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伊吹嶺落書  (14年1月から6月の落書)(みなさんからのメールや出来事&ネット同人からのお知らせなど)
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26.6.29 (323)
 サッカーのテレビ観戦も、レベルの高いチームの試合は、見応えがありますね。
これでは、日本の敗退は仕方ないかな?と・・・・納得させられるこの頃です。
 歴史と努力の積み重ねと・・・・でしょうか?  決勝までじっくり見届けようかと
思います。

★遅くなりましたが、添削コーナーの6月分をアップしました。 インターネット部の
添削担当の8人が 頑張りました。 お役に立つと嬉しいのですが・・・・・・


★去年の琵琶湖の鮎漁の写真です。今年はもう解禁されたのでしょうか?

 写真の漁師が持っている箱(?)は、底が網状になっていて、小さな鮎は擦り抜け
ます。箱に残ったものが、商品となるようです。
 港には、長浜や、大津の佃煮屋さんが待っていて、直接買って行かれました。
近くの木には、鴉も待っています。零れた鮎を失敬して、巣で待っている子鴉に
運んでいました。
 籠の中の銀色の小鮎が跳ねるのは、美しい光景ですが、このご夫婦は、重労働
と、鵜の被害を嘆いておられました。(孝子)


       若鮎を育て母なる琵琶湖かな   稲畑廣太朗



26.6.28 (322)

いぶきネットの皆様         投句・選句締切のお知らせ


  石段を登って寺の境内に立つと、青田風 霧に濡れた月見草、蛙の声・・・

脊山は幾重にも重なって遠く、おぼろに見えます。合歓の花が咲き始めました。

郭公が鳴いています。ダムの水位がぐんと下がりました。

溜池に一斉に浮く蜻蛉 、燕の親子が忙しそうに翻ります。

日本の四季の移ろいを肌で感じるこの頃です。

いよいよ、梅雨も末期に入ります。集中豪雨が気掛かりです。

皆さんの辺りは如何でしょうか。夏風邪にご注意ください。


     みちのくやうすきみどりの植田風      栗田やすし

     師を偲ぶ虹の光の合歓の花         国枝隆生

     中空の子燕に餌口移し            伊坂壽子



   さて、投句締切 7月1日(火曜日)から5日(土曜日)午後9時締切

選句締切 7月6日(月曜日)から10日〈木曜日)午後9時締切



26.6.27 (3221)
 河原地副主宰から、メールが届きました。
河原地さんは、角川の『俳句』への評や、朝日カルチャーの俳句講座の指導等々
ご活躍です。
 6月4日にお知らせしましたが、 朝日カルチャーの俳句講座は、7月から始まります。
皆さ~ん  河原地さんの指導を直接受ける事が出来ますよ!(孝子)


★ さっそく「俳句」の拙文を宣伝して下さりありがとうございます。
ついでにもう一つ情報提供です。
栗田主宰の喜寿を祝う会の座談会で、梅田葵さんが、栗田主宰と清水弓月さんの
共著を熱烈に推薦されていらしたでしょう。それは次の本です(表紙の写真を添
付しておきます)。

栗田靖・清水弥一編『新編 近代俳句』(翰林書房、2001年)

これはもう絶版ですが、amazonで比較的安く古書を手に入れることができます。

下の検索欄に「清水弥一」と入力すれば、簡単に出てきます。
ちなみに清水弥一は弓月さんの本名です。(英武拝

ttp://www.amazon.co.jp/%E6%9C%AC-%E5%92%8C%E6%9B%B8/b/ref=sa_menu_jb0?ie=UTF8&node=465392




★範子さんから 写真を添えて メールが届きました。 範子さ~ん有難うございまし
た。お好み焼きは好評で、マヨネーズとしょう油の味付け・・・・とのメールもいただき
ました。                                          (孝子)   

内田さん紹介の 新玉ねぎのお好み焼き、私はケチャップとマヨネーズで子供向けの
味付けでも試してみました。
ひろさんのソース味も次回試してみます。実家の目の前にカゴメの発祥の地
があり、子ども時代はソースの匂いを体感しながら育ったことを思い出しました。

 昨日「自然と親しむ吟行会」打合せと作業の前、「ミレー展」のポスターが目に留ま
りふらりと名古屋ボストン美術館へ行きました。
百聞は一見にしかず・・名画中の名画「種をまく人」その迫力には心揺さぶられるもの
があり圧倒されました。本物、本当に良いものを 見る、知る、体感するということは
大切なことですね。
開催は8月31日まで。写真は受付前の巨大タペストリーです。
                                         ☆NORIKO☆



26.6.26 (32
20)

 昨日、角川の『俳句』が発売されました。 
河原地副主宰の「月評 ・ 河原地英武が読む 今月の10句」という記
事載っています。皆さん ご覧になりましたか? 7月から12月まで連載さ
れるようです。 7月号では、262~266ページに掲載されています。写真
は、最初のページのコピーです。
 今までは、『伊吹嶺』誌で、「現代俳句評」を 読ませていただいていまし
たが、それに加えて・・・・・楽しみが増えましたね。
 
 写真は、鮮明ではありませんので、是非『俳句』で!




 ★7月6日の「自然と親しむ吟行会」の打ち合わせや 資料郵送の作業の為に、
今日 集まりました。
 参加者には、5月末頃に葉書で<資料は当日お渡しする事>をお知らせしま
したが、事前に(今日)郵送することにしました。 駅の乗換えや、吟行のコース
等々の間違いが無いように、資料をしっかり読んでおいていただく為です。 

 (JR三島駅で降りられたら、改札口を出てしまわないように! 旗を持った係
が誘導します。)


 吟行のコースの中には、足元や頭上に注意していただく所もあるようですの
で、歩きやすい靴・服装などでお越し下さい。

 参加者の中で、この記事を読まれない方があると思います。心当たりがあり
ましたら、その方に 以上の内容を知らせて上げて下さい。 (孝子)


26.6.25 (3219)
 主宰のお祝い会が 終わりました。 次はインターネット部の担当で7月6日(日)に『自然と
親しむ吟行』を行います。
 
 今回は、いぶきネットの<環境>を担当していただいている方々を中心にして進めています。 
<自然と親しむ>と銘打っての会ですので、通常の吟行会とは少し目的が違います。 皆さ
んに、環境問題について考えていただきながら吟行をしていただきます。
部長さんや野島
さん(環境部門の長)が、今回の吟行の目的を強調されています。ご協力を お願いします。
 
 伊吹嶺の6月号・67頁に、部長さんが<ビオトープの復元 ・ 源兵衛川の場合>と題して   
文章を寄せておられますので是非読んで下さい。 分かり易い内容ですので、是非!


 ★6月19日に紹介した、簡単料理は好評のようで、多くの方が試されたようです。秋桜句会
の ひろさんから メールが届きました。 ひろさ~~ん 有難うございました。(孝子)

新玉お好み焼き」を作ってみました。
 シンプルに 新玉ねぎの甘さを堪能しました。

 ネットならではの料理配信をうれしく思いました。内田陽子様にもよろしくお伝えくださいませ。 感謝! 
 おたふくのお好み焼きソースならぬ カゴメ(愛知)のウスターソースで頂戴いたしました。新玉ねぎの甘さが引き立ちました。 勿論新玉ねぎは中部地方産です。   2014.6.23       野瀬 ひろ

                新玉葱研ぎしばかりの刃に応ふ     岡本まち子

                玉葱をまはりに育て湖透けり        林 徹

           写真は 今日の話題には関係ありませんが・・・・   大垣の芭蕉さんの 旅姿です。

26.6.24 (3218)
 「栗田主宰の喜寿を祝う会」の興奮がさめやらぬうちに、いつの間にか2日が過ぎてしまいました。
 大変遅くなりましたが、お祝い会模様をアップしました。今回は俳句を一切忘れて、ただ栗田主宰のお祝い会だけを考えればよいので、リラックスして楽しめました。この日の栗田主宰もリラックスされて皆さんと一緒に楽しんでいらっしゃるように感じました。また今年喜寿の方が多いのにもびっくりしました。栗田主宰は喜寿を過ぎて、90歳まで俳句を続けられるとの力強いお言葉にも感銘を受けました。
  「栗田主宰の喜寿を祝う会」のページを見るには【こちら】をクリックするか、右の写真をクリックして下さい。お祝い会模様は内田陽子さんに書いて頂きました。また写真はあるだけのものをほとんど掲載しました。写真を見ながら、22日の思い出をかみしめて下さい。(352939)(隆生)


26.6.22 (3217)













 今日は「栗田主宰の喜寿を祝う会」が、犬山市の名鉄犬山ホテルで行われました。
 心配した雨も大丈夫! で、開会の前に、木々の緑の美しい師弟句碑へ皆さんが集ま
っておられました。(上・左の写真)

  (写真上は、主宰の入場と 挨拶をされている河原地副主宰です。)

 参加者は、176名で、盛会でした。皆さんの温かい思いが伝わってくる良い会
に参加させていただき、今も余韻に浸っています。
 詳細は、後日 トピックスにアップしていただけますので、今夜は 私の拙い写
真を載せて、少しだけ、雰囲気をお伝えします。

 (写真中)主宰と同い年の皆さんも壇上に上がられて、皆さんでお祝いをしました。

 (写真下の左)主宰と同じ喜寿の丹羽さんと森靖子さんです。主宰から贈られた色
紙を手に!

