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メッセージお待ちしております。 |
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2023.12.28(6157) 今年も残り3日と少しとなりましたね。年末年始の天気が良いことを祈っています。 2024年角川『俳句年鑑』に結社や俳人、俳句の紹介があります。 そして「令和俳壇」選者の秀句選のコーナーがあり 奥坂まや氏 <心に残る秀句30句>に 加藤剛司さんの句が選ばれました。 ★奥坂まや 選 塩振りて心臓食らふ霜夜かな 加藤剛司 おめでとうございます!焼鳥屋でのひとこまですね。 (☆NORIKO☆)(775286) 2023.12.26(6156) 『俳句』1月号の記事と入選です。 全国結社マップ第四弾に「伊吹嶺」が紹介されています。 新刊サロンの「西生ゆかりが評する角川書店の新刊」欄に山本光江さんの句集『風光る』が紹介され、人生の妙味が感じられる一冊との評。 「令和俳壇」入選 ★山田閏子 選 推薦 花野行く杖つく夫の後を行く 野崎雅子 ★森田純一郎 選 秀逸 嵐電の窓に小さき大文字 河村仁誠 佳作 流れ藻の匂ふ湖北の晩夏かな 加藤剛司 ★白岩敏秀 選 佳作 金印は賽子ほどや地虫鳴く 富田範保 ★白濱一羊 選 佳作 吸ふよりも吐く息長し生身魂 井上千保子 〃 秋あかね飛び交ふ野外コンサート 齊藤眞人 ★成田一子 選 佳作 ボンカレーゴールドが好き生身魂 加藤剛司 ※記載漏れがありましたらお知らせください。 以上、伊藤みつ子さんからお知らせしていただきました。 (☆NORIKO☆) 2023.12.25(6155) 皆様 寒いクリスマスとなりましたが、イブはいかがお過ごしでしたか? ネット調べでは「家で過ごす」が多かったようですね。 23日に いぶきネット句会の合同句集『IBUKINET Ⅲ』の記事をアップしました。 購入をご希望の方は長崎マユミさんへ連絡をお願いします。 孝子さんからみかんツリーの写真を送っていただきました。 素敵なアイディアですね(^^♪ センスが光っています。 工事場の灯と照り合へる聖樹の灯 中斎ゆうこ サンタへの伝言そばに熟寝の子 音頭恵子 (☆NORIKO☆)(774998) 2023.12.23(6154) いぶきネット句会 合同句集を発刊!! 伊吹嶺会員の皆様、伊吹嶺HPを閲覧いただきありがとうございます。 インターネット部は、この11月にいぶきネット句会の合同句集『IBUKINET Ⅲ』を発刊しました。この合同句集は、伊吹嶺の周回記念に合わせて5年ごとに発刊しているものです。 この句集を編纂するにあたって、現在のいぶきネット句会員の外、インターネット部に籍を置いた方に声掛けしたところ、33名の参加がありました。かつての句会員であった河原地英武主宰、中野一灯元関東支部長にも参加いただいています。 句集の大きさはA5サイズで、見開きで一人10句ずつ掲載されています。句集の表紙絵は八尋樹炎さんに飾っていただきました。 この合同句集『IBUKINET Ⅲ』の購入を希望される方はご連絡ください。1冊500円でお分けしたいと思います。連絡先は次のとおりです。 ・連絡先:長崎マユミ ℡.090-9940-5960 最後になりましたが、会員の皆様のますますのご健吟をお祈り申し上げます。そして、今後ともインターネット部へのご支援をよろしくお願いいたします。 (新井酔雪) 2023.12.22(6153) 寒いですね!朝から暖房を二つつけてしまいました。北陸、新潟、北海道など積雪も風も激しいようですね。 沢木先生が生まれた富山は大雪、石川県白山市は大雪警報とのこと。雪が美味しい水を貯え、美味しいお米やお酒の源だと思いますが、ほどほどに危険のないように降ってほしいです。 玉井さんから椋鳥と枇杷の花の写真が届きました。 椋鳥と柿 椋鳥は、柿やぶどうは好きでもみかんは酸っぱいので嫌いなようです。 枇杷の花は産毛のような蕾の中から顔をだしています。 (玉井美智子) 一葉の柔き筆あと枇杷の花 武藤光晴 枇杷の花満ちてかすかに日の匂ひ 矢野孝子 枇杷咲くや松陰引かれゆきし道 富田範保 いずれも武藤さんの「いぶきネット歳時記抄」より (☆NORIKO☆)(774713) 2023.12.20 夜(6152) 今日も寒い一日でした。明日以降週末も寒気団が押し寄せるそうです。積雪する地域の方お気を付けください。 『俳句四季』と『俳壇』1月号の入選を国枝さんから教えていただきました。 入選の皆様おめでとうございます! 『俳句四季』2024年1月号 「四季吟詠」入選 ★田島和生 選 秀逸 秋風や亜浪学びし小諸塾 奥山ひろ子 ★池田琴線女 選 佳作 秋色に染まる湖暮色濃し 石橋忽布 ★加古宗也 選 秀逸 五分粥に卵を落す終戦日 国枝隆生 佳作 朝寒の乾布摩擦をにぎやかに 河村仁誠 梅雨晴間伊吹の嶺にちぎれ雲 水谷仁士 鼻太き万治石仏早稲香る 野島秀子 ★加藤耕子 選 秀逸 身を撓はせ船頭漕ぎぬ鵜飼舟 富田範保 球体は宇宙のかたち露の玉 井上千保子 『俳壇』2024年1月号 「俳壇雑詠」入選 ★野村研三 選 佳作 赤子ほど撫でて宥めて柿を干す 河村仁誠 ★藤田直子 選 佳作 虫送り田んぼアートは二回り 河村仁誠 トピックスNewsにもアップしてあります。。 ※記載漏れがありましたらお知らせください。 写真は鈴木英子さんから送っていただいた、西教寺の冬紅葉です。 (☆NORIKO☆)(774600) 2023.12.18 夕(6151) 昨日からぐんと寒くなり、名古屋では初雪を観測したと報道していました。 夜、霙が降ったのですが雪も降った地域があったのだなあと・・・ さて HP俳句会の12月の選句結果が発表されました。 今月の最高得点句は、 湖渡る三井の晩鐘冬ざるる 水鏡さん(岐阜県)でした。 「伊吹嶺」12月号をお贈りいたします。おめでとうございます! 慢房さんの講評もお読みください。 セキュリティ強化の関係で、しばらく投句できない期間がありましたが、11月から再開いたしました。 HPをいつも見てくださり投句をいただいた皆様有難うございます。来年もご投句をお待ちしています。 (☆NORIKO☆)(774456) 2023.12.16 夕(6150) +++櫻井勝子さん句集『機町』 中日新聞記事 12月16日中日新聞尾張版に、同人の櫻井勝子さんの句集『機町』に関する記事が写真入りで掲載されました。おめでとうございます。勝子さんはご結婚後お住まいの近辺、尾西地区の繊維産業の推移を見てこられました。句集は全て地元の機織りに関る句です。 記事には<自身の目で実際に見た風景を生き生きと描いた>とあります。句集は一宮市中央図書館と尾西図書館で読むことができます。 2021年6月にも中日新聞尾張版に、櫻井幹郎さんと勝子さんご夫妻で、それぞれ句集を出版された記事も、記憶に新しいことですね。 以上、記事の写真を河村仁誠さんから送っていただきました。 新聞記事掲載の句 染色の煙突消ゆや揚げ雲雀 櫻井勝子 機廃れ蔓薔薇からむ空宿舎 ふはく 布帛織る友の皹の手八十路越ゆ 今後ともますますご健吟ください。 (☆NORIKO☆)(774272) 2023.12.13 夕(6149) +++++伊吹嶺誌で告知されました清流句会のご報告です。 先月からスタートし、夏雲システムとzoomを使いオンラインにて句会が行われています。 2023.12.12(6148) ホームページ俳句会の投句期間です。〆切は12月15日 午後9時です。皆さまふるってご投句ください。 「セクトポクリット コンゲツノハイク 12月分が掲載されました。 「伊吹嶺」(主宰=河原地英武)【1998年1月創刊・愛知県名古屋市】 <2023年11月号(通巻305号)> すつぽんの啼かむと月をあふぎたり 河原地英武 鉢植ゑのオリーブに実の十粒ほど 栗田やすし 思ひきり叩くパン生地秋暑し 伊藤克江 飛び込んで祖母クロールと背泳ぎと 加藤剛司 てんとむし洗濯籠の子の白衣 朝倉淳一 初秋の水散らかして洗ふかほ 山田万里子 悪役の付け鼻高き夏芝居 小川剛史 他結社の俳句も閲覧できます。下記リンクからお読みください。 https://sectpoclit.com/mois202312/ 写真は玉井さんから送っていただきました。 左は 田んぼの貴婦人「田鳧(タゲリ)」です。頭部の後ろに冠羽が長く延びています。 右は皆さんご存じの「鴛鴦(おしどり)の雄」です。仲睦まじい夫婦のことを「おしどり夫婦」と言いますが、おしどりは実は繁殖のたびにペアの相手が違うのだそうですよ。 (玉井美智子) (☆NORIKO☆)(773832) 2023.12.11(6147) テレビでスポーツの応援をするのが趣味ですが、今シーズン最後のスケートファイナルグランプリ、素晴らしかったですね。 そして昨日早朝、大谷選手のドジャースへの移籍が決まった事、その天文学的な契約金にびっくりしました。サッカーのメッシ選手超え(総額世界一)だそうです。大谷選手自身はメジャーリーグでの優勝を目指していることでしょうから、怪我なく実力を発揮してほしいですね。 鈴木英子さんから滋賀県西教寺と、名古屋の白鳥公園の雪吊と銀杏黄葉の写真を送っていただきました。 西教寺の紅葉も見事ですし、白鳥公園の池に雪吊が映って綺麗ですね。 雪吊の空の青さや絵解寺 奥山ひろ子 武藤さんの「いぶきネット歳時記抄」より (☆NORIKO☆)(773741) 2023.12.10(6146) +++++令和6年伊吹嶺俳句教室のお知らせ+++++ 場所 愛知芸術文化センター 12階 時間 13時30分 句会開始 (開場は13時) 日程 1月 お休み 2月6日 火曜日 3月5日 火曜日 4月3日 水曜日 5月1日 水曜日 6月4日 火曜日 短冊3句と栗田先生への提出用紙{B5サイズの半分の用紙(18.2㎝×12.8㎝)}に3句記入し、裏に記名してご持参ください 。 (伊吹嶺俳句教室 幹事) 令和5年のご参加有難うございました。 幹事さんから、令和6年前期の案内をいただきました。 皆様ぜひ来年の手帳にご記入ください。多数のご参加をお待ちしています。 昨日は愛知支部同人句会でした。選評ののち、「ネット上で歳時記に載っていない新しい言葉も季語として掲載されていることがあるが、用いても良いかどうか」という質問がありました。 主宰は「角川の歳時記で、2022年改訂の、『角川俳句大歳時記』を基準に考えるのが良い」とのお答えでした。参考になさってください。 (☆NORIKO☆)(773686) 2023.12.8(6145) +++++「第29回内藤丈草を偲ぶ俳句大会」のご案内(誌上大会)+++++ 栗田やすし先生が選者のおひとりです!ぜひご応募ください。 2023.12.1(6144) 令和5年もいよいよあと1か月になりました。 HP俳句会の投句期間が始まりました。〆切は毎月15日午後9時です。皆さまふるってご投句ください。 HP句会11月の講評がアップされています。 選句結果はこちらから https://ibukinet.jp/hp_senku-kekka.html 先日孝子さんから吊し柿の写真を送っていただきました。妻籠宿だそうです。 右は散歩道の瀬戸川に映る黄葉・紅葉だそうです。綺麗ですね。 「師走」の言葉に何か忙しさを感じるのは歳をとったからでしょうか。 冬になると肩こり、手に痛みが出るので落書の更新も間が空くかもしれません。よろしくお願いいたします。 皆さま トップページの見出しから「伊吹嶺紹介」「Topics」「News」「いぶきネット句会」「ジュニア俳句」「俳日和」「いぶきネットの四季」「環境コーナー」の記事もぜひご覧ください。 (☆NORIKO☆)(773055) 2023.11. 26(6143) *************************** 関東支部の令和5年11月同人句会は、11月19日にリモートで行いました。 栗田やすし先生、せつ子先生をお迎えし、賑やかに開催しました。 途中に栗田先生がお庭の榠櫨の実を持ってこられました(写真)。
毎年20から30個、大きな実が生るとのことです。
自選の句を紹介します。 三陸の帆立貝焼く農業祭 清 明
いてふ落葉確と両手に駆けくる子 ジュン
ジャズピアノ転がる音色夜半の冬 滋 子
看護士の脈取る指のつめたさよ あきを
冬ぬくし三河木綿の刺し子織 一 成
大欅つぎつぎ放つ黄葉かな 幸 子
まばたきをして綿虫を見失ふ 切 子
紫蘇の実を扱きし指の香りかな とみお
行く人を枯葉からから追ふ夜道 光 晴
ピンと張る真白きシーツ今朝の冬 ひろ子
錆兆すピッケル磨く霜降る夜 一 灯
牛鍋に術後の体ぬくもれり せつ子
また一つ音立てて落つ榠櫨の実 やすし
*************************** 橋本ジュン ジュンさん、いつも有難うございます。 栗田先生のお庭の大きなカリンの実、健康優良児のようなカリンですね。 (☆NORIKO☆)(772711) 2023.11. 25 夜(6142) 『俳句四季』12月号より 荒川英之さんが、今推奨したい名句集として、沢木欣一『地聲』を取り上げて二ページにわたって論考している。 即物性を重視する欣一が『地聲』に唯美的傾向を示していると結論づけている。 「四季吟詠」入選 ★関森勝夫 選 佳作 神楽舞ふ巫女の襟足涼しげに 水谷仁士 ★山本比呂也 選 特選 スコッチの氷片鳴らす夜の秋 国枝隆生 秀逸 手裏剣のごと滝を跳ぶ鮎掬ふ 富田範保 佳作 鎌倉古道滴りひかる切通し 野島秀子 目つむれば我と一つに蟬時雨 井上千保子 毛虫這ふ慰霊碑横の鉄兜 長崎マユミ 『俳壇』12月号より 「俳壇雑詠」入選 ★今瀬剛一 選 佳作 闘牛の涎たらたら地の灼くる 富田範保 ★山田貴世 選 秀逸 頬に指立ててみ仏秋愁ふ 富田範保 国枝さんからお知らせしていただきました。いつも有難うございます。 (☆NORIKO☆) 2023.11. 24 夜(6141) 角川『俳句』12月号より 「合評鼎談」 10月号を読む 俳人スポットライト・栗田せつ子さん「遠郭公」から「瑠璃鳴いて御嶽の晴れ極まれり」が取り上げられました。 「令和俳壇」入選 ★星野高士 選 佳作 踊る子の横顔少し大人びて 伊藤みつ子 ★小林貴子 選 佳作 インフィニティ風呂に夕焼の溢れけり 高柳杜士 ★山田閏子 選 佳作 欠伸の子背負ひて帰る地蔵盆 河村仁誠 伊藤みつ子さんからお知らせをいただきました。いつも有難うございます。 (☆NORIKO☆)(772580) 2023.11. 23 夜(6140) 小林一茶197回忌全国俳句大会作品集が届きました。富田さん多くの入賞おめでとうございます。 ★長野県俳人協会賞 ★能村研三 選 秀逸 ★若井新一 選 秀逸 上布織る秘伝と云ふは口伝へ 富田範保 ★中原道夫 選 秀逸 灼くる影均すグランド整備員 富田範保 ★井上弘美 選 佳作 船の水尾交す海峡海猫渡る 富田範保 ★小澤實 選 佳作 揺れづめの馬のふぐりや虫送り 富田範保 ★宮坂静生 選 佳作 夜振の火鬼火のごとく荒れ狂ふ 富田範保 ★若井新一 選 佳作 夕河岸の床を朱に染め魚血抜き 富田範保 ★一茶の里投句箱入選作品 佳作 俳聖てふ古りし扁額たんぽぽ黄 森垣一成 〃 終焉の一茶の土蔵風薫る 中野一灯 〃 をだまきの花のさゆらぐ位牌堂 伊藤範子 〃 黒姫へ向かふ車窓や青林檎 大島 篤 〃 窓のなき一茶旧居や走り梅雨 国枝隆生 ※記載漏れがありましたらお知らせください。 私は関東支部の企画吟行会にて一茶の里に寄った折に投句しました。 立派な作品集が届いてびっくりしました。 昨日今日と暖かい日が続きました。勤労感謝の日、いかがお過ごしでしたか。 新嘗祭が勤労感謝の日として祝日になったことを知ったのは、大人になってからでした。従弟の家の田圃もあと数年で工業団地になるので、ご飯派の我が家はいつまで古里のお米を分けて貰えるのかなと思うこの頃です。新潟在住時代に思い切って値段のはるコシヒカリを初めて食べたときの美味しさは忘れられません。 写真は名古屋駅前のツリーです。 (☆NORIKO☆)(772515) 2023.11. 21(6139) 11月のHP俳句会の選句結果が公開されました。 今月の最高得点者は、正憲さん(浜松市)でした。伊吹嶺誌をお贈りいたします。おめでとうございます! 藁屋根の藁の切り口冬近し 正憲さん(浜松市) 11月からHP俳句会を再開することが出来ました。8月より、ホームページのセキュリティ強化やサーバー変更の兼ね合いによる、フォーム欄の不具合がありご心配をおかけしていましたが、ご投句 購読お申込み お問合せ等が可能になりました。伊吹嶺ホームページをご覧の皆様、来月はより多くの方々のご投句お待ちしています。ジュニア俳句もどうぞよろしくお願いします。 愛知県では 「あいち県民の日学校ホリデー」が実施されることとなり、21日、22日、24日、27日のうち一日が学校が休日となります。 写真は永観堂と、京都古川町商店街のランタンの飾りです。商店街近辺は知恩院の門前町として栄え、昭和のたたずまいが残っています。 (☆NORIKO☆)(772310) 2023.11. 16 夜(6138) +++++初冬の植物園 いぶきネットの皆様知立句会の英子です。 立冬も過ぎた11月13日に、京都の池坊の大華展を見学に行った翌日、あいにくの雨でしたが、交通の便の良い府立京都植物園に行ってきました。京時雨の降りみ降らずみの中、傘を差して園内に入ると入場者の影はほとんどなく、まばらでした。紅葉は少し早く薄紅葉でしたが、道の途中にきれいな楓の細い木があり、葉っぱが見事でしたので写真に撮りました。「アマミカジカエデ」の木札が付けてありました。 さらに奥へ進むと、夏は花や葉の美しい蓮の池に出ます。今は静かな水輪の美しい池に枯蓮の葉や実がなんとも風情よく雨に打たれています。私達俳句を詠む者にとっては、燃えるような紅葉やピンクの息を飲むような美しい蓮の花も素敵ですが、静かな雨に打たれている雨の枯蓮に抒情を感じますね。 それから温室に入って、生け花の新風体の花材によく使う観葉植物の大きな葉っぱや形の面白い植物、蘭の花などを見て帰りました。 午後は晴れて、帰りの新幹線からきれいな虹を見ました。 (鈴木英子)+++++ 英子さんから京都植物園での写真とお便りを送っていただきました。有難うございました。 地に触るるばかりや御所の冬紅葉 河原地英武 武藤さんの「いぶきネット歳時記抄」より (☆NORIKO☆)(771947) 2023.11. 14(6137) 昨夜 テレビで夏井いつきさんの番組「よみ旅」がありました。 ロケは家康の位牌のある大樹寺や八丁味噌蔵で行われていました。 俳句の作者に、本多忠勝の子孫の女性や、八丁味噌蔵の案内ガイドの方が出演していました。先日のオフ句会での味噌蔵のガイドさんがこの番組の話をしました。案内の折にはマスクをしていたけれど、お顔立ちからもこの方が出演していたようです! 次回は静岡とか。日本全国どこでも郷土の誇りやお国自慢がありますね。静岡と言えば富士山ですが、 駿府城 浅間神社 三保の松原、湧水池など、でしょうか? エンディング曲は、スキマスイッチ(大橋さんが東海市出身)の「全力少年」でした。 全力で、(時には休んでも)少年の気持ちでいたいなあと思います。 (☆NORIKO☆)(771700) 2023.11. 12(6136) +++++「寒月賞」へご応募を! 昨日は愛知支部同人句会でした。主宰から、「寒月賞」へ積極的にご応募くださいとのお話がありました。 11月末日消印有効です。 詳細は「伊吹嶺」11月号裏表紙に掲載してあります。皆様まだ間に合います。 是非ご応募ください! 玉井さんから写真が届きました。 +++++「人字草」と「野葡萄」 「ジンジソウ」は花びらの下2枚が特に長く「人」の文字に似ることからジンジソウという名前があります。 「ユキノシタ」にも似ていますね。 「野葡萄」は果実はカラフルですが食用になりません。