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伊吹嶺落書  (23年の最新の落書)(みなさんからのメールや出来事&ネット同人からのお知らせなど)


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 メッセージお待ちしております。

  メッセージお待ちしております
  


2023.9.26(6111)

暑さ寒さも彼岸までと言いますが、昼はまだ暑いようです。それでも凌ぎやすい季節になりました。
9月23日の落書に 岡崎の八丁味噌蔵と岡崎公園の「インターネット部オフ句会」の案内を掲載しました。
21日の落書に 刈谷市での「愛知県俳人協会秋季俳句大会」のご案内を掲載しました。
皆さまふるってご参加をお願いします。

月刊『俳句』10月号「俳人スポットライト」に栗田せつ子さんが「遠郭公」と題して新作七句を發表されました。その内の一句
 晴れきざす御嶽近し遠郭公      栗田せつ子

「令和俳壇」秀逸に谷口千賀子さん 佳作に河村仁誠さん 音頭恵子さん 伊藤みつ子さんが入選されました。
おめでとうございます。入選句はトピックスNewsに掲載しました。記載漏れがありましたらお知らせください。

【トピックスNews】はこちらから

  写真は猪高緑地の井堀の棚田です

2023.9.23(6110)

    令和5年 ネット部 オフ句のご案内

1 実施日  ・令和5年11月5日(日) *雨天決行

2 吟行地  ・岡崎市 八丁味噌蔵「カクキュー」・岡崎公園(岡崎城)

3 集 合  ・名鉄本線:岡崎公園前駅の下 10:00
       ・愛知環状鉄道:中岡崎駅の下 10:00
       
*配付物:吟行用資料と投句用短冊3枚をお渡しします。

4 行 程  ・集合場所:10:00吟行説明→200m→10:15①味噌蔵周辺散策→
             →10:30②八丁味噌蔵「カクキュー」見学11:15
             →800m→11:30②岡崎公園(岡崎城)見物13:00
             →300m→13:30③連尺学区市民ホーム(句会場)16:30


5 句 会  ・場所:
岡崎市連尺学区市民ホーム 2階
       *岡崎公園の大手門から北へ、りぶら(図書館)前を通って300
       ・開場12:00、受付13:00、句会開始13:30、終了16:30
       *3句投句、4句選  *投句会場の受付で3句提出してください。
       ・参加費は500円です。句会場の受付で納めてください。
       
○河原地主宰と栗田顧問が参加されます。奮ってご参加ください。

6 募集人員 ・20~25名 *先着順

7 申込方法 ・電子メールにて、酒井とし子「
toshikosakaihana@yahoo.co.jp」宛に申し込み。
       *姓号、句会名、電話番号をお知らせください。
       *電子メールが使えない方は、電話090-1746-5185にて申し込んでください。

8 交通案内
  【名鉄名古屋駅】
・名鉄名古屋:特急(豊橋行き)9:03→新安城(乗換):普通(東岡崎行き)9:35
           →岡崎公園前(下車)9:43
  【JR名古屋駅】・JR名古屋:新快速(豊橋行き)9:01→岡崎(乗換):愛環普通(高蔵寺行き)9:37
           →中岡崎(下車)9:42

  【JR蒲郡駅】 ・JR蒲郡:新快速(大垣行き)9:15→岡崎(乗換):愛環普通(高蔵寺行き)9:37
           →中岡崎(下車)9:42
   *電車で東岡崎まで来て、そこからタクシーに乗り、八丁味噌蔵「カクキュー」で
    降りても良いと思います。数分(2km)で着きます。料金は1000円ほど。


9 その他  ・昼食とお茶は各自持参が良いと思います。
       *岡崎公園には食事処2軒、売店2軒しかありません。
       ・当日の緊急連絡先:新井酔雪
090-9184-7372)、伊藤範子(090-2775-5816

      


2023.9.21夜(6109)

    俳人協会愛知県支部秋季俳句大会 刈谷俳句大会 ご案内!

 徳川家康公の母である於大の方のゆかりの刈谷市で俳句大会が行われます。
栗田やすし先生、加藤ゆうやさんが選者を務めます。奮ってご参加ください。

◆日 時  令和5年10月29日(日)
◆場 所  刈谷市産業振興センター小ホール
      刈谷市相生町1-1-6
      電話 0566-28-0555
◆交 通  JR 東海道線「刈谷」駅下車。北口より徒歩5分。
      名鉄 名鉄本線「知立」駅乗換え、三河線「刈谷」駅下車。
         北口より徒歩5分。
      国道23号線上重原ICより約15分。
◆吟行地  刈谷市歴史博物館、亀城公園(刈谷城址)、
      椎の木屋敷(於大の方の屋敷)、郷土資料館、
      秋葉神社、依佐美送信所記念館、フローラルガーデン他
      ※歴史博物館では、「姫たちの想い~家康を支えた水野家の女性たち~」が開催
◆受 付  午前10時~正午
◆会 費  900円
◆投 句  嘱目 2句、投句締切り 正午
◆開 会  午後1時
◆講 演  講師 大竹多可志氏(俳人協会評議員・「かびれ」主宰)
      演題『季がさなりをいかす』
◆選 者  大竹多可志・栗田やすし・加藤耕子・加古宗也・山本比呂也・中村雅樹
      田口風子・服部鹿頭矢・齊藤朗笛・若原康行・柴田鏡子・藤島咲子
      田辺満穂・加藤哲也・加藤かな文・祢宜田潤市・加藤ゆうや・荻野増寿郎
◆賞    大会賞、入選賞、選者特選賞

 ※会場周辺には食堂が少ないので、お弁当持参で吟行されると良いと思います。
 ※問合せ先  「樹」代表 若原康行 電話 080-5110-8191


   

2023.9.21(6108)

