大場町174-265

             武藤光晴
     電話FAX0459739677
                          メール :m6towers@a04.itscom.net

          

25.10.10 (3042)
  朝日カルチャーで 都合ナルミさんが指導をされている句会のメンバーの
横井一夫さんが吟行(?)の様子を こ知らせて下さいました。 今回は、他の
メンバーと行かれたようです。  横井さ~ん 有難うございました。(孝子)

  先日、関市小瀬(岐阜県)の円空入定塚を、ウオ-キング仲間と行ってきまたが、帰りに
関の善光寺を散策した折、となりに弁慶庵を見つけました。 関出身の広瀬惟然(蕉門
十哲の一人)の記念館で、俳句関係の展示が多数ありました。


    ゆつたりと寝たる在所や冬の梅 惟然

そのなかで山口誓子の色紙が掛かってました。丸みのある字で温かい気持ちになりました。
句はつぎのとおりです。(写真添付)


    秋の蝶生きてゐる黄は最も黄  誓子

このあたり、歴史が多くのこり吟行にもよいところです。 (横井一夫)


25.10.8 (3041)
  今日は 愛知の同人句会でした。 参加者53名が 栗田主宰のご指導の下 
「伊吹嶺」の俳句を学びました。 
 主宰は、<見ること>について・・・・ただ目に映っただけではなく、その見えたもの
を心に留める事・・・・・・・と 言われた事が 心に残っています。 
 丹波の綾子先生の生家へ 吟行をされた方の句が沢山ありました。
今、綾子先生を思い出しています。 武蔵野のお宅の棗も 熟れた頃でしょうか?

    以下 細見綾子先生の棗の句

        ・雨雫棗の実より透きて落つ      昭和14年  句集「桃は八重」より

        ・仮住みや棗にいつも風吹いて    昭和24年  句集「冬薔薇」より

        ・熟れ棗風が磨きてゆきし艶      昭和64年  「俳句研究」より 



    いぶきネットの皆様   選句締切りのお知らせ
 

 台風24号の接近で、改装中の我が家は、ざわめいています。 

九州では、8日今日の午後から強風や雨、高波に注意を呼びかけています。

日本列島を抜ける台風に皆さんもご注意下さい。

                 さて、明後日10月10日(木曜日)午後9時選句の締切です。(樹炎)



 ★ 『俳句四季』の俳句応募のページ <四季吟詠>の締切日が 迫っています。
 
 下里美恵子さんが、選を担当しておられます。 10月20日が締め切りですので、 『俳句四季』に綴じ込みの葉書をお持ちの方は、応募下さい。 お忘れなく!(孝子)



25.10.7 (3040)
  まさに実りの秋! 伊吹嶺の仲間の岳人さん   
から 写真を添えて、メールが届きました。
  
 春先に植えた、里芋や薩摩芋の収穫の時期になって
います。
今年は夏の日照りが強かったので、特に水を
必要とする里芋は
 生育が良くないです。 幸い我が
農園は水をポンプUPなどして凌ぎましたので、順調に
きています。



  真青な空に鍬立て甘藷を掘る    大平喜代子  


 薩摩芋は寒さに弱いので、11月頃までには収穫します。里芋は来年の3月頃まで、藁を敷いてその上にビニールを被せておけば大丈夫です。(岳人




25.10.6 (3039)
  いぶきネットを支えていただいています 玉井さんから 写真を添えて
メールが 届きました。 玉井さんは 虫好き! 両生類好き!です。
玉井さ~~ん 虫以外の写真も 送ってくださ~~い。 (孝子)

 写真の幼虫ですが キアゲハでなくて アゲハ蝶 だとおもいます。
黒い方は4齢幼虫(卵から3回脱皮した幼虫) 緑色の方は5齢幼虫です。
さなぎになる前はどこかに移動しますので そろそろケースに入れようと思っ
ています。

 自然界には敵が多くなかなかここまで育つのは難しいです。
幼虫も夜はしっかり寝てるんですよ~

今日は天気もいまいちみたいですね。
種まきでもしようと思っています。      (玉井美智子)

    
            ・教会の上に日輪菜虫とる       宮岡 計次

           ・菜虫採りそれが上手で老いにけり    山田みづえ




25.10.5 (3038)
 いぶきネットの仲間の徒歩さんが写真を送ってくださいました。
徒歩さんんのブログは、LINK集から訪問出来ます。 よく旅をさ
れて、楽しいブログです。 私も愛読者で~す。
写真は、平野屋でしょうか?(孝子)
  
   此の道や行く人なしに秋の暮  芭蕉
 
  実感としてはこれからが秋本番ですが、歳時記でははや晩秋です。   
私は秋の暮というと、京都嵯峨鳥居本の周辺をまず思い浮かべます。
谷間ですので早くから薄暗くなり歳時記の「秋の暮」を体感できます。
                             松井徒歩              


                
  以下2句 伊吹嶺 季寄せ より

          ・つまづきて石に物言ふ秋の暮れ     清水聰子

          ・古書売って鯛焼き買へり秋の暮れ    栗田やすし




25.10.4 (3037)
いぶきネットの皆様    投句・締切りのお知らせ

暁光の鰯雲・・色づき初めた柿には澄み切った青空が似合います。

早くも十月に入りました。実りの月、種の月、収穫の月ですね。
 
   新米もまだ艸の実の匂ひかな  蕪村
 
 峡深いところでは、三々五々の稲刈りですが、田仕舞いの煙が谷を   

下り、夕焼けに染まる美しさは、国民性でしょうか、豊かな感動です。  

 大所帯の頃 新米を二升 羽釜で焚いたものです。吹き零れや お焦げ

の香り、留守の夫に影善をして、皆昔の思い出です・・・

気温の差が大きい頃です。ご体調にご留意下さい。

  柿熟す天つゝ抜けの馬籠宿  栗田 やすし

  新米の一粒づつに艶持てり  藤田 岳人


   明日5日午後9時投句の締切りです。 
   早めにお送りくださるようにお願いいたします。(樹炎)   

                   
                             


  先月末の写真です。 瀬戸市ではんざきの観察会に孫と参加しました。 
はんざきの行動時間は 夜の8時頃から12時とか。長靴を履き、懐中電
灯持参で夜の暗闇の土手を歩きました。 その夜は、人口巣穴と川に1匹づつ見つかり生け捕りにされました。 触れる事が出来、「蛸みたいに柔らか~~い」とか、「ヌルヌルしてる」とか言いながら、皆さんが恐る恐る触っていました。体長や体重・などを計り、2ミり程のチップを埋め込まれて 川に返されました。  はんざきは絶滅危惧種ですので、一人でも多くの人に興味を持って貰う事や 環境問題として捉えて貰うために年3回ほど観察会が開かれます。 なんと! 瀬戸市が オオサンショウウオの生息している北限だそうです。触ってみると「かわいいなぁ~~」と 思えて来ます。  (孝子)

          ・穴深く照らしはんざき生け捕りに    玉井美智子

          ・はんざきの潜める川の昼暗し      澤田充子

                                    以上2句 「伊吹嶺」10月号より


                                          稲架の写真は、樹炎さんにいただきました。


25.10.3 (3036)
 
 いつの間にか10月になってしまいました。毎月の月初めはインターネット部員は大忙しです。「伊吹嶺」10月号発行と同時の記事からの更新、またHPだけの連載ものの更新作業があります。この更新のためにはネット部員の分担で皆さんの協力で成り立っています。
 今日現在の最新に更新されたものは、栗田主宰の伊吹山房雑記、インターネット部に関していた方の同人作品、伊吹集から4句入選の方、山彦集の特選者の句、俳SCHOOL作品、環境と俳句等があります。

 そしていつも写真付きで沢木、細見先生、栗田主宰の俳句鑑賞、思い出などを綴った「いぶきネットの四季」も更新しました。今月は長江克江さんが沢木先生をお見舞いに出かけられた時の思い出と沢木先生の病院から見た句「十二階天に三角雪の富士  欣一」について述べられています。「いぶきネットの四季」に入るには【こちら】をクリックして下さい。

 次に「環境と俳句」は鳥居松句会の松原和嗣さんに「ああ『現』かな』と題して、最近のゴミの不法投棄を嘆いた文章を書いて頂きました。不法投棄の現場の春日井市の内々神社は旧国道19号線沿いで、現在のバイパストンネルが出来るまでは春日井から多治見へ抜ける唯一の国道でした。私も春日井勤務の時、一度ここの神社で会社の安全祈願をお願いしたことがありました。ここにはあまり知られていない日本庭園があり、静かな雰囲気の神社です。今ではすっかり寂れた旧道になってしまったため、不法投棄の現場になってしまったのでしょう。この「環境と俳句」は【こちら】をクリックして入って下さい。
 なお松原さんは「春日井自然友の会」のホームページの作成管理人をなさっており、環境には造詣の深い方です。

 また有料添削コーナーも順調で、少しずつ添削依頼者がいらっしゃいます。この落書を読んでいる方、会員外の方でも結構ですし、会員の皆さんも応募できます。
 HP句会の応募も1日から始まっています。こちらは15日が投句締切です。
 なおトップページの「今月の俳句」「栗田主宰の最新作品」はもう少しお待ち下さい。(隆生)


25.10.2 (3035)
 「浜田真理展」   <遥かな地の物語>

 以前「伊吹嶺」の表紙を飾っていただいた 浜田真理さんの展覧会が 開かれます。
三島信用金庫の創立100年を記念して、静岡県にゆかりのある芸術家の作品が紹介さ
れます。因みに 浜田さんは熱海市出身で、現在は日本大学国際関係学部の教授です。   
 今回の展覧会には、アメリカに展示されていて、最近日本に戻って来た右の写真の
原画も展示されるそうです。

  場所 ・ さんしんギャラリー 善
             静岡県三島市芝本町12-3 ・三島信用金庫本店 4階

  日にち ・ 2013年10月1日~25日  
             水曜日休館  入場無料

    主宰は、6日(日)の昼過ぎに お出かけになるそうです。 お近くの方・興味のある方は
   是非 お出かけ下さい。浜田さんのホームページは【こちら】からお入り下さい。(孝子)

           

25.10.1 (3034)
 29日 伊吹嶺10月号が届きました。 未だの方も 明日 明後日頃には届く
と思います。
 10月号に各支部の新年大会のお知らせが載っています。 もう10月になりました。
愛知支部の新年大会の投句受け付けも始まりました。皆様 お忘れになりませんように!   

 我らが伊吹嶺の編集長から エッセイが届きました。下里さ~ん 有難うございました。

 
道路を隔てた駐車場の垣根が突然取り払われました。防犯上でもメンテナンスの上でも
何かと好都合なのかも知れません。 実際風通しが良く明るくなりました。 反面、風情が
無くなって少し淋しくもなりました。取り払われてしまったのは珊瑚樹の垣根で、季節にな
れば赤い実をつけて通りすがりの目を楽しませてくれました。 私が珊瑚樹や赤芽の垣根を
知ったのは三河に住むようになってからで、かつて北関東の片田舎では垣根といえば大抵
は樫や檜葉でした。大きく生長した樫の木は防風林として赤城颪から家々を守ってくれま
した。 <曾住の熟れまるめろが垣なす家      欣一>   沢木先生が高校時代を過ご
された金沢では、まるめろが垣根になっていたのですね。地方の特色が薄れた昨今ですが、
全国にはまだまだ珍しい垣根があるかも知れませんね。(下里美恵子)


 写真は、小学校の運動会のお昼です。 孫の活躍(?)を見るのも 嬉しいのですが、 お昼の弁当を楽しみに出かけます。 回りを見まわして見て・・・・どの家族の弁当もカラフルで、から揚げがメインのようです。 
 秋空の下、校庭の木陰でいただく弁当は、何を食べても 美味しかったです。(孝子)



25.9.28 (3033)
いぶきネットの皆様   投句・選句・締切りのお知らせ 

 実りの秋にふさわしく、いぶきネット部から伊吹嶺賞・
次点・のお二人が入賞されました。

 ネット部句会の益々の繁栄を皆様と頑張って行き
ましょう。!!!