毒性がないので食べてもかまわないのですがおいしくないそうです。 「ブドウタマバエ」などの幼虫が寄生しているそうです。 (玉井美智子)+++++ 暖かい秋の日が続いていたと思っていたら、昨日からいきなり冬になってしまいました。 冬支度に大わらわです。 (☆NORIKO☆)(771545) 2023.11. 10午後(6135) +++++「伊吹嶺事務局から会費納入についてのお願い」+++++ 会費及び特別年会費を納入していただく時期になりました。 会費(誌代1年分) 会員13000円 同人22000円 特別年会費1000円 を 伊吹嶺発行所へ「郵便払込取扱票」(振込用紙)にて、ご送金ください。 (今年から特別年会費も会費と同じ振込先になります) なお通信欄に「誌代及び特別年会費」と明記してください。 句会に所属している会員(同人を含む)は、できるだけ句会単位で、お振込みください。 その際、振込用紙の通信欄に「誌代及び特別年会費」納付者全員の氏名(会員・同人も明記)をお書きください。 振込用紙を使わず送金される場合は、はがきにて、上記の通り発行所へお知らせください。 1月号発送の手配は12月初め頃ですので、入会、退会の連絡は早めにお願いいたします。 事務局 松岡美千代 事務局の松岡さんから、会費納入についてお知らせがありました。 昨年と違う点がありますので、お間違えの無いようにお願いいたします。 (☆NORIKO☆) 2023.11. 10(6134) セクトポクリット「コンゲツノハイク」10月分がアップされました。 「伊吹嶺」(主宰=河原地英武)【1998年1月創刊・愛知県名古屋市】 <2023年10月号(通巻304号)>
黄落や転校生のピアノ曲 河原地英武
朝顔や母の遺せし車椅子 栗田やすし
金ペンのインクの掠れ太宰の忌 牧野一古
空蟬を置くが小道具未来都市 田嶋紅白
熱帯夜豚も家鴨も吊るされて 加藤剛司
朝涼し摘むたび香るミントの葉 太田滋子
写真は岡崎公園の 家康のからくり時計です。 (☆NORIKO☆)(771351) 2023.11. 9(6133) 田嶋紅白さんが 句集『無番地』を上梓! この度、田嶋紅白さんが、角川書店より第1句集『無番地』を上梓されました。心よりお喜び申し上げます。 紅白さんは、ロータリークラブで俳句を始められ、2008年「伊吹嶺」に入会、栗田やすし前主宰、河原地英武主宰、矢野孝子さんに師事されました。句集は2022年までの作品から321句を河原地主宰が選句をされたものです。河原地主宰は序文で紅白さんの作品の数々に、ご職業の弁護士という作者像を超えた、自由闊達な境地、懐の深さ、度量の広さが伝わってくることを述べておられます。「無番地」という印象的な句集名は、奥様のお父様がご住職をされていた三井寺宝泉寺を詠まれた句から選ばれました。 大寺の庫裏は無番地猫の恋 2020年 帯の句 弁護士の立場から詠まれたと思われる作品は一割近くあり、 いずれも秀句揃いと主宰は序文に述べておられます。 夏燕調停室の窓掠め 2009年 緑さす山のくぼみに少女院 2019年 法廷の廊下は迷路秋日濃し 2020年 紅白さんは 日本では京都がお好きなようで京都を詠まれた作品が多くあります。 知らぬ間の時雨のあとや二寧坂 2013年 川床たのし遅れて詫びを言ふことも 2020年 帯の句 京都好き酒も寒さも街並も 2022年 日常吟に、また海外詠にも弱者へ寄り添う気持ち、戦争の愚かさを詠まれた作品があります。 冬ざるる路上に暮す人の影 2009年 帯(表)の句 枯葉散るマンハッタンにテロの跡 2019年 ニューヨーク 露座佛の頰に弾痕夏落葉 2020年 アンコールワット 自然や生き物を詠んだ句に、感性の豊かさと表現に深みのある佳句があります。 吹き抜くる風を形に花吹雪 2011年 帯の句 稲雀つむじ曲がりの風となり 2013年 蜘蛛の子の毛玉のごとく転がり来 2022年 紅白さんはあとがきで、俳句を「澄み切った境地で生活を素直に詠むことを目指す旅」と位置づけ、精進していきたいと述べておられます。帯の自選句から5句を紹介します。 足裏の砂の崩るる青嵐 2017年 落ち鮎を水にくるみて摑みけり 2020年 屋根裏に椅子置く窓辺パリの月 2021年 路上絵の聖母の像へ黄葉散る 2014年 着陸の機内でかぶる冬帽子 2014年 令和5年11月 伊藤範子記 ★詳しい紹介やお申込みは【こちら】をクリックしてください。 (☆NORIKO☆)(771264) 2023.11.8 午後(6132) 富山の割山さんから、紅葉山から落下する滝の写真を送っていただきました。 +++++称名滝 称名滝は落差350mで日本一の滝です。 また右隣に落差500mの幻の滝「ハンノキ滝」が 姿をあらわすこともあり、 紅葉の中をV字を描いて流れ落ちる様は見ものです。 この日はハンノキ滝が見えた日でした。 ハンノキ滝の方が落差があるにもかかわらず、 正式に日本一とは認められていません。 その理由は、いつでも見られる滝ではないからです。 水の量によって、出現したり消えたりするので、 正式な日本一の落差とは認められないのです。 最寄りの駐車場から徒歩30分です。 登りがキツイですが、途中の絶景の中でのカップラーメンが最高のご馳走に感じました。 +++++ (割山勢津子) 称名滝照葉の山を割るごとし 割山勢津子 (☆NORIKO☆) 2023.11.8(6131) 暖かい日和が続いていましたが、立冬を迎えました。これから駆け足で紅葉が色づくことと思います。 さて、先日の全国俳句大会の様子を、トップページから閲覧できるようになりました。 当日の様子をぜひご覧ください。 【トピックス 伊吹嶺全国俳句大会】 ホームページ俳句会、ジュニア俳句、お問い合わせのフォームも 復旧しました。 皆様のご投句をお待ちしています。 写真は東海市の蘭です。「鉄と蘭の町」 と謳っています。 蕗や玉葱の生産地でもあります。 (☆NORIKO☆)(771113) 2023.11.7(6130) 今朝はよく雨が降っていますね。 11月5日は沢木欣一先生の忌日でした。 そして、久しぶりにオフ句会が開催されました。好天に恵まれ、良い吟行会ができました。 吟行地は岡崎(八丁味噌蔵・岡崎城)で、河原地主宰、栗田顧問にもご参加いただき24名で吟行しました。折しも岡崎産業まつりも開催されていて、ジャズの町岡崎では、能楽堂をはじめとして各所から音楽が聞こえてきました。吟行の良さは同じ場所を詠んでも、同じ句は全くありません。「欣一忌」で詠まれた方もいらっしゃり、ハッとする思いがいたしました。詳細は後日アップします。私が撮った写真を掲載します。 (☆NORIKO☆)(771000) 2023.11.3(6129) 10月下旬にホームページ俳句会の投句フォームが修復され、ご投句が可能になりました。 お待たせいたしました。 楽しみにしていた方、どうぞご投句ください。〆切は毎月15日午後9時です。 阪神ファンの皆様昨夜は大逆転、良かったですね。リアルタイムで見逃していて、あとでビックリしました。 熱烈なファンの皆さんに支えられている球団は一寸羨ましいです。 今日は文化の日。毎年剣道連盟の全日本選手権大会が行われることをご存じですか。 家に居れば、テレビで見ているタイプですが、詳しくはありません。 一瞬の技と 審判の判定に感心します。 たこ焼に醤油とソース文化の日 田嶋紅白 園児らとお茶会ごつこ文化の日 河村惠光 窯出しの杯一つ買ふ文化の日 豊田紀久子 いずれも武藤さんの「いぶきネット歳時記抄」より (☆NORIKO☆)(770612) 2023.10.31夜(6128) *************************** 全国大会の翌10月22日、関東支部主催で岡崎吟行を実施しました。 関東支部7名、ゲスト8名、合計15名で賑やかな吟行となりました。 晴れ男、晴れ女が揃い、絶好の吟行日和! 秋晴れの下、岡崎城、味噌煮込みうどん、八丁味噌蔵を楽しみました。 岡崎案内を買って出ていただいた新井酔雪さん、どうもありがとうございました。 また写真は、国枝隆生さんから提供していただきました。自選の一句をご紹介します。 橋本ジュン < 岡崎城 > 百舌鳥なくや天守見上ぐるしかみ像 あきを 刃こぼれの展示の刀秋の城 岳 人 銀杏散る家康像に惜しみなく 和 子 茶の花や産湯の井戸に葵紋 切 子 二の丸に能楽堂や小鳥来る 滋 子 色変へぬ松の影濃き岡崎城 ジュン 胞衣塚へ突き刺すやうに鵙の声 隆 生 小鳥来る於大の方の産屋跡 範 子 晴れ渡るけふの秋空城仰ぐ マユミ < 八丁味噌蔵 > 小六月味噌蔵で買ふミソソフト 一 紀 味噌桶に重石積み上ぐ蔵の秋 一 成 味噌蔵に熟成の香や秋深む 幸 子 転げ干す味噌桶の間にかまどうま 酔 雪 味噌桶の白き重石や暮の秋 ひろ子 六尺の仕込桶干す鵙日和 みなみ *************************** (☆NORIKO☆) 2023.10.31(6127) 明日 11月1日 (水) は伊吹嶺俳句教室が開催されます。 場所 愛知芸術文化センター 12階 時間 13時30分句会開始 切短冊に俳句を3句 B6程度の用紙に3句纏めて書いてご持参ください。 栗田やすし先生のミニ講座があり勉強になります。皆さま是非ご参加ください。 12月は6日 (水) 時間、場所は同じです。 令和6年1月の伊吹嶺俳句教室はお休みです。 令和5年度「芭蕉蛤塚忌全国俳句大会」 事前投句の部 准賞 花の昼象にもありぬ笑ひ皺 富田範保 入選 提灯の大揺れ山車の辻回し 富田範保 おめでとうございます。 ハロウィーンが若い人に馴染み、流行ってきました。 私が思い出すのは、1992年 アメリカ留学中に ハロウィーンのため扮装をして 訪問先を間違えて 銃で命を落とした 愛知県旭丘高校2年(当時)の服部さんの事件です。 刑事事件としては正当防衛が認められて相手は無罪でした。 銃社会は今はどうなっているのでしょうか。 世界の戦争、紛争も続いています。 写真は、長野県の屋外施設のハロウィン仕様とのことです。従妹から。 