第62回俳人協会全国俳句大会に次の方が入選されました。
★大串章 選
特選 王妃の名木札に残し薔薇枯るる  富田範保
★櫂未知子 選
入選 春耕や妻に微かな力こぶ     河村仁誠
〃  児に譲る髪止めひとつ一葉忌   山本光江
★栗田やすし 選
入選 表札に残る子らの名つばくらめ  大嶋福代
〃  一病を神に委ねて土筆摘む    国枝洋子
★中坪達哉 選
入選 貝寄風や古地図のままの町歩む  富田範保
★西村和子 選
入選 清明の風を通して畳拭く     林 尉江
★福永法弘 選
入選 表札に残る子らの名つばくらめ  大嶋福代
★松尾信隆 選
入選 清明の風を通して畳拭く     林 尉江
★森田純一郎 選
入選 降る雪に身じろぎもせず寒立馬  富田範保

※記載漏れがありましたらお知らせください。予選集にも多くの仲間の句がありました。

月刊俳句総合誌『俳壇』に、河村仁誠さん(2句)富田範保さん、『俳句四季』に奥山ひろ子さん、国枝隆生さん、富田範保さん、野島秀子さん、水谷仁士さん、河村仁誠さん、安藤一紀さんが入選されました。おめでとうございます。国枝さんから情報を寄せていただきました。
【トピックスNewsはこちらから】

セクトポクリット「コンゲツノハイク」が更新されました。他結社の俳句を読むことが出来ます。
「伊吹嶺」(主宰=河原地英武)【1998年1月創刊・愛知県名古屋市】
<2023年8月号(通巻302号)>
祇園会の稽古カレーの匂ふ路地  河原地英武
太宰忌はわが誕生日メロン食ぶ  栗田やすし
春眠の膝に文庫の俵万智     奥山ひろ子
福助の厚き座布団若葉光      長崎マユミ
春陰や生温かき馬の息       加藤剛司
小満やスープカレーの銀の匙   山田万里子
断捨離の荷を片寄せて三尺寝   西村のぶこ

【コンゲツノハイク 9月はこちらから】

2023.9.20(6107)

季節の便り 
+++++中秋の植物 零余子 
 
 いぶきネットの皆様知立句会の鈴木英子です。
しつこい残暑もようやく収まり、朝晩涼しさを感じる様になりました。暑さのため、我が家の庭も草が蔓延っていましたがようやく、今朝、草取りをしました。前から気が付いていましたが、玄関の庭の南天の木に実生の自然薯が巻き付いていました。写真のように、見事に実りました。自然薯はもちろん昔に小鳥が運んだのでしょう。庭のあちこちに生えています。零余子も実ります。しかし今年のように見事な実をつけたのは久しぶりです。
さてこの零余子をどうやって料理しようかな。
庭の松の木を庭師さんが剪定してから半年たって、松葉がすっかり生い茂り、そこに例のキジバトが,巣作りを始めました。今度の巣作りはうまくいくかわかりませんが、鳩たちや他の小鳥に零余子を食べさせるのも、一興かな。
                  (英子)+++++

  

鈴木英子さんから零余子の写真を送っていただきました。 お店で販売しているのより大きく見えますが!
零余子と言えば 細見綾子先生の句を思い出しますね。沢木欣一先生の句もあります。

柚の木にのぼりつめたりむかご蔓  細見綾子 昭和60年作
蔓引けば顔に落ち来しむかごかな  細見綾子 昭和60年作   
松の木に登れる零余子摘みにけり  沢木欣一 平成5年作

英子さんは 南天に蔓巻く零余子をとるのですね。       
 いずれも 【俳句アーカイブ 零余子】より

【第23回たんば青春俳句祭】俳句募集中です

〆切は9月29日 (金)です。皆さま是非ご投句ください。右のQRからも投句できます。
QRは「俳句アーカイブ」よりお借りしました。


2023.9.18(6106)

山本光江さんが 句集『風光る』を上梓!  

この度、山本光江さんが、古希を記念して角川書店より第1句集『風光る』を上梓されました。心よりお喜び申し上げます。

光江さんは、平成10年「伊吹嶺」平成13年「風」に入会、栗田やすし前主宰、河原地英武主宰、梅田葵さんに師事されました。句集は令和4年までの作品1370句から550句を河原地主宰が選句をされたものです。河原地主宰は序文で光江さんの作品の数々は、「四半世紀にわたる作者の自分史」であると綴っておられます。表紙は句集のためにご主人様が描き下ろされた水彩画です。優しく明るい色合いで光江さんの雰囲気にとてもマッチしています。句集名は歩き始めたお孫さんを詠まれた句から採られました。
 
はやされて赤子の一歩風光る    平成30年 

光江さんは、入会当初は近くの牧場を訪ね、動物の生命力に触れながら、写生の力を身に付けられました。どの句にも命あるものへの温かいまなざしが感じられます。
 
仔羊の噛みこぼしたる猫じやらし  平成14年
 燕の子ちぎれんほどに首伸ばす   平成17年
 耳振つて仔鹿が食めり小楢の実   平成22年


お住まいのある瀬戸市は製陶業が盛んです。平成23年の伊吹嶺賞は窯業を営む方の暮らしを詠まれた作品でした。窯場の句を紹介します。
 
寒燈が窯場の白き土間照らす    平成15年  自選句  
 轆轤挽く白木蓮へ窓開けて     平成23年
 窯小屋で搗くや海苔餅豆の餅    平成29年   自選句


主宰は句集を光江さんの「心の日記」として位置づけ、古里やご家族を詠んだ句に多くの選をされました。
 
父の忌の寒月薄き雲まとふ     平成16年  自選句
 ふるさとの炬燵に足を重ね合ふ   平成20年  自選句
 百株の白菜育て母卒寿       平成28年  自選句 
  

俳句の師を詠まれた作品も多く収めてあります。
 
師の句碑に地酒かけ合ふ小春かな  平成20年 
 去り難き綾子生家よ青葉光     平成28年
 読むほどに『半寿』の重み明易し  令和元年 


全編を通して常に俳句への真摯な姿勢を貫いてこられたことが読み手に伝わる句集です。
帯の自選句から5句を紹介します。
 
腰深く折つて砂掻く塩田婦     平成13年 
 二上の夕日に鳴けり残る鴨     平成16年
 冬ざれや厨子甕に空気穴      平成20年   
 暮れてより風のざわめき沖縄忌   平成26年
 原爆の碑へ遠足の列正す      平成28年
 

            令和5年9月         伊藤範子記
          


2023.9.14(6105)

  岡崎きらり案内!! 