 (写真下の右)私と同じテーブルの皆さんです。
前列右端がいぶきネット句会へ去年7月入
会の西村信子さんです。いぶきネット句会の   
皆様に 紹介します。 
 黒1点は 同じくいぶきネット句会の栗生さ
んです。 (孝子)







26.6.20 (3216)
★ HP俳句会の選句結果をアップしていただきました。 今月の高点句は雪絵さん(前橋市)の
  <身に馴染む洗ひ晒しや更衣>  でした。   雪絵さ~~ん おめでとうございました。
早速 賞品の伊吹嶺6月号を送らせていただきます。

★昨日<新玉お好み焼き>を紹介してくださいました 内田さんから メールをいただきました。

句会報「一番茶」が届きました。いつもながら充実した句会報です。
磯田支部長をはじめとして、編集部の方たちの熱意がこもる句会報の一部をご紹介します。

 「一番茶」句会報(NO.544)は素晴らしい数字です。かたつむり句会発足と同時に発行
された句会報でしょうか。各句会も実に充実しており、掲載の作品にも新しい息吹を感じます。

 安西句会300回記念吟行など、積極的に吟行されているのにも注目したいです。句会報に
は吟行会のお知らせも発表され、会員がいつでも出かけられるよう配慮がなされているように
思います。「いつでも、だれでも学べる句会!」 窓口を大きく開いてくれる句会の存在は静岡
の会員さんたちの安らぎの場所でもあるようです。
                                   写真は花筏です。

 あとがきに坂本操子さんが、文芸春秋より引用されて書かれている一節です。
俳句の効用 ・家にこもらず適度の運動を
        ・好奇心を持ち何でも面白がる 
        ・新しいことに挑戦する
        ・人と付き合う
        ・四季の移り変わりに関心を持つ
        ・日記などの形で考えを表現する
        ・苦吟するほど脳が活性化する

 操子さんは最後に「俳句作りの素晴らしさを実感した」と結んでいらっしゃいます。
今後も更なる発展が期待できる力強いコメントですね。(内田)
 
 最後に「自然と親しむ吟行会」についても触れてくださっていたのが、担当者としてとてもうれしかったです。
静岡のみなさんにもお世話になります。よろしくお願いします。 (内田陽子)



26.6.19 (3215)
 ★チャットによる合評会が終わりました。今月は24名の参加で、二晩に渡って皆さんが活発に意見を出し合われたそうです。(同人のチャット参加は隔月ですので、私は今回休みでした。)
 後は、「いぶきネット句会報」が配信され、添削例を一人一句づつ「添削コーナー」にアップされるのを待つばかりです。

★ HP俳句会も締切りました。こちらも選句結果を待つばかりです。

★内田さんが 簡単で美味しいお料理を紹介してくださいました。 旬の新玉ねぎを使った一品です。
 私も数回作ってみましたが、手軽で、玉ねぎが甘くて美味しいです。 長芋を使用の時は、柔らかすぎないように少し小麦粉を入れると良いかもしれません。 冷蔵庫に残っている、ちりめんじゃこや茸類を加えても良いですね。(孝子)

 皆様に簡単料理を伝授いたします。
友達のご主人が居酒屋で仕入てきた簡単メニューです。是非お試しあれ!
 
料理名 私が名づけたのは 「新玉お好み焼き
 
材料 (2人分)
・新玉葱 1個   ・卵 1個   ・とろろ芋 5センチ半径くらいのを5センチほど
・おたふくのお好み焼きソース  ・削り節  少し
 
作り方
 ① 新玉葱は半分にしてうすぎりにしておく。
 ② ①の新玉葱をいれたボールに、卵1個ととろろ芋の摺ったのを入れて、
    思いっきりかき混ぜる。
 ③ フライパン、または 鉄板を温めておく。
 ④ 薄く油をひいて、上の材料で4枚を焼くくらいの大きさにして焼く。
 ⑤ 焦げ目がついたらひっくり返して、もう一度ひっくり返す (お好み焼きの要領です)
 ⑥ 焼きあがったら好みでソースと削り節をかけて 一丁上がり!!!
 
  さすが居酒屋料理です。早くて美味しい!いまが旬の新玉葱料理です。(陽子)           



26.6.15 (3214)
 もうすぐ サッカーの試合が始まります。  日本チームが勝って少しでも日本が元気にな
れたら嬉しいですね。  
 下里編集長から メールが届きました。 いつも何気ない日常を素敵な文章にして送って
下さいます。下里さ~ん 有難うございました。(孝子)

 ここ数日やたらと雀が騒がしいと思い、ふと屋根を見上げると案の定
雨樋に巣作りの真っ最中でした。今年はもう営巣の時期は過ぎたものと

油断してました。早速棒で叩いて追い払いました。近頃では雀が巣を作
る場所がなくなった云々、マスコミ等に取り上げられていますが、作ら
れる身になると大変です。一旦降り出すと塞がれた樋から雨が大量にあふれ出すのです。
近年の雨はスコール的なので尚更です。去年は戸袋に鳩が巣を作り、(何せ我が家は昭和
の暮らしそのままですので)後片付けに一苦労しました。可愛そうだと非難されそうですが、
住んでる者にとっては一大事、自然との共存の難しさを思わないではいられません。(美恵子)

         
雀の巣あるらし原爆ドームのなか  欣一



26.6.13 (3213)

   いぶきネットの皆様        合評会のお知らせ


 雨の日に心なごむ紫陽花は、梅雨の花形といえるでしょう。

青の中に潜む白、桃色に潜む紫・・・七変化する日本古来の花です。

渓流の水に、木もれ日の光に、・・谷川の水音を聞きながら眺める

そんな環境が一番しっくり来る花です。

 6月22日は「栗田主宰・喜寿の御祝」です。長年にわたり「伊吹嶺」の発展に

門人と 切磋琢磨され、今日を築いて来られました。おめでとうございます。


まるで、紫陽花の花びらのように、門弟が集う嬉しいお祝の日です。

これからも健やかで、益々ご活躍されますことを、伊吹嶺一同願っています。

       寺町が晩学の宿濃紫陽花      栗田やすし

       母に似し人と目が合ふ梅雨の駅   栗田やすし

       さて、合評会はいつものように、15日(日)・16日(月)の両日
           午後9時から行います。  投句 一覧および 選句一覧を用意の上
            伊吹嶺フォーラムのチャットルームへお集まりください。(樹炎)


26.6.10 (3212)
★樹炎さんから 写真を添えてメールをいただきました。樹炎さんは 日頃から
そそっかしいところは サザエさん以上と自負(?)しておられますが、私は

皆さんに愛されるお人柄がサザエさん似と思います。


 今 福岡で長谷川町子の「サザエさん展」開かれています。
                        原画や愛蔵品がこぞって福岡に里帰り!

 我が家の家族構成によく似た「サザエさん展」を見にゆきました。サザエさんのネー
ミングは昭和21年 私が遊んだ福岡・百道(ももち)の海岸で生まれています。

 サザエさん一家の繰り出す、戦後の人々の暮らし、その時代の流行や価値観・・・   
陳列ケースの中の(ちゃぶ台)(振り子時計)(氷冷蔵庫)に昭和を懐かしく歓声を   
上げてしまいました。

 今尚、多くの人々に愛されてる日常茶飯の 平明な家庭漫画は、私達年代のノ
スタルジーです。
1992年5月27日死去72歳でした。7月に「国民栄誉賞」を授与されています。

                              サザエさんを上回る樹炎です。


★今日は愛知の同人句会でした。 出席54名が「伊吹嶺」の俳句を学びました。
仲間の互選も嬉しいのですが、主宰・副主宰の選を頂く事は、特別な緊張感が
あります。特に主宰からは、多くの句について選評等をいただきました。
 私個人としては、写生句への軌道修正をしていただける場でもあります。又 改めて精進 精進です。

 今日は、伊藤範子さんの句がダントツで良い成績でした。 主宰の選にも入られました。範子さ~ん 良かったですね。

          日翳りてよりの明るさ白菖蒲      伊藤範子


★いぶきネットの仲間の哲半さんからも お便りと写真が届きました。
「伊吹嶺」6月号には、哲半さんのお人柄の出た素敵な写真が載っています。 
新人賞の特集のページです。(孝子)