富士山にも雪が降ってきました。 写真を追加しました。東京スカイツリーと 日光の紅葉、眠り猫です。友人から。 (☆NORIKO☆) 2023.10.30 夜(6126) 安藤一紀さんから写真と共に お便りをいただきました。有難うございます! +++++ 朝日カルチャーセンター名古屋 「もっと!俳句」&「五七五入門」(講師 富田範保先生) 参加メンバーによる合同吟行を実施しました。 ●実施日 2023年10月29日 9:30~15:30 ●吟行地 名古屋港 ●参加者 13名 ●吟詠句 当季雑詠句4句+席題1句 (席題:秋の風) 快晴の名古屋港ガーデンふ頭には上海を発着港とする国際クルーズのVIKING(47,800総トン、乗客定員930人)が折り良く接岸しており、異国情緒を醸した絶好の吟行日和となりました。 上記2講座は、現在は伊吹嶺同人 富田範保先生が指導され第2日曜日Am10:00~12:00ものと第4水曜日Pm6:00~8:00の開催です。 自選句と写真を添付します。 (昌美 記) 一湾を跨ぐ吊橋秋澄めリ 安藤一紀 伏し目なる人魚の像や秋の風 井上千保子 (観測船ふじ内) 七五三の家族写真や士官部屋 加藤百世 タロ・ジロの足を撫づる子秋高し 川島和子 欣一忌観覧車より見る伊吹山 栗山紘和 (名港水族館) 秋気満つ幼子エイの腹にキス 桑原玲子 壁面のガラス一面秋の空 近藤節子 爽籟や四万トンの大客船 沼田教子 鳥渡る埠頭に小さき診療所 久田くれは 秋寂ぶや「ふじ」船室にピース缶 山崎育子 秋晴れや大き画板を引きずる子 斉藤陽子 初恋は遠き秋の日観覧車 吉田昌美 秋風や人恋ひ貌のタロ・ジロ像 富田範保 (☆NORIKO☆)(770310) 2023.10.29 夜(6125) 今日は俳人協会愛知県支部刈谷大会が行われました。 俳句大会に先立ち「かびれ」主宰の大竹多可志先生により<「季がさなり」を生かす>の講演がありました。 ★入選賞 ※選者名と得点は省かせていただきました。記載漏れがありましたらお知らせください。 2023.10.25 夜(6124) 角川『俳句』11月号のニュースと入選句です。第69回角川俳句賞の結果と経過の発表があり、矢野孝子さんの作品「印象派」が予選を通過されました。何年か前に田嶋紅白さんも予選通過された記憶も新しいですね。おめでとうございます。 付録の 俳句手帖「冬・新年」に 横井美音さんの句が採録されました。 蓮根掘見てゐて畦を踏みはづす 横井美音 「令和俳壇」に 加藤剛司さん(推薦一席と佳作)音頭恵子さん(佳作)が入選されました。 詳細は下のリンクよりご覧ください。 【トピックスNews】 知人から届きました。伊豆のワイナリーから見た富士山です。 (☆NORIKO☆) 2023.10.25(6123) 10月29日(日) 俳人協会愛知県支部秋季俳句大会 <刈谷俳句大会>が行われます。 大会は午後1時より 刈谷市産業振興センター小ホールにて。 投句は嘱目句2句、午前10時から正午まで受付です。 栗田やすし先生、加藤ゆうやさんも選者です。会場は刈谷駅近くで、便利なところです。 皆さまふるってご参加ください。会費900円で、一般の方も参加できます。 ★ジュニア俳句の投句欄が正常に投句できるようになりました。皆さま、ふるってご投句ください。 国枝さんと徒歩さんから全国大会の写真を送っていただきました。有難うございます! 写真は、伊吹嶺賞伊藤、新人賞菊地さん、秀句賞溝口さん、主宰特選関根さん 新同人の皆様、句集出版の皆様、インターネット部員(元部員含む)です。 (☆NORIKO☆)(769646) 2023.10.21 夜(6122) 今日は第22回伊吹嶺全国大会が、ホテルメルパルク名古屋にて開催されました。 総会、俳句大会 講演会 懇親会が行われ、俳句のご縁で繋がった会員の皆様と楽しい再会の一日をもちました。速報として俳句大会の、河原地主宰と栗田顧問の入選句を紹介します。 ★河原地英武選 特選 終戦の日の仏壇にふかし藷 関根切子 入選 サングラス透して見ゆる街寂し 齊藤昌宏 夫のこと語り合ひたき今日の月 酒井とし子 我を呼ぶ夫はすててこ夢の中 加藤百世 妻が引く電灯の紐敗戦日 新井酔雪 わたつみの声今もなほ沖縄忌 長谷川妙好 向日葵の迷路や出口なき戦 伊藤みつ子 窯出しの肩で息する酷暑かな 安藤富基恵 夜を徹す遠流の島の宮相撲 富田範保 新涼のひかり掬ひて釉薬汲む 武田稜子 夏菊の一番咲きは亡き夫に 阿部芙美子 ★栗田やすし選 特選 黒髪の母親ゆづり初浴衣 上村龍子 入選 新涼や佛灯揺らす風少し 吉岡やす子 君とゐて黙続きをりソーダ水 神津早苗 名古屋場所小さく引退力士の名 小田二三枝 渓流の白き捻れや苔の花 中川秀行 夜を徹す遠流の島の宮相撲 富田範保 繕ひの多き鵜籠を並べ干す 野村君子 川涼し盤石なりし師弟句碑 河合義和 よさこいの踊り地を這ふ指の先 市川あづき 虹立ちて鎮魂深む長崎忌 林 慰江 蟬しぐれ生家の跡に家二軒 熊澤和代 写真は、河原地主宰、栗田顧問、関西支部の京都句会と大和句会の方々です。 来年、令和6年は10月19日(土)京都で全国大会が開催されます。 皆さま是非ご参加ください。 その他の詳細は、後日トピックスにアップします。お楽しみに! (☆NORIKO☆)(769303) 2023.10.19 夜(6121) 『俳句四季』10月号「季語を詠む 宿木」に、四季吟詠選者の河原地英武主宰の一句 宿木や上げ下げ窓の診療所 河原地英武 「作品8句 誓子の海」に富田範保さんの俳句が掲載されました。 そのうちの一句。 カヤックのいつしか点に秋の海 富田範保 『俳句四季』「四季吟詠」河原地英武選に、特選・井上千保子さん 秀逸・野島秀子さん 国枝隆生さん 河村仁誠さん 佳作7名 坂口緑志選 秀逸・富田範保さん 『俳壇』「俳壇雑詠」に 富田範保さん入選2句がありました。 詳細は【トピックスNews】をご覧ください。 以上国枝さんからお知らせしていただきました。 ※記載漏れがありましたら伊藤までお願いします。 写真は静岡勤務の同級生から届きました。県庁近くからの景だそうです。秋晴れの富士山。 これから雪化粧していくのですね。 (☆NORIKO☆) 2023.10.19(6120) 秋日和が続いています。 田嶋紅白さんが、角川書店より第一句集『無番地』を上梓されました。 おめでとうございます! 句集の詳細は、後日アップさせていただきます。 +++++ 全国俳句大会関係者の皆様、準備が整った頃と思います。宜しくお願いいたします。 天気予報は名古屋は明日は雨(70%)の予報ですが 21日(土)は晴れの予想が出ています。 土曜日、日曜日は急に冷え込むそうです。 遠方の皆様 気をつけてお越しください。 (☆NORIKO☆)(769078) ★句集の詳しい紹介は【こちら】をクリックしてください。 ) 2023.10.16(6119) 芭蕉は陰暦10月12日に「旅に病んで夢は枯野をかけめぐる」の辞世の句を残して大阪 南御堂で亡くなりました。芭蕉忌にちなんで、大垣市や伊賀市で俳句大会が催されます。 伊賀市芭蕉翁献詠俳句の結果がネットで公開されました。 令和5年度 第77回芭蕉翁献詠俳句 各部門は下記リンクから閲覧できます。 【選者献詠俳句はこちらから】 河原地主宰も英語俳句選者として献詠されています。 【各部門 特入選はこちらから】 また「Haiku In English」(Haiku poet) として 河原地主宰が選と訳をされました。 【英語部門はこちらから】 どの部門もなかなか難関ですよね。 皆さまの入選がありましたら 伊藤までお知らせください。 宜しくお願いいたします。 写真は玉井さんが送ってくださいました。 吾亦紅ぽつんぽつんと気ままなる 細見綾子 平成7年作 【俳句アーカイブはこちらから】 (☆NORIKO☆)(768845) 2023.10.14(6118) 今日は愛知同人句会でした。 主宰がご多用のため、栗田顧問からご指導いただきました。 10月21日(土)は、伊吹嶺の全国俳句大会です。 皆さま体調を整えてご参加ください。 10月29日(日) 俳人協会愛知県支部秋季俳句大会 <刈谷俳句大会>が行われます。 大会は午後1時より 刈谷市産業振興センター小ホールにて。 投句は嘱目句2句、午前10時から正午まで受付です。 栗田やすし先生、加藤ゆうやさんも選者です。 会場は刈谷駅近くで、便利なところです。 皆さまふるってご参加ください。 会費900円で、一般の方も参加できます。 詳細は 9月21日の落書をお読みください。 昨日、公民館前の植え込みで秋の蝶を撮りました。Google先生によると、「ツマグロヒョウモン」とのことです。 秋蝶の影もつれあふ陣場跡 栗田せつ子 秋蝶のもつれて舞へり師弟句碑 鈴木みすず 糶終へし市の暗みに秋の蝶 武藤光晴 いずれも武藤さんの「いぶきネット歳時記抄」より (☆NORIKO☆)(768700) 2023.10.12(6117) ☆☆☆☆ 祝 藤井聡太八冠 ☆☆☆☆ おめでとうございます! 一時は諦めかけた昨晩、一手で形勢が変わり、藤井七冠が勝利、 史上初の八冠誕生でした。 伊吹嶺会員の多い瀬戸市も盛り上がっていましたね。 羽生永世七冠は99期を取りました。 近年「叡王」がタイトル戦になり、八大タイトルを争うことになりました。 現在18期獲得中で、21歳、まだまだ成長していくのでしょうね。 藤井八冠のますますの活躍を願っています♪ 瀬戸市の玉井さんから、珍しい山野草の写真が届きました。 可愛らしいお花ですね。 +++ 山野草の「アケボノソウ」というきれいな花に出会いました。 漢字で書くと「曙草」です。 名前の由来はこの白い花を曙の空の白みに、 小さな紫斑点を暁星に見立てたものだそうです。(玉井)+++ (☆NORIKO☆)(768534) 2023.10.7 夕(6116) 朝晩すっかり涼しくなりました。 セクトポクリット「コンゲツノハイク」10月分がアップされました。 「伊吹嶺」(主宰=河原地英武)【1998年1月創刊・愛知県名古屋市】 <2023年9月号(通巻303号)> 夏負けや水よく吸へる三時草 河原地英武 蛸絵馬に恋の願ひや花蘇鉄 栗田やすし 愚痴こぼすメロンソーダの小さき泡 太田滋子 あぢさゐや嫁して馴染みし浜言葉 市川あづき 枇杷剥けばいつしか小指立ちにけり 加藤剛司 玉葱の断面に見る銀河系 朝倉淳一 二日目のカレーにトマト足しにけり 小川ミヅホ 他結社の推薦俳句が読めます。 【コンゲツノハイクはこちらから】 写真は白鹿酒造記念博物館前の庭です。 スポーツの大会も各種目盛り上がっていますね。 同級生で毎回ラグビーW杯の決勝トーナメントを観に行く強者がいます。(日本が出場しなくても) アルゼンチンに1点差で良いので勝ってほしいですね。 HP俳句会を楽しみにしていらっしゃる皆様、10月はまだ投句フォームの修復が出来ませんので、 申し訳ありませんが、もうしばらくお待ちください。 (☆NORIKO☆) 2023.10.3(6115) 河村恵光さんから 写真とお便りをいただきました。
