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伊吹嶺落書  (23年の最新の落書)(みなさんからのメールや出来事&ネット同人からのお知らせなど)


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23.1.26(5978)

『俳句四季』2月号の記事について、国枝さんが「伊吹嶺」関係を紹介してくださいました。

先ず1月号、2月号の連続企画特集として<俳句の未来予測>の記事に
荒川英之編集長が、執筆しておられます。

「四季吟詠」には多くの入選がありました。    

☆河原地英武選
秀逸
  国引きのごと筏引く日焼顔     富田範保
  観念の猫へ点滴暮の秋       鈴木英子
  鬼の子の影の大きく映りけり    大島知津
  艶やかな林檎を予後の妻に買ふ   国枝隆生
  霊場の土の乾きに青蜥蜴      奥山ひろ子
  折鶴の入りし菓子箱敬老日     伊藤みつ子   
  船着きに海人話し込む野分雲    野島秀子
  秋晴や隣もふとん叩く音      森靖子
佳作
  木戸押して父に買ひ来し濁酒    横井美音
  月代や付箋の多き旅の本      岡田佳子
  色変へぬ松や如庵の躙り口     久野和子
  有明の月や牛舎の静まれる     貫名哲半
  固閉ざす一揆の寺の白障子     長崎マユミ
  降り晴れの気まぐれ二百十日かな  服部鏡子
  試歩の母佇む先に野紺菊      安藤一紀
  カノン弾く少女のドレスさやけしや 廣中みなみ

☆尾池和夫選
佳作 野仏の裳裾となりし草紅葉     石橋忽布

特集で荒川さんは東日本大震災、新型コロナ、ウクライナ侵攻を詠むことが
現代の社会性俳句だと述べています。

国枝さんも「伊吹嶺」誌の「現代俳句評」で取り上げていらっしゃいました。

夏に入る自粛つづきの無精髭   栗田やすし「伊吹嶺」現代俳句評 令和2年10月号
ヒト争ひ極地の氷溶けつづく   矢島渚男 「伊吹嶺」現代俳句評 令和3年8月号
料峭やあまた征かしめ死なしむる 田島和生 「伊吹嶺」現代俳句評 令和4年7月号
侵攻や音たて氷水くずれ     今瀬剛一 「伊吹嶺」現代俳句評 令和4年9月号
鰻焼くプロパカンダと砲撃と   河原地英武「伊吹嶺」現代俳句評 令和4年10月号

【国枝さんの現代俳句評】

皆様ぜひお読みください。(それぞれの該当年月をご覧ください)

『俳句』2月号に、栗田顧問による<新刊サロン 天野桃花句集『桃源』>の書評が掲載されています。
「令和俳壇」 伊藤みつ子さん 齊藤眞人さん 福谷龍彦さんが 入選されました。
※記載漏れがありましたらお知らせください。

『俳句四季』『俳句』入選の皆様おめでとうございます。下記のリンクもご覧ください。

【トピックスNews】

写真は 俳句四季のページと 我が家に出来た氷柱、 ガラス越しに撮ったメジロです。
朝は蜜柑が凍っていました。

(☆NORIKO☆)

23.1.25(5977)

10年に一度の最強寒波が襲来しています。
皆様のお住まいのところはいかがですか? 
お出かけの方、十分にお気をつけください。

愛知支部新年俳句大会の模様を、沢山の写真とともに
トピックスに酔雪さんがアップしました。
ぜひご覧ください。1月21日の落書にも追加してあります。

【愛知支部新年大会トピックスはこちらから】

渡辺慢房さんから 咲き始めた紅梅の写真をいただきました。
関東地方でも温暖な場所なのでしょうね。今日のひたちなか市はどうでしょうか?
運転にはお気を付けください。 

(☆NORIKO☆)

23.1.22(5976)

22日、静岡支部新年俳句大会が行われました。以下、支部長の磯田さんから送っていただきました。

+++++

新型コロナ第8波の拡大を受け予定を変更、会場を番町市民活動センターに移し、飲食を伴わず句会のみに絞り午前中で終了致しました。(参加者23名69句、内欠席投句6名)
主宰には事前にメッセージと選句をいただき、特選者には色紙もいただきました。