 岡崎市の遺跡のその2です。丸山古墳群を紹介します。
丸山古墳群は、矢作川の支流である乙川に沿った丸山町にあります。乙川の清流と緑豊かな山々に囲まれた古墳群です。亀山、経ヶ峰、神明宮には古墳後期の円墳があります。その他に縄文時代中期の住居跡である村上遺跡もあります。村上遺跡は岡崎でもっと古い遺跡となります。

9 古代の遺跡群 その2 丸山古墳群

亀山古墳群の亀山第4号古墳の墳形は、はっきりしてなく天井石が露出し、複室構造で羨道入り口も開口していて、前室辺りの破壊がひどく埋没しています。奥壁は縦長の巨石が使われています。また、亀山第2号古墳からは舶載の画文帯神獣鏡が出土しています。

 経ヶ峰古墳の墳丘は、丘陵稜線に沿って、前方部を北西に向けてつくられた帆立貝式(形)の前方後円墳です。前方部は旧状をいくらかとどめていますが、墳頂から後円部南半にかけて封土の流出が著しく、地山が現れて所々に岩盤も露出しています。

 神明宮の境内には2基の古墳が現存し、そのうちの第1号古墳は葺石が墳頂部に散見する円墳で、径約19m、高さ約2.9mを測り、西に開口する全長11.6mの長大な複式石室をもっています。石室内部は両側壁に立てられた石柱2柱2組により羨道・前室・奥室に区分されています。奥室の鏡石は1枚岩を用いて全面にベンガラが塗ってあります。石室は西三河最大の横穴石室です。  (新井酔雪)

  


2023.9.11(6104)

雨が降っています。秋霖ですね。

山本光江さんが、角川書店より第一句集『風光る』を上梓されました。

おめでとうございます!  

句集の詳細は 後日アップさせていただきます。

どうぞ宜しくお願いします。

酔雪さん 新同人と伊吹嶺賞の記事のアップ有難うございました。

新同人の皆様おめでとうございます。

2023.9.9(6103)

   速報 新同人! 伊吹嶺賞! 決まる!!

 皆様、次の6名の方が新同人となられました。
おめでとうございます。そして、これからの活躍を期待いたします。


〇新同人(敬称略、あいうえお順)
・安藤富貴恵(檸檬句会)
・菊地富士子(
HAGURUMA句会)
・藤木洋子(大和句会)
・本多俊枝(折戸句会)
・服部達哉(古谷句会)
・山本崇雄(道句会) (以上、
6名)


 伊藤範子様、伊吹嶺賞の受賞、おめでとうございます。
加藤剛司様、奥山比呂美さま、それぞれ次席と佳作おめでとうございます。
ますますのご健吟をお祈り申し上げます。

〇伊吹嶺賞受賞 伊藤範子「餅搗」
 次席 加藤剛司「五秒前」
 佳作 奥山比呂美「沖島」

 皆様、本当におめでとうございました。

 

2023.9.6(6102)

今日は9月6日 綾子忌です。

台風の影響で大雨が降っています。被害がありませんように。

2023年の「白露」は9月8日だそうです。


飛び石に広げて干せり別れ蚊帳   細見綾子  句集『虹立つ』所収

今朝はメールの送受信画面が10分ほど点滅し続けて、何度もメールボックスを閉じました。お客様サポートセンターへ問い合わせている間に通常の状態に戻りりましたが、パソコンの異常があっても私には分からないことばかりです。


写真は孝子さんから送っていただきました。


2023.9.3(6101)

ジュニア俳句の投句フォームを酔雪さんが新たなフォームを取り入れて作りました。
ジュニアの皆様是非ご投句ください。

スポーツの秋、男子バスケットパリ五輪出場!良かったですね。

皆様 フジサンケイクラシックの最終ラウンド放送中です。
中野一灯さんのお孫さん、中野麟太朗選手も進出。全国ネットで映っています!
今日も部屋を涼しくして応援です♪

写真は孝子さんから送っていただきました。

2023.9.1(6100)

全国で猛暑日更新の夏、とニュースで見ましたが、いつまで暑いのでしょうか。
意外や意外2010年以来のようで、毎年猛暑日が増え続けている気がしていましたが、
統計上は違うのかもしれません。
それでも去年も暑かったですし今年も暑い9月になりました。

伊吹嶺9月号が届きました。

河原地主宰の「俳日和」 栗田顧問の「なつかしき人々」の連載や

また歌人の加藤孝男先生の随筆も楽しみです。9月号では

この秋は何で年寄る雲に鳥   芭蕉

を引用され、「老(ろう)というもののなかに、自由な境地が広がっているように思う」と綴っておられます。

年齢を実感するようになりましたが、栗田顧問はじめ先輩方のお元気さに見習いたいと思います。

何年か前に、この落書も5000回になったと感慨深く思った時から1000回以上過ぎました。
この事にも随分続いているなあと懐かしさを覚えるこの頃です。

写真は孝子さんから送っていただきました。まだまだ元気な百日紅ですね。名は体を表しています。

2023.8.30(6099)