 こんばんは。 今日は伏見稲荷の田植祭を見てきました。

 写真は、御幣櫃(ごへいびつ)に入れて本殿から運ばれてきた早苗を取り出し
菅笠を被った早乙女らに手渡しているところです。

 その後、十数人がかりで神田に田植えをされました。手植えの風景は見たこ
とがあるようですが、記憶になかったので新鮮に映りました。

   稲穂舞 
           早苗挿す舞の仕草の左手右手      誓子

よろしかったら、写真を落書にお使いください。(哲半)



26.6.8 夜 (3211)
 河原地副主宰からメールが入りました。
このページの6月4日にお知らせしました 朝日カルチャーセンターの俳句教室の件です。8月の教室の日にちが変更になりました。お盆休みの為に ☓8月10日が→〇8月31日になりました。参加予定の方は、お忘れなく!
 今 申込をお迷いの方は、是非 ご参加を!(孝子)


26.6.8昼 (3210)
 6月になり、東北も含めて、梅雨入りとなりました。それにしても近年、梅雨入りと同時にゲリラ豪雨が発生し、関東地方は3日間豪雨に見舞われたようです。皆さんの地方ではいかがですか。もう「梅雨=しとしと雨」と言う固定観念は捨てた方がよいでしょうか。温暖化の影響で日本は完全に亜熱帯地域に入ったとしか思えません。情緒ある梅雨の句はもう詠めないのでしょうか。
 写真は私の団地の街路樹に咲いた紫陽花です。紫陽花はしとしと雨の梅雨にふさわしいのですが、ゲリラ豪雨には似合いませんね。

 ところで「伊吹嶺」誌6月号に合わせて、HPもすべて6月バージョンに更新しました。トップページの「季節の俳句」は綾乃様に更新して頂きましたし、「伊吹山房雑記」、「いぶきネットの四季」、その他ネット関係の同人句、伊吹集の会員句、俳SCHOOLの句なども更新しました。リンクマークのあるところはそれぞれそこをクリックすれば、該当のページに飛ぶことが出来ます。更新を担当された皆さんにお礼を申し上げます。
 現在はいぶきネット句会の選句期間中です。もうしばらくすればいぶきネット句会の皆さんへは選句一覧が届くことと思います。選句がまだの方は樹炎さんのご案内のように10日午後9時までの選句をお願いします。 (隆生)


26.6.8 (3209)
      いぶきネットの皆様        選句締切のお知らせ

 「第八回伊吹嶺新人賞」に、ネット句会のお二人が受賞なされ、嬉しさと心強さを感じています。

「東口哲半様」「荒川英之様」 真におめでとうございます。

一段とネット句会が高揚しますね。今後共、お若いお二人のフレッシュな感性を期待しています。

  さて、九州は例年に比べて3日早い梅雨入りでした。各地に被害を残しました。

      五月雨をあつめて早し最上川   芭蕉

梅の実が熟して色づく頃、しとしとと降る雨の恵みでが、稲作には無くてはならないものです。

季節の中で稲作に一番大事な日本らしい季節が梅雨なのでしょう。

 お隣の玄関に、燕の巣を見付けました。写真を構えていると、親燕が寄り付き

ません。一瞬を写したつもりですが、・・・可愛いものです。

        除幕待つ五月雨の傘重ね合ひ       矢野 孝子

        電線に子ら呼んでゐる親燕         近藤 文子

    さて、明後日6月10日(火曜日)午後9時選句の締切です。(樹炎)



26.6.4 (3208)
 我らが「伊吹嶺」の副主宰・河原地さんが、朝日カルチャーセンターの俳句教室を
受け持たれることになりました。 伊吹嶺の会員さんも、そうでない方々も 是非 ご
参加を!   以下、 お知らせします。

俳句ならではの伝え方

 私たちの日常の中で思ったこと、感じたことを相手に伝えるという事は案外   

難しいものです。「俳句ならでは」の伝え方を一緒に考えていきませんか。


より良い俳句を作ることを目指して自分の句を磨いていきましょう。

句会形式の授業で俳句と向き合いながら読み手(鑑賞者)としての力もつけて

いきます。自由題で毎回
3句を1週間前までにカルチャーセンターへ提出。

〇7月期日程

<7月13日、8月
31日、9月14日>

第2日曜 10:00~12:00

〇講師    伊吹嶺副主宰 河原地英武

〇受講料   3ヵ月3回6,480円 教材費130
    (*朝日カルチャーセンター会員でない方は入会金別途4.320円)

〇問い合わせ・申し込みは下記にお電話ください。
     460-0008 名古屋市中区栄三丁目4番5(スカイル10階)
               Tel052-249-5553    担当:講座部  土谷美沙緒


   写真は、上の記事とは関係がありませんが… 先日「織部句会」の仲間と、長谷寺や大野の磨崖仏を吟行しました。写真は、青葉若葉に囲まれた磨崖仏です。 長谷寺は、牡丹は終わっていましたが、芍薬が牡丹の株の間に沢山咲いていました。(孝子)


26.6.3 (3207)
 現在、いぶきネット句会の6月の投句期間中です。皆さんはもう投句されましたか。いぶきネット句会のもきちさんから毎月ご自分の俳句と写真による楽しい「デジカメ俳句」を送って頂いています。先月頂いた「デジカメ俳句」遅れましたが、アップしました。
 右の写真では小さくて読めないと思います。この写真あるいは【こちら】をクリックして下さい。
 もきちさん、楽しいお便りありがとうございます。また6月もお待ちしております。(隆生)







26.6.2 (3206)
俳人協会のホームページに主宰の染筆〈蛍とぶ闇の底なる千枚田〉の
短冊
が載っています。 ご覧になりましたか? 紫陽花の写真もとてもきれい
ですね。 主宰の短冊をクリックされますと、河原地副主宰の、鑑賞文を読む
事が出来ます。主宰の千枚田の句を 鑑賞しておられます。
 なお【こちら】をクリックすれば直接千枚田の句の鑑賞ページに飛ぶことが出来ます。

    いぶきネットの皆様     投句締切のお知らせ

 気が付けば、はや六月、時の流れの早さを思います。

日向はきびしい暑さですが、片陰は心地良い風が吹き抜けていきます。

ふらりと 二日市の大宰府天満宮に(花菖蒲)を見にゆきました。

水際のその立ち姿と 真っ直ぐな葉の美しさ・・・日本的な情緒を感じさせる花です。

「何れが菖蒲か杜若」という言葉ありますが、どちらも甲乙つけ難いほど美しい、

と言う意味で・・・ 「太平記や源平盛衰記」に由来するとする説もあります。

 花菖蒲は、野生種を江戸時代から改良が盛んで、今では二千余種に及ぶそうです。

風に小刻みに揺れる((花菖蒲)を、木道で撮影出来ました。


         白菖蒲風の離れるときゆらぐ    沢木 欣一


        綾子亡し風と遊べるかきつばた  栗田  やすし



             さて、  5日午後9時投句の締切りです。 (樹炎)


★いぶきネットへ時々お便りを送って頂いている 安藤一紀さんから 写真を添えて
メールが届きました。登山も俳句も大好きな一紀さんですので、又吟行を兼ねて登山
をされたのでしょうか?有難うございました。(孝子)

 皆様お元気ですか。お久し振りの一紀です。
 飛騨古川数河高原から北アルプスの遠望をお届けします。カシオの小さなデシ
゙カメ(EX-ZR100)手振れで残念ですが…
 上天気の昨日、正午ころです。青空に浮かぶ槍ヶ岳、笠ヶ岳、穂高岳、乗鞍
岳が遠望でき、笠ヶ岳の頂に、駒形の雪形が出現しています。
 数河でヒメタケ(マガリケケ)、ワラビ、ヤマウト、フキが沢山採れましたがマイマイガの幼
虫(毛虫)も例年になく発生しており、降参しました (ikki hai)


 下2枚の写真は一紀さんからです。 風景の写真の右の高い山が笠ヶ岳、左端の尖った山が槍ヶ岳です。


26.6.1昼 (3205)  伊吹嶺運営委員会
 6月になり、今日は一段と暑くなりそうです。皆さんの地域ではいかがでしょうか。
 昨日、伊吹嶺運営委員会が開かれました。6月22日に行われる栗田主宰喜寿お祝い会が間近になってきました。議題ではお祝い会の進捗状況が詳しい説明がありました。当日は河原地副主宰の趣向が楽しみです。百数十名の出席で盛り上がりそうです。
 その他の議題の中、今年の行事をお知らせします。
  ・綾子・やすし師弟句碑吟行会      9月5日(金) 11:30投句受付~ 名鉄犬山ホテル
  ・平成26年度伊吹嶺全国俳句大会  10月18日(土) 12:30~ アイリス愛知(地下鉄丸の内駅)
 さらに来年になってから、いよいよ「伊吹嶺」創刊20周年記念行事が動き出す予定です。もう20周年記念を考える時期になったかと思うと、月日の早さに驚くばかりです。