(☆NORIKO☆)(767800)+++++ 10月1日「大和句会」では藤木洋子さんが新同人になられたお祝い吟行会をしました。吟行地は鑑真大和上で有名な唐招提寺と世界遺産の薬師寺を吟行しました。東塔、西塔の特別公開は素晴らしかったです。 河村恵光 +++++ 大和句会からの、新同人おめでとうございます。特別公開があったのですね。私もまた行きたくなりました。 2023.10.2(6114) 大谷翔平選手、🥎ホームラン王🥎 嬉しいですね! 敬遠四球の多かった中、素晴らしいことです。 あとはリハビリで完全復活を祈っています。 皆さま 河原地主宰指導のオンラインによる 清流句会が発足します。 対象者は 6113番の記事の、3つの要件の【いずれかに該当される方】、です。 どうぞご参加ください。詳細は伊吹嶺誌10月号71頁をお読みください。 関東支部同人句会について 橋本ジュンさんから栗田家のケンちゃんの画像も送っていただきました。 ケンちゃん お利口さんですね!! *************************** 関東支部の令和5年9月同人句会は、 9月17日にリモートで行いました。 栗田やすし先生、そして退院されたせつ子先生をお迎えし、 さらには愛犬ケン君も途中参加し、賑やかに開催しました。 自選の句を紹介します。 空色の朝顔五輪咲きのぼる 清 明 婚決めし娘の饒舌や盆座敷 ジュン 煉瓦塀残る工場やばつた跳ぶ あきを 重陽や豚足吊るす中華街 一 成 秋空を撫づる風車や日本海 幸 子 天高し江戸小紋干す染物屋 切 子 秋晴の賤ヶ岳より二湖を見る とみお 大宮八幡神社 被綿や作務衣の袖に菊の香を 光 晴 新米のおこげの匂ひかまど飯 ひろ子 帰る海猫子の訓練船帰港せり 一 灯 病室に野分近づく風の音 せつ子 秋草を活け退院の妻迎ふ やすし *************************** 橋本ジュン ホームページ訪問者人数が復活しました。励みになります。 有難うございました。 (☆NORIKO☆)(767721) 2023.9.30 夕 (6113) +++++清流句会のご案内+++++
2023.9.30(6112) +++++伊吹嶺俳句教室のご案内+++++ 日程 10月3日(火) 11月1日(水) 12月6日(水) 場所 愛知芸術文化センター12階 時間 午後1時30分句会開始 午後1時に会場に入室出来ます 切短冊3枚に俳句3句、B6程度の用紙に3句をまとめて別途記入してご持参ください。 栗田先生からご指導と俳句のミニ講座があります。 ふるってご参加ください。 昨夜は中秋の名月、美しかったですね。幾度も門を出て眺めました。 写真を撮れた方は是非伊藤までお送りください。 門を出て五十歩月に近づけり 細見綾子 句集『牡丹』所収 平成6年作 【俳句アーカイブ】より 2023.9.26(6111) 暑さ寒さも彼岸までと言いますが、昼はまだ暑いようです。それでも凌ぎやすい季節になりました。 9月23日の落書に 岡崎の八丁味噌蔵と岡崎公園の「インターネット部オフ句会」の案内を掲載しました。 21日の落書に 刈谷市での「愛知県俳人協会秋季俳句大会」のご案内を掲載しました。 皆さまふるってご参加をお願いします。 月刊『俳句』10月号「俳人スポットライト」に栗田せつ子さんが「遠郭公」と題して新作七句を發表されました。その内の一句 晴れきざす御嶽近し遠郭公 栗田せつ子 「令和俳壇」秀逸に谷口千賀子さん 佳作に河村仁誠さん 音頭恵子さん 伊藤みつ子さんが入選されました。 伊藤みつ子さんから情報を寄せていただきました。 おめでとうございます。入選句はトピックスNewsに掲載しました。記載漏れがありましたらお知らせください。 【トピックスNews】はこちらから 写真は猪高緑地の井堀の棚田です 2023.9.23(6110) 令和5年 ネット部 オフ句のご案内 1 実施日 ・令和5年11月5日(日) *雨天決行 2 吟行地 ・岡崎市 八丁味噌蔵「カクキュー」・岡崎公園(岡崎城) 3 集 合 ・名鉄本線:岡崎公園前駅の下 10:00 ・愛知環状鉄道:中岡崎駅の下 10:00 *配付物:吟行用資料と投句用短冊3枚をお渡しします。 4 行 程 ・集合場所:10:00吟行説明→200m→10:15①味噌蔵周辺散策→ →10:30②八丁味噌蔵「カクキュー」見学11:15→ →800m→11:30②岡崎公園(岡崎城)見物13:00→ →300m→13:30③連尺学区市民ホーム(句会場)16:30 5 句 会 ・場所:岡崎市連尺学区市民ホーム 2階 *岡崎公園の大手門から北へ、りぶら(図書館)前を通って300m ・開場12:00、受付13:00、句会開始13:30、終了16:30 *3句投句、4句選 *投句会場の受付で3句提出してください。 ・参加費は500円です。句会場の受付で納めてください。 ○河原地主宰と栗田顧問が参加されます。奮ってご参加ください。 6 募集人員 ・20~25名 *先着順 7 申込方法 ・電子メールにて、酒井とし子「toshikosakaihana@yahoo.co.jp」宛に申し込み。 *姓号、句会名、電話番号をお知らせください。 *電子メールが使えない方は、電話090-1746-5185にて申し込んでください。 8 交通案内 【名鉄名古屋駅】・名鉄名古屋:特急(豊橋行き)9:03→新安城(乗換):普通(東岡崎行き)9:35 →岡崎公園前(下車)9:43 【JR名古屋駅】・JR名古屋:新快速(豊橋行き)9:01→岡崎(乗換):愛環普通(高蔵寺行き)9:37 →中岡崎(下車)9:42 【JR蒲郡駅】 ・JR蒲郡:新快速(大垣行き)9:15→岡崎(乗換):愛環普通(高蔵寺行き)9:37 →中岡崎(下車)9:42 *電車で東岡崎まで来て、そこからタクシーに乗り、八丁味噌蔵「カクキュー」で 降りても良いと思います。数分(2km)で着きます。料金は1000円ほど。 9 その他 ・昼食とお茶は各自持参が良いと思います。 *岡崎公園には食事処2軒、売店2軒しかありません。 ・当日の緊急連絡先:新井酔雪(090-9184-7372)、伊藤範子(090-2775-5816) 2023.9.21夜(6109) 俳人協会愛知県支部秋季俳句大会 刈谷俳句大会 ご案内! 徳川家康公の母である於大の方のゆかりの刈谷市で俳句大会が行われます。 栗田やすし先生、加藤ゆうやさんが選者を務めます。奮ってご参加ください。 ◆日 時 令和5年10月29日(日) ◆場 所 刈谷市産業振興センター小ホール 刈谷市相生町1-1-6 電話 0566-28-0555 ◆交 通 JR 東海道線「刈谷」駅下車。北口より徒歩5分。 名鉄 名鉄本線「知立」駅乗換え、三河線「刈谷」駅下車。 北口より徒歩5分。 国道23号線上重原ICより約15分。 ◆吟行地 刈谷市歴史博物館、亀城公園(刈谷城址)、 椎の木屋敷(於大の方の屋敷)、郷土資料館、 秋葉神社、依佐美送信所記念館、フローラルガーデン他 ※歴史博物館では、「姫たちの想い~家康を支えた水野家の女性たち~」が開催 ◆受 付 午前10時~正午 ◆会 費 900円 ◆投 句 嘱目 2句、投句締切り 正午 ◆開 会 午後1時 ◆講 演 講師 大竹多可志氏(俳人協会評議員・「かびれ」主宰) 演題『季がさなりをいかす』 ◆選 者 大竹多可志・栗田やすし・加藤耕子・加古宗也・山本比呂也・中村雅樹 田口風子・服部鹿頭矢・齊藤朗笛・若原康行・柴田鏡子・藤島咲子 田辺満穂・加藤哲也・加藤かな文・祢宜田潤市・加藤ゆうや・荻野増寿郎 ◆賞 大会賞、入選賞、選者特選賞 ※会場周辺には食堂が少ないので、お弁当持参で吟行されると良いと思います。 ※問合せ先 「樹」代表 若原康行 電話 080-5110-8191 2023.9.21(6108) 第62回俳人協会全国俳句大会に次の方が入選されました。 ★大串章 選 特選 王妃の名木札に残し薔薇枯るる 富田範保 ★櫂未知子 選 入選 春耕や妻に微かな力こぶ 河村仁誠 〃 児に譲る髪止めひとつ一葉忌 山本光江 ★栗田やすし 選 入選 表札に残る子らの名つばくらめ 大嶋福代 〃 一病を神に委ねて土筆摘む 国枝洋子 ★中坪達哉 選 入選 貝寄風や古地図のままの町歩む 富田範保 ★西村和子 選 入選 清明の風を通して畳拭く 林 尉江 ★福永法弘 選 入選 表札に残る子らの名つばくらめ 大嶋福代 ★松尾信隆 選 入選 清明の風を通して畳拭く 林 尉江 ★森田純一郎 選 入選 降る雪に身じろぎもせず寒立馬 富田範保 ※記載漏れがありましたらお知らせください。予選集にも多くの仲間の句がありました。 月刊俳句総合誌『俳壇』に、河村仁誠さん(2句)富田範保さん、『俳句四季』に奥山ひろ子さん、国枝隆生さん、富田範保さん、野島秀子さん、水谷仁士さん、河村仁誠さん、安藤一紀さんが入選されました。おめでとうございます。国枝さんから情報を寄せていただきました。 【トピックスNewsはこちらから】 セクトポクリット「コンゲツノハイク」が更新されました。