***************************
関東支部の令和5年8月同人句会は、8月20日にリモートで行いました。
自選の句を紹介します。(橋本ジュン)

門火焚く煙の先に星一つ    清 明

動輪に蒸気の息吹夏旺ん    ジュン

熟れ桃や車中に甘き香を放つ  滋 子

胸に抱く秋の日傘のほてりかな あきを

ガリ版の擦れし名簿敗戦忌   一 成

花火果つ農道帰る下駄の音   幸 子

サイパンの鐘に弾痕花梯梧   切 子

あらためて玉音を聞く敗戦日  とみお

新盆の子の名記して仏舟    光 晴

雲晴るる白馬三山あきつ湧く  ひろ子

走り根の抱ふる岩根滴れり   一 灯

***************************

  

関東支部同人句会の様子を送っていただきました。有難うございます。

伊吹嶺ホームページの「問合せ・投句フォーム」修復につきまして、またお使いのブラウザによる閲覧の際の表示等、皆様にご心配をおかけしています。しばらくお待ちください。

2023.8.29(6098)

+++++「晩夏の自由花」

 いぶきネットの皆様知立句会の鈴木英子です。今年令和5年の夏は、酷暑、台風、洪水とさんざんでした。こんな暑さの中でも、私は京都の生け花の学院で夏の自由花を学んできました。

 生け花には立花、生花、自由花の分野があり、「立花」は自然の景観や行事をテーマとし、「生花」は個々の植物の出生を観察し、理想的な姿にして、瓶にいけます。

 さて「自由花」ですが、この花型はとても新しく本格的にカリキュラムに取り入れられたのは戦後になってからです。「立花・生花」が規矩性を尊重されるのとは違い全く自由な生け花です。花材は植物(時にそれ以外)なら何でもよく、花器や土台も花材の一部となります。

 ところで、私は夏の自由花ではひまわりの力強さ、グラリオサの情熱的な色と形をよく使います。今回の7月の実習では3作品活けて夏の涼感を表現しました。

 1作目は、丸いステンレスの花器にオアシスを敷き詰めてアンぺライという藺草の真緑の直線を真直ぐに、瑠璃玉アザミと女郎花の黄色を配しました。2作目は三椏の枯れた枝を白と黒に染めたものを細かく切って挿し、それにアクセントとして女郎花を添えました。3作目は台風をイメージした作品です。いずれも水面を多く見せて涼しさを演出しました。生け花と季節感は深い関係にありますが、夏はやはり涼感が主体となります。生け花に熱中する時は、一瞬暑さを忘れます。     (鈴木英子)

   

 英子さん 残暑厳しい中 涼しいお花を有難うございました。

 色変へぬ松活け即位寿ぎぬ     鈴木英子  句集『京泊り』より

2023.8.27 夜(6097)

+++++ おわら風の盆 +++++

富山市八尾町では、毎年9月1日から3日にかけて、  

おわら風の盆というお祭りがあります。

夕暮れを過ぎるころから夜明けまで、三日三晩続きます。

これは八尾町鏡町支部のおわらです。

かつては花街として賑わった町の支部で、女踊りには

芸妓踊りの名残もあり、艶と華やかさには定評があります。

終盤で踊られる写真のポーズは大人気で、

会場からは大きな拍手がわく名場面です。

                (割山勢津子)


皆様、富山の割山さんから「おわら風の盆」の写真を
送っていただきました。有難うございました!
コロナのため 色々な行事や踊りが延期されましたね。
写真は昨年撮ったのものだそうです。
今年も9月1日から3日まで開催されます。

雪洞の灯のやはらかし風の盆     武藤光晴
簪のやや揺れてをり風の盆      三井あきを
編笠に後れ毛靡く風の盆       坪野洋子
風の盆果てたる闇に水の音      奥山ひろみ
胡弓の音路地を通れり風の盆     堀 一之   いずれも武藤さんの「いぶきネット歳時記抄」より


(☆NORIKO☆)

2023.8.25 夜(6096)

角川『俳句』9月号「新刊サロン」に、栗田せつ子さん句集『師恩』横井美音さん句集『加賀しぐれ』が紹介されました。また「合評鼎談 7月号を読む」に横井美音さんの「風薫る」から2句が取り上げられました。

「令和俳壇」に福谷龍彦さん(推薦と佳作)
伊藤みつ子さん、富田範保さん、谷口千賀子さん、音頭惠子さん、河村仁誠さん(以上佳作)が入選されました。

伊藤みつ子さんからお知らせしていただきました。

詳細は【トピックスNews】からご覧ください。

※記載漏れがありましたらお知らせください。


2023.8.25(6095)

+++伊吹嶺俳句教室のご案内+++

日程  9月5日(火) 10月3日(火) 11月1日(水) 12月6日(水)
場所 愛知芸術文化センター12階    
時間 午後1時30分句会開始  午後1時に会場に入室出来ます

切短冊3枚に俳句3句、B6程度の用紙に3句をまとめて別途記入してご持参ください。

8月の句会は栗田顧問から、投句されたすべての句に評がいただけたそうです。
さらに、俳句のミニ講座があります。私が出席した7月もありました。
9月5日(火)は「季語」についてのお話が予定されています。
会員の皆様、ぜひご参加ください。 写真は8月句会時の栗田先生です。

+++++

慶応高校、107年ぶりの優勝、盛り上がりましたね。
慶応は第2回以来ということですが、第3回優勝は、愛知一中ということをご存じですか。
敗者復活戦により優勝しました。出場校は地方別で12。隔世の感がありますね。
次は大谷選手の応援!と思っていましたが、故障との事、とっても残念です。
高校野球が終わると秋風を肌に感します。残暑が早く終わりますように。

貝がらの内の白さよ処暑の海    河原地英武  句集『火酒』所収

(☆NORIKO☆)

2023.8.22(6094)