 またインターネット部が幹事を担当している「自然と親しむ吟行会」を7月6日(日)に予定しておりますが、運営委員会に進捗状況を報告しました。当日は真夏ですが、源兵衛川の遊歩道は涼しい風に浸って吟行できるのではないかと思います。なお参加申込みは80名ほどになりましたが、全員参加して頂けるよう、現在吟行日程、句会形式など検討中です。申し込まれた方から、参加申込みしたが参加できるかどうか心配だとのお問い合わせもありましたが、近日中に吟行会案内ハガキを送付する予定です。もうしばらくお待ち下さい。
 なお右の写真は源兵衛川を清掃しているボランティアの方が小さく見えます。

 またこの落書が重くなりましたので、4月以前は別のフォルダーに移しました。このページの上の案内に従ってご覧下さい。(349631)(隆生)


26.6.1 (3204)
 6月が始まりました。 暑い日が続くようです。 皆様 健康で頑張りましょう。

藤川宿の吟行会に参加をしていただいた 鈴木英子さん(新同人)から メール
が 届きました。 英子さ~ん  また お便りを 下さいね。

 いぶきネットの皆さま

 鈴木英子です。お礼のメールが遅れましたが、524(土)は、オフ句会
吟行にお誘いくださり有難うございました。おかげさまでとても楽しく有意
義な旅を体験させていただきありがとうございました。割と近くに住んでい
ながら、今まで見ることのなかった、紫麦に出会えて感動しました。
その間、私は大学の同級会の幹事もしました。また、、
2627日はべつのグ
ループで西伊豆へ行き、戸肥港から清水港まで船旅をし、曇りのち雨のち晴れ
の天気の中、奇跡的に富士山を見ることができました。そして、
7月は自然と
楽しむ会での三島吟行を楽しみにしております。感謝、感謝です。
(英子)



 内田さんからも 写真(2枚)を添えてメールが届きました。 まさに 東奔西走
で頑張っておられます。 いぶきネットもしっかり支えていただいています。(孝子)

 一昨日秋田への「温泉旅行」より帰ってきました。秋田の山々はまだ雪が残って
いて、八幡平へのドライブウェイは「雪の壁」が続いています。

 何が嬉しかったといえば「山菜採り」を堪能できたことです。蕨は勿論、山独活、
コシアブラ、たらの芽、ゼンマイなどなど・・・・。雪が解けてみちのくの春は山菜の
宝庫と化していました。宿で長靴を借り、軍手に鎌…いでたちはまさに土地の人
間です。大変だったのはその山菜たちの重たいこと。ビニール袋を大黒さまのよ
うに「大きな袋を肩にかけ・・・・」状態で帰ってまいりました。

 むろん、その夜はコシアブラの天ぷら、山独活の酢味噌和え、蕨の白和えのごち
そうが我が家の食卓を飾りました。体重が2キロほど多くなったのが気がかりです。 (内田陽子)


                蕨摘む明るき湖を見下ろして     掛布光子

                話し声みなこだまして蕨狩り      安積敦子




26.5.31  (3203)
 このページの5月17日の写真のオリーブが数日前から咲きました。 今 しきりに
散っています。 花弁は4枚で 5ミリほどの花が集まって房のようになっています。
花粉も淡い緑色で 辺りに散っていて・・・・・この花粉で花の咲いている事が分かり
ました。

           オリーヴ油の小瓶のみやげ冬の旅

          オリーヴ油冬日に振れば渦巻きぬ 

                              
                         以上2句 細見綾子句集『虹立つ』より


 明日から、6月が始まります。 6月の「伊吹嶺」の行事では、何と言っても、「栗田主宰の喜寿を祝う会」が行われる事! 参加者は170数名と聞いています。 楽しみにしています。(孝子)


26.5.28  (3202)
いぶきネットの皆様    投句・選句・締切のお知らせ

  岡崎市の藤川宿でのインターネット部オフ句会

紫麦吟行会は、お天気も上々で、大盛況のもとに、終了されたそうで 真に

おめでとうございます。皆様お疲れさまでした。

 散策のダム湖に響く(遠郭公)・・・渓流に触れている(半夏生草)山路に散り

敷く(えごの花や卯の花・野茨)等、足元には(十薬や姫女苑、鴨足草)・・・

梅雨入り前の白い花々、季節の移ろいを感じながら、歩きます。溝浚えが終わり、

田水が地図のように、入りはじめ、蛙の大合唱です。我が家では、風鈴を吊るしてみました。

                ふるさとの川渡るとき閑古鳥   栗田やすし

               鍬洗ふ手許にえごの花散りぬ  小坂 栄子


                   さて、投句締切 6月1日(日曜日)から5日(木曜日)午後9時締切

                       選句締切 6月6日(金曜日)から10日〈火曜日)午後9時締切(樹炎)


                                 ☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆゜


 藤川宿吟行の話題が続きます。 知立句会(三河)の中斎ゆうこさんから メールが届きました。 ゆうこさ~ん 有難うございました。 次回もご参加を!(孝子)  

 インターネット部の皆さま
 楽しい吟行会に参加させていただきありがとうございました。

 高校時代、私は東岡崎駅へ通学していました。安城の田園地帯を抜け、矢作橋の鉄橋を渡ると今でも懐かしくてあの頃に戻りたくなります。

 藤川の紫麦のことは近くにいても全然知りませんでした。吟行翌日、ちょうど東岡崎で高校時代の集まりがあり、そんな話をしてみましたが、紫麦のことは初耳だったり、聞いたことがあるけど、というくらいの反応。なんと俳人の情報力はすごいのでしょうか?ずっと地元に住んでいる人よりも。

 今回時間の関係で飛ばした所をまたじっくり歩きたいと思っていますが、俳句の仲間と行かないと何時間も歩けないですよね。
                                                                    (中斎ゆうこ)



26.5.27  (3201)
 藤川宿吟行の話題が続きます。 当日ガイドを引き受けて下さいました酔雪さん
から、メールが届きました。  酔雪さ~~ん  有難うございました。(孝子)


24日(土)、インターネット部のオフ句会。初めての吟行会参加でした。
地元ということもあって、「伊吹嶺」の小旗をもっての先導役を務めさせていた
だきました。天候もよく、すべてが明るく長閑に見えました。

名電山中駅で降り、田舎道を通って山中八幡宮へ。山中八幡宮には、「鳩ヶ窟」
という小さな洞窟があります。徳川家康公が若いとき、三河一向一揆の戦いで敗
れて隠れた洞窟です。追手がその洞窟を覗こうとしたら、鳩が2羽飛び出し、人
がいる所に鳩がいるわけがないと、そのまま立ち去りました。難を逃れた家康公は
その後天下を掌握。山中八幡宮は開運の神社として尊崇を集めています。そして、その小さな洞窟は「鳩ヶ窟」と呼ばれるようになりました。残念ながら時間の都合で「鳩ヶ窟」を見ることはできませんでした。様々な緑がこんもりと美しい鎮守の森、朱の大鳥居、大常夜灯、そして植田。  
                    植田澄む鎮守の森に朱の鳥居
   酔雪

山中八幡宮を後にして藤川宿へ。宿場の入口を棒鼻(ぼうばな)と言います。東棒鼻、高札場跡、問屋場跡、旅籠つる屋跡、本陣跡、脇本陣跡(藤川宿資料館:裏手には当時のままの荒積みの石垣と紫麦の学習畑)、昔米屋、昔銭屋、古格子の家々、西棒鼻(藤川小の前・紫麦の学習畑)、十王堂、芭蕉句碑「爰(ここ)も三河むらさき麦のかきつはた」、一里塚跡、吉良分岐点の観音様、吉良道(塩の道)の道標、藤川の松並木、紫麦の大畑(藤川道の駅前の国道1号線を越えた北側)これらを見て回りました。

                    道標のひだり吉良道夏つばめ
  酔雪

句会は道の駅の隣の「むらさき館」で行われました。句会は初めてという方でも安心。句会の進め方を説明しながら行われました。5句投句(無理な方は3句以上なら可)、選句、披講、成績発表、高評、記念撮影。

会は始めから終りまで、明るく、温かく、楽しい雰囲気でした。初対面なのに親しく会話を交わすことができました。皆さん俳句という病気にかかっているせいだと思います。意外なのは、立ち止まってじっくり俳句をつくっている時間があまりないということでした。見聞きしたこと、感じたことをメモしておき、後で組み立てるという方法で対応しました。まさに一発勝負ですね。点数がよく入ったのは、やはり同人の方でした。感心しました。少しでも早く、少しでも上達したいと思いました。

ご高評を聞いて学んだことを2つ。一つ目:今回、紫麦を見にきたのだから紫麦を真正面から捉
えて作句すること。配合の句にすると音数が長すぎる、一物の句は作り方が難しい。だから避けて
しまいました。反省です。次回は逃げずにいきたいと思います。二つ目:句会に投句した俳句が最
終形ではないということ。さらに推敲することが大切だということでした。


  とにかく楽しい一日を過ごせ幸せでした。帰りは東岡崎駅前の行きつけの店で一杯。これも幸
せでした。                                (新井酔雪



26.5.26  (3200)
 5月のいぶきネット句会の会報を 切子さんが配信して下さいました。
これで、今月のいぶきネット作業が滞りなく終わりました。 
皆様 ご協力を有難うございました。     


 オフ句会で出掛けた藤川の紫麦は、まだ見る事が出来るかもしれません。??
名鉄名古屋本線の藤川駅で降りられて、国道1号線を渡られると 紫麦のあの
光景が広がっています。歩いて五分ほどです。 十王堂と芭蕉句碑も 駅から歩
いて五分ほどですので、お出かけ下さい。 ただ麦が刈られてしまっているといけ
ませんので、事前に確認を!