他結社の俳句を読むことが出来ます。 「伊吹嶺」(主宰=河原地英武)【1998年1月創刊・愛知県名古屋市】 <2023年8月号(通巻302号)> 祇園会の稽古カレーの匂ふ路地 河原地英武 太宰忌はわが誕生日メロン食ぶ 栗田やすし 春眠の膝に文庫の俵万智 奥山ひろ子 福助の厚き座布団若葉光 長崎マユミ 春陰や生温かき馬の息 加藤剛司 小満やスープカレーの銀の匙 山田万里子 断捨離の荷を片寄せて三尺寝 西村のぶこ 【コンゲツノハイク 9月はこちらから】 2023.9.20(6107) 季節の便り +++++中秋の植物 零余子 いぶきネットの皆様知立句会の鈴木英子です。 しつこい残暑もようやく収まり、朝晩涼しさを感じる様になりました。暑さのため、我が家の庭も草が蔓延っていましたがようやく、今朝、草取りをしました。前から気が付いていましたが、玄関の庭の南天の木に実生の自然薯が巻き付いていました。写真のように、見事に実りました。自然薯はもちろん昔に小鳥が運んだのでしょう。庭のあちこちに生えています。零余子も実ります。しかし今年のように見事な実をつけたのは久しぶりです。 さてこの零余子をどうやって料理しようかな。 庭の松の木を庭師さんが剪定してから半年たって、松葉がすっかり生い茂り、そこに例のキジバトが,巣作りを始めました。今度の巣作りはうまくいくかわかりませんが、鳩たちや他の小鳥に零余子を食べさせるのも、一興かな。 (英子)+++++ 鈴木英子さんから零余子の写真を送っていただきました。 お店で販売しているのより大きく見えますが! 零余子と言えば 細見綾子先生の句を思い出しますね。沢木欣一先生の句もあります。 柚の木にのぼりつめたりむかご蔓 細見綾子 昭和60年作 蔓引けば顔に落ち来しむかごかな 細見綾子 昭和60年作 松の木に登れる零余子摘みにけり 沢木欣一 平成5年作 英子さんは 南天に蔓巻く零余子をとるのですね。 いずれも 【俳句アーカイブ 零余子】より 【第23回たんば青春俳句祭】俳句募集中です 〆切は9月29日 (金)です。皆さま是非ご投句ください。右のQRからも投句できます。 QRは「俳句アーカイブ」よりお借りしました。 2023.9.18(6106) 山本光江さんが 句集『風光る』を上梓! この度、山本光江さんが、古希を記念して角川書店より第1句集『風光る』を上梓されました。心よりお喜び申し上げます。 光江さんは、平成10年「伊吹嶺」平成13年「風」に入会、栗田やすし前主宰、河原地英武主宰、梅田葵さんに師事されました。句集は令和4年までの作品1370句から550句を河原地主宰が選句をされたものです。河原地主宰は序文で光江さんの作品の数々は、「四半世紀にわたる作者の自分史」であると綴っておられます。表紙は句集のためにご主人様が描き下ろされた水彩画です。優しく明るい色合いで光江さんの雰囲気にとてもマッチしています。句集名は歩き始めたお孫さんを詠まれた句から採られました。 はやされて赤子の一歩風光る 平成30年 光江さんは、入会当初は近くの牧場を訪ね、動物の生命力に触れながら、写生の力を身に付けられました。どの句にも命あるものへの温かいまなざしが感じられます。 仔羊の噛みこぼしたる猫じやらし 平成14年 燕の子ちぎれんほどに首伸ばす 平成17年 耳振つて仔鹿が食めり小楢の実 平成22年 お住まいのある瀬戸市は製陶業が盛んです。平成23年の伊吹嶺賞は窯業を営む方の暮らしを詠まれた作品でした。窯場の句を紹介します。 寒燈が窯場の白き土間照らす 平成15年 自選句 轆轤挽く白木蓮へ窓開けて 平成23年 窯小屋で搗くや海苔餅豆の餅 平成29年 自選句 主宰は句集を光江さんの「心の日記」として位置づけ、古里やご家族を詠んだ句に多くの選をされました。 父の忌の寒月薄き雲まとふ 平成16年 自選句 ふるさとの炬燵に足を重ね合ふ 平成20年 自選句 百株の白菜育て母卒寿 平成28年 自選句 俳句の師を詠まれた作品も多く収めてあります。 師の句碑に地酒かけ合ふ小春かな 平成20年 去り難き綾子生家よ青葉光 平成28年 読むほどに『半寿』の重み明易し 令和元年 全編を通して常に俳句への真摯な姿勢を貫いてこられたことが読み手に伝わる句集です。 帯の自選句から5句を紹介します。 腰深く折つて砂掻く塩田婦 平成13年 二上の夕日に鳴けり残る鴨 平成16年 冬ざれや厨子甕に空気穴 平成20年 暮れてより風のざわめき沖縄忌 平成26年 原爆の碑へ遠足の列正す 平成28年 令和5年9月 伊藤範子記 ★詳しい内容は【こちら】をクリックしてください。 2023.9.14(6105) 岡崎きらり案内!! 岡崎市の遺跡のその2です。丸山古墳群を紹介します。 丸山古墳群は、矢作川の支流である乙川に沿った丸山町にあります。乙川の清流と緑豊かな山々に囲まれた古墳群です。亀山、経ヶ峰、神明宮には古墳後期の円墳があります。その他に縄文時代中期の住居跡である村上遺跡もあります。村上遺跡は岡崎でもっと古い遺跡となります。 9 古代の遺跡群 その2 丸山古墳群 亀山古墳群の亀山第4号古墳の墳形は、はっきりしてなく天井石が露出し、複室構造で羨道入り口も開口していて、前室辺りの破壊がひどく埋没しています。奥壁は縦長の巨石が使われています。また、亀山第2号古墳からは舶載の画文帯神獣鏡が出土しています。 2023.9.11(6104) 雨が降っています。秋霖ですね。 山本光江さんが、角川書店より第一句集『風光る』を上梓されました。 おめでとうございます! 句集の詳細は 後日アップさせていただきます。 どうぞ宜しくお願いします。 酔雪さん 新同人と伊吹嶺賞の記事のアップ有難うございました。 新同人の皆様おめでとうございます。 2023.9.9(6103) 速報 新同人! 伊吹嶺賞! 決まる!! 皆様、次の6名の方が新同人となられました。 おめでとうございます。そして、これからの活躍を期待いたします。 〇新同人(敬称略、あいうえお順) ・安藤富貴恵(檸檬句会) ・菊地富士子(HAGURUMA句会) ・藤木洋子(大和句会) ・本多俊枝(折戸句会) ・服部達哉(古谷句会) ・山本崇雄(道句会) (以上、6名) 伊藤範子様、伊吹嶺賞の受賞、おめでとうございます。 加藤剛司様、奥山比呂美さま、それぞれ次席と佳作おめでとうございます。 ますますのご健吟をお祈り申し上げます。 〇伊吹嶺賞受賞 伊藤範子「餅搗」 次席 加藤剛司「五秒前」 佳作 奥山比呂美「沖島」 皆様、本当におめでとうございました。 2023.9.6(6102) 今日は9月6日 綾子忌です。 台風の影響で大雨が降っています。被害がありませんように。 2023.9.3(6101) ジュニア俳句の投句フォームを酔雪さんが新たなフォームを取り入れて作りました。 ジュニアの皆様是非ご投句ください。 スポーツの秋、男子バスケットパリ五輪出場!良かったですね。 皆様 フジサンケイクラシックの最終ラウンド放送中です。 中野一灯さんのお孫さん、中野麟太朗選手も進出。全国ネットで映っています! 今日も部屋を涼しくして応援です♪ 写真は孝子さんから送っていただきました。 2023.9.1(6100) 全国で猛暑日更新の夏、とニュースで見ましたが、いつまで暑いのでしょうか。 意外や意外2010年以来のようで、毎年猛暑日が増え続けている気がしていましたが、 統計上は違うのかもしれません。 それでも去年も暑かったですし今年も暑い9月になりました。 伊吹嶺9月号が届きました。 河原地主宰の「俳日和」 栗田顧問の「なつかしき人々」の連載や また歌人の加藤孝男先生の随筆も楽しみです。9月号では この秋は何で年寄る雲に鳥 芭蕉 を引用され、「老(ろう)というもののなかに、自由な境地が広がっているように思う」と綴っておられます。 年齢を実感するようになりましたが、栗田顧問はじめ先輩方のお元気さに見習いたいと思います。 何年か前に、この落書も5000回になったと感慨深く思った時から1000回以上過ぎました。 この事にも随分続いているなあと懐かしさを覚えるこの頃です。 写真は孝子さんから送っていただきました。まだまだ元気な百日紅ですね。名は体を表しています。 2023.8.30(6099) *************************** 関東支部の令和5年8月同人句会は、8月20日にリモートで行いました。 自選の句を紹介します。(橋本ジュン)
門火焚く煙の先に星一つ 清 明 動輪に蒸気の息吹夏旺ん ジュン 熟れ桃や車中に甘き香を放つ 滋 子 胸に抱く秋の日傘のほてりかな あきを ガリ版の擦れし名簿敗戦忌 一 成 花火果つ農道帰る下駄の音 幸 子 サイパンの鐘に弾痕花梯梧 切 子 あらためて玉音を聞く敗戦日 とみお 新盆の子の名記して仏舟 光 晴 雲晴るる白馬三山あきつ湧く ひろ子 走り根の抱ふる岩根滴れり 一 灯 ***************************
関東支部同人句会の様子を送っていただきました。有難うございます。 伊吹嶺ホームページの「問合せ・投句フォーム」修復につきまして、またお使いのブラウザによる閲覧の際の表示等、皆様にご心配をおかけしています。しばらくお待ちください。 2023.8.29(6098) +++++「晩夏の自由花」 いぶきネットの皆様知立句会の鈴木英子です。今年令和5年の夏は、酷暑、台風、洪水とさんざんでした。こんな暑さの中でも、私は京都の生け花の学院で夏の自由花を学んできました。 生け花には立花、生花、自由花の分野があり、「立花」は自然の景観や行事をテーマとし、「生花」は個々の植物の出生を観察し、理想的な姿にして、瓶にいけます。 さて「自由花」ですが、この花型はとても新しく本格的にカリキュラムに取り入れられたのは戦後になってからです。「立花・生花」が規矩性を尊重されるのとは違い全く自由な生け花です。花材は植物(時にそれ以外)なら何でもよく、花器や土台も花材の一部となります。 ところで、私は夏の自由花ではひまわりの力強さ、グラリオサの情熱的な色と形をよく使います。今回の7月の実習では3作品活けて夏の涼感を表現しました。 1作目は、丸いステンレスの花器にオアシスを敷き詰めてアンぺライという藺草の真緑の直線を真直ぐに、瑠璃玉アザミと女郎花の黄色を配しました。 2023.8.27 夜(6097) +++++ おわら風の盆 +++++ 富山市八尾町では、毎年9月1日から3日にかけて、