 遅くなりましたが(山田万里子さんリポートの)8月京都句会の模様をアップしました。
 八月一日、猛暑の中京都梅小路の鉄道博物館に吟行しました。
 満員のJR嵯峨野線に京都駅からひと駅乗れば、もう梅小路京都西駅(長い名前!)。目の前が博物館で、水族館もすぐそこです。最小限屋外を歩くのを避けて冷房の博物館へ向かいました。もと梅小路操車場で、国鉄時代からの機関車を展示していましたが、2016年鉄道博物館ととしてオープンしたものです。
 一階は現代までの鉄道の歴史、二階は大小のジオラマをメインとしての展示でした。色々見て多彩な吟行句が生まれましたが、ふと気づくとベンチの大半を見慣れた仲間が占めていて大笑い。入場者の大半は夏休みの家族連れで、走り回ったり,ジオラマの列車を運転したりと元気いっぱいでした。中年、老年組の我が一行は早めに近くのホテルのランチビュッフェへ。
 おきまりのローストビーフ、オムレツ等から始まり、ソフトクリームとゼリー、コーヒーで締めて大満足。
 久しぶりの河原地主宰、名誉の負傷(?)されて先月は欠席だった哲半さんも出席されて、皆和気あいあいと楽しいひとときでした。そこへ「これからが本番の句会ですよ!」という幹事さんの一言身が引き締まる思いで句会場へ向かいました。
 河原地先生がいらっしゃる句会はやはり楽しい中にも学ぶところが多く、いつもにもまして充実したものでした。これで忽布さんがお元気になられて句会だけでもいらしたら、フルメンバーだったのに残念です。

  (山田万里子)
 
  吟行句

   靴揃へ親子素足にプラレール   哲半
   SLの十分乗車夏休み       伽葉
   制服の黒ばかりなり不死男の忌   徒歩
   機関車も湯気上げゐたる酷暑かな  悦枝 
   行く夏や機関車車庫にタールの香 万里子
   盆近し昭和の駅の伝言板     佳子
   涼しげに語る少年鉄道博      秋麦
   晩夏光蒸気機関車黒光る      英子
   旅終へし車両涼しく並びゐる   俊雄
   峯雲や駅舎の黒き避雷針      英武




2023.8.21(6093)

『俳壇』『俳句四季』9月号の俳壇に次の方々が入選されました。おめでとうございます!

「俳壇雑詠」富田範保さん 2句

「四季吟詠」安藤一紀さん 国枝隆生さん 河村仁誠さん 富田範保さん 野島秀子さん 井上千保子さん

トピックスNewsのページにアップしました。
国枝さんから情報を提供していただきました。いつも有難うございます。

【トピックスNews】はこちら

まだまだ猛暑が続いていますね。皆様どうぞ熱中症対策を続けてください。
世界陸上でサニブラウン選手が6位入賞しました。
サッカー女子W杯はスペインが優勝。日本はそのスペインに予選で勝ったので実質一位(?)と思いたいです。
暑い中でも甲子園での高校野球が決勝に近づくと、朝夕、秋風を感じます。
103年ぶりに優勝なるか、爽やかヘアーの慶応に勝ってほしいなあと思いますが

俳句甲子園は開成高校が優勝したそうですね。公式YouTubeはこちらから

https://www.youtube.com/watch?v=tabTzwLTePY

フラの甲子園も福島で開催されました。

写真はフラ講師の従妹から届いたもので、レストランの南瓜のカービング(?)です。

ホームページは訪問者数のカウンター他、一部まだ復旧できていないものもございます。
おって復旧できるかと思いますが、よろしくお願いいたします。


2023.8.18(6092)

お盆台風が、新幹線の運行にも影響しました。
遅れない新幹線、東京駅で清掃の手際よさなど 日本が誇る新幹線、大混乱だったようですね。

高校野球もベスト8が揃いました。19日が準々決勝です。

セクトポクリット「コンゲツノハイク」8月分の掲載がありました。
「伊吹嶺」(主宰=河原地英武)【1998年1月創刊・愛知県名古屋市】  
<2023年7月号(通巻301号)>
黄沙ふる都大路を清掃車       河原地英武
打ち損ねたり窯道の大百足      栗田やすし
黒猫のエジプト座り月朧       髙柳杜士
新じやがの皮のはじけて蒸しあがる  酒井とし子
競走馬たりし神馬へ若葉風      矢野孝子
場所取りの子の大の字や花見茣蓙   関根切子
木洩れ日や本に旧りたるパラフィン紙 渡辺慢房

他結社の推薦句を読むことができます。
https://sectpoclit.com/mois202308/

一昨日テレビ塔近くのカフェで食べてきました。上に綿菓子を細工したものが載っています。
スヌーピーの漫画のウッドストックのイメージのサンデーでした。似ていますよね♪
マンゴーが入っていて甘酸っぱい青春の味。他にブルーとピンク、全部で3色ありました。

2023.8.17(6091)

伊吹嶺会員の皆様 伊吹嶺ホームページの読者の皆様へ

伊吹嶺ホームページは、サーバー移転に伴う情報変更の設定作業が行われていました。その際に更新が遅れたこと、また皆様への連絡手段がなくご心配をおかけしました。
「ホームページ俳句会」も投句のできない状態が続き8月は休会とさせていただきました。楽しみにしていらした皆様にもお詫びいたします。
今後とも伊吹嶺ホームページの閲覧を宜しくお願いいたします。

+++++第23回たんば青春俳句祭  募集中です!