☆河原地英武 選 
特選 湧水の耀ふ朝若菜摘        藤田 幸子
   父母の墓眠れる山のふところに   佐藤 博子
   初あかり海すれすれに鵜の飛翔   中村 たか
   紺絣作務衣に直し年用意      前田 恭子
   家中に人声のあり三が日      池村 明子
   天城嶺に揺らめき出づる初旭    坂本 操子
   冬日向白磁のやうに猫ねまる    松永 和子
   寒の入兄の帽子の畑に見ゆ     市川 幸子
   亡き母の部屋も灯して年迎ふ    橋本 紀子
   日溜りに夫の髪切る四日かな    磯田なつえ     

☆坂本操子 特選 
   実千両百歳を祝ぐ肖像画      神尾 知代
☆中村たか 特選 
   数へ日や遺品整理の捗らず     吉田 明美
☆磯田なつえ 特選 
   家中に人声のあり三が日      池村 明子

 参会者すべてが選評を述べ合い、表記の間違いや語順の入れ替えなど話し合いで添削もして、たっぷりと時間をかけることが出来ました。持ち帰り用に家康の駿河御膳弁当が配られ、坂本操子さん、中村たかさんに90歳のお祝いの花束を贈り、長寿の秘訣などもうかがって閉会となりました。

                        磯田なつえ+++++

静岡ではコロナ感染者数が増加傾向だったとのことです。 
家康の駿河御膳弁当 ネットで探しました。今年の大河ドラマ家康にちなんだ新作のお弁当だそうですね。

(☆NORIKO☆)

23.1.21(5975)

愛知支部新年俳句大会が 21日名鉄グランドホテルにて開催されました。出席110名、不在投句63名 計173名の参加でした。
第一部 俳句大会の部  司会は長崎マユミさん。
先ず愛知支部長奥山比呂美さんの開会の言葉、河原地主宰挨拶、入選句発表(披講は廣中みなみさん 桐山久美子さん 服部達哉さん 金原峰子さん)次に選評を 河原地主宰と栗田顧問からいただきました。
第二部 講演 河原地英武主宰から「沢木先生と私たち」と題して 国際政治を交えたお話がありました。
第三部 懇親会  司会は酒井とし子さんと 髙柳杜士さん。栗田顧問の挨拶、加藤ゆうや同人会長の乾杯のあとの食事会では藤田岳人さんのサックス演奏がありました。その後3年分の新同人紹介 句集出版、新句会の紹介があり 各テーブルを越えて旧交をあたため3年ぶりの懇親会はお開きとなりました。主宰・顧問入選句を紹介します。

☆河原地英武 選
特選 初雪を肩に息子の帰郷せり     桑原玲子
   折り紙の朱鷺を貰へり佐渡の秋   天野アイ子   
   ひよんの笛吹けば小さき汽笛めく  小栁津民子
   窯を継ぐ陶師さやけき美濃ことば  倉田信子
   やはらかく水を立たせて紙漉けり  伊藤範子
   母の忌や夜雨の残る螢草      玉井美智子
   一杓に松風鎮め風炉名残      足立 満
   昇進の辞令を胸に菊薫る      小川剛史
   一草忌バスクの里の故郷めく    髙柳杜士
   夫と酌む孫の土産の新走り     林 親子

☆栗田やすし 選
特選 新春の空へアンカー胴上げす    金田義子
   光ごと父母に供へり花芒      金原峰子
   水音に水の被さる崩れ簗      内田陽子     
   雪晴れの光練り込み轆轤挽く    武田稜子
   庭隅をほのと彩る四季桜      青山美佐子
   免許証返納済ませ落葉踏む     岸本典子
   背をなでて牛に敷きやる今年藁   倉田 貢
   侵攻の記事をまづ読む欣一忌    荒川英之    
   老教師背筋正せり夜学の灯     荒川英之
   庭石になじめり母の茎の石     伊藤克江