 
 コスモスの群れ咲く頃になりました。和名も(秋桜)にふ
さわしい優しい色です。野をわたる風を染め、通り抜ける
風情が好きです。 昔、母がコスモスを眺めながら、ポツン
と言った言葉が気になったままです。「群れて平らに揺れる様
がいいね」その頃の私は仕事に夢中で、尖っていたのかも・・・

青空にそよぐコスモス 、肌寒い頃の、雨に打たれたコスモスも旅情を誘います。
秋は人恋しく、振り返ってみたい季節ですね。皆さんの辺りは如何でしょうか。

      黒潮を超えて嫁くる秋桜    栗田 せつ子

      江ノ電に手を振る子等や秋桜  花村 富美子 

     さて、投句締切 10月1日(火曜日)から5日(土曜日)午後9時締切
           選句締切 10月6(日曜日)から10日〈木曜日)午後9時締切

  投句・選句とも、締切までに出来るだけ早めにお送り下さるようにお願いします。(樹炎)

      コスモスの写真は、樹炎さんが送って下さいました。 樹炎さんは、新しいパソコンになり、
   奮闘中 のようです。 その為、いつもと文字の感じが違っています。 
                             樹炎さ~~ん 頑張れ! 
                               
 横井さんからも、写真を添えて 吟行の様子を伝えて下さいました。
東区のこの近くは よく通ると思いますが、 こんな素敵な所があるのは
知りませんでした。 是非 出かけてみたいです。
 横井さ~~ん  有難うございました。(孝子)

  都合ナルミ先生指導の、朝日カルチャ-センタ-の俳句仲間で、吟行にいきました。
秋空のなか、先生以下8名が参加し、名古屋市東区の東寺町を散策しました。清州越し
の寺が多数残り、都会とは思えないほど静かで庭園、仏像、植物など、見どころが多数
あります。特に感動したのは東充寺のへちま薬師、壽林寺の石板の六観音でした。


 
東区生涯学習センタ-で、恒例の句会。先生の指導はテキパキとし、吟行の句は、「いつも
中身が濃いわ」との評価です。緊張感をもった句作がよいのでしょうか。それでも作る方
は苦吟続きでした。秋麗の楽しい半日でした。

へちま薬師での記念写真を添付します。    (横井一夫)

 


25.9.26 (3032)
 
9月のいぶきネット句会・添削例をアップしました。 我々の学んでいます「伊吹嶺」の
俳句を実感していただけるのではないでしょうか。 トップページの<いぶきネット句会>→
<添削例>より ご覧ください。


 角川の『俳句』に 我らが「伊吹嶺」の副主宰・河原地英武さんの作品が載っています。
皆さ~ん! お読みになりましたか?
 <郡上八幡>と題した 素敵な作品です。 その作品の最後の一句・・・・・

   
           師の寝言聞きつ冷房切りにけり     河原地英武


                         
写真は、樹炎さんが送ってくださいました。(孝子)


25.9.25夜 (3031)  丹羽康碩さん句集『初電話』
 伊吹嶺同人会長の丹羽康碩さんが伊吹嶺叢書第43篇として句集『初電話』を上梓されました。丹羽さん、おめでとうございます。
 私の丹羽さんとの出会いは古い。私がまだ学生時代、丹羽さんを初め、栗田主宰、櫻井幹郎さん、清水弓月さんら皆さんは大学同期の仲間として、青炎句会を発表の場としていた。私はその後、地元を離れ、丹羽さんと再びお会いしたのは、平成15年の伊吹嶺全国俳句大会でした。
 この句集の特徴は『初電話』の題名となった
  何といふことなく母の初電話
を初め、家族を詠んでいる句が圧倒的に多い。これについては清水弓月さんが跋文で詳しい分析を行っている。実に句集全体の20%が家族(妻、子、父、母)を詠んでいる。それだけ家族を大事にしている証拠だと思います。
  年酒くむ我がかたはらに晴着妻
  寒月が風呂焚く妻を片照らす

など愛妻ぶりを遺憾なく発揮されています。次に最近になって多く詠まれている母の句に惹かれました。
  新日記先づ一行は母のこと
  母の愚痴聞くも日課や冬に入る

など母上の姿を日常生活をさりげなく詠まれている。その他、若い頃の句として、新任教師としての句に惹かれました。
  着任す残桜の坂上りつめ
  生徒等の雪の礫の的となる

などの句に新鮮さを感じました。そしてもう一つの特徴として若い頃の「天狼」などへの投句から、即物的な構成に徹した句が見えます。
  金魚売る裸灯に火虫密集す
  闇の川鵜篝だけが列をなす
  雪にまみれバスの車輪に鉄鎖まく

などいずれも硬質的は用語で句を引き締めています。その他、鵜飼の句が多いのは関市に住んでいるため、常に身近にあるからでしょうか。
 この句集の上梓をきっかけにまた新しい境地を目指して、私たちにお手本となる句を見せていただきたいと思っています。
 以上思いつくまま書き連ねましたが、句集『初電話』をお求めになりたい方は直接、丹羽さんに申し込まれるか、【こちら】の「お問い合わせ」のページで申し込んで下さい。なお頒価は1部、1,000円です。(隆生)


25.9.25 (3030)
 「伊吹嶺賞」の速報を アップしていただき、皆様から お祝いの言葉を沢山いただ
きました。 有難うございました。
 この速報が 次の日に消えていたらどうしよう!と心配しましたが、夢でなくて 安心
しました。 次点の内田さん(若い!)は、跳び上がらんばかりの喜びようですが、 私は
体を労わり(?)じっくり喜びを味わっています。

 新同人に推挙されました 大島知津さんからも 喜びのメールが届いています。

 初めてメールします。同人決定の報に不安も大きいですが、少しでも、伊吹嶺のお
役に立てるように、力をつけていきたいです。
19日に金山句会と知立句会合同で細見綾子先生のご生家を訪ねる吟行会に参加し
ました。初めて訪れた綾子先生の故郷丹波は、おむすびのような小さな山々に囲まれ
た静かな里でした。お会いしたことのない綾子先生が身近に感じられた吟行会でした。

    去り難し綾子の里や曼珠沙華   大島知津  
                                        9月23日 大島知津


 HP俳句会の選句結果をアップしていただきました。今月の高点句は、
          周桜さん(千葉)の<大きめの名札を貰ひ敬老会>でした。
                    周桜さん おめでとうございます。  賞品の伊吹嶺誌を 送らせていただきます。
 
 国枝さんの講評も載っています。 併せてご覧ください。(孝子)



25.9.22 (3029)  速報!! 伊吹嶺賞、新同人決定
 今日、伊吹嶺運営委員会が開催されました。議題は主に10月に行われる全国大会の準備状況の報告が行われました。今回は静岡支部の皆さんのお骨折りにより、順調に進んでいるようです。
 また運営委員会の中で栗田主宰から今年の伊吹嶺賞、新同人の発表が行われました。まず受賞者の皆さんは以下のとおりです。
  伊吹嶺賞  矢野孝子さん  「花は葉に」
  次点     内田陽子さん  「小さき嘘」
  佳作     国枝洋子さん  「ふるさとの海」
  佳作     鈴木 文さん  「登り窯」

 次に新同人は以下の3名です。
  大島知津さん、渡辺かずゑさん、鈴木英子さん

 受賞の皆さん、新同人の皆さんおめでとうございます。
 今この速報を書いている私も興奮しています。なんとインターネット部から伊吹嶺賞、次点の2名が入賞されました。孝子さんはこのHPの落書で、話題の尽きることのないよう毎日書かれています。また陽子さんはいぶきネット句会の投句一覧の作成など、縁の下の力持ち的な枠割りをなさっています。
 このHPを読んでいる皆さん、それぞれの受賞者、新同人の皆さんにお祝いメールなどをお願いします。(隆生)
 

25.9.20 (3028)












 「伊吹嶺」の仲間の安藤一紀さん(愛知県)が、爽やかな写真を送ってくださいました。 先日の18号台風の前に八ヶ岳へ登山に出かけられました。

 写真は、台風前の八ヶ岳です。冬山の準備で新しい薪積みを始めたオーレン小屋、硫黄岳山頂ではカモシカが悠然と草を食む姿に出会いました。(一紀)



         十六夜を鷹は岬に深眠り          栗田やすし

  句集『遠方』より、平成五年の作。 前書きに<伊良湖 四句>とあり、その一句目の句。
愛知県の渥美半島の先端の伊良湖岬は、鷹の渡りの中継地として知られています。 この岬に集まった鷹は、鷹柱となり上昇気流に乗り 志摩半島の方へ飛んで行くそうです。 
 十六夜の夜更け、鷹は明日の渡りに向けて 体を休めているのでしょうか。 十六夜の月に照らされた岬は、静寂そのものです。(孝子)


25.9.19 (3027)
 今夜は 文字通りの<中秋の名月>です。今・11時15分 月は中天にあります。
昨日 米粉を買って来ました。 袋に 電子レンジで団子を作る説明が付いていたので、
トライしてみました。 不揃いの団子になりましたが、簡単に出来ました。
 今は、パソコンを打ちながら お月見をしています。

  写真は我が家の芒と月見団子です。夕日に染まった景色をバックに、写しました。(孝子)


       みまかりし師と語りゐる良夜かな   栗田やすし

 句集『霜華』 平成9年作。 前書きに<悼 細見綾子先生>とあり、綾子先生の
<門を出て五十歩月に近づけり>の名句を思い出します。
 主宰は 綾子先生が五十歩を越えて、月に行ってしまわれたと思われたのでしょう。
月を見て 綾子先生を思い出し眺めている間に、円かな月が綾子先生と重なったのでし
ょう。 その月と 静かに語り合っておれば、師を喪った悲しみも少しは癒されたかもしれ
ません。  今夜も 主宰は綾子先生と語らっておられるでしょうか。(孝子)   


25.9.18 (3026)
 15・16日、ぶきネット句会のチャットによる合評会が終わりました。
30名近くの参加者で、1時間づつのチャットでは 十分意見を出し合うことが
出来ませんでした。(嬉しい悲鳴と言いましょうか・・・・)
 いろいろな経験を経て、今後 一層 内容を充実して行けたら良いと思いま
す。いぶきネット会員の皆様 ご協力を宜しくお願いします。

 いぶきネット会員のHさんは、弟さんを亡くされ、急に チャットに参加出来な
いと メールが届きました。 哀しいお知らせでした。(お悔やみ申し上げます。)

 樹炎さんから メールが届きました。 弟さんの事を綴っておられます。ジーン
と来る内容で、 パソコンの文字が滲みました。(孝子)


  Hさんの弟様の訃報に、お慰めにもなりませんが。

   「弟の思い出


 私には二人の弟が居ましたが、二人共早く亡くしています。

弟達の思い出は終戦につながり遠い昔なのに、鮮明に甦るものです。

親子5人が無事(旧満州瀋陽)から、無蓋車に約一週間・・・引揚げ船に約二週間

 母は、生後10ヶ月の弟を胸におんぶして、背中に大きいリュックを背負い、コウリャン飯ばかりで、離乳食

に困り、父と私が真夜中 引揚げ船の甲板に隠れ、(甲板での焚き火は禁止されていた)海風を避けて軍足に持

ち込んだ白米を、ローソク20本ほどの炎を熱源に飯盒に(おもゆ)を炊きました。
 日本に帰ると思う希望だ

けで、父と満天の星月夜に、ときめいたものです。

 8年前、私よりも10才下の弟を膵臓で亡くし、5年前に6才下の弟を心疾患でなくしています。両親は勿論

他界していますので、残された私には、現実の話で忘れられません。

Hさんの弟様の訃報にお慰めする言葉も見つからず、拙い思い出を書いてみました。今日は、早目の彼岸参りに

家族で出かけます。一山超えて彼岸花の真中を墓参りです。

 台風一過抜けるような青空になりました。(樹炎)