 令和51118日(土)丹波市ライフピアいちじま大ホール
(丹波市市島町上田814番地)にて開催

詳細は丹波市ホームページでご確認ください:

https://www.city.tamba.lg.jp/site/horu/haikukyoukai.html

【募集要項】

【投句用紙】

当日は、俳句ラリー(9時〜1130分)と、
事前投句の俳句(小中高の部)の公開選句会
全部門の表彰式(13時〜16時)が行われます。

細見綾子賞(大学生/一般の部) 
★小学生の部/中学生の部/高校生の部

事前投句締切:929日(金)    投句は無料です!
作品は自由題2句(未発表作品に限る)
応募の際は、住所、氏名、年齢、電話番号 を明記、
作品と氏名には「ふりがな」をお願いします。

事前投句の投句方法は、郵送・Eメール・応募フォームのいずれかです。

・郵送先:〒669-4192 兵庫県丹波市春日町黒井496番地2
        丹波市まちづくり部文化・スポーツ課内
         たんば青春俳句祭実行委員会 宛

E-mailkasuga-bunkahall@city.tamba.lg.jp

 【応募フォーム】

QRコード[https://gyazo.com/093575dca989117531e12e76d496f7c7]  
QRからも投句できます。右のコードは「俳句アーカイブ」からお借りしました。

皆様是非ご投句ください!


2023.7.27(6090)

 毎日暑い日が続きます。皆様ご自愛ください。重い腰を上げて取材してきました。

  岡崎きらり案内!!

 今回は岡崎市にある5つの遺跡のうち、その1として真宮遺跡を紹介します。真宮遺跡は六名町にあります。愛環鉄道の六名駅から歩いて7分の所です。
 縄文時代晩期から平安時代までの複合遺跡というのですから、随分と長い期間人が住み続けています。脇に矢作川が流れ、水と食べ物が手に入るので、それだけ生活に便利な場所だったということでしょう。

 8 古代の遺跡群 その1


 真宮遺跡は、矢作川をのぞむ16mの段丘にある遺跡で、国の史跡として指定されています。
 縄文時代晩期(約3,000年前)から平安時代(約700年前)にわたっている複合遺跡です。発掘調査により縄文時代晩期の甕棺墓が37基見つかり、平野部における大規模なものとして注目されています。甕棺墓はむき出しになっていて、見ていると何か心がざわつきます。

 現在は遺跡保護のために実際の遺構は地下約1mに埋め戻されており、縄文晩期の竪穴住居跡6軒、弥生中期の方形周溝簿1基、古墳時代後期の竪穴住居跡4軒、平安時代の竪穴住居跡1軒住居跡や方形周溝墓などを再現し史跡公園として整備されています。

 歴史の教科書には、平安時代の貴族の住居として寝殿造りが紹介されています。しかし、庶民は縄文時代から変わらない竪穴式住居なんですね。

 縄文時代の住居跡からは、土器だけではなく、石斧や石鏃、石皿といった生活用具、石刀・石剣や土偶・岩偶・動物形石製品などの儀式用と思われる遺物が出土しており、この地方の縄文時代の人々の暮らしを考える上で、貴重な資料となっています。
  (新井酔雪)(776714)


    


2023.7.26(6089)

 『俳句』8月号 「俳人スポットライト」に 荒川英之編集長が 「夕涼」と題した新作七句を発表されました。
 そのうちの一句

   
夏霞かかりて淡き医王山         荒川英之

 「令和俳壇」に 音頭惠子さん 野崎雅子さん 加藤剛司さんが入選
 「俳句手帖」に 伊藤みつ子さんの句が掲載されました。

 「令和俳壇」入選
 ★白濱一羊 選
   
佳作 ひょいひょいと返すたこ焼夏隣   音頭惠子
 ★森田純一郎 選
   
佳作 湯に放ち黒が翠に新若布      野崎雅子
 ★井上康明 選
   
佳作 アブラカダブラ北窓を開きけり   加藤剛司
 ★五十嵐秀彦 選
   
佳作 蟇交る裏も表も無きままに     加藤剛司

 ★「俳句手帖 秋の部」掲載
   
身に入むや人に時間といふ薬       伊藤みつ子

※記載漏れがありましたらお知らせください。
 現在HPビルダーのサーバーを移行設定中のため、今回は落書に入選句をアップしました。


2023.7.22夕(6088)

***************************

関東支部の令和5年7月同人句会は、7月16日にリモートで行いました。栗田やすし先生、せつ子先生をお迎えし、賑やかに開催しました。句会の中では、やすし先生から、

「俳句は、言葉で絵を描くということ。 誰が読んでも景がはっきりわかるよう、写生が基本。 そして絵の奥には心が潜んでいることが大切。そのためには、推敲あるのみ」

というご指導をいただきました。自選の句を紹介します。    ( 橋本ジュン)
    

ラベンダー摘む小諸宿遠望し   清 明
朝顔が届く箱より蔓出して    ジュン
大の字に寝転ぶ畳涼しかり    滋 子
はまなすや異国となりし島見ゆる あきを
犬吠埼や夜干しの鰯焼く匂ひ   一 成
梅雨じめる虚子庵に鳴る古時計  幸 子   
すててこで来て銭湯の一番湯   切 子
久方や師の銀髪の涼しかり    とみお
月見草屋根に石置く漁夫の家   光 晴
ハーブ剪る音の涼しき花鋏    ひろ子
鎌の柄の手擦れ光や麦の風    一 灯
封切ればお香の匂ふ夏見舞ひ   せつ子
梅雨の島赤穂浪士の墓一基    やすし

***************************

  

ジュンさん 入谷鬼子母神の朝顔市の活気、良いですね。 
ジュンさん宅で咲いた朝顔も日本の朝顔で、きれいな紫色、生き生きしていますね。
いつも記事の投稿を有難うございます。活発な活動の様子が伝わってきます。

(☆NORIKO☆)

2023.7.22(6087)

今月のHP俳句会の結果が発表されました。
最高点句は次の句です。おめでとうございます。   

水遊びいま全身が好奇心     大原女さん(京都)
盛り塩の白き尖りや宵祭      筆致俳句さん(岐阜市)