下の写真は主宰特選の 桑原玲子さんです。  おめでとうございます!
大会代表の川島和子さんはじめ 関係者の皆様有難うございました。

★詳しくは【こちら】をクリックしてください。

(☆NORIKO☆)(758330)

23.1.19 夜(5974)

先日落書に紹介した通り、関東支部、関西支部の新年大会が終わりました。21日は愛知支部、22日は静岡支部の新年大会が開催されます。第8波は収まりつつあるのでしょうか。 脱マスクはいつ?と思うこともありますが、いずれにしても一人一人気を付けて、もし罹っても、酷くならないようにしたいものですね。

 写真は HP俳句会の一覧づくりや結果発表を手掛けてくださっている 
慢房さんから送っていただいた、辛夷の花芽と蝋梅です。 春がすぐそこです。

 


辛夷の木は片側を写されたようです。 蝋梅も見事で匂いたつようです。
どちらも大きな木ですね~~

(☆NORIKO☆)

23.1.18(5973)

HP俳句会の結果発表がありました。
今月の最高得点句は、

雪吊りの縄百本の匂かな  いまいやすのりさん(埼玉)

次点は

冬菊を束ねて香り一つにす  櫻井 泰さん(千葉県)でした。

おめでとうございます!今年から2名の方に副賞をお送りします。
来月もご応募お待ちしています。

講評は少しお待ちください。

NORIKO


23.1.17(5972)

皆様「気嵐」をご存じですか
割山勢津子さんから写真を送っていただきました。

 +++++気嵐

 ここは富山県氷見市の氷見漁港です。

氷見漁港の冬の水揚げは鰤です。

冬の鰤は「ひみ寒ぶり」というブランド名が

ついています。

日が昇ると同時に、もうもうとした霧、

気嵐が立ちます。

冬の季語「気嵐」。

漁の様子を見ると、魚と漁師さんへの

感謝の気持ちがわきます。

               割山勢津子+++++


撮影の日、この時を待って氷見にお出かけになっていたのですね。
海から霧が立っていますね、初めて見ました。
写真の漁船のシルエットと海と周囲の色が神秘的です。

(☆NORIKO☆)

23.1.16(5971)

『俳壇』2月号から伊吹嶺関係をご紹介します。
俳壇ワイド作品集加藤ゆうやさんが「七五三」と題して7句発表されています。のうちの一句

鎧着て見得切る笑顔七五三   加藤ゆうや

 「俳壇雑詠」入選
富田範保さん 河村仁誠さんが入選されました。   
伊吹嶺トピックスにアップしてあります。

【トピックスNews】

河村さんは昨日の「中日俳壇」で 髙柳克弘氏の巻頭でした。おめでとうございます。
以上国枝さんから情報を提供していただきました。いつも有難うございます。
写真は樹炎さん宅の庭に珍しい蝶が止まっていたそうです。
 

NORIKO


23.1.15(5970)

皆様、昨日開催された関西支部新年俳句大会の模様を、河村恵光さんから送っていただきました。

+++++「伊吹嶺」関西支部新年俳句大会+++++

114日関西支部新年大会が京都の松井本館に於いて行いました。

久しぶりのリアルの新年大会は河原地英武主宰をお招きし、関西以外からのゲスト名の参加もあり
出席27名 (不在投句11名 計38名参加)で大いに盛り上がりました。

主宰の特選は 川端俊雄さん【日輪のぐんぐん上る初比叡】

主宰の色紙は【紐きつく締めたる独楽を手の内に】

 

高得点句は  

 母の掌が背にあるやうな日向ぼこ  山田万里子

 聖夜劇出番待つ子の武者震ひ    藤木洋子

伐る前の樹へ一礼す斧初め     川端俊雄

初の字の空書きの子や筆始     余力悦子  

二部は藤田岳人さんのサックス演奏あり
大和句会のコーラスありで大いに盛り上がりました。

 

写真は関西支部のカメラマン 杉本昌弘さん撮影です     
                            (河村恵光)+++++


    

   主宰と特選の川端俊雄さん          杉本昌弘さん 

(☆NORIKO☆)(757515)             


23.1.12(5969)