おわら風の盆というお祭りがあります。 夕暮れを過ぎるころから夜明けまで、三日三晩続きます。 これは八尾町鏡町支部のおわらです。 かつては花街として賑わった町の支部で、女踊りには
芸妓踊りの名残もあり、艶と華やかさには定評があります。 終盤で踊られる写真のポーズは大人気で、 会場からは大きな拍手がわく名場面です。 (割山勢津子) 皆様、富山の割山さんから「おわら風の盆」の写真を 送っていただきました。有難うございました! コロナのため 色々な行事や踊りが延期されましたね。 写真は昨年撮ったのものだそうです。 今年も9月1日から3日まで開催されます。 雪洞の灯のやはらかし風の盆 武藤光晴 簪のやや揺れてをり風の盆 三井あきを 編笠に後れ毛靡く風の盆 坪野洋子 風の盆果てたる闇に水の音 奥山ひろみ 胡弓の音路地を通れり風の盆 堀 一之 いずれも武藤さんの「いぶきネット歳時記抄」より (☆NORIKO☆) 2023.8.25 夜(6096) 角川『俳句』9月号「新刊サロン」に、栗田せつ子さん句集『師恩』横井美音さん句集『加賀しぐれ』が紹介されました。また「合評鼎談 7月号を読む」に横井美音さんの「風薫る」から2句が取り上げられました。 詳細は【トピックスNews】からご覧ください。 2023.8.25(6095) +++伊吹嶺俳句教室のご案内+++ 日程 9月5日(火) 10月3日(火) 11月1日(水) 12月6日(水) 場所 愛知芸術文化センター12階 時間 午後1時30分句会開始 午後1時に会場に入室出来ます 切短冊3枚に俳句3句、B6程度の用紙に3句をまとめて別途記入してご持参ください。 8月の句会は栗田顧問から、投句されたすべての句に評がいただけたそうです。 さらに、俳句のミニ講座があります。私が出席した7月もありました。 9月5日(火)は「季語」についてのお話が予定されています。 会員の皆様、ぜひご参加ください。 写真は8月句会時の栗田先生です。 +++++ 慶応高校、107年ぶりの優勝、盛り上がりましたね。 慶応は第2回以来ということですが、第3回優勝は、愛知一中ということをご存じですか。 敗者復活戦により優勝しました。出場校は地方別で12。隔世の感がありますね。 次は大谷選手の応援!と思っていましたが、故障との事、とっても残念です。 高校野球が終わると秋風を肌に感します。残暑が早く終わりますように。 貝がらの内の白さよ処暑の海 河原地英武 句集『火酒』所収 (☆NORIKO☆) 2023.8.22(6094) 遅くなりましたが(山田万里子さんリポートの)8月京都句会の模様をアップしました。 八月一日、猛暑の中京都梅小路の鉄道博物館に吟行しました。 満員のJR嵯峨野線に京都駅からひと駅乗れば、もう梅小路京都西駅(長い名前!)。目の前が博物館で、水族館もすぐそこです。最小限屋外を歩くのを避けて冷房の博物館へ向かいました。もと梅小路操車場で、国鉄時代からの機関車を展示していましたが、2016年鉄道博物館ととしてオープンしたものです。 一階は現代までの鉄道の歴史、二階は大小のジオラマをメインとしての展示でした。色々見て多彩な吟行句が生まれましたが、ふと気づくとベンチの大半を見慣れた仲間が占めていて大笑い。入場者の大半は夏休みの家族連れで、走り回ったり,ジオラマの列車を運転したりと元気いっぱいでした。中年、老年組の我が一行は早めに近くのホテルのランチビュッフェへ。 おきまりのローストビーフ、オムレツ等から始まり、ソフトクリームとゼリー、コーヒーで締めて大満足。 久しぶりの河原地主宰、名誉の負傷(?)されて先月は欠席だった哲半さんも出席されて、皆和気あいあいと楽しいひとときでした。そこへ「これからが本番の句会ですよ!」という幹事さんの一言身が引き締まる思いで句会場へ向かいました。 河原地先生がいらっしゃる句会はやはり楽しい中にも学ぶところが多く、いつもにもまして充実したものでした。これで忽布さんがお元気になられて句会だけでもいらしたら、フルメンバーだったのに残念です。 (山田万里子) 吟行句 靴揃へ親子素足にプラレール 哲半 SLの十分乗車夏休み 伽葉 制服の黒ばかりなり不死男の忌 徒歩 機関車も湯気上げゐたる酷暑かな 悦枝 行く夏や機関車車庫にタールの香 万里子 盆近し昭和の駅の伝言板 佳子 涼しげに語る少年鉄道博 秋麦 晩夏光蒸気機関車黒光る 英子 旅終へし車両涼しく並びゐる 俊雄 峯雲や駅舎の黒き避雷針 英武 2023.8.21(6093) 『俳壇』『俳句四季』9月号の俳壇に次の方々が入選されました。おめでとうございます! 「俳壇雑詠」富田範保さん 「四季吟詠」安藤一紀さん 国枝隆生さん 河村仁誠さん 富田範保さん 野島秀子さん 井上千保子さん トピックスNewsのページにアップしました。 2023.8.18(6092) お盆台風が、新幹線の運行にも影響しました。 遅れない新幹線、東京駅で清掃の手際よさなど 日本が誇る新幹線、大混乱だったようですね。 高校野球もベスト8が揃いました。19日が準々決勝です。 セクトポクリット「コンゲツノハイク」8月分の掲載がありました。 「伊吹嶺」(主宰=河原地英武)【1998年1月創刊・愛知県名古屋市】 <2023年7月号(通巻301号)> 黄沙ふる都大路を清掃車 河原地英武 打ち損ねたり窯道の大百足 栗田やすし 黒猫のエジプト座り月朧 髙柳杜士 新じやがの皮のはじけて蒸しあがる 酒井とし子 競走馬たりし神馬へ若葉風 矢野孝子 場所取りの子の大の字や花見茣蓙 関根切子 木洩れ日や本に旧りたるパラフィン紙 渡辺慢房 他結社の推薦句を読むことができます。 https://sectpoclit.com/mois202308/ 一昨日テレビ塔近くのカフェで食べてきました。上に綿菓子を細工したものが載っています。 スヌーピーの漫画のウッドストックのイメージのサンデーでした。似ていますよね♪ マンゴーが入っていて甘酸っぱい青春の味。他にブルーとピンク、全部で3色ありました。 2023.8.17(6091) 伊吹嶺会員の皆様 伊吹嶺ホームページの読者の皆様へ
・郵送先:〒669-4192 兵庫県丹波市春日町黒井496番地2 ・ 【応募フォーム】 QRコード[https://gyazo.com/093575dca989117531e12e76d496f7c7] 2023.7.27(6090) 毎日暑い日が続きます。皆様ご自愛ください。重い腰を上げて取材してきました。 岡崎きらり案内!! 今回は岡崎市にある5つの遺跡のうち、その1として真宮遺跡を紹介します。真宮遺跡は六名町にあります。愛環鉄道の六名駅から歩いて7分の所です。 縄文時代晩期から平安時代までの複合遺跡というのですから、随分と長い期間人が住み続けています。脇に矢作川が流れ、水と食べ物が手に入るので、それだけ生活に便利な場所だったということでしょう。 8 古代の遺跡群 その1 真宮遺跡は、矢作川をのぞむ16mの段丘にある遺跡で、国の史跡として指定されています。 縄文時代晩期(約3,000年前)から平安時代(約700年前)にわたっている複合遺跡です。発掘調査により縄文時代晩期の甕棺墓が37基見つかり、平野部における大規模なものとして注目されています。甕棺墓はむき出しになっていて、見ていると何か心がざわつきます。 現在は遺跡保護のために実際の遺構は地下約1mに埋め戻されており、縄文晩期の竪穴住居跡6軒、弥生中期の方形周溝簿1基、古墳時代後期の竪穴住居跡4軒、平安時代の竪穴住居跡1軒住居跡や方形周溝墓などを再現し史跡公園として整備されています。 歴史の教科書には、平安時代の貴族の住居として寝殿造りが紹介されています。しかし、庶民は縄文時代から変わらない竪穴式住居なんですね。 縄文時代の住居跡からは、土器だけではなく、石斧や石鏃、石皿といった生活用具、石刀・石剣や土偶・岩偶・動物形石製品などの儀式用と思われる遺物が出土しており、この地方の縄文時代の人々の暮らしを考える上で、貴重な資料となっています。 2023.7.26(6089) 『俳句』8月号 「俳人スポットライト」に 荒川英之編集長が 「夕涼」と題した新作七句を発表されました。 そのうちの一句 夏霞かかりて淡き医王山 荒川英之 「令和俳壇」に 音頭惠子さん 野崎雅子さん 加藤剛司さんが入選 「俳句手帖」に 伊藤みつ子さんの句が掲載されました。 「令和俳壇」入選 ★白濱一羊 選 佳作 ひょいひょいと返すたこ焼夏隣 音頭惠子 ★森田純一郎 選 佳作 湯に放ち黒が翠に新若布 野崎雅子 ★井上康明 選 佳作 アブラカダブラ北窓を開きけり 加藤剛司 ★五十嵐秀彦 選 佳作 蟇交る裏も表も無きままに 加藤剛司 ★「俳句手帖 秋の部」掲載 身に入むや人に時間といふ薬 伊藤みつ子 ※記載漏れがありましたらお知らせください。 現在HPビルダーのサーバーを移行設定中のため、今回は落書に入選句をアップしました。 2023.7.22夕(6088) *************************** 関東支部の令和5年7月同人句会は、7月16日にリモートで行いました。 「俳句は、言葉で絵を描くということ。 というご指導をいただきました。 ラベンダー摘む小諸宿遠望し 清 明 *************************** ジュンさん 入谷鬼子母神の朝顔市の活気、良いですね。 ジュンさん宅で咲いた朝顔も日本の朝顔で、きれいな紫色、生き生きしていますね。 いつも記事の投稿を有難うございます。活発な活動の様子が伝わってきます。 (☆NORIKO☆) 2023.7.22(6087) 今月のHP俳句会の結果が発表されました。 最高点句は次の句です。おめでとうございます。 