松井徒歩さんの講評もアップされました。ぜひお読みください。

子どもたちは夏休みですね。 
夏休みの宿題に、俳句を詠んで色紙に書く!という自由研究はいかがでしょうか。
書画や絵手紙用の白い団扇や扇子もありますよね。
歳時記の中で「夏」の季語の数が一番多いと言われています。
夏を詠んで「ジュニア俳句」へご投句 一石二鳥、よろしくお願いいたします。

【ジュニア俳句 投句フォームはこちらから】


2023.7.20(6086)

河原地主宰が『俳句四季』8月号の記事、「八月の季語」で
自作の句とともに季語の解説をなさっています。
皆様ぜひお読みください。  
写真と共に入選も 国枝さんから送っていただきました。
いつも有難うございます。

「四季吟詠」
秀逸  
伊藤みつ子
さん 富田範保さん 岡田佳子さん 国枝隆生さん
佳作   
森靖子さん  長崎マユミさん  安藤一紀さん 鈴木英子さん
久野和子さん 大島知津さん 廣中みなみさん 水谷仁士さん  
おめでとうございます。

トピックスNewsはこちらから
http://www.ibukinet.jp/ibukinetopixnews.htm
※記載漏れがありましたらお知らせください。


2023.7.19(6085)
参加結社誌の推薦句を読める セクトポクリット 「コンゲツノハイク」今月分がアップされています。

「伊吹嶺」(主宰=河原地英武)【1998年1月創刊・愛知県名古屋市】
<2023年6月号(通巻300号)>
青芝の父ぱつたりと死んだふり    河原地英武   
犬膝に春満月を仰ぎをり       栗田やすし
生臭き猫の吐息や春の闇       関根切子
おしやれして吾の遺影撮るさくら時  長谷川妙好
ペン先にふくるるインク春灯     井上千保子
春泥を蹴り少年の三塁打       加藤剛司
甘過ぎるザッハトルテや春の宵    小川剛史


【結社推薦句】 コンゲツノハイク

上記のサイトは俳句に関するページがいくつもあり、例えば「夏の季語」「難読俳句」「茶道と俳句」など
するするとページが開いていき、面白いです。
サイトの管理人 堀切克洋さんのツイッターで「伊吹嶺」300号を紹介していただきました。
【堀切克洋氏Twitter】

写真は「アケボノフウロ」という花です。もう少しアップで撮ればよかったです。

2023.7.18(6084)

昨日も今日も熱中症注意報が出たそうで、皆様どうぞお気を付けください。  

ホームページ俳句会の一覧がアップされました。
皆様も心の中で特選句を選んでみてください♪

国枝さんから『俳壇』の記事と入選をお知らせいただきました。
有難うございます。

『俳壇』8月号に、荒川英之編集長の、特別寄稿が掲載されました。
「沢木欣一論―社会性の鉱脈」です。皆様ぜひお読みください。

「俳壇雑詠」には 富田範保さん 加藤ゆうやさんが入選されました。

【トピックスNews】

※記載漏れがありましたらお知らせください。
(775846)


2023.7.14(6083)

伊吹嶺ホームページの各項目は7月の最新のものに更新されています。
「ジュニア俳句」「いぶきネットの四季」「環境コーナー」など
皆様ぜひトップページの項目をクリックしてご覧ください。

【いぶきネットの四季】

【環境コーナー】

ジュニア俳句の特選を紹介します。秀逸の方にも選評をつけてあります。

うずくまる庭のにわとりのどかなり         小六  久留木良々さん

【伊吹嶺ジュニア俳句】

写真は孝子さんから送っていただきました。

2023.7.13(6082)

昨日は名古屋で午後急に雨雲がわいてきて、雷が落ちました。日本海側では線状降水帯の影響で、土砂災害が発生しています。 皆様お気をつけください。

矢野孝子さんから、朝の散歩道での写真を送っていただきました。 もうトンボがいますね。捩花を見つけると、名前の通りで嬉しくなります。「らんまん」で槙野万太郎が 草花を「この子」と呼んでいて、愛犬や愛猫には呼ぶこともありますが、可愛くて仕方が無いのでしょうね。 牧野博士の名前は知っていましたが、東京の牧野記念庭園の展示で、植物図の精密さに驚きました。 伊藤圭介翁のお孫さんともつながりがあったそうです。

  

見る吾の写りてゐたりとんぼの眼   沢木欣一

秋声碑の日だまりとんぼ来て止まる   細見綾子  いずれも「俳句アーカイブ」より

【俳句アーカイブはこちらから】

★ホームページ俳句会は投句受付期間です。〆切は15日午後9時です。
まだの皆様ご投句お願いします。

★ジュニア俳句は投句〆切はありません。いつでも受け付けています。
こちらもぜひ、子どもさんに薦めていただいて ご投句ください。

2023.7.11(6081)

+++++オオサンショウウオ

生け捕りにされた特別天然記念物の瀬戸のオオサンショウウオです。体長80㎝ぐらいです。観察や身体測定?がおわったらまたやさしく巣穴などに戻します。「サンちゃん♪」は生きた化石と言われていますが、地味なところがまたかわいいんですよ。          玉井美智子+++++


玉井美智子さんから大山椒魚の写真が届きました。貴重な写真を有難うございます!
目と目の離れ加減 手足も可愛い感じですね。 
瀬戸市のお子さんたちは良い体験ができますね。

測られてはんざき太き身をよぢる    玉井美智子   句集『海ほほづき』所収

(775188)

2023.7.8(6080)

7月7日、七夕はいかがお過ごしでしたか?この時期新暦ですから、なかなか綺麗な星空は見えませんね。
平塚市では 七夕まつりが開催されたとニュースで見ました。 また8月7日には仙台で七夕まつりだそうですね。皆様は願い事を短冊に吊るしましたか? 近所のスーパー等の七夕竹には「平和」の願いが多かったです。