   つきぬけて天上の紺曼珠沙華  山口誓子

   行く水のまがね光りや曼珠沙華  沢木 欣一

                            写真も樹炎さんからいただきました。


25.9.17 (3025)
 
 台風の被害に遭われた皆様に 
             お見舞い申し上げます。


 「伊吹嶺」の発行所も 被害は無かったよう
です。 主宰から メールをいただきました。

 お見舞いを有難うございました。

発行所は何の被害もありませんでした。風鈴の短冊が千切れた

というのが唯一の被害でしょうか。

 各地での被害の状況が放送されていますが、会員の皆さんに被害の無い事を祈っています。

          
                                                      栗田やすし



昨日の午後 公園を歩きました。吹き戻しの風に飛ばされそうになりながらの散歩でした。いろいろな木の実が青いまま 落ちていました。(孝子)


25.9.15 (3024)
 
今日はいぶきネット句会のチャットによる合評会1日目でした。参加者
が28名と大所帯のチャットでした。 投句数も多くなりましたので、句会の進
行は焦ります。 1時間があっという間でした。 皆さんが活発に意見を出
していただけることが、進行係としては一番有難い事です。 明日も夜9
時から 行いますので、皆さま お忘れなく!

  今(23時) 瀬戸市では・・・ 台風がそこまで来ているようです。 5階
の住まいは風がヒューヒューと音を立てています。東側の窓を少し空けると、
風が思い切り吹き込んで、まるで部屋が風船状態です。 あす 愛知県か
静岡県に上陸するとか。 被害の無い事を祈っています。

 
 
「いぶきネットの四季」のコーナーに 国枝洋子さんの文章が載っています。
武藤さんがアップしてくださいました。 
 ご存知とは思いますが・・・・・洋子さんは、国枝部長さんの奥様です。
ご夫婦で 幾度も出かけられた沖縄の辺戸岬の<みやらび句碑>について書いておられます。 素敵な文章です。 トップページの「いぶきネットの四季」から入るか【こちら】をクリックしてご覧ください。
                
写真は、平成9年11月の 吟行会の写真です。  懐かしい~~!(孝子)



25.9.14 (3023)
 この落書も大分重くなりましたので、8月以前は倉庫に移しました。8月以前の落書は上の案内リンクをクリックして下さい。この作業するのにも、結構移動分が多くなっています。それだけ孝子さんが熱心に落書を書いて頂いたおかげです。
 ただ落書のネタもなかなか見つからないようですので、皆さんどんな情報でも結構です。上の「メッセージお待ちしております。」をクリックして情報を下さい。
 今日は14日ですから、明日から2日間、いぶきネット句会の合評会が始まります。最近立て続けにいぶきネット句会入会者がありましたので、チャットの時間もあっという間に過ぎてしまいます。それだけ皆さん熱心にチャットに参加していた打入る証拠です。

 なお昨日の落書で孝子さんに御在所ロープウェイの投句箱の紹介をして頂きました。投句応募は期限に関係なくいつでも応募出来ますし、現地の投句箱でなく、リンク先の案内どおりの応募要領で葉書で応募して頂いても結構です。従って昔の御在所の回想句でも結構です。多くの方から応募して頂けると助かります。(隆生)(31990)


25.9.13 (3022)
 9月10日は、俳人協会の全国俳句大会でした。 一灯さんが出席されました。
主宰が選評をされているところ(?)を撮って送って下さいました。
 一灯さん 有難うございました。  


  いぶきネットの皆様    合評会のお知らせ

 流石の蒸暑さに、涼を求めて唐津市の樫原湿原に家族で


秋を探しに出かけました。先ず目に飛び込んで来た沢桔梗・女郎花・

萩・芒・ふじばかま・睡蓮・釣舟草・葛  など、一つ一つはつつましい花

ですが、それらが湿原一面に咲いていると華やかで美しいものです。

涼しい風に寂しげに揺れているさまは、俳人の心をくすぐりますね。

赤とんぼや揚羽蝶が、人の気配にも動じない長閑さがたまりません。

 月と言えば秋の月、「九月十九日は十五夜」お月見ですね。

   木道をはみ出してをり沢桔梗   山口 秀子

   野の花にひときは高し女郎花   磯田 なつえ



  さて、合評会はいつものように、15日(日)・16日(月)の両日
     午後9時から行います。  投句 一覧および 選句一覧を用意の上
      伊吹嶺フォーラムのチャットルームへお集まりください
。     

                                                  (八尋 樹炎 

          右の写真3枚は 樹炎さんが送って下さいました。 
          上から 沢桔梗・女郎花・揚羽蝶の止まっている花は 何でしょう??   



 国枝部長さんは ホームページで 三重県の御在所ロープウエイ俳句募集につ
いて 書いておられます。 選者は 国枝さんです。 入選句は、山上駅に飾っていただけるそうです。 皆様 ご投句ください。
 応募要領はこちら】のページに掲載してあります。また応募はいつでも結構です。(孝子)


25.9.11 (3021)
 お知らせとお詫びです。
 9月6日に行われました「子弟句碑吟行句会」の高点句を トピックスのページでお知らせをし
ましたが、野瀬ひろさんも良い成績でしたのに、落していました。
                                  野瀬さ~~ん ごめんなさい。(孝子)   

                   
         風のごと秋草活けて綾子の忌    野瀬 ひろ

   今日は 敬老の日に先がけて、瀬戸市の市長さんが姑の百歳のお祝いに来て下さいま
した。 大正3年生まれで 移動は車椅子を使いますが、いろいろよく覚えていて、会話も弾み
ます。 家族にとってはそれが一番嬉しいことです。
 敬老とは、百年(長生きをされた方すべて)も生きてきた人を ただただ尊敬する事であると、
しみじみと実感した日でした。勿論祝膳も花束も良いとは思いますが・・・・・ (孝子

   
                敬老の日の給食の鮪鮨     角川源義

                理髪椅子神父をのせて敬老日     朝倉和江

                敬老日とは煮小豆をことことと     及川 貞


25.9.10 (3020)

 今日は 愛知の同人句会でした。 主宰がお休みでしたが、
副主宰の河原地さんから しっかりと 指導をいただきました。
 出席者は55名で、165句の中から各々が5句づつ選びまし
たが、良い句が多くて、5句に絞るのに苦心しました。

 河原地さんは 「勿論我々は 写生句を基本に学んで行くの
ですが、俳句の可能性も追求して行きましょう。同人として、会員
の皆さんに、俳句の面白さを伝えていただきたい。」と 言われました。

 河原地さんは、選評の中で「私は、空や雲等を詠まれた、目線が
上の方へ向く句が好きです。」と言われたのを・・・・私は 聞き逃し
ませんでした。 (伊吹嶺の皆さんに こっそり教えますね!)


 句会終了後 インターネット部・環境部の数名が集まり、これからの行事の計画や、
ネットの執筆・<環境と俳句>のコーナーの充実等々 皆さんで意見を出し合いました。


   伊吹嶺叢書第42篇  山本悦子句集「白絣」より

                  仏飯にむかご混ぜ炊く綾子の忌



25.9.9 夜 (3019)
 「伊吹嶺」仲間の市川斐子さんから 以下のお知らせのパンフレットをいただきました。 
1813年 愛知出身の漁師の小栗重吉が遭難をし、484日間漂流の後 カリフォルニア
沖で救助され、故郷に帰るまでの話・・・・のようです。 

  中部ペンクラブ会長の作家・三田村博史さんが、小栗重吉漂流200年記念刊行本
「漂い果てつ」を出版されました。
 出版を記念して、講演会が行われます。

   日時・10月5日(土) 午後2時開会 (1時半から受付開始)

   会場・名古屋市・今池ガスビル 7階 A会議室

   参加費・本をお持ちの方は、1,000円

        本をお持ちでない方は 3,000円 (本代も含む)

          
        問合せ・申込先・  TEL&FAⅩ 052-613-8550 (市川斐子)
      
   斐子さんは、夫の悠遊さんと 「伊吹嶺」のおしどり俳人です。 <郷土の文学研究会>の会員として、皆さんのお世話
   をされています。 郷土の文学に 興味をお持ちの方は、是非 お申込み下さい。 (孝子)


25.9.9 (3018)
 
慢房さんから写真とメールが届きました。主婦(主夫?)には有
難い話題です。 
 慢房さんのエッセイ<季節の食卓>が「伊吹嶺」に連載されて
いる事は皆さんご承知と思いますが・・・・・いぶきネットでは、
HP俳句会の作業を一手に引き受けて下さっています。その他、
講評・添削等々で 頑張って(?)おられます。
慢房さ~ん 有難うございました。(孝子)


 こんにちは。慢房です。

 すっかり秋らしくなったものの、まだまだ日差しは強いです。
昨日(7日)は 息子の中学校の体育祭でした。 一日日差しの中にいたら、
すっかりくたびれてしまい、雨模様の今日は家でだらだらと過ごしています。

 さて、父親の菜園できゅうりが大量に採れるので、きゅうりのキューちゃんの様な漬物を作ってみました。

 輪切りにしたきゅうりを沸騰した調味液に入れ、再び沸騰したら笊にあげて冷ますという手順を3回行うだけです。調味液は醤油・砂糖・酢・ほんだしを混ぜたもので、割合は醤油1カップに対して、砂糖80グラム、酢1/2カップ、ほんだし小さじ1くらいを目安に、好みで調整します。私は、酢の変わりにクエン酸を使用します。

 今回は15・6本のきゅうりを使い、大きな保存容器一杯の漬物ができました。三回目に調味液に浸すときに、刻んだ生姜も一緒に入れ、笊にあげてから胡麻を振りました。

 特にコツというようなものはありませんが、私は輪切りにしたきゅうりに軽く塩を当てて、余分な水分をあらかじめ抜いておくようにしています。出来上がりはパリパリと口当たりが良くて、御飯にもお酒にも良くあいます。きゅうりがたくさんあって困っている方はぜひ作ってみてください。(慢房)



25.9.8夜 (3017)
 「綾子・やすし師弟句碑」吟行会で皆さんの心こもった俳句の余韻がまだ残っている今日この頃です。大変遅れましたが、吟行会記を内田陽子さんに書いて頂きました。実は陽子さんからは当日、既に原稿を頂いていたのですが、写真をつけた吟行会記に仕上げてアップするのは私の役目でしたが、つい今日になってしまいました。吟行会記に入るにはトップページの写真をクリックするか、【こちら】をクリックして下さい。
 また昨日、綾乃さんにトップページの縦書き俳句の「今月の俳句」と栗田主宰の9月号の俳句をアップして頂きました。いつも綾乃様には感謝しています。(隆生)



25.9.8 (3016)
 2020年の五輪の開催地が東京に決定しました。!