寒いですね! 昨日は鏡開きでした。

その昔 年末に伯母の家で餅つきをしました。我が家は1臼を、中くらいのお鏡と、小さい鏡餅(部屋の数)丸めて作って、残りはのし餅に。ふにゃふにゃした餅と違って歯ごたえがあり、本当に美味しかったです。
伯母の家を建て替えたので、広い三和土の玄関もなくなり、餅つきもしなくなりました。以後は、プラのお鏡の型に入った餅で、なんだか味気ないですが、カビは生えません。

大鍋にぜんざい滾る鏡割り   森靖子 『伊吹嶺季寄せ』より   

HP俳句会の投句期間です。毎月15日午後9時が締め切りです。

ジュニア俳句もご投句をお願いします。
締め切りはありませんのでいつでもご投句ください。

ホームページの記事も順次アップしています。ぜひご覧ください。

写真は以前送っていただいた樹炎さん宅のぜんざいです。
器も素晴らしいので写真を保存していました。
(☆NORIKO☆)

23.1.10(5968)

富山在住で写真がご趣味でもある、新会員の
割山勢津子さんから、雪の八尾地区の
写真を送っていただきました。

+++++八尾 諏訪町本通り

諏訪町(すわまち)は、「おわら風の盆」が

開催される八尾町の地区の一つです。

「風の盆」は秋の季語になっています。

日本の道100選の一つにもなっています。

統一された家屋と石畳、そこに雪が積もれば厳しく、

美しい景色となります。
          割山勢津子+++++


雪の八尾、こんなにも風情があるのですね。
素敵な一枚です。有難うございました!

沢木欣一先生は富山市生まれ、ご縁がありますね。

行商の荷に油紙能登の雪   沢木欣一


(☆NORIKO☆)

23.1.9 夜(5967)

皆様、橋本ジュンさんから、1月7日に行われた関東支部
新年俳句大会の模様を送っていただきました。

****************************
関東支部の新年大会を1月7日、神田の学士会館において開催しました。
3年ぶりのリアルな新年大会は、河原地主宰をお招きするとともに、関東支部以外からのゲスト5名の参加もあり、総勢22名で和気藹々とした会となりました。不在投句は、栗田ご夫妻をはじめ6名の参加がありました。
また翌8日は、主宰を含め16名で吟行。
清澄庭園、深川芭蕉記念館、人形町と巡りました。
両日とも終日寒晴れに恵まれ、濃密な時間を過ごせました。
遠方からご出席の方、どうもありがとうございました。以下は、新年大会の結果です。


河原地英武主宰選
白銀の富士の神座(かみくら)初日の出  一 灯     
にこやかに母は老いたり初昔       あきを
ピッケルにお神酒吹きかけ注連飾る    一 灯
笹鳴や峡の底まで朝日差し        一 紀
殉教の海を眩しみ朱欒捥ぐ        孝 子
伊吹嶺に雪降る気配豆を煮る       せつ子
少年の夢を聞きゐる初湯かな       やすし
初日記夢ひと文字の青インク       杉 子
首里城へ越冬燕声こぼす         せつ子
【特選】
炉火猛る棚にマタギの火縄銃       一 成

栗田やすし顧問選
にこやかに母は老いたり初昔       あきを
ピッケルにお神酒吹きかけ注連飾る    一 灯
応挙・芦雪うさぎづくしの初暦      千 鶴
終の地の海金色に初日の出        光 晴
新雪を音立て踏めり駅舎まで       千 鶴
炉火猛る棚にマタギの火縄銃       一 成   
橙の転がりさうな餅飾る         あきを
雪原へ影のびやかに橅林         ひろ子
島人の反古焚く浜や花アロエ       孝 子
【特選】
殉教の海を眩しみ朱欒捥ぐ        孝 子

高得点句
少年の夢を聞きゐる初湯かな       やすし
伊吹嶺に雪降る気配豆を煮る       せつ子
首里城へ越冬燕声こぼす         せつ子
殉教の海を眩しみ朱欒捥ぐ        孝 子
ピッケルにお神酒吹きかけ注連飾る    一 灯
****************************
  