 藤川宿の吟行会に参加された方々から お便りをいただきました。
小波さん、玉井さん 有難うございました。

  「紫麦と藤川宿」の吟行、お疲れ様でした。
 暑いくらいに晴れた天気のなか、紫麦畑を渡り来る風は爽やかで、いつまでも吹かれていたい気がしました。

 前準備や当日の会場準備等、特にインターネット部の皆さまは大変だったと思います。初めて参加させて頂き、私は5句作るのに精いっぱいでしたが、皆さんの手際よい役割分担(句会時)は、素晴らしかったです。有難う御座いました。また、皆さんの俳句は、イキイキとした素敵な句が多く、とても刺激になりました。 
 関東支部の方たちや、初めての方たちともお話しをさせて頂き、にぎやかに又楽しい吟行でした。道中、佐藤とみおさんに頂いた(内田さん手作りの)紫麦のおむすびは、ほんとうに、美味しかったですよ!(すみません。俳句までも詠ませて頂いて・・・・。)
皆さまに、感謝です!
  また、いつかの機会にお会いできれば嬉しいです。 まずはお礼まで。          (利行小波)


  坪野さん 準備から当日の司会まで大変お疲れ様でした。坪野さんのぬかりない計画と実行で 大成功でしたね。お世話になりました。
 酔雪さんのご案内もとてもお上手で 藤川宿を身近に感じました。わかりやすい資料もありがとうございました。当日は目を通せませんでしたので 今頃 ゆっくり読ませていただいてます。
 はじめてみる紫麦はきれいでしたね。ラベンダー色で。静かで 自然が沢山あって 藤川宿もいいところでした。芭蕉さんが通っていたころの藤川宿を覗いてみたいものです。
 私のふるさとでは雲雀を見たことがなかったので 囀りながらあがっていく雲雀がとてもかわいく思えました。お天気もよくゆったりしたいい吟行会だったとおもいます。みなさんありがとうございました。
とりとめのない文ですみません。(玉井美智子)



26.5.25 夜 (3199)
★昨日の紫麦の畑の景色が 今でも浮かんで来ます。その隣は、金色の麦畑でした。
初めて見た光景で・・・まさに俳句のご縁に感謝! です。

★ HP俳句会の選句結果を アップしていただきました。
今月の高点賞は 同点が3名以上ですので、該当者は無し・・・となりました。 残念!

★5月いぶきネット句会の添削例をアップしました。 <いぶきネット句会>の <添削例>
から ご覧ください。(孝子)


26.5.25 (3198)  インターネット部オフ句会 紫麦吟行会模様
 昨日の24日に岡崎市の藤川宿でインターネット部オフ句会を行いました。オフ句会の吟行模様を内田陽子さんに書いて頂きました。1日遅れになりましたが、吟行模様をアップしました。吟行模様はトップページのトピックス欄の写真をクリックするか、【こちら】をクリックして下さい。
 私も紫麦の麦秋を初めて見ました。本当に麦も茎もきれいな紫になっていました。紫麦の保存活動なさっている地元の方に感謝したいと思います。
 右の写真は紫麦の拡大写真です。(348818)(隆生)





26.5.24 (3197)
 24日 愛知県岡崎市の藤川宿を吟行しました。今年のインターネット部のオフ句会
(吟行会)です。
 藤川は、芭蕉の「紫麦」の句で有名な宿場町です。紫麦が熟れて、うす紫のベールを
掛けたような美しい麦畑の光景を見る事が出来ました。
 いぶきネットにご縁のある方が29名集まり盛会でした。
日頃は、パソコンの画面を通してのお付き合いの皆さんと、
直接お会いして親交を深めました。
 皆様 ご苦労様でした。 オフ句会を盛り上げて下さいま
して、有難うございました。

 詳しくは後日、内田さんがトピックスに書いてくださいます。 お待ちください。(孝子)



26.5.23 (3196)
 昨日 姉を誘って名鉄犬山ホテルへ出掛けました。 青葉若葉が1番美しい
時で、木曽川からの風が心地良い1日でした。勿論 師弟句碑へも寄ってみま
したが、平日と言う事もあり、句碑の辺りは人気も無く静かで、隣の有楽苑の
竹が 風にさやいで良い音を立てていました。
 主宰の句碑の梅には実が10個、綾子先生の句碑には1個生っていて、
<青梅のもっとも青き・・・・・>と、私も良い時に訪れたと思いました。

 このページを書く為に、句碑開きの日を調べてみましたら、 な・なんと! 5月
22日でした。  ただそれだけの事ですが・・・・嬉しくなりました。


  緑雨来て龍巌石の句碑濡らす  栗田やすし

        伊吹嶺 2011年7月号より


  写真は、22日の主宰の句碑と その裾の苔に生えている
  二葉の楓の写真です。
(孝子)



26.5.21 (3195)
 福田邦子さん(愛知・同人)が、白の月見草の写真を郵送してくださいました。
写真の月見草は、嘉永年間(1850年頃)に北米から入って来た品種で、
<幻の月見草>と言われ、福田さんも大切に育てておられるようです。 
 夕方5時過ぎから咲き初め、朝6時頃には萎んでしまうとか。萎む時には
淡いピンク色になるそうです。種が出来たらいただく約束をしましたが・・・・・?
                                          (孝子)   

        月見草の白き一輪夕暮るる      今泉 久子

        月見草足裏に痛き川原石       菊山 静枝

        伏桶に海女の苗字や月見草     本谷久邇彦

        魚籠の中しづかになりぬ月見草   今井  聖

        月見草茎震はせて花ひらく      栗田やすし


26.5.17 (3194)
 いぶきネット句会のチャットによる合評会が終わりました。その関連の作業はまだまだ
続きますが、一先ず安堵!です。
 我が家も転居して丸1年が経ちましたが、隙間風も埃も縁の無い新居の環境に 私の
体はなかなか馴れてくれませんが、 その中で 鉢植えのオリーブが初めて花を付けました。    
 この木は10年以上育てて、一緒に引っ越してきました。 蕾が沢山付いたのは、引越し
を喜んでいるように思えます。 小粒なので、花が咲いたのか実なのか分かりませんが、
秋には、ピクルスを作ることが出来るかもしれません。

 我等が編集長の下里さんからメールをいただきました。下里さ~ん有難うございました。

 昨年九月綾子先生の故郷を訪ねた折り、丹波布伝承館で「綿の種」をいただき
ました。すっかり忘れていましたが、過日、洗面所の引き出しの底からヒョッコ
リ出てきました。蒔き時は八十八夜頃、米のとぎ汁に一晩つけておくと発芽しや
すいということでしたので、その通り準備して五月六日に蒔きました。あまり期
待はしてなかったのに四日ほどで発芽、十日たった今では朝顔より丸い、蕗の葉
を小さくしたような双葉が日を浴びててらてらと光っています。何だか嬉しくて…。
 この先どうなりますことやら。無事成長して綿の実が白く弾けてくれたらいい
のですが。何事も中途半端な私のこと、今はとりあえずこのまま育つことを見守
りたいと思ってます。
         
<やせ畑を培ひ棉の花咲かせ  綾子>   
                                               (下里美恵子)

                         写真は、我が家のオリーブです。(孝子)



26.5.13 (3193)
 ★今日は 愛知の同人句会でした。 参加者57名で「伊吹嶺」の俳句を
学びました。
 愛知支部長の桜井さんが、「レベルの高い句が次々に回ってくる充実した
句会であり、選句をしているこの時間が1番大切である。」と言われました。