 福島で原発の被害を受けている方を思うと…手放しで
は喜べませんが、首相が世界に向けて約束されました
ので、東京五輪も原発の問題も 良い方向へ向かうと
信じたいですね。
 
 今朝は、いぶきネットのメールにも、 97歳になってい
るので、それまで生きていられるか・・・・とか、塩漬けに
なっても 生きていたいとか・・・・いろいろな気持ちで五
輪のニュースを受け止めておられるメールが届きました。
 
 私や私の家族は、どんな形で五輪と関わるのかなぁ~~と、
七年後の我が家の事を考えています。
 7年後は、東京五輪の句が沢山生まれるのでしょうか?(孝子)


      いぶきネットの皆様    選句締め切りのお知らせ
 
 朝晩の風が涼しくなり、野の草に降る露が白く光る(しらつゆ)。

七日は(白露)でした。日本の秋の情緒、日本人の愛する秋の景色は、万葉の頃から歌に詠まれ親しまれてきま

した。


        朝戸開けて物思ふ時に白露の置ける秋萩見えつつもとな    文馬養 

江戸時代の松尾芭蕉の句にも「白露もこぼさぬ萩のうねりかな」・・・

秋雨前線が停滞していますが、秋の七草もそろそろ出揃う頃ですね。

少しずつ夕暮れが早まり湯船で聞く虫時雨に、晩鐘が重なります。

        秋の蝉しどろもどろのままやみぬ    広瀬 一郎

        奥能登に来て星しぐれ虫時雨    沢木  欣一

        
                さて、明後日9月10日(火曜日)午後9時選句の締切です。

                                      写真は、樹炎さんが送って下さいました。


25.9.6  (3015)
 今日は、「綾子・やすし師弟句碑」吟行句会でした。 100名の仲間が
集まり 綾子忌や師弟句碑等を詠みました。 
 吟行句会の様子は後日 内田さん
がトピックスのコーナーに書いてくだ
さいます。 写真も載ります。
               お楽しみに!

 主宰の特選は、武田稜子さんの
       
  大いなる綾子のひとみ涼しかる   
          
                  でした。

  武田さ~ん おめでとうございました。

 右の写真は、 ピカピカ(撮れたて?)の今日の主宰です。 左の写真は国枝部長さんです。 いつもはカメラマン役ですが…今日は(も?) 高点の仲間の一人として、商品をいただかれました。 部長さん おめでとうございました。(孝子)


25.9.5 夜 (3014)
 明日は細見綾子先生の忌日。 綾子先生と栗田先生の句碑の立つている
犬山で「師弟句碑」吟行句会が行われます。 句碑の辺りの木々の紅葉は始ま
っているでしょうか? 句碑の苔は猛暑を耐え抜く事が出来たのでしょうか? 
 
 今朝から 書棚の綾子先生の句集を手にとっては 綾子先生の事を思い出し
ています。 写真は、細見先生の處女句集「桃は八重」です。  右城暮石さん
が この句集の序文(昭和17年)を書いておられます。 その一部ですが紹介
します。(孝子)

   ・・・・・・・綾子さんの句は、多くの素材が植物であるにもかゝはらず、淸新
   流麗であり、叙情的でさへある。動詞止めの表現と何物をも柔げずには置
   かない資質とが、渾然一つになつて、獨自の境地を拓いている。しかし之だ
   け言つたのでは、綾子さんの特質に觸れたとは言はれない。・・・・・・・

      
來てみればほゝけちらして猫柳      細見綾子

     

25.9.5 (3013)
いぶきネットの皆様    投句締切りのお知らせ

 台風15号から変わった温帯低気圧が接近した影響で各地に


雷を伴った激しい雨に見舞われました。 積乱雲の下で起こる竜巻の

凄まじさ、被害の大きさに人は為すすべがありませんね。恐ろしい・

はや 九月、光陰矢のごとしですね。昼間、ツクツクボウシが忙しく

鳴く空にそびえていた雲の峰が横に大きく崩れる頃、夜が長くなります。 

 雨戸の向うは虫時雨・・・何処かで手花火の爆ぜる音・・・

庭先に見つける露草、雨に崩れた蜘蛛の巣が、だらりとぶら下っています。

 
暫くは秋雨前線が停滞しそうです。朝夕の気温差にご注意下さい。

     露草や百観音はみな伏目   森  靖子

     夕暮れの草の葉擦れや秋めける  久野 和子

           さて、  5日午後9時投句の締切りです。 (樹炎)



  「俳句四季」9月号に 小島千鶴さんが 「伊吹嶺」の仲間の句と共に 伊吹山を紹介しておられます。 カラーの伊吹山の写真も見事です。 ご覧になりましたか。
 小島千鶴さんは 「伊吹嶺」の編集を支えて活躍されている 心強い仲間です。(孝子) 



25.9.2 (3012)
 やっと猛暑が過ぎ、9月に入りました。
今日は竹内まりやの歌う<セプテンバー>
という曲を聴いています。
 巡る季節の彩の中で1番寂しい季節9月
・・・・・と、結び目が解けて恋が終わったと
いう内容の詩です。
 秋の夜に聴くと、少し(?)前の時代を思い
・・・懐かしくてしみじみとした気持ちになり
ました。 (秋ですねぇ~~)

 右の写真は、山ゆり句会の武藤さんが
送ってくださいました。

 本日より一週間 句会場のある横浜の<あざみ野アートフォーラム>   
にて、山ゆり句会出席者14名による俳句短冊の展示会を実施しま
した。一般の方々に伊吹嶺俳句の存在と 入会を勧める方法の一つ
と捉えて行ってみました。

写真は、会場展示の模様と本日お手伝いにお出で頂いた方々です。短冊は見えないと思いますので2,3日中に私のHPの方にアップしておきます。    (光晴

 武藤さ~~ん 素敵な展覧会! おめでとうございます。
武藤さんの ホームページは、トップページ右中ほどの LINK集 → 光晴のHP でご覧ください。(孝子)



25.9.1 (3011)
 
9月に入りました。三重県では今日の雨で、ようやく涼しくなりました。あの猛暑はどこへ行ったかと忘れてしまいます。
 今月もいぶきネット句会の投句、HP句会の投句が始まりました。皆さん、それぞれ投句をお待ちしております。
 また9月に入りましたので、「いぶきネットの四季」、「環境と俳句」などの記事を更新しました。伊吹嶺9月号が届きましたら、その他の記事も更新します。「いぶきネットの四季」は若山智子さんに句会メンバーと小豆島へ出かけた時の思い出を綴って頂きました。その時に栗田主宰の小豆島一連の吟行句のあとをたどった思い出です。「いぶきネットの四季」に入るにはトップページの「いぶきネットの四季」をクリックするか、【こちら】から入って下さい。
 なお「環境と俳句」は今月は熊澤和代さんに書いて頂きました。和代さんの螢の思い出を綴って頂きました。「環境と俳句」に入るにはトップページの「環境コーナー」をクリックするか、【こちら】をクリックして下さい。(隆生)(309918)


25.8.27 (3010)
いぶきネットの皆様    投句・選句締切りのお知らせ

 暦の上で八月は秋、善くぞ猛暑に耐えてきました。


局地的な豪雨が去ると、まるで幕を引くかのたように、季節が移ろいます。

夜明けが遅くなり、襟首を抜ける風がひんやりと今朝の秋です。

 散策の足元に聞くコウロギの声、露葎、空は夏と秋の雲が交じり合いはじめました。

ダムに注ぐ渓流の地鳴り・・・葦原を押し倒し流れています。

今朝 婿殿が新聞取りに出て、鍬形虫を庭に拾い少年に成っています。
 
  伊賀棚田離るる霧の迅さかな  栗田 やすし


  秋口のすとんと穴へ落つる夢  柏  禎

  鍬形といふ男ぶり兜虫    長谷川 かな女

     さて、投句締切 9月1日(日曜日)から5日(木曜日)午後9時締切
        選句締切 9月6日(金曜日)から10日〈火曜日)午後9時締切


25.8.26 (3009)
 いぶきネット句会8月の会報を配信していただきました。
皆さんのご協力を得て、8月の作業は滞りなく終了しました。   
いぶきネットの仲間からは、各地の話題を配信していただ
き、ネットならではの交信を楽しんでいます。 この夏は、お
仲間も増えて、楽しみないぶきネット句会になりそうです。

 写真は、慢房さんから送って頂きました。
慢房さ~~ん 有難うございました。(孝子)

 茨城県那珂市のひまわりフェスティバルに行ってきました。

 約4haの敷地に、25万本のひまわりが咲き誇っています。

 花が見事に同じ方を向いているのは、茎の日当たりが良い側が良く成長するからからで
しょうか? 後姿?のひまわりも、なかなかペーソスがあって面白いと思いました。

 持参のおにぎりでお昼を済ませた後は、ひまわりの迷路で腹ごなしをして来ました。

 旧作ですが・・・

      ひまわりの迷路明るく迷ひけり    慢房



伊吹嶺鍛錬会についての お知らせと お願いです。


 トップページにお知らせが載っていますが・・・・・今年の11月20日・21日に 1泊の鍛錬会が行われます。 申し込みの締め切り日の8月31日が近付きました。 まだまだ 参加人員に余裕があります。 会員・同人を問わず ふるってご参加ください。 問い合わせや、申し込みは国枝部長さんです。 問い合わせは、このいぶきネットのメールでも結構です。 詳しくは、「伊吹嶺」8月号92頁をご覧ください。 (孝子)



25.8.25 (3008)
 瀬戸市では、やっと雨らしい雨が降りましたが、 各地で雨の被害が出ていま
す。 皆さんの被害の少ないことを祈っています。

 いぶきネット句会の添削例をアップしました。 添削担当の8名が 毎月頑張っ
ています。 「伊吹嶺」の即物句を学ぶ皆さんのお役に立つと嬉しいのですが…・
 添削例をご覧いただくには、トップページのいぶきネット句会から入って下さい。


 角川の『俳句』9月号をお読みになりましたか?小笠原和夫氏の句集「手持ち顔」   
が出版されました。主宰が、その中の一句を鑑賞されています。

       甚六で通して来たる懐手     小笠原和男


              写真は 登山が大好きな一灯さんが送って下さいました。 槍ヶ岳の朝でしょうか?(孝子)



25.8.23 (3007)
 HP俳句会の選句結果をアップしていただきました。今月の高点句は、
 さわさん(成田市)の<折皺のメモを伸ばして盆用意>と、雪絵さん(前橋市)の
炎天へ吸ひ込まれたる本塁打>でした。 おめでとうございました。
早速、「伊吹嶺」8月号を送らせていただきます。


 夏休みも、残り1週間ほどになりました。 時々 小学生の孫の宿題を手伝ったり、監督を
したりしています。 紙を染めて(右の写真) 団扇に貼り付けて作品にする宿題をしました。
 思いがけない柄が出来て、大人も楽しみましたが・・・・・子供は宿題の筈が・・・・だんだん
エスカレートをして、最後は、手形を押したり色水遊びで手が付けられなくなりました。
 最近は、自由研究に親子で焦っているようです。 (孝子)

      立笛の調子外れや夏休み        中山敏彦

      校庭にベット干しある夏休み        野島秀子

      キャンパスに山岳テント夏期休暇       栗田やすし    
                                          以上3句 「伊吹嶺 季寄せ」より


25.8.20 (3006)
 アップが遅くなりましたが、 写真は
18日のカリンカ句会の様子です。
 最近はメンバーもだんだん増えて、
今月は15名の参加でした。 店内が
狭く 全員は1度に写せませんでしたの
で、写真が2枚になりました。
 旅遊さん、河原地さんに指導をいただ
きながら・・・・・熱気(熱いロシア料理・店
内の暑さ・皆さんの真剣さ)のこもった句
会でした。
 その夜のうちに 会報がネット配信され
る・・・・・そんな句会です。