大会と吟行の写真はジュンさんから、主宰と特選の色紙をいただいた一成さんの写真は、国枝さんから送って
いただきました。 

色紙の句は   <吊革をぐいと引寄せ初電車   英武>

吟行はお天気も良くよかったですね。

(☆NORIKO☆)

23.1.9(5966)

今日は成人の日です。 選挙権が18歳からで、18歳で成人となっていますが、自治体で「二十歳の集い」など名称を「成人式」から変更して行っているところがありますね。 また開催時期も地域によって違うようです。
お盆の帰省の時期に行うところもあったり様々です。今王将戦で対局中の、瀬戸の藤井聡太五冠は成人式はいつだったのでしょう。18歳での式典では受験真っただ中で大変ですよね。

昨日、学区で成人の集いがあり、3つの小学校体育館で行われました。式典後、中学校近くの公園に集まるのが伝統的に続いています。午後、振袖の女の子、スーツの男の子が五十人位集まっていました。子供の成人式の時は大雪で(名古屋で5センチ積もったのは大雪と思っていますが?)美容院、小学校への送迎が大変でした。体育館後ろにテーブル、ジュース、紙コップ、お菓子が学区自治会で用意してあり、茶話会がありました。やんちゃな子は一人も居なくて良い式典だったと、懐かしく思い出しました。 

着せかけて抜く躾糸成人日    鈴木みや子  『伊吹嶺季寄せ』より   

    

追記:写真の日付で判明。隣町の貴船神社です。  今年の私の年賀状の挿絵とともに。
今年は元日朝から休日診療所、帯状疱疹でずっと臥せっていました。
治りにくいので皆様もお気を付けください。

 (☆NORIKO☆)(756924)

23.1.7(5965)

+++++陰の花水仙 

いぶきネットの皆様知立句会の鈴木英子です。
令和5年の年もあけました。今回はいけばなの水仙の話をします。

 池坊の伝書には「陰の花水仙に限る。賞美すべき花なり。」とあります。「陰(冬)の花は何といっても水仙に限る。その美しさは何にも勝る。」という意味です。現代と違って、冬は花が乏しい。寒さの中で清澄で可憐な花を咲かせる水仙は梅の花と共に重宝がられました。池坊人は冬の花として水仙をこよなく愛して、活けたのです。

 池坊の花型は生花、立花、自由花とありますが、生花は植物をよく観察して、その出生を生かし、理想的な形に活けます。その際、原則として、立てること(水際から15分)ぐらい真直ぐに立てる。全体の構成を、真(7)そえ(5)体(3)の比率にする(ここで7・5・3)というのは物差しで測った比率ではなく、植物の特性による力の比率です。

 さて水仙に戻りますが、水仙は白い清楚な花の美しさもさることながら、葉のまっすぐで程よくねじれた美しさを生かしていけます。二本活けと三本活けがありますが、二本活けはその清楚な美しさを生かすべく竹筒の花器に青竹の井桁で活けます。その真意は井桁というのは井戸を表し、こんこんと湧き出る美しく澄んだ水を象徴します。そこに水仙を活けます。三本活けはお玄著で配り(又木)で活けます。

 水仙には白根()が根元についていますが、その袴を外して、真と体の2本の程よい長さにして袴をはめなおします。これが至難の業で何十年やっていても難しく、やっとこの頃すらすらできる様になりました。そえ(副)は真の外側の葉をつかいます。

 水仙二本活け三本活けは寒中に活けるものであって、木物の根〆や立花のあしらい、水仙一色の立花は立春が過ぎてからさすものとされています。ただしお稽古や花展はこの限りではありません。

 いろいろ述べましたが、池坊では「専応口伝」1523年から500年になりますがその魅力は衰えません。私は伝統の花とシュールな自由花の魅力に逆らえず、老身を奮い立たせて京都の学校に通っています。  (鈴木英子)

+++++

  英子さん有難うございました。おめでたい軸とともに写真を送っていただきました。

鵜の山の畦に水仙はしり咲き    川口信子  『伊吹嶺季寄せ』より

(☆NORIKO☆)


23.1.5(5964)