さて、昨日東京の市ヶ谷(ホテルグランドヒル市ヶ谷)で「俳句四季出版」主催の2023年の各賞贈呈式が執り行われました。
伊吹嶺俳句会では、河原地英武主宰編による『栗田やすし俳句鑑賞』が「第10回俳句四季特別賞」を受賞し、河原地主宰が 栗田顧問とご一緒に贈呈式のため上京、関東支部の森垣さん、佐藤さん、太田さんが出席しました。
贈呈式の写真を太田滋子さんから送っていただきました。
河原地主宰は挨拶で「この受賞は執筆者だけでなく、伊吹嶺の皆さんの力が結集した成果であり、皆さんと受賞したもの」と述べられました。また、「伊吹嶺は今年1月に創刊25周年を迎えましたが、この賞を励みとして、創刊時の志を忘れず、即物具象の道を歩んでいく所存です」と述べられました。(以上太田さんより教えていただきました)太田さん有難うございました。

  

また今日は愛知同人句会が開催されました。

①伊吹嶺賞の応募〆切は7月末日消印有効です。皆様まだ間に合いますのでふるってご応募を
②次回愛知同人句会は9月9日(土)です。 切短冊に3句と 3句をまとめて書いた出句用紙(B6程度の紙)2部を持参してご参加ください。
③10月11日・12日に三河の西尾市東幡豆で、俳人協会愛知県支部主催による
 環境をテーマに干潟の見学と吟行会があります。ご予定に入れていただけると幸いです。
 (私がよく行く潮干狩り場ですが、近年浅蜊が激減しています。)

   

写真は、本日の午前の司会の栗山さん 選評の河原地主宰、栗田顧問です。

2023.7.7(6079)

 山田万里子さんから京都句会の模様を送ってもらいました。

 七月四日、今年初の猛暑日になるという予報の中、近江八幡に吟行しました。
 近江八幡はいろいろ見どころがありますが、今日は時間とお天気の関係で駅前からはタクシーを利用。 
 まず新町通を散策して、国の重要文化財に指定されている近江商人の住宅、旧西川家を見学しました。三百年の歴史を持つ立派な商家で、糊の利いた麻の蚊帳の手触りを懐かしみました。
 いよいよ次は八幡堀。水面は蔵の白壁や堀の石垣を映して輝いていましたが、残念ながら風がなくて夏柳は全くそよぎませんでした。人の姿はなく、小さな和舟が二、三艘繋がれていました。
 早やお土産にたねややクラブハリエに走る人など(私も)がありましたが、これからが本番の句会です。
 橋のたもとのお寿司屋さんで焼鯖寿司などで腹ごしらえし、瓦ミュージアム(近江八幡は瓦の産地だったそう)の中の会議室へ向かいました。
 いつものように和気あいあいの活気あふれる句会を終え、冷房の会議室を出るとまだまだ
暑さが待っていました。でも暑さの中、充実した一日を送れたと思います。
 来月はきっと河原地主宰の出席があるでしょうし、哲半さんも復活。京都駅の句会なので忽布さんもお顔を見せて下されば~ などと願っています。

       (山田万里子)

 吟行句

  藻の絡む八幡堀の風死せり   伽葉   
  片蔭にバイク寄せたる郵便夫  徒歩
  青水無月八幡堀に舟浮かべ   悦枝
  糊固き藍の蚊帳の手に重き  万里子
  町並の瓦かがやく日の盛り   佳子
  真夏日や八幡宮の森静か    秋麦
  麻暖簾くぐる商家の通し土間  英子
  日盛の八幡堀の野面積     俊雄




2023.7.5(6078)

不安定な天気が続きますね。
熊本の豪雨による災害から3年、またしても濁流で橋の崩落が・・・被災地の皆様お見舞い申し上げます。

7月5日午後、伊吹嶺俳句教室が開催されました。 
午後1時半から4時半まで、選句、披講ののち、栗田先生からは
添削例も示していただきました。
また、資料をもとに俳句実作において大切なものは何かを学びました。
会員の皆様 ぜひご参加ください。

+++伊吹嶺俳句教室  今後の予定+++

場所 愛知芸術文化センター12階    

時間 午後1時30分句会開始  午後1時に会場に入室出来ます

日程  8月1日(火)  9月5日(火)  10月3日(火)  11月1日(水)  12月6日(水)

※8月の開催日は2日から1日に変更になりました。お間違えの無いようお願いいたします。
切短冊3枚に俳句3句、B6程度の用紙に3句をまとめて別途記入してご持参ください。

伊吹山みみず金輪となりて死す   山口誓子

鮎に張る鶴翼の陣下り簗         同


2023.7.1(6077)

このところ荒梅雨で、傘が手放せないですね。皆様のところは被害はございませんか?

「伊吹嶺」7月号が届きました。
第22回伊吹嶺全国俳句大会のお知らせが載っています。
皆様多数ご参加ください。

関東支部長でいらした中野一灯さんのお孫さん中野鱗太朗さんが
全日本アマチュアゴルフ選手権で優勝されました。
素晴らしいですね!おめでとうございます!

公益財団法人日本ゴルフ協会のホームページはこちらからどうぞ。
優勝カップを手にした鱗太朗さんが掲載されています。

http://www.jga.or.jp/jga/jsp/index.html

何時までも続く戦争、奇怪なロシアの傭兵組織など何かと暗いニュースが多いのですが
そんな中で日本の若者、大谷選手、藤井七冠、車椅子テニスの小田選手等々 の活躍が明るいニュースです。
そこに一灯さんのお孫さんも!ますますのご活躍を祈念しています。

岩組の川湯にランプ遠河鹿   中野一灯

写真は蒲郡竹島で、内田さんから先月送っていただいたものです。
(☆NORIKO☆)(774177)



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