  夜は 風が涼しく 凌ぎやすくなりましたが、 又今朝は 暑さに目が覚めました。 最近はそんな繰り返しの日々です。・・・・・秋はもう何処かに来ていますよね。
 高校の同級生から 時々メールが届きます。 他の同級生の様子を知らせてくれたり、これからの人生を語り合ったり・・・・心のなごむ時間です。 以下 昨夜のメールより・・・・(孝子)

 8月3日、Kと兵庫県豊岡市にコウノトリを見にいきました。
豊岡市では市と市民が手をくんでコウノトリ復活を目指していて、早くも十数年になり、
TVのドキュメントを見てから一度、この目で見たいと思っていました。Kがその近くで鮎を
食べたいというのに便乗した形で実現しました。
 とは言え、その種の情報は現実にはがっかりすることが多いので、たいして期待はしません   
でした。 ところがコウノトリ郷公園に向かう車中から見える川のあちこちに一目でそれとわ
かる鳥が確認でき、道中の範囲だけで数十羽、その多さに驚きました。
 公園に着くと囲いの中には15,6羽、餌をついばんでいるのがいましたが、その囲いには屋
根がありません。見ていると空から大きなコウノトリが降りてくるのが見え、また何処かへ飛び
立って行くのも見えます。 囲いは他の獣に襲われないためのもので、営巣しない若い鳥な
どが帰ってくるようです。 稲が大きくなっているので田の中の鳥は確認できませんが、田の
畦に立っている鉄柱の上に巣が見えます。人工的に創った鉄柱に巣を掛けやすく鉄の三
重の輪が作られているのです。 もう野生化して孵化して育ったものも何世代かになってい
ると聞きました。
 実際に見ると結構感激しますね。動物園でしか見れない鳥が普通に空を飛んで、囲いがあるとはいえ人の傍に降りてくるのですから。 豊岡は米どころですから 青々としたたんぼに白と黒の鳥がよく似合います。 よく言われる絵になる風景ですが、これは描けませんね。
 目標は田植えする人の横でコウノトリが餌をついばむ風景だそうで、明治時代の写真にはそんな写真があるそうです。 中々良いドライブでした。(三輪)

 写真は上の話題とは関係ありませんが…・ 17日に我が家から何と!3か所の花火を同時に見る事が出来ました。 写真には同時に3か所は 写せませんでしたが・・・・ 写真の大きな花火の左下に もう1つ 揚がりました。 引っ越して・・・初めての花火見物が出来ました。

25.8.17 (3005)
 いぶきネットの仲間の岡田さんが 写
真を添えて お便りを下さいました。
岡田さんは 今年から 京都句会の幹
事さんで 頑張っておられます。
 岡田さ~~ん 有難うございました。
                   (孝子)

  昨夜は京都五山の送り火でしたが、
そのひとつ妙法の「法」の送り火は我が家
の二階から間近に見えます。
火床に積み上げた薪にカバーをかけ、準備
OKの昼の「法」と送り火の「法」の写真を送
りますのでよかったらご利用ください。
 
 「妙法」の文字は、昔地元松ヶ崎の全村民が日蓮宗に帰依したことに由来するそうです。 そして「妙法」の送り火は檀家が代々受け継ぎ保存しています。 とくに「法」は家ごとに火床を守り継いでいます(岡田佳子)


25.8.15夜 (3004)
 
今日は終戦記念日で、いろいろと思いを馳せる日です。今日の朝日新聞の天声人語では角川源義の俳句が掲載されていました。
   命綱たのむをかしさ敗戦忌  角川源義
 そしてこの記事には、「同世代が大勢落命したのに、自分は生き延びた。いま病を得て、治療を命綱と頼んでいる。そんな我が身を突き放して眺めた句であろう。源義氏は「終戦」という言葉を嫌った。辺見さん(長女)が不用意に使うと、「あれは敗戦だ。終戦なんて簡単に言うな」と怒ったそうだ。譲れない一点だったようである。」とあり、決して終戦日でなく、敗戦忌だという。この思いは栗田主宰も同じである。今日、孝子さんが書かれた落書の句や次の句などはみな敗戦忌である。
   靖国の靖は我が名敗戦忌   やすし
   亡き父の母への便り敗戦忌    〃
   
父の碑に真水供ふる敗戦日    〃
 
ただ終戦日の句で思い出すのは、次の句である。
   
終戦日妻子入れむと風呂洗ふ   秋元不死男
 不死男は戦中の俳句事件で、いわれのない理由で特高警察に2年もとらわれの身となった俳人である。あの温厚な不死男の句集『瘤』では、「
生きていゐる。そして善良であったすべての日本人は、今度の戦争によって、大なり小なり傷を受けた。・・・またわしたちのやうに俳句事件に連座して不幸を受けた俳人も亦、そのひとりであった。しかしわたしのうけた傷痕などは、まだ「瘤」程度のものにすぎない。だが、たとへ瘤であったにせよ、その瘤の痛さと、瘤をこしらえた相手の手は、終生忘れることはできない。」とのあとがきの言葉の重さは、私達も忘れてはならない。
 源義、不死男そして栗田主宰の句を噛みしめたいと思います。

 夜はいぶきネット句会の合評会でした。旧盆の行事が多い方の中、熱心にチャットルームに入室して、活発な意見を出して頂いた方には、感謝、感謝です。

 また今日、8月第2弾の「いぶきネットの四季」を光晴さんにアップして頂きました。今回の話題は佐藤とみおさんの「まぼろしの小瀬鵜飼」です。関東支部の皆さんが何度も計画しても増水のため鵜飼中止された後、いよいよ本番で鵜飼に出かけたもののまた鵜飼を見ることが出来なかった体験を栗田主宰の俳句を交えて思い出されています。このいぶきネットの四季に入るには、トップページの「いぶきネットの四季」をクリックするか、【こちら】から入って下さい。(隆生)


25.8.15 (3003)
 今朝、市役所から電話がありました。姑の100歳を祝い市長が訪問をして
下さるそうで、その確認の電話でした。 終戦日と重なって・・・・・・ 子育てをし
ながら戦争の時代を生きて来た 母親たちの事を考えました。 
 私と言えば・・・・
冷房の中で<猛暑!猛暑!>と過ごしていています・・・・・(反省)

 HP俳句会の10日までの投句をアップしていただいていますが、投句締切は
今夜の9時です。 お急ぎください。

    捕虜のこと語らず逝けり敗戦忌     青木しげ子

    終戦日繰り返し読む沖縄史       鍛冶 静代

    飛機の音近くに聞けり終戦日      望月 立         

    父の顔思ひだせずに敗戦忌      上杉 和雄

    筒抜けの空の青さや終戦忌      大平 敏子     

    靖国の靖はわが名敗戦忌      栗田やすし       
                             
                           以上6句 「伊吹嶺 季寄せ」より

 10年ほど前、初めて靖国神社へ出かけました。 私の意思ではなく、主人に同行   
した形でしたが、 今まで訪れた神社とは少し雰囲気が違っていました。   先ず
神門の大きな菊のご紋の金色の眩しかった事! 近くの大銀杏から何度も白い鳩
の群が飛び立っては 旋回していた事。 足の弱った様子の老婦人が一人で 杖を
頼りに 1歩1歩本殿へ歩いて行かれる姿は、手を貸してあげる勇気もなく見守るばかりでした。 ずいぶん長くお祈りをされていた姿が 今も目に浮かびます。 私を含め この神社に居る1人1人が、直接又は間接的に 戦争の悲しみを負っておられるのではないだろうかと  しみじみとした気持ちになったことを 思い出しました。(孝子)


25.8.09 (3002)
 猛暑であったり、豪雨であったりと・・・・・極端ですね。 天地の神様の
怒りでしょうか?<ふつう>が どんなに幸せの事か 実感させられますね。

 
以下 幹事の樹炎さんからのお知らせです。 写真に映っているのは樹炎さ
んではありません。娘さんです!(孝子)


いぶきネットの皆様     合評会のお知らせ

 今日は旧暦のお盆、先祖の霊を迎える(盆の入り)ですね。


にいにい蝉、油蝉、みんみん蝉の声も静かになる頃、供花は庭に摘んだもの

水打てば、日盛りの暑さは草いきれに変わり、子供の頃がよみがえります。

我が家は、家紋の付いた門提灯を吊り玄関口で苧殻を焚いて「迎え火」です。

ほおずき提灯に残り火を点し「仏様のお帰り」と夫が案内・・・

今年は家族が増えて賑やかです。娘と糊の効いた浴衣を着てみました。

祖父母、父母、姉妹の話が尽きず彼岸と此岸がつながる様な別世界です。

皆さんのお盆は如何でしょうか。残暑厳しき折、夏バテなどなさいませんように。

    盆の路父膝つきて刈りはじむ  下里 恵美子

    亡き母の居る気配して盆の入り  佐々木 千種

      さて、合評会はいつものように、15日(木)・16日(金)の両日
          午後9時から行います。  投句 一覧および 選句一覧を用意の上
           伊吹嶺フォーラムのチャットルームへお集まりください。     

                                                                    ( 八尋 樹炎)   


25.8.09 (3001)
 猛暑続きですが、体調を崩されてはいませんか? 最近は午前中に外出等の
用事を済ませて 午後は 句集などの俳句の本を クーラーの効いた部屋で読ん
でいます。 8月3日の部長さんの話題と重なりますが・・・・・
 
 山本悦子さんの句集「白絣」を送っていただきました。悦子さんとは 俳句を始め
た時期が同じ頃ですので、 1句1句懐かしく読ませていただきました。25年間の
作品の中から選りすぐりの280句です。 骨格のしっかりした「伊吹嶺」のお手本の
ような俳句が並んでいます。
 音や匂いや色彩等々五感を働らかせた句が印象的ですが、私は音の詠まれて
いる句に魅かれました。 以下 その一部を紹介します。

   ・風に鳴る砂漠の砂や寒昴         ・闇深しテント触れゆく霧の音

   ・はつたいを挽く音こもる遍路宿      ・けら叩く音の降りくる啄木碑       ・啄木鳥の音すきとほる南谷

   ・桶鳴らし水乞ふ馬や秋高し        ・衛兵の靴の鋲鳴る秋暑かな       ・巡礼の鈴の音涼し木偶芝居

   ・足下より蟬の声湧くビル暮し       ・尺八の音色涼しき句碑びらき


                                  悦子さ~ん  ご出版おめでとうございました。(孝子)
                 


 HP俳句会の5日までの投句を アップしていただきました。 締め切りは15日です。 毎月2句どなたでも投句していただけます。「伊吹嶺」の即物句を実感していただける良い機会と思います。投句は無料ですので、気軽にどうぞ!。 

               写真は、話題とは関係ありませんが、 札幌で写した<はまなす>です。 甘くて とても良い香でした。


25.8.08夜 (3000)
 丁度この落書が3000回になりました。スタートしたのは、いつだったのか分かりませんが、今年の7月の例で行くと、1ヵ月に20日ぐらい落書をアップしていますので、12年以上前から続けているのでしょうか。長い道のりですが、まだまだ続けていきたいと思っています。

 ところで毎日暑いですね。昨日は立秋というのに、隣町の桑名市は37℃、今日は35℃と毎日猛暑日です。
 昨日はあまりの暑さに伊吹山に出かけ、涼を浴びに出かけました。よく晴れていましたが、頂上はミスト状の霧が流れ、十分涼しさを堪能してきました。伊吹山の標高は1377mですから、ほぼ24℃ぐらいでしょうか。我が家から約1時間半で涼しさを味わえるのならもっと早くから行けばよかったと思いました。
 伊吹山のお花畑はやや時期は遅いもののシモツケソウ、クガイソウ、ルリトラノオ、イブキトラノオ、クルマ百合、メタカラコウ、弟切草、麝香草と花盛りでした。また蝶も数多く飛んでおり、豹紋蝶以外にアサギマダラも飛んでいました。
   タケル像まで霧ごめの登山道   栗田やすし
 以下の少しばかり写真で涼しさを感じて下さい。
 なお今日、トップページの今月の3句及び今月の主宰の俳句を更新して頂きました。(隆生)

 
中腹の休憩所から見た伊吹山
 
山頂にかたまっている麝香草
 
クルマ百合に止まっている蝶
 
時期はやや遅いものの満開のシモツケソウ



25.8.08 (2999)
 残暑の猛暑! まだまだ 続くようです。

 旭山動物園の白熊です。7月29日に写しました。
泳いでいる熊や、ペンギンが水槽のガラス1枚隔
てて見る事が出来ると 宣伝していましたが、暑く
て泳ぐ元気もなかったのか、ペンギンも白熊も陸の
上で、だれていました。 それでも 見物の人々の
列は続いていましたが・・・・・

 最近 見本誌の申し込みや、有料添削 ・ 入会の問い合わせが、続いています。   
皆さ~~~ん! いぶきネットを見ていただいて、有難うございま~~~す。

 いぶきネット句会への入会は、 先ず 「伊吹嶺」の会員になっていただくことが先決です。入会が確認されましたら、その後でいぶきネット句会に参加していただきます。 いぶきネット句会のみでは、参加出来ませんので、ご承知下さい。

 「伊吹嶺」では、俳句の基本中の基本である 即物具象の俳句を学んでいます。 絵画で言えば・・・・デッサンです。皆さ~ん 基本から 一緒に学びませんか?  