お仕事の方は4日から仕事始めでしょうか。名古屋は寒い日が続いていました。
皆様、風邪ひかないようになさってください。

「セクト・ポクリット」の結社推薦句12月分が掲載されました。
このサイトは、前月に刊行された俳句結社誌・同人誌から7句までが載っています。
今月は33結社の俳句がアップされました。是非ご覧ください。

【結社推薦句 コンゲツノハイク】

「伊吹嶺」(主宰=河原地英武)【1998年1月創刊・愛知県名古屋市】

<2022年12月号(通巻294号)>
長き夜の妻に輪ゴムを飛ばす真似  河原地英武
吾亦紅活けて稿継ぐ綾子の忌     栗田やすし
病室の窓みな灯る良夜かな     磯田なつえ
長き夜や母となる子のオモチャ箱  田嶋紅白
ジュラ紀より生きて銀杏焼かれたる 高柳杜士
白露やことに聖母の眼濡れ     川端俊雄
幾たびも乗り継ぎて海秋夕焼    高橋佳代

掲載の結社誌タイトル 水色の文字をクリックすると その結社のホームページへ移動します。
お試しください。

写真は鈴木英子さんが京都の池坊教室で活けた万年青です。
(☆NORIKO☆)

23.1.3 夜(5963)

年末に「伊吹嶺」創刊25周年記念号(2023年1月号)が届きました。
伊吹嶺賞の俳句の部・文章の部の作品、講評が発表されました。
また、多くの記事、祝句、カラー写真、特別作品などなど、私も以前編集部にも所属して経験しましたが、編集長、編集委員の皆さん、大変な作業の連続だったと思います。立派な記念号となり、嬉しいですね。
表紙は「春陽会」会員の仲宗根美智子さんの作品です。今年もまた毎月パワーをいただける気がします。
ホームページTOPページの季節の写真スライドショーも新しくなりました。是非ご覧ください。

   

九州の樹炎さんから、故郷の三社参りの写真を送っていただきました。
交差して立ててある日の丸が綺麗ですね。

コロナで足かけ三年、密を心配して行われませんでしたが、皇居の新年一般参賀が行われて良かったと思います。
東京に住む友人が、応募して当選し、行ってきたそうです。
<年のはじめにあたり、我が国と世界の人々の幸せを祈ります>と陛下が述べられましたが
本当に、戦争が収束して世界の人々が幸せを感じられる地球になりますように。

初空に龍神講の大幟        栗田やすし   

抱き起こし母に見せたる初御空   河原地英武  

(☆NORIKO☆)

23.1.3(5962)

皆様、新年おめでとうございます。
旧年中も落書の閲覧を有難うございました。元旦の落書で酔雪さんが述べておられるように、もうすぐ6000回になります。この落書は途中でカウンターがリセットされたので、ホームページ開設当時からはもっと多くの落書がアップされていました。6000回目指して頑張りますのでよろしくお願いします。

橋本ジュンさんから関東支部同人句会の様子をお知らせしていただきました。
写真は ご自宅と赴任先を往復されるジュンさんが新幹線から写した富士山です。

***************************
関東支部の令和4年12月同人句会は、12月18日にリモートで行いました。
今回も、やすし先生、せつ子先生をお迎えし、盛会でした。
ご指導ありがとうございました。
関東支部同人句会は居住地が広範囲なので、令和5年もリモートによる句会となります。
自選の句を紹介します。

浅間嶺の雪五合目のあたりまで   清 明
母訪へば紅を極めし実南天     ジュン
師と決めし発表曲や小六月     滋 子
乳にほふ赤子の欠伸小六月     あきを
切り売りの鮟鱇吊るす五寸釘    一 成
浅間晴辛夷の冬芽立ち上る     幸 子
金星を枝に灯して冬欅       切 子
師を偲ぶ能登の荒磯や波の花    とみお
数へ日や来し方想ふ歯科の椅子   光 晴
風吹けば幽き音や枯はちす     ひろ子
マイセンの磁器の鐘鳴るクリスマス 一 灯
一合の米研ぐ十二月八日      せつ子
冬うらら呼べば近寄る島の猫    やすし
***************************

橋本ジュン

 

落書は色々な色の文字を使っていますが、タグのネストという事態が発生し、クリーンアップにも手間がかかりますのでので、今後は黒色中心でアップします。よろしくお願いします。

(☆NORIKO☆)

23.1.1元朝(5961)

   「伊吹嶺」の皆様へ

 明けましておめでとうございます!