 この句会では、各々が5句を選ぶだけとは思っていますが、家に帰ると 
ど~~っと疲れが出ます。案外、緊張しているのだと思いますが・・・・・・・・。

 写真は、最新の(今日の)主宰と副主宰です。 丁寧な指導を頂きました。
有難い句会です。


★  44th日彫会のお知らせです。
 今年2月1日に、このページで、日展のお知らせをしていますが・・・・・ その時に出品されている櫻井真理さんが 日展の彫刻部門の方々で展覧会を開かれます。   既にご存知と思いますが、真理さんは、「伊吹嶺」同人の櫻井幹郎さんの息子さんで 日展の審査員でもあります。 皆様!機会がありましたら、お出かけ下さい。 

               5月13日 ~ 5月18日 愛知芸術文化センター 愛知県美術館ギャラリー8階

★「伊吹嶺」愛知新同人の大島知津さんが 昨日の読売新聞「読売俳壇」で、小澤實さんの特選になられました。
  知津さ~~ん おめでとうございました。(ガラムマサラは カレーの香料とか・・・・・・)

             木蓮やガラムマサラの匂ふ夜     大島知津



いぶきネットの皆さん      合評会のお知らせ

 麦熟れて、早くも麦刈りがはじまりました。

昔の麦刈りの、麦扱ぎや麦打が懐かしく思い出されます。土煙と騒音を撒き散らし、(コンバイン)

はいとも簡単に収穫して行きます。麦秋の畦を歩けば、黄金の穂波が海原のように夕日

に輝きます。(小津安二郎監督)の「麦秋」のラストシーンがよみがえりました。

この時期 (季語)が駆け足で過ぎてゆきます。気が付けば、若竹が伸びきって、

見てる間にバサット皮を脱ぎます。うっすらと粉をかぶり、指紋の付きそうな初々

しさが新鮮ですね。

         麦刈りへ一本の畦食運ぶ   沢木 欣一

         日の匂ひ風の匂ひや麦の秋    添畑 一枝


      さて、合評会はいつものように、15日(木曜)16日(金曜))の両日
      午後9時から行います。  投句 一覧および 選句一覧を用意の上
       伊吹嶺フォーラムのチャットルームへお集まりください。

      皆さんの活発な疑問、質問、発言を期待しています。  (八尋 樹炎)     


                写真3枚は、樹炎さんが送って下さいました。 (孝子)

26.5.9 夜 (3192)
 毎年 今頃母から「豌豆の莢が脹らんできたよ。新玉ねぎが 食べられるようになったよ」   
と電話が来ました。子供たちは、莢豌豆や玉ねぎが嫌いで、食事の時に、<豌豆地獄>
<玉ねぎ地獄>と言っていました。 母が亡くなり・・・今思うと 母の丹精の無農薬で新
鮮な野菜は超贅沢品でした。 

 内田さんから、写真を添えて メールが届きました。内田さんは現在、超贅沢な食生活
を送っておられるようです。(孝子)


 以前、慢房さんが落書に投稿されて、話題なった「ツタンカーメンのエンドウ豆」のご飯を
炊きました。我が家の春限定ごはんとして君臨して、はや5年ほどたちます。このエンドウ
豆は、種を撒いてほぼ100パーセントの発芽率を誇ります。普通の豆ごはんとおなじ食感
ですが、ご飯の色の変化とその名前に神秘的なロマンを感じます。莢は濃い紫色、豆は黄
緑色のエンドウ豆を30莢くらい収穫。3合の米に豆1合(莢30くらいでこのくらいの豆が
入っています)が見た目にも丁度よいようです。ごま塩をふりかけて、赤飯風にしてみました。
 
 教員を退職され、今は農夫として頑張って見える先生へ弁当を届けに豊川まで行ってき
ました。昨年大成功をした手作り梅干しを添えて、陣中見舞いといいましょうか、野菜の収
穫のお手伝いをしてまいりました。朝取りのキャベツと新玉葱のサラダをおかずに「ツタン
カーメンのエンドウ豆ご飯」の味は最高でした。
 癌を克服され元気になられた先生との会話が弾んだことは言うまでもありません。   
                                              (内田陽子)

    
        豌豆のむきてこぼれし青さかな     利行小波


26.5.9 (3192)
 いつの間にか立夏が過ぎ、日中は上着無しのシャツだけで過ごしています。
 私の地元の御在所岳はツツジの一種のアカヤシオは満開になっているそうです。出かけたくてもなかなか行けません。しばらくすると次はシロヤシオが満開になりそうです。御在所岳俳句ingの選者を担当している関係、今年、一度は御在所岳の頂上に出かけたいと思っています。
 ところで今日、伊吹嶺HPトップページの縦書き俳句の「季節の俳句」を5月バージョンに変更しました。ご確認下さい。お忙しいところ綾乃さんにお願いしました。綾乃さんありがとうございます。(隆生)


26.5.8 (3191)
 いぶきネツトの皆様       選句締切のお知らせ

 早いものでもう立夏、初夏にはいりました。

山藤が咲き花房の揺れる頃、時鳥が鳴きはじめます。

賑やかに過ぎた連休、各地で鯉幟の元気な姿を眺めましたね。

端午の節句に欠かせない柏餅は日本で生まれた物だそうです。粽は中国の

詩人「屈原」を悼むに由来するそうです。柏の葉は新芽が育つまで親葉が枯れ

ずに見守ることから家系が絶えない象徴として尊ばれました。柏の葉の香りに、

あの日の母が浮かびます。兄妹で ぼんやり食べていた頃が懐かしいです。

     ほととぎす棚田隔てて鳴き交はす   栗田 やすし

     青空に尾を触れ合へり鯉のばり   加藤  節子

     柏餅夜汽車となりし膝に置く      田中 英子


         さて、明後日5月10日(土曜日)午後9時選句の締切です。

          締切までに出来るだけ早めにお送りくださるようお願いします。(樹炎)

             
 写真は 樹炎さんと同居された(娘さんの)お婿さんの作品とか…・鮮明ですね。腕も、カメラも良いのでしょうか?(孝子)


26.5.7  (3190)
 関東支部の武藤さんが、句会の仲間と短冊展を開いておられます。お近くの
方は、是非 お出かけを!(孝子)

 「山ゆり句会」の短冊展示を半年に1度続けたいと、今年も開催しました。

5日~11日と短い期間ではありますが、句会場のアートフォーラムあざみ野

エントランスホールをかりて展示しました。

場所は、横浜市青葉区のあざみ野駅近くです。「伊吹嶺」の俳句に関心をお持ち

の方は、ぜひご覧にお出で下さい。(武藤)



26.5.6 夜 (3189)
 5月に入り、いろいろなコーナーが更新されました。 皆さんが、それぞれ原稿を寄せて下さ
いましたので、楽しいページになっています。(国枝部長さんが5月5日に書いておられます)

 部長さんも触れておられますが・・・・
 「伊吹嶺」5月号で主宰は、俳句の基本である写生の大切な事を書いておられ、このページを
読み返しながら、改めて姿勢を正して(心身共に)いるところです。 

 日曜日のテレビで、日本画家の奥村土牛の特集を観ました。土牛の師である小林古径か
ら、「兎に角、よく見る事」と言われ、土牛は生涯それを忠実に守ったとか。 しかし、見たま
まを描くのではなく、その物の本質を描き そして、作者の心を描き出す事に心掛けたとか。  
もうこの辺まで話が進んでくると、無意識に俳句と重ねてテレビを観ています。土牛のよう
に、人を感動させるような作品を、俳句でも詠みたいと思えて来ました。(無理とは思いつつ…)

 その日のインターネットで、田中裕明賞決定のニュースを見つけました。 受賞者は、榮猿丸   
さんと、西村麒麟さんでした。自選句が10句ほど載っていましたが、新鮮な感性が伝わって
来ました。私には詠めそうにはありませんが、せめて正しく鑑賞が出来たら、きっと楽しいだ
ろうと思いました。その為にも、基本を学ぶ事が大切ではないかと思っていますが・・・・??。

 我が家の牡丹は5月まで持ちませんでしたが、何処の牡丹よりも美しく魅力的でした。1年見守って来たか
らと思います。 牡丹を魅力的にしているのは、匂いと風であると気付きました。(孝子)



 伊藤範子さんが写真を添えて、メールを送って下さいました。熱田神宮を、尾
張の人々は 親しみを込めて熱田さん(あったさん)と呼びます。(孝子)

 5月5日 熱田神宮の神輿渡御を見てきました。神剣が熱田神宮に還った故事
にゆかりのある神事だそうで、本宮から西門まで関係者の列が進み、祭が執り行
われました。
あいにく小雨のぱらつく天気でしたが 写生大会もあり、親子連れが敷物を広げ
中には一緒に写生している親御さんもいました。絵筆をペンに換えて言葉で写
生するのが俳句なのだなぁと思いながら、西行が腰をかけて休んだという橋を
初めて見て、やや肌寒かったので久しぶりに食べた「宮きしめん」が温かくて美
味しいと思った日でした。
 来月6月5日は熱田神宮の例祭として熱田まつり・尚武祭があります。
そして名古屋が本格的な夏を迎えます。
                             ☆NORIKO☆