 
 ★「落書」のアップの回数がおかげさまで(2999)回まで来ました。 次回は、3,000回です。 読者の皆様 そしていぶきネット会員の皆様に 感謝 感謝です。 (孝子)



25.8.07 (2998)
 兎に角 暑いです。皆さんは どう過ごされていますか? 私は  エアコンが無か
ったら 生きられないのでは???と真剣に考えてしまいます。
 樹炎さんが、涼しげな蓮の写真を送ってくださいました。(孝子)

  いぶきネットの皆様     選句締切りのお知らせ
  
 
      
そよりともせいで秋立つ事かいの  上島  鬼貫

 暦の上では立秋です。盂蘭盆が近まりました。秋へ誘う赤蜻蛉・・・

山窪の蓮池、青田に挟まれた蓮の花が風にそよいでいます。

番犬に吠えられながら、小流に沿えば、大きな丸い葉陰から見事な蓮の花

大ぶりの白蓮は散華にふさわしい風格と気品を供えています。

最近、新聞に外来種の(ミドリ亀)による睡蓮の被害を嘆いていました。

福岡市の堀でも、睡蓮が徐々に少なくなり、今では堀の半分位だそうです。

暫くは残暑が続きます。皆様方の無病息災を願っています。

      一つ見え次々と見え蓮の花    沢木 欣一


   蓮ひらく祈りの十指解くやうに  伊藤  範子

 さて、8月10日(土曜日)午後9時選句の締切です。
 


25.8.03 夜  (2997)
いぶきネットの皆様 句締切りのお知らせ

 玄海に張り出す雲の峰、蝉時雨の森 夏休み
で盛況な滝を避けて
 佐賀県の地味な深山の滝
を家族で味わって来ました。山道に入れば
おび
ただしい野鳥の囀り、辺は石仏や祠が苔むし、
山気と霊気。
 
 日盛りの滝は、糸引くような流れ、途中でも
んどり打て急流となり、
上流を男滝、下流を女
滝と言うそうです。眼下は唐津湾。


 飛沫の涼しさに啜る(流し素麺)は絶品でした。又ここは、「森林浴の森
100選」に選ばれています。突然の黄色い声?
娘の頭に鬼やんまが何度も止まりに来ます。引越しの疲れも吹っ飛んで思わず
救われたような一日でした。


   滝の冷え崖より一つ石こぼす  伊東 一升

   神の滝しぶきに触るるところまで 神尾 朴水

           さて、  明後日5日午後9時投句の締切りです。(樹炎)



25.8.03夜  (2996)  山本悦子さん句集『白絣』
 伊吹嶺同人の山本悦子さんが伊吹嶺叢書第42篇として句集『白絣』を上梓されました。悦子さん、おめでとうございます。
 私は悦子さんとは昔からの登山友達で、チングルマ句会でよく吟行もご一緒させて頂きました。あの痩せた身体でありながら、スタミナは完璧で私はとてもついて行けませんでした。
 またご主人の哲也さんはプロ級のカメラマンで、私の句集『鈴鹿嶺』を上梓した時、扉写真に哲也さんの写真で飾って頂いたこともありました。
 句集の『白絣』の題名は、
   服に裁つ父の残せし白絣   悦子
からつけられました。悦子さんを間近に見ていると、ご主人の介護をしながら、精力的に吟行に出かけ、ご主人の介護について決して弱音を吐いたことはありません。序文で栗田主宰は「本句集に旅吟、海外詠が多いことを指摘したが、実は本句集の根底には悦子さんのご両親とご主人への深い思いがこめれていることを指摘しなければならない。」と述べられています。また悦子さんはあとがきで、「俳句は生活の癒やしであり、心のよすがとなっております。」と述べられていることは頭が下がる思いです。まだ句集を見たばかりで十分読んでいませんが、好きな句としては、
   雲海の端へなだるる天の川     悦子
   天山の新雪仰ぎパオを解く
   鳥葬の俎板岩に大蜥蜴
   イグアスの瀧へ突込む岩燕
   幕営の夏炉に足せりヤクの糞
   銀漢の斜めにかかるエベレスト
   子のなくて夫より貰ふカーネーション
   金婚の旅豆飯の機内食
   梅雨寒や夫持て余す麻痺の指
   松手入済ませし家を売りに出す
   今日よりは上り海女とて荒布干す


がありますが、好きな句を抜き書きしてみたら、海外詠とご主人を詠んだ句が多くなりました。
 なお句集『白絣』をご購入されたい方は直接悦子さんにお申し込み下さい。(隆生)


25.8.03  (2995)
 我等が「伊吹嶺」の編集長・下里さんから、メールが届きました。 
下里さ~~ん お忙しい中 有難うございました。

 
 我が家の狭い庭の真ん中に向日葵が四本咲きました。 この向日葵の種は娘の家から貰ってきた
ものです。
 娘の家は二年前の津波からかろうじて逃れることが出来たものの、庭は暫くの間汚泥で
埋もれていました。
 そんな中、向日葵が一本奇跡的に花を咲かせました。一条の光が射したよう
でとても嬉しかったことを思い出します。 そんな向日葵の子孫 ! ですから花が咲く日を心待ちにして
いました。  毎日観察していると面白いことに気づきました。 グンと伸びた茎が太陽の動きと共に東
から西へと向きを変えるのです。 ところがいざ咲いてみると、花は一日中南を向いていて一向に動く
気配はありません。「向日葵は太陽を追って向きを変える…」と聞いていましたが、花が開く前のこと
なんですね ? この件について詳しい方がいらしたら教えて下さい。(下里美恵子)

 写真は、上の内容とは関係がありませんが・・・・・ 札幌の羊ヶ丘の小さな資料館の隅で
見つけました。 な・な・なんと! 小説『挽歌』で有名な原田康子の色紙でした。(孝子)


25.8.02 夜 (2994)

 HP俳句会に参加をしていただいている 野瀬ひろさんから写真(右)を添えて
お便りをいただきました。 送信は昨夜の2時過ぎになっていました。 飛騨の夜
更けは きっと涼しいでしょうね。 そこに滞在されておられるとは・・・・・・・羨まし
い限りです。 野瀬さ~~ん  有難うございました。


 伊吹嶺落書さま

  ただ今、飛騨の陋屋に滞在しています。

 飛騨地方では 女郎花をどこでも見かけます。

  盆花(お盆の時仏様に供える花)として親しまれています。 お墓参りに行きますと どこのお墓も黄色が目立ちます。 嫌な臭いの花がなぜお盆の花かず~~と不思議にも思っていました。

  斐太後風土記に生薬としてのほかに、佛教花と書かれているそうです。 飛騨國産薬品には「敗醤ヲミナエシノネ」と。 

  昔、飛騨地方で敗醤根(はいしょうこん)が流通していたこを読み取ることができます。 敗醤根の薬効は消炎、浄血、鎮静、解毒等に用いられるということです。        (平成25年8月2日   飛騨にて   野瀬 ひろ

      
 おみなへし押花にして旅終る    小澤明子


 8月1日の<迷惑>の続きのような・・・・・

 右の写真は、先日の旅で写した「嵐の木」です。
アイドルグループの<嵐>が 航空会社のCMを撮影した
場所とか。テレビでは雪の景色が写し出されていました。

 最近では 観光客が昼夜を問わず出かけて来たり、敷地   
内に入る人もいて、地主や近隣の方が迷惑を被っておら
れるようです。

 地主さんは、つい最近2本の小さな木を植え足されたとか。
7本になっていました。「お願いですから、近隣の方に迷惑を掛けないで下さ~~~い。
近寄らないでくださ~~い。」と地主さんの叫びが聞こえそうでした。

 勿論 我々も 車のスピードを落として・・・・・この敷地へ近寄りませんでしたが、
娘や孫たちは、興味深々の様子でした。(孝子)

     先ずたのむ椎の木もあり夏木立   芭蕉

     傷もまたかく育ちつつ大夏木     上野 泰


25.8.02  (2993)
 今日、光晴さんに「いぶきネットの四季」の8月第1弾をアップして頂きました。文章は福田邦子さんの「梅漬ける」で俳句は細見綾子先生の「梅漬ける甲斐あることをするやうに」です。梅干し作りの体験を踏まえながら綾子先生の俳句を鑑賞していらっしゃいます。「いぶきネットの四季」に入るにはトップページの「いぶきネットの四季」か【こちら】から入って下さい。(隆生)


25.8.01夜 (2992)
 この最新の落書が重くなりました。8月が始まりましたので、1月から6月分の落書については倉庫に移しました。6月以前の落書をお読みになりたい方は上の<<13年前半保存分の落書へをクリックして下さい。最近はアクセスカウンターによると、おかげさまで毎日160名以上、訪問されています。ありがたいことです。今年後半も伊吹嶺行事、インターネット部の動きなどタイムリーに伝えていきたいと思っています。今月の伊吹山房雑記、ネット同人俳句、会員俳句、いぶきネットたより、俳SCHOOL、環境と俳句なども更新しています。他についてはもう少しお待ち下さい。(隆生)(305504)


25.8.01 (2991)
 8月が始まりました。 リニューアルされた<いぶきネット>にも 少しづつ馴れ
て来ました。 8月の HP俳句会や いぶきネット句会の投句受け付けが始ま
っています。 皆様 お忘れになりませんように!

 今年は まだまだ行事が続きます。9月には「綾子・やすし子弟句碑」吟行会。 
10月には「伊吹嶺 全国俳句大会」 11月には、「伊吹嶺 俳句鍛錬会」があり
ます。 残暑に負けないで 秋を迎えましょう。 

 角川の『俳句』八月号の<未来につなげたい! 師一1句、私の一句>
我等が主宰の句と文章が載っています。 ご覧になりましたか?