 平成10年1月に創刊された「伊吹嶺」は、この月にめでたく満25周年を迎えることができました。これもひとえに「伊吹嶺」を支えてくださる皆様一人一人の熱意とご尽力のおかげと深く感謝しております。

 わたしも発刊時の理念を忘れることなく、俳句の固有性を追求し、会員の皆様とともに新しい一歩を踏み出してゆきたいと思います。

 新春にあたって皆様のご多幸とご健吟をお祈りしております。

                「伊吹嶺」主宰 河原地英武
   令和5年 元旦



23.1.1未明(5960)


 
皆様、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。そして、皆様のご健吟を心よりお祈り申し上げます。
 さて、伊吹嶺会員の皆さん、HP句会に投句していただいている皆さん、いぶきネット句会・葵ネット句会の皆さん、今年もご支援をよろしくお願いいたします。
 昨年も日々多くの方に、この伊吹嶺のホームページを閲覧していただいています。数にして1日あたり約110件のアクセスをいただいています。大変嬉しく思います。

 俳誌「伊吹嶺」は、創刊されてから25年がたちました。節目となる伊吹嶺25周年記念俳句大会は、1029日(土)、名古屋栄駅近くのホテル名古屋ガーデンパレスにおいて、盛大に行われました。3年ぶりの応募による大会参加で、会員と同人を合わせて131名の参加がありました。久しぶりの顔合わせに皆さん笑顔が絶えませんでした。
 記念講演会は、澤俳句会主宰の小澤實先生による演題「やすし、英武 近詠の秀句」でした。栗田先生、河原地先生の詠まれた句をもとに、両先生の生活の様子やお人柄、考えなどを紐解くとても面白い講演でした。

 ここ2、3年、コロナ禍のため、伊吹嶺の様々な行事が延期または中止となりました。今年もコロナ禍の影響はあるかと思いますが、それでも世の中は規制緩和の流れにあります。延び延びになっていたインターネット部主催のオフ句会(吟行)を、今年こそ何とか開催したいと考えています。計画が固まりましたら、皆様にご案内いたしますので、ご参加をよろしくお願いします。また、伊吹嶺の周年記念に合わせて発刊している「合同句集 IBKINETⅢ」も発行したいと考えています。

 伊吹嶺のホームページは、創刊より25年間広告塔の役割を務めてきました。それはこれからも変わりはありません。
 創刊当時は、ホームページを併設している俳句結社はほとんどありませんでしたが、今ではどの結社もホームページを開いています。しかし、伊吹嶺ほど多彩なホームページはありません。HP句会といぶきネット句会の2つの句会、伊吹嶺ジュニア俳句、俳日和、伊吹嶺落書、いぶきネットの四季、環境コーナーなどの各コーナーなどなど。各コーナーとも大体月に1度更新しています。そして、伊吹嶺落書は、ほぼ毎日更新され現在5959回に達しています。また、ホームページのスライドショーは年頭に更新しています。蕗の薹、蛍、鶏頭、柚子の写真は、沢木欣一先生、細見綾子先生、栗田やすし先生の句にちなんだ写真です。
 なお、この度いぶきネット句会の規約を改定しました。これまでいぶきネット句会は、句会に所属している伊吹嶺会員の方は参加できませんでした。今年からは、同人でなければ句会に所属していても参加できるようになりました。ご希望の方は、お問い合わせからご連絡ください。

 インターネット部のメンバーは、3人の方が昨年12月をもって退部し、2人の方がこの1月から部員となりました。部内の係の移動もありますが、これまでどおり各係が協力し合って、伊吹嶺のホームページを運営してまいります。今年も皆さんのご支援をお願いするとともに、インターネット部員一同、誠心誠意務めを果たして参りますので、よろしくお願いいたします。(新井酔雪)
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