水遊びいま全身が好奇心 大原女さん(京都) 盛り塩の白き尖りや宵祭 筆致俳句さん(岐阜市) 松井徒歩さんの講評もアップされました。ぜひお読みください。 子どもたちは夏休みですね。 夏休みの宿題に、俳句を詠んで色紙に書く!という自由研究はいかがでしょうか。 書画や絵手紙用の白い団扇や扇子もありますよね。 歳時記の中で「夏」の季語の数が一番多いと言われています。 夏を詠んで「ジュニア俳句」へご投句 一石二鳥、よろしくお願いいたします。 【ジュニア俳句 投句フォームはこちらから】 2023.7.20(6086) 河原地主宰が『俳句四季』8月号の記事、「八月の季語」で 「四季吟詠」 2023.7.19(6085) 参加結社誌の推薦句を読める セクトポクリット 「コンゲツノハイク」今月分がアップされています。 「伊吹嶺」(主宰=河原地英武)【1998年1月創刊・愛知県名古屋市】 <2023年6月号(通巻300号)> 青芝の父ぱつたりと死んだふり 河原地英武 犬膝に春満月を仰ぎをり 栗田やすし 生臭き猫の吐息や春の闇 関根切子 おしやれして吾の遺影撮るさくら時 長谷川妙好 ペン先にふくるるインク春灯 井上千保子 春泥を蹴り少年の三塁打 加藤剛司 甘過ぎるザッハトルテや春の宵 小川剛史 【結社推薦句】 コンゲツノハイク 上記のサイトは俳句に関するページがいくつもあり、例えば「夏の季語」「難読俳句」「茶道と俳句」など するするとページが開いていき、面白いです。 サイトの管理人 堀切克洋さんのツイッターで「伊吹嶺」300号を紹介していただきました。 【堀切克洋氏Twitter】 写真は「アケボノフウロ」という花です。もう少しアップで撮ればよかったです。 2023.7.18(6084) 昨日も今日も熱中症注意報が出たそうで、皆様どうぞお気を付けください。 ホームページ俳句会の一覧がアップされました。 皆様も心の中で特選句を選んでみてください♪ 国枝さんから『俳壇』の記事と入選をお知らせいただきました。 有難うございます。 『俳壇』8月号に、荒川英之編集長の、特別寄稿が掲載されました。 「沢木欣一論―社会性の鉱脈」です。皆様ぜひお読みください。 「俳壇雑詠」には 富田範保さん 加藤ゆうやさんが入選されました。 【トピックスNews】 ※記載漏れがありましたらお知らせください。 (775846) 2023.7.14(6083) 伊吹嶺ホームページの各項目は7月の最新のものに更新されています。 「ジュニア俳句」「いぶきネットの四季」「環境コーナー」など 皆様ぜひトップページの項目をクリックしてご覧ください。 【いぶきネットの四季】 【環境コーナー】 ジュニア俳句の特選を紹介します。秀逸の方にも選評をつけてあります。 うずくまる庭のにわとりのどかなり 小六 久留木良々さん 【伊吹嶺ジュニア俳句】 写真は孝子さんから送っていただきました。 2023.7.13(6082) 昨日は名古屋で午後急に雨雲がわいてきて、雷が落ちました。日本海側では線状降水帯の影響で、土砂災害が発生しています。 皆様お気をつけください。 矢野孝子さんから、朝の散歩道での写真を送っていただきました。 もうトンボがいますね。捩花を見つけると、名前の通りで嬉しくなります。「らんまん」で槙野万太郎が 草花を「この子」と呼んでいて、愛犬や愛猫には呼ぶこともありますが、可愛くて仕方が無いのでしょうね。 牧野博士の名前は知っていましたが、東京の牧野記念庭園の展示で、植物図の精密さに驚きました。 伊藤圭介翁のお孫さんともつながりがあったそうです。 見る吾の写りてゐたりとんぼの眼 沢木欣一 秋声碑の日だまりとんぼ来て止まる 細見綾子 いずれも「俳句アーカイブ」より 【俳句アーカイブはこちらから】 ★ホームページ俳句会は投句受付期間です。〆切は15日午後9時です。 まだの皆様ご投句お願いします。 ★ジュニア俳句は投句〆切はありません。いつでも受け付けています。 こちらもぜひ、子どもさんに薦めていただいて ご投句ください。 2023.7.11(6081) +++++オオサンショウウオ 目と目の離れ加減 手足も可愛い感じですね。 瀬戸市のお子さんたちは良い体験ができますね。 測られてはんざき太き身をよぢる 玉井美智子 句集『海ほほづき』所収 (775188) 2023.7.8(6080) 7月7日、七夕はいかがお過ごしでしたか?この時期新暦ですから、なかなか綺麗な星空は見えませんね。 平塚市では 七夕まつりが開催されたとニュースで見ました。 また8月7日には仙台で七夕まつりだそうですね。皆様は願い事を短冊に吊るしましたか? 近所のスーパー等の七夕竹には「平和」の願いが多かったです。 さて、昨日東京の市ヶ谷(ホテルグランドヒル市ヶ谷)で「俳句四季出版」主催の2023年の各賞贈呈式が執り行われました。 伊吹嶺俳句会では、河原地英武主宰編による『栗田やすし俳句鑑賞』が「第10回俳句四季特別賞」を受賞し、河原地主宰が 栗田顧問とご一緒に贈呈式のため上京、関東支部の森垣さん、佐藤さん、太田さんが出席しました。 贈呈式の写真を太田滋子さんから送っていただきました。 河原地主宰は挨拶で「この受賞は執筆者だけでなく、伊吹嶺の皆さんの力が結集した成果であり、皆さんと受賞したもの」と述べられました。また、「伊吹嶺は今年1月に創刊25周年を迎えましたが、この賞を励みとして、創刊時の志を忘れず、即物具象の道を歩んでいく所存です」と述べられました。(以上太田さんより教えていただきました)太田さん有難うございました。 また今日は愛知同人句会が開催されました。 ①伊吹嶺賞の応募〆切は7月末日消印有効です。皆様まだ間に合いますのでふるってご応募を ②次回愛知同人句会は9月9日(土)です。 切短冊に3句と 3句をまとめて書いた出句用紙(B6程度の紙)2部を持参してご参加ください。 ③10月11日・12日に三河の西尾市東幡豆で、俳人協会愛知県支部主催による 環境をテーマに干潟の見学と吟行会があります。ご予定に入れていただけると幸いです。 (私がよく行く潮干狩り場ですが、近年浅蜊が激減しています。) 写真は、本日の午前の司会の栗山さん 選評の河原地主宰、栗田顧問です。 2023.7.7(6079) 山田万里子さんから京都句会の模様を送ってもらいました。 七月四日、今年初の猛暑日になるという予報の中、近江八幡に吟行しました。 近江八幡はいろいろ見どころがありますが、今日は時間とお天気の関係で駅前からはタクシーを利用。 まず新町通を散策して、国の重要文化財に指定されている近江商人の住宅、旧西川家を見学しました。三百年の歴史を持つ立派な商家で、糊の利いた麻の蚊帳の手触りを懐かしみました。 いよいよ次は八幡堀。水面は蔵の白壁や堀の石垣を映して輝いていましたが、残念ながら風がなくて夏柳は全くそよぎませんでした。人の姿はなく、小さな和舟が二、三艘繋がれていました。 早やお土産にたねややクラブハリエに走る人など(私も)がありましたが、これからが本番の句会です。 橋のたもとのお寿司屋さんで焼鯖寿司などで腹ごしらえし、瓦ミュージアム(近江八幡は瓦の産地だったそう)の中の会議室へ向かいました。 いつものように和気あいあいの活気あふれる句会を終え、冷房の会議室を出るとまだまだ 暑さが待っていました。でも暑さの中、充実した一日を送れたと思います。 来月はきっと河原地主宰の出席があるでしょうし、哲半さんも復活。京都駅の句会なので忽布さんもお顔を見せて下されば~ などと願っています。 (山田万里子) 吟行句 藻の絡む八幡堀の風死せり 伽葉 片蔭にバイク寄せたる郵便夫 徒歩 青水無月八幡堀に舟浮かべ 悦枝 糊固き藍の蚊帳の手に重き 万里子 町並の瓦かがやく日の盛り 佳子 真夏日や八幡宮の森静か 秋麦 麻暖簾くぐる商家の通し土間 英子 日盛の八幡堀の野面積 俊雄 2023.7.5(6078) 不安定な天気が続きますね。 熊本の豪雨による災害から3年、またしても濁流で橋の崩落が・・・被災地の皆様お見舞い申し上げます。 7月5日午後、伊吹嶺俳句教室が開催されました。 午後1時半から4時半まで、選句、披講ののち、栗田先生からは 添削例も示していただきました。 また、資料をもとに俳句実作において大切なものは何かを学びました。 会員の皆様 ぜひご参加ください。 +++伊吹嶺俳句教室 今後の予定+++ 場所 愛知芸術文化センター12階 時間 午後1時30分句会開始 午後1時に会場に入室出来ます 日程 8月1日(火) 9月5日(火) 10月3日(火) 11月1日(水) 12月6日(水) ※8月の開催日は2日から1日に変更になりました。お間違えの無いようお願いいたします。 切短冊3枚に俳句3句、B6程度の用紙に3句をまとめて別途記入してご持参ください。 伊吹山みみず金輪となりて死す 山口誓子 鮎に張る鶴翼の陣下り簗 同 2023.7.1(6077) このところ荒梅雨で、傘が手放せないですね。皆様のところは被害はございませんか? 「伊吹嶺」7月号が届きました。 第22回伊吹嶺全国俳句大会のお知らせが載っています。 皆様多数ご参加ください。 関東支部長でいらした中野一灯さんのお孫さん中野鱗太朗さんが 全日本アマチュアゴルフ選手権で優勝されました。 素晴らしいですね!おめでとうございます! 公益財団法人日本ゴルフ協会のホームページはこちらからどうぞ。 優勝カップを手にした鱗太朗さんが掲載されています。 http://www.jga.or.jp/jga/jsp/index.html 何時までも続く戦争、奇怪なロシアの傭兵組織など何かと暗いニュースが多いのですが そんな中で日本の若者、大谷選手、藤井七冠、車椅子テニスの小田選手等々 の活躍が明るいニュースです。 そこに一灯さんのお孫さんも!ますますのご活躍を祈念しています。 岩組の川湯にランプ遠河鹿 中野一灯 写真は蒲郡竹島で、内田さんから先月送っていただいたものです。 (☆NORIKO☆)(774177)
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