   夕月夜乙女
(みやらび)の歯の波寄する     沢木欣一

   海光やこぼれて白き花月桃      栗田やすし


 先日 飛行機を利用して旅をしました。機内の数席前の人(写真)は、お面を後頭部へ回して、前を向いて座っておられましたが、 ずーつと こちらを見ているようで、飛行機を降りるまで 落ち着きませんでした。 本人は気付いておられませんが、このかぶり方は、思い様によっては不気味で・・・・・迷惑な事と思いました。(孝子)



25.7.31 (2991)
 都合ナルミさんの指導の下・・・ 朝日カルチャーで元気俳句を学んでおられ
る皆さんです。 橋本さんが 写真を添えてお便りを送って下さいました。
   橋本さ~~~ん  有難うございました。(孝子)

 都合ナルミ先生を囲み、名古屋港へ吟行。そして、金山で暑気払い(写真)。   

 朝日カルチャーセンターでは、ナルミ先生の厳しい月一回の教室を飛び出
し、ふた月に一回 吟行へ出かけます。
 今回は、7月28日、南極観測船ふじを保存する名古屋港へ。
晴れ女と元少年の合計10名が参加し、暑い句会とそれをクールダウンする
暑気払いとなりました <ナルミ、和子、節子、明子、陽子、玲子、暢子、耕
太郎、一夫、淳>。    (橋本淳)


25.7.30 (2990)
 3日間 家を空けていました。 今夜帰りましたが・・・・・ パソコンの前で、どうしても目が開けている事が出来ません。眠くて…眠くて…です。 沢山のメールをいただいています。 2名の方が有料添削希望されています。 皆さんへの返事は 明日にします。遅くなって申し訳ありませんが、 お待ちください。  (孝子)


25.7.28夜 (2989)
 HP句会の選句結果とともに、講評も掲載しました。今月はたまたま書店での物を写生した句と事柄俳句の2句が採られていましたので、私なりの物俳句と事柄俳句の違いを書いてみました。短い講評の中ですから、十分に意を尽くせなかったのですが、皆さんのご意見でも頂ければと思います。(隆生)


25.7.28 (2988)
いぶきネットの皆様    投句・選句締切りのお知らせ

 夏休みに入り、涼を求めて海に山にお出かけの機会が増えますね。

今朝の散歩で、繁りに息が詰まるほど強烈な匂い・・・見回すと

(姥百合))でした。山地の林の中などに生える大型の百合、

淡緑色で地味ながら、野生的な魅力があります。枯れて行く寸前の

香りは、又一段と強いものです。我が家は今、蝉時雨のカプセルの中。  

自然には逆らえません。旱がつづいて、スプリンクラーを廻していますが、

止めると、草木に滴る水滴へ赤とんぼや揚羽蝶が集まってきます。

この場をお借りして皆様に 「暑中お見舞い申し上げます」

8月から、いぶきネットに新しい仲間が参加されましす。嬉しいですね。俳句を皆さんで楽しみましょう。

猛暑のおり、どうかお体にお気をつけ下さい。

   蝉時雨より蝉ひとつこぼれ落つ  内藤 恵子

      生れたての蜻蛉揺るる草の先   下里美恵子

      さて、投句締切 8月1日(木曜日)から5日(月曜日)午後9時締切
         選句締切 8月6日(火曜日)から10日〈土曜日)午後9時締切
 
  投句・選句とも、締切までに出来るだけ早めにお送りくださるようお願いします。
(樹炎)

                            


25.7.25夜 (2987)
 HP句会の選句結果がアップされました。今月は一時投句の送信に不具合がありましたので、投句期間を20日までに延長しました。そして今日選句結果が出ました。
 今月の高得点者は栗生晴夫さんでした。おめでとうございます。「伊吹嶺」7月号をお送りします。講評はもうしばらくお待ち下さい。
 これで今月の句会関連はすべて終わりました。また来月もいぶきネット句会の投句から始まります。句会の皆さんの投句をお待ちしております。(隆生)


25.7.25 (2986)
 いぶきネット句会7月分の添削例をアップしました。先月から、添削例は、「いぶきネット句会」の中に移動しました。 ご覧ください。


 いぶきネット句会の仲間の 哲半さんが写真を送ってくださいました。
 我らが<伊吹山>の最新情報ですね。 哲半さ~~ん 有難うございました。


 今日は(23日)、家内が涼しい所へ行きたいとリクエストをしましたので、聖地?伊吹山へ行ってきました。上手く撮れていませんが、花の写真をどれか落書にお使いください。

 ミヤマコアザミは伊吹山の特産種だそうです。茎に毛があるのが他との違いだそうですが、スミマセン茎が写っていません。
 ヤマホタルブクロは、ちいさな斑点が入っているのがホタルブクロとの違いでしょうか・・

写真は以下のとおりです。私は花のことがわかりませんので、珍しくみてきましたが、ご存知でしたらお許しを(哲半)


ミヤマコアザミ 
 
シシウド
 
ヤマアジサイ
 
ヤマホタルブクロ

 哲半さんのブログには、伊吹山の他の話題も載っています。【こちら】からお入りください。(孝子)                             

 ★ お尋ねがありました。
   7月9日の御手洗の写真は、諏訪大社(上社)の御手洗です。苔が見事でした。
   

25.7.24 (2985)
 今朝は 雨の音で目覚めました。 瀬戸は昨
日との温度の差が10度近くあるようです。
 凌ぎやすい日になりそうですが、朝から家の
前を3度も救急車通りましたが、急な雨で交通
事故でしょうか? 出勤時です。大きな事故で
ない事を 祈っています。
 いぶきネット句会の幹事の樹炎さんのお宅
の写真です。昨日いただきました。 娘さんの
家族と住む事になられたようです。
 樹炎さ~ん ご家族が増えて・・・・・・おめで
とうざいます。  引越しは 疲れます。 健康に
気を付けて下さい。(孝子)

   暑き故ものをきちんと竝べをる   細見 綾子

 今日は二十四節季の一つ大暑です。
夏の暑さの頂点ですね。 蝉時雨が気忙しく、ひときわ身に堪えます。

 我が家は只今、娘夫婦が東京から家移りして来て同居するためのかたずけ中です。

 現在私の陣地(パソコン)は和室の片隅に押しやられ惨めです。(改装のため)俳句も文章も遠のき現実イライラが続いています。パソコンは無線で飛ばしていますが、時々エラーが出てア~~です。同居のチワワ6匹と・・・ストレスは最高潮? 近況報告です。(樹炎)
 


25.7.22 (2984)
 「俳句四季」8月号が届きました。
下里美恵子さんの特選は 我等が「伊吹
嶺」の仲間の鈴木真理子さんの作品でした。         

   引き近き鴨いくたびも水くぐる

 真理子さ~~~ん
      おめでとうございました。


以下 下里さんの選評の一部を紹介します。   


  ・・・・・・幾たびも水に潜るのは体力を整える為ばかりではなく、旅
立ちを前にしての不安な心を鎮めているようにも思われる。無事を願っ
て見守る作者の眼差しがあたたかい。


 昨日は、岐阜県恵那市の棚田を吟行しました。日本の棚田100選にも選ばれている
坂折の棚田です。 1つ1つの田が、石積みで支えられています。 手積みの古い石垣は
気の遠くなるほど丁寧に積まれてありました。
写真はその見本です。上の写真の右は、<乱積> 下の左は、<昔の谷積>右は<横積>です。
(孝子)


25.7.18 (2983)
 毎月、2回「いぶきネットの四季」で沢木先生、細見先生、栗田主宰の俳句について、随筆風に鑑賞文を掲載しています。7月の第2弾は内田陽子さんによる「栗田主宰との額田吟行」です。HPへのアップはいつものとおり武藤光晴さんにお願いしました。
 栗田主宰は度々額田町を吟行しています。そして特にホトトギスの時期には佳句を残されています。その思い出話とともに、写真は句友の小田二三枝さんから提供の棚田と、笹百合です。本来はホトトギスの写真があれば、最適なのですが、残念ながら鳥を撮すことは非常に難しいことです。その分額田町の笹百合の写真で楽しんで下さい。この「いぶきネットの四季」に入るには、トップページの「いぶきネットの四季」をクリックするか【こちら】をクリックして下さい。

   ほととぎす棚田隔てて鳴き交はす   やすし

 ちなみに右の写真は今年、舘山寺に出かけた折の笹百合です。二三枝さんほど写りがよくないかと思います。(隆生)


25.7.17 (2982)
 昨夜はチャットによる合評会でした。2日間 夜9時から1時間づつ 今月の投
句分108句について、意見を出し合いました。 いろいろ各地の情報を頂いたり、
季語・文法等々について話し合いました。 九州の親せきのお宅から参加の方も
ありました。(時々 旅先からの参加もあります。)
 これから添削係の皆さんが、頑張られます。 会報担当の方々、会報にエッセ
イを書いていただく方もこれから頑張ってくださいます。
 
 HP俳句会も、今月に限り 20日が締め切りです。皆さ~~ん ご参加ください。
今年は、HP俳句会年間大賞(高点句)も企画をしています。 既に 係がカウント
をしています。 まだ半年ありますので・・・・・是非ご参加を!

 発行所からのお知らせです。

 品切れとなっていました『やすし俳句教室・実作への手引きが増刷されました。
ご希望の方は、発行所へFAⅩ(052-896-8689)でお申込み下さい。(600円+送料80円)


 今朝は 祇園祭の山鉾巡行の実況をテレビで見ています。 千年も続いて来た祭です。 さすが京都! みやびです。長刀鉾の上のお稚児さんの 小学四年生とは思えないしっかりした姿が印象的でしたが・・・・・ そのお母さんも映っていましたが・・・・そちらも美しく・・・・ 見逃しません!    以前見物した時の 蒸し暑い京都を思い出しながら・・・・・・・・              

                                 写真は 隣町の喫茶店の<餡白玉>です(孝子)


25.7.14 (2981)
 今朝 梅を干しました。 猛暑続きの時に干せばよかったと・・・・・暑さばかり考え
ていて 梅を干すことをすっかり忘れていましたが、今日も割と乾きました。 
 先ず1粒笊からつまんで来て 夕食の白いご飯に乗せてみました。(写真)  
最近では 殆どのもは買う事が出来る時代です。 だからこそ自家製のこの1粒
が贅沢と思いました。
 「伊吹嶺」6月号の慢房さんのエッセイ「季節の食卓(二)」の<梅干し>を読んで、
今年の梅干しを食べる事を楽しみにしていましたが、今日やっと実現しました。
 
    雑炊を夫婦ですすり暑に耐ふる    栗田やすし
                  
                                     句集『霜華』より


 
  「俳句四季」の今月号の応募はがきをお持ちの皆様へ。

 今月応募分の選者は、吾らが編集長・下里美恵子さんです。7月20日が 応募締め切りです。 
お忘れになりませんように!(孝子)


 25.7.12 (2980)
幹事の樹炎さんのご都合が悪く、ピンチヒッター坪野さんが 合評会のお知らせを配信して
くださいました。 坪野さ~ん  有難うございました。(孝子)


   いぶきネットの皆様     合評会のお知らせです。

 

 久しぶりの雨音を楽しんでいます。将に喜雨です。

 

いつも名文とともにご案内をして下さっている、樹炎さまは所用で手が離せ
ないという事でお知らせはピンチヒッターの坪野洋子です。

また、お部屋の模様替えのための、パソコンの配線工事も入るため、暫くはパソコンも使えないので、チャットなども出ることが出来ないので、皆様によろしくお伝えくださいとのことです。

 さて、私の住む街、海津は江戸時代に、暴れ川(木曾三川といわれている木曽川、長良川、揖斐川)の堤防を薩摩藩の方に造っていただいたというご縁で(宝暦治水と言われています)鹿児島県と海津市は姉妹都市になっています。海津市には、鹿児島から贈られた「海紅豆」(アメリカデイゴ)が街路樹になっている道(海紅豆街道)があります。