                          ☆.:*・°.。.:*・°☆.。.:*・☆°.。.:*.。☆.:*


26.5.5昼 (3188)
 今日は立夏ですが、名古屋周辺は雨です。この時期、持ち歩く歳時記は春と夏の両方が必要です。皆さんの俳句はもう夏バージョンでしょうか。「伊吹嶺」5月号が届いてからHPの記事をほぼ5月号に入れ替えました。栗田主宰の「伊吹山房雑記」、「いぶきネットの四季」、「環境と俳句」初め、ネット同人作品、会員作品の4句欄などをご確認下さい。
 主な記事については記事名をクリックして下さい。
 「伊吹山房雑記」では栗田主宰は剣道とともに、俳句の基本は写生であるとの沢木先生の言葉を引用されています。小主観を排した俳句とは何か、いつも基本に戻って考えなければならないことだと思います。私は、「風」時代に沢木先生から鍛えられた秀峰集の皆さんの俳句をいつも気持ちを新たにして読んでいます。
 今月の「いぶきネットの四季」は谷口千賀子さんの「花紀行」と題してこれまでの思い出の桜を綴っておられます。私も最近、今年の西行桜を見に行ったばかりでした。
 また「環境と俳句」は熊澤和代さんの「季語と環境」です。熊澤さんは環境の変化により、季語がなくなったり、新しい季語が出てくる中、眼前の自然と向き合う季語を大切に詠むことの重要さを述べていらっしゃいます。
 また同時に今月はもう1篇、、「ビオトープの復元」の記事を載せました。7月6日に今年の「自然と親しむ吟行会」を三島市の梅花藻の里、源兵衛川を吟行する予定ですが源兵衛川はビオトープが復元された貴重な川です。吟行会の申込みは今月の15日までです。吟行会に参加したいと思われる方の参考にこの記事を載せました。吟行案内は「伊吹嶺」4月号に紹介されています。野島秀子さんにハガキで申し込んで下さい。多くの参加をお待ちしております。

 今日は雨です。4月21日、27日の落書にある孝子さんの家の牡丹はまだ咲いているのでしょうか。綾子先生は雨の日も牡丹を詠んでいる句が多いですね。
   一と雨を葉に受けにける牡丹かな      細見綾子
   牡丹七日中の三日は雨しとど
   牡丹咲ききつて雨呼ぶ日なりける
   牡丹に雨の荒れざまのこりたる
   風強し雨強し牡丹日記かな
   雨風の日で終りたる牡丹かな
   豪雨来て地を鎮めたり牡丹咲く
   雷雨来て牡丹一夜にくづれたり
   雨の日の牡丹の雫鑑真像
   大粒の雨や牡丹を見る傘に
   雨の牡丹鑑真の盲ひたる眼に
   雨と晴れ交互に牡丹十日あまり
   雨の牡丹真珠の玉ころがしぬ
   牡丹十日と言へど雨の日多かりき
   

 またこの落書も重くなりましたので、3月以前の落書を倉庫に入れました。3月以前の落書はこのページの上段の案内に従って見て下さい。(隆生)


26.5.5 (3187)
 関東支部の 古賀一弘さんが、句集『のにあそふ』を出版されました。
古賀さ~ん おめでとうございました。
 1頁に3句づつで、3百句余りの句が載っています。「伊吹嶺」に入会されたのが平成14
年ですが、洗練された言葉がちりばめられた句集です。
 一灯さんの序文によると、歌謡詞の作詞をされておられ、元々詩心の豊かな方との事。
何よりも羨ましいのは、息子さん二人が、挿絵と装幀を担当されている事です。

 
        ポケットに万葉秀歌野に遊ぶ
        大阿蘇の天を焦がして野火走る
        連山へ谺返して竹を切る
        胃袋のなき身につるり新豆腐
        二の腕の眩しき街や薄暑光
        豊かなる土偶の乳房風薫る
        口紅を拭ひまた引く秋思かな
        煙草の火分け合ふ女形村芝居


   句集をご希望の方は 以下(ご本人)に問い合わせて下さい。(孝子)

   電話・フアックス  042-462-4662
   k.koga-394819@nifty.com

26.5.4 (3186)
 内田さんから、写真とお便りが届きました。<軒菖蒲>
の話題です。 
 子供の頃、5月5日には 父が菖蒲と蓬を束にして屋
根に放り投げていたことを思い出しました。 数年前の
事ですが、奈良の春日大社では、杜の中の小さな社
(祠)にまで、庇に菖蒲が挿してありました。
 明日は端午の節句。日本の男子よ 健康で強くあれ! 
                              (孝子)

 今日は宵節句です。永年我が家では軒に菖蒲を挿し
ていましたが、最近は屋根の乗ると危ないから、などと理由をつけて古くからの風習を忘れがちでした。
 昨日ご近所の方から「お宅っていつも端午の節句の日には屋根に菖蒲を垂らしていたよね!」といわれ、たくさんの菖蒲をいただきました。 母が昔から続けていたことを、母が思い出させてくれたような気がします。
 早速、軒先に菖蒲と蓬を挿してみました。邪気を除き、火災から免れると母から聞いた覚えがあります。忘れかけた我が家の歳時記が復活したひとときでした。
 
  写真は軒菖蒲と52年前に亡くなった父が甲府へ行った時に買ってきたと思われる「甲斐の兜」です。押入れの奥の奥に箱に入ったまま据えられていました。父の思い出も薄れてきていますが、「兜 」発見の時はさすがに幼かった頃のことが思い出されました  (内田陽子)


26.5.3 夜 (3185)
 慢房さんから 写真を添えてお便りが届きました。 「伊吹嶺」4月号に慢房さんのライダー(?)
姿の写真が載っています。現在はあの写真より10キロ体重を落とされたとか。その話題も興味
がありますが・・・・・毎月「伊吹嶺」に寄せられていたエッセイ「季節の食卓」も楽しく読ませてい
ただいていました。 4月号で終わってしまって、残念です。 (孝子)

 今日は北茨城の大津漁港の御船祭(おふなまつり)に行ってきました。街中の路地を、重さ5
トンの本物の漁船や神輿が練り歩く奇祭です。

 気性の荒い港町ということと、本物の船を引く本祭は五年に一度ということもあって、祭りの参
加者のテンションは上げ上げで、狭い路地で神輿が揉まれると沿道の観衆はラッシュアワーの都
電以上の状態となり、泣き出す女性もいるほどでした。

 若衆が神輿や神官やお囃子衆を乗せた船の両舷に取り付き、体重をかけて船を左右に大きく
何度も揺すります。合図で大勢が引き綱を引き、道に敷かれたソロバンと呼ばれる木枠の上に
船を滑らせ、一気に数十メートル進ませます。これを繰り返して狭い商店街に船を進ませて行き
ます。摩擦熱でソロバンが焼けてきな臭いにおいが漂い、観客の拍手と歓声が上がります。

 大津漁港は、東日本大震災で大きな被害を受け、港の施設はなんとか修復したものの、福島
に隣接していることから、風評被害で水揚げした魚の販売が難航しています。ささやかな一灯で
すが、観光や買い物に参加させて戴きたいと思います。「頑張っぺ!茨城」です。(慢房)



      ・・・・・・・・・・・・  ☆  ・・・・・・・・・・・  ☆  ・・・・・・・・・・・・・・


26.5.3 (3184)
 5月が始まりました。良い気候の5月です。いぶきネットも皆さんの協力をいただきながら   
頑張りますので、 宜しくお願いします。
 各地で いろいろな行事が催されています。 幹事さんからのお知らせですが、写真も
送って頂きました。(孝子)

   いぶきネットの皆様       投句締切のお知らせ

 雨後の新緑のなんと眩しいことでしょう。

ゴールデンウイークも後半になり、3日から福岡市を祭り一色に染める「博多どんたく

港まつり」がはじまりました。

室町時代に始まった領主への年賀行事「博多松囃子(はかたまつばやし)」を原型と

する祭りで、オランダ語で休日を意味する「ゾンターク」から名付けらたそうです。

例年になく(何時も雨が降る)上天気に恵まれ、博多の町は二百万人以上の観光客

を集めました。華やかなパレードに、花自動車、、大河ドラマの黒田官兵衛まで・・・

皆さんのゴールデンウイークは如何でしょうか。


   どんたくに酔ひふるさとを語り合ふ    中津川  幸江

   正座して緑雨の雫見てゐたり        国枝  洋子

さて、  明後日5日午後9時投句の締切りです。 
     早めにお送りくださるようにお願いいたします。(樹炎) 