 ブラジル原産の熱帯の花、海紅豆は、酷暑の空に真紅の花を戦がせています。

    跳ね橋の汐錆ふかむ海紅豆   米田 佳葉

    海紅豆潮の香に髪重くなり   古賀まり子


     合評会はいつものように、15日(月)・16日(火)の午後9時から行います。

     投句 一覧および 選句一覧を用意の上伊吹嶺フォーラムのチャットルームへお集まりください。 

                                                (坪野洋子)

                                                   写真は 大山蓮華です。

25.7.12 (2980)

 HP俳句会の投句が 出来るようになりました。
 HP句会のにつきましてはいつも多くの方から投句して頂いていますが、今月はHPの調子が悪くて投句が出来なくなる状態が続いていました。皆様にご迷惑を掛けました。一度投句して発信できなくて、あきらめていた方もいらっしゃると思いますので、投句の締め切りは少しずらして・・・・7月20日にします。 皆様 ふるってご参加を!(孝子)


25.7.11 (2979)

 お知らせ
 現在 HP俳句会の投句受け付けが出来ない状態のようで、ご迷惑を掛けています。
複数の方から問い合わせが届いています。 今 調べていまして、少し日にちが掛か
るかもしれませんが、 お待ちくださいね。 投句締切日を遅らせても 必ず7月分として
受け付けますので、 皆様 投句の用意をしてお待ちください。(孝子)


        滝音にくちなしの香のまじりけり    志城柏


25.7.9  (2978)
 樹炎さんから 9日にいただいた お知らせです。 皆様の地方で大雨の被害が
ない事を祈っています。
 ベランダからの眺めは・・・・地面も屋根もからからに乾いています。 全国 猛暑
続きですが、暑さにも 気を付けてください。 発行所の金魚と目高が死んでしまった
そうです。 ペットにも酷暑ですね。
 
右上の写真・涼しそうな写真を探しました。どこのお宮と思われますか??
下の写真2枚は 樹炎さんにいただきました。(孝子)

いぶきネットの皆様    選句締め切りのお知らせ

  世界に誇る浮世絵師の描いた「富士山」も時を経て「世界文化遺産」


に登録されました。何時までも綺麗な「世界の富士山」でありますように・・・

   梅雨の雷いま脳天を渡りくる   石川 桂郎

雷が鳴ると梅雨が明けると言われていますが、糸島市は雷を伴って一時間

に104ミリの豪雨、窓の視界を妨げる程の、梅雨末期の大雨でした。

木から振り落とされた野鳥の雛を餌付けしましたが、今朝、冷たくなって・・・

楊桃が農家の垣をはみ出し歩道に散乱しています。有明の青空にホッとしました。

連日 猛暑が続いています。熱中症にお気を付け下さい。
   

   虎が雨と教ふ授業を中断し 新田 祐久


   夕立の蟻の巣穴を流しけり 和気 永子

  さて、7月10日(水曜日)午後9時選句の締切です。



  今日は 愛知同人句会でした。 範子さんがその様子を知らせて下さいました。
範子さんも 成績が良かったようです。 範子さ~ん  良かったですね。(孝子) 

 名古屋の街は37度の猛暑のなか、愛知支部同人句会があり、60人近くの方が出席されました。句会場は別世界のような涼しさで、係の皆さんのスムーズな句会運営のもと、心地よい緊張を感じながら、選後評にも耳を傾けて学んでいます。皆さん これはと思う句を投句しますので、選は迷いに迷います。 一回でも名乗れれば嬉しいですし、主宰や副主宰の選をいただいたり、選が重なれば、なおのこと嬉しさが増します。  尚 来月の愛知支部の同人句会は お休みです。(範子)



25.7.9  (2977)  「環境と俳句」(ほととぎす)
 今日は愛知同人句会でした。総勢54名で予選句を選ぶにも大変でした。そこでわずか5句選ですから、疲れる作業です。名古屋の最高気温は37℃で出かけるのもいやになるくらいだったが、かえって家にいるときの方が暑くていやになるが、往復のバス、地下街、句会場などどこも冷房が効いており、家の中にいるよりすごしやすく感じました。皆さんの地方ではどうでしょうか。
 連絡事項として,「綾子・やすし師弟句碑吟行会」が9月6日に行われる予定で、参加申し込みは今月末が締切です。このHPを読んでいらっしゃる方は忘れずに申し込んで下さい。また大幅改訂された『伊吹嶺季寄せ』が再版されました。新入会員のお誘いなどに是非利用していただきたいと思います。

 なお今日、編集部より今年度の句会一覧を頂きました。今年度で句会数は73句会となりました。句会の数がどんどん増えるのは楽しいことです。新たに句会入会などの細かいところを知りたい方は、句会一覧の一番下にあるお問い合わせ欄よりメールして下さい。

 6月に伊吹嶺HPをリニューアルしたときの新しいメニューとして「環境コーナー」を設けて、当面は「環境と俳句」をテーマに書いているところです。6月は「環境と俳句」について総論を述べただけであったので、今月のテーマとして「ほととぎす」を取り上げました。私が住んでいる町は近年急速に、ほととぎすの声が聞けなくなりました。皆さんの町ではいかがでしょうか。そういう最近の体験を生態系の破壊という視点で書きました。このコーナーに入るには、トップページの「環境コーナー」をクリックするか、【こちら】から入って下さい。皆さんのご意見をお待ちしております。(隆生)

25.7.7  (2976)
 今日は新暦の七夕ですね。
幼稚園や学校帰りの子供たちが 2 3日前に 笹飾りを
持っているのを見かけました。

 七夕やまだ指折つて句をつくる    秋元不死男

 気が付くと 指を折って字数を数えている時があります。
そんな時は、俳句と出会った事を嬉しく思う時でもあります。   
俳句を詠む時以外に 大の大人が指を折る事があるでし
ょうか?  笹飾りも飾らなくなりました。

 歳時記には七夕と並んで<梶の葉>が季語にあります。
梶の葉の形の短冊を笹に吊るすところもあるようです。
この葉は雌雄形が違うようで…・写真の切れ込みのある方は・・・雌だったかな????(孝子)
    

    帯にして鳴海のしぼり星祭り   森 澄雄

    梶の葉の文字瑞々と書かれけり   橋本多佳子





25.7.6  (2975)  いぶきネットミニオフ句会模様(25.7.2)
 一寸旅行に出かけていましたので、アップが遅れました。
 7月2日の京都句会と合同でいぶきネットミニオフ句会を行いました。梅雨の合間で雨も降らず、また暑くもなく吟行日和でした。19名の多くの方の参加を得て、句会交流も順調に行きました。
 オフ句会模様は内田陽子さんに書いて頂きました。大変遅れましたが、今日アップしました。
 一番句材に恵まれたところが、伊藤若冲ゆかりの石峰寺でしたが、ここは境内が全面的に撮影禁止のため、臨場感のある写真はありませんでしたが、少しでも吟行の楽しさを味わって頂ければと思っています。オフ句会模様はトップページのTOPICSから順に入って頂くか、【こちら】をクリックして下さい。(隆生)


25.7.2  (2974)
 今日は、京都句会といぶきネット句会の合同の ミニオフ
句会が行われました。 参加者
19名が 京都駅に集合して、
伏見の墨染寺・欣浄寺・深
草の石峰寺を吟行しました。
 係の皆さんの万全の準備
や・・・・・お天気にも恵まれ・
・・・有難い1日でした。

 写真右は 今日の世話役
のTさんの <吟行幹事7つ
道具?>。 京都駅で行程
を説明していただいています。
 
写真中は、ランチもそこそこに・・・・その場で全員句帳と歳時記を開いておられます。

写真左は若冲の墓のある 石峰寺の門前で。  

 詳しくは、後日 内田さんが トピックスに載せて下さいます。


        連れ立つて名古屋小町や庭涼し   哲半

 京都句会の方々が、名古屋から出掛けた仲間を 歓迎して下さいました。 小町とは・・・・・嬉しいですねぇ~~ (孝子)



25.7・1 夜  (2973)
 静岡支部の 磯田支部長さんから、写真を添えて 吟行記をいただきました。 磯田さ~~ん
 有難うございました。  (孝子)

 7月1日は富士山の山開き、静岡支部の21名が吟行会を行いました。
  曇り空でしたが、富士山を御神体とする山宮浅間神社(富士山では一番古い神社とか、写真上1枚目)の遥拝所からは、雲の動きにより富士山頂が見え隠れして思わず手を合わせました。
  
     富士山頂見えて涼しき遥拝所
    下河辺美乃里
 
 富士修験の中心地といわれる村山浅間神社では、山伏による開山式が行われ 水垢離、村山古道の入山式、護摩焚きなどの神事を見ることができました。
 世界遺産登録を受けて知事や市長も参列、例年よりも盛大で境内は大賑わいでした。 富士宮市内で昼食後句会をいたしました。(磯田なつえ)
  
      水垢離にふるへる子らや山開    漆畑 一枝

       山開男の子禊の白褌        坂本 操子
     一太刀で注連縄落とし山開     弓野スミ子
     護摩焚の勢の煙山開        立川マサ子                                 


25.7.1  (2972)  伊吹嶺HPリニューアルの総仕上げ
 7月になりました。また「伊吹嶺」7月号も丁度昨日タイミングよく届きました。
 いつも怠けがちな私にとって、いよいよ伊吹嶺賞応募の締切が今月に迫ってきました。まだ全然出来ていませんが、とにかく参加だけはしたいと思っています。
 6月は伊吹嶺HPをリニューアルしたため、結構残務整理がありました。昨日までに新設した「環境コーナー」「いぶきネット歳時記抄」などを新たに立ち上げました。
 環境コーナーは今後、「環境と俳句」のタイトルで俳句の世界から見た環境問題について、インターネット部メンバーでつぶやきのようなメッセージを発信したいと思っています。合わせて「伊吹嶺」7月号のibukinet記事に「環境と俳句」の開設にあたっての総論を書きました。この記事は当面隔月に掲載したいと思います。またHP上では、今後各論についてメンバー交代で皆さんの考えていることを掲載したいと思っています。HPではトップページの上段にある「環境コーナー」をクリックして下さい。
 次に「いぶきネット歳時記抄」のアップしました。これはこれまでインターネット同人の武藤光晴さんの「伊吹嶺俳句歳時記」にリンクさせたものです。今まで見慣れたページかもしれませんが、伊吹嶺HPの一部として構成することにしました。こちらもトップページの「いぶきネット歳時記抄」をクリックして下さい。そうすると光晴さんのHPにリンクするように案内文をアップしました。
 また更新情報としては、伊吹嶺同人・会員の個人HP、ブログなどのリンク集を見直ししました。新たに会員の方のHPを3名ほど追加しました。こちらも「LINK集」から順にたどってみて下さい。皆さん、俳句についてのつぶやきが聞こえてきます。
 毎年更新している伊吹嶺句会一覧も最新情報を頂きましたので、近いうちに更新したいと思っています。こちらはもうしばらくお待ち下さい。
 ということで6月中にリニューアルを終えて、7月を迎えました。ほぼこれで今年の大きな目標の伊吹嶺HPリニューアルが一段落しました。今後ともこのHPを読まれたら、ご意見ご感想などを寄せて頂ければと思っています。

 今日、例月どおりの「いぶきネットの四季」の7月第2弾をアップしました。今月は都合ナルミさんに「発行所詣で」を書いて頂きました。よく遠方の伊吹嶺会員の皆さんから、「伊吹嶺山房はどこにあるのですか。伊吹山の麓にあるのですか。」などと聞かれることがあります。ナルミさんの文章はそういう疑問に答えたものです。そして伊吹山房にちなんだ俳句も紹介しています。
 ナルミさんの文章はトップページの「いぶきネットの四季」をクリックするか、【こちら】をクリックして入って下さい。そうすると真っ先に右の写真が目に入ります。(隆生)(300473)


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