26.4.28 (3183)
★ 4月・いぶきネット句会の添削例をアップしました。トップページのいぶきネット
句会 → 添削例 から ご覧ください。

★4月のHP俳句会・いぶきネット句会のアップ等が終わりました。 皆さんの協力
をいただきまして、滞りなく終了! です。 

★ 幹事さんから、5月・いぶきネット句会のお知らせが写真を添えて届きました。
                                            (孝子)

  いぶきネットの皆様      投句・選句締切のお知らせ

 晩春の山腹や尾根筋を一面 緋に彩る躑躅・・・お寺や学校 街中と、

幼い頃から親しんだ花です。

のどかな春の日差しに、家族と近所の躑躅園を巡りました。

 約1万坪の庭園では、目白や 鶯の囀りを聞きながら、樹齢400年の本キリシマ

を始め、約5000本のツツジが紫の雲が降りてきたようです。

貸し杖を付き、急な坂道は婿殿に手を借りて、ゆっくり眺めて来ました。

藤棚の日陰にほっと一休み、わずかに残る牡丹も楽しめました。

百花繚乱 その眩しさに何時までも残像が焼き付いています。

皆さんのゴールデンウイークは如何でしょうか。


      幽霊図見し目にやさし白つつじ      栗田せつ子

      緋躑躅の芯の甘さよ母遠し        武藤光晴 


            さて、投句締切 5月1日(木曜日)から5日(月曜日)午後9時締切

               選句締切 5月6日(火曜日)から10日〈土曜日)午後9時締切 (樹炎)



26.4.27 (3182)
 毎年今頃は、綾子先生の著書『武蔵野歳時記』の<牡丹>と<むらぎも>のページを
開きます。 先生はその中で、花に優劣をつけたくなくて、なずなも犬ふぐりも一生懸命に
咲いている美しさがあるが、牡丹は特別で花の王だと書いておられます。
 咲き初めの牡丹の匂いと、開ききった牡丹姿は、私にとっても特別な存在のように思えて、
先生の牡丹の句を重ねて何度も眺めています。まさに綾子先生の句「朝の牡丹夕べの牡
丹十日かな
」の日々です。
 先生は次のようにも述べておられます。
    ・・・・・牡丹の花はこの上ない豊かさとともに、他のものには見られない寂しさをあわせ
  持っている。むしろ寂しさが後に残る。

 今朝 鉢の牡丹が散り始めました。 (孝子)


 以下 細見綾子句集『牡丹』より平成3年作        ・わが八十水色のシャツ牡丹の前

   ・牡丹に広げし母の手織縞           ・牡丹十日母にもの言ふ如きかな 

   ・母の忌は牡丹が咲きて三日あと       ・ふつくらと牡丹下枝母に挿す

   ・晴れし日は庭の牡丹に近づけり       ・牡丹或日じつと静まり返りゐて

   ・又或る日少しの風に牡丹揺れ        ・牡丹に丹沢山の夕日かな


26.4.25 (3181)
 ★本阿弥書店『俳壇』5月号に 我らが副主宰! 河原地さんの
作品
7句が載っています。皆さ~~ん ご覧になりましたか?
左の写真では、分かり難いですね。以下にその一部を。
(他はご購読を!)

        俳句ワイド作品集・・・・今月の有力同人

        「初恋」・・・・・・・・・河原地英武〔伊吹嶺〕

            一昨年より副主宰の重責を担うことになったが、栗田
      主宰を先頭に、伊吹嶺の良き仲間と共に、即物具象の
      句をめざし、若い世代に正しく俳句を伝えることを目標
      として、邁進している。

           初恋といふ名のインク春の雪     河原地英武  

 ★この5月号・112頁の「俳句月評」欄では、「鷹」の高柳克弘さんが、我らが主宰!の一句を鑑賞されています。        父の墓訪へば湯呑に厚氷です。 併せてご覧ください。(孝子)

 

26.4.24夜 (3180)  おおがき芭蕉交流句会のご案内
 最近、栗田主宰からご連絡がありましたので、「おおがき芭蕉交流句会」のお知らせをします。この交流句会は芭蕉生誕370年にあたっての企画で、5回に分けて、各回毎に2名の講師による交流句会が行われます。詳しい内容は別紙案内資料に紹介しますが、主な内容を以下にお知らせします。

1.日時と講師(敬称略)
  第1回:6月15日(日) 清水清風(「流ryu」主宰)   辻恵美子(「栴檀」主宰)
  第2回:8月17日(日) 井上康明(「郭公」主宰)    櫂未知子(「銀化」同人)
  第3回:9月28日(日) 渡辺純枝(「濃尾」主宰)    田中青志(前奥の細道むすびの地俳句協会会長)
  第4回:11月26日(日) 正木ゆう子(「紫薇」同人)  田中亜美(「海程」同人)
  第5回:1月11日(日) 伊藤政美(「菜の花」主宰)   栗田やすし(「伊吹嶺」主宰)
  各会とも13:00~16:45の日程となっています。
2.場所  奥の細道むすびの地記念館(大垣市船町2丁目26番地1)
3.参会費  1,000円
4.定員  各会場20名(先着順 定員になり次第締切になります。)
5.投句  事前投句2句 当日席題あり
       事前投句は開催日2週間前までに 大垣市教育委員会 文化振興課 担当まで
       ※句会への参加が決まった方に、投句用紙を後日、送付します。
6.連絡先  大垣市教育委員会 文化振興課  主幹:高田(雅)、担当:高木
        住所:〒503-0888 大垣市丸の内2-55
        TEL:0584-47-8067(直通)
        FAX:0584-81-0715


 以上の内容ですが、別紙案内の参加申込書でFAX申込みとなります。さらに補足しますと、参加はこの5回の交流句会、2名の講師の全部で10回の参加機会のうち、1回の1講師のみ参加が可能で、現在5回分まとめて受付中です。しかも各会20名の定員です。また申込み可能は第3希望までとなっています。例えば栗田主宰の交流句会に参加したい場合、来年の1月11日の予定ですが、既に受付が始まっていますので、ご承知置き下さい。
 参加されたい方は、次の交流句会案内の中の参加申込書をA4版でプリントアウトしてFAXで申し込んで下さい。(隆生)
   おおがき芭蕉交流句会案内
  


26.4.24 (3179)
 いぶきネットの仲間の 玉井さんから 写真を添えてメールが届きました。
玉井さんは、虫やトカゲや山椒魚が大好きです。
 温かくなりましたので、これからも、虫の便りがいただけるのでは??
玉井さ~~ん  宜しくお願いします。

 今日 名古屋ではキアゲハが観察されたとか。
去年10月に落書に載せていただいた青虫がさなぎになり越冬して半年間
玄関先で休眠していましたが、3個のうち2個が今日無事にきれいな揚羽
になって蜜を求めて飛び立っていきました。

 庭の山椒の花がさかりで 山椒を食べて育った揚羽ですので今年もたく
さん卵を産んでくれたらいいと思ってます。
青虫は食欲旺盛ですので山椒の葉はすぐ食い尽くされますけど。(玉井美智子)

        御穂田の水に映れり黒揚羽   栗田やすし

                                       左の写真は、山椒の花です。(孝子)


26.4.22 夜 (3178)
 樹炎さんから写真を添えてメールが届きました。福岡市にお住まいですので、少し
先取りをされた季節を 運んでいただけるようで 嬉しいですね。
樹炎さ~~ん 有難うございました。(孝子)

 お天気が良かったので、昼間ふらりと里山を訪ねました。

蛙の声・・・田水が張られ、人家が沈んで見えます。

水田に藤の花や桐の花、躑躅などが映って長閑です。土の匂いに人恋しくなりました。

蓮華畑の土手に座って握飯を食べていると、農作業のおじさんが振り返って見ています。    

一鍬、一鍬、耕していた昔と違って、耕耘機がエンジン音を立て

はじめました。夫に大声で話してしまいます・・・ 


熊蜂が頭上を旋回はじめました。 ご笑覧下さい。(樹炎)


  
北上のゆるき流れや藤の花    栗田やすし



26.4.22  (3177)
 関東支部の合同句集『炉火』Ⅱ が刊行されました。25名の会員の方々
の作品(20句)が載っています。 
 主宰は序文の中で、以下のように書いておられます。(その1部分ですが)

    ・・・・・・「継続は力なり」と言いますが、『炉火』の隔年刊行という
    初期の目標を着実に実行されますことは、支部長始め皆さんの弛
    まぬ努力と結束の賜物であり心より敬意を表します。

    ・・・・・・合同句集『炉火』刊行の意義は、この2年に自分たちが俳
    句とどう関わって来たかを確認すること・・・・・・・

  関東支部の皆様、  おめでとうございます。(孝子)

 
       ご希望の方は、 支部長の中野一灯さんまで    ☎ 042-576-3587


26.4.21  (3176)
 ベランダの一鉢の牡丹が開きました。引っ越して環境が変
わり、しかも去年の猛暑の夏を狭いベランダでよく耐えました。
 花の数も減り8個に、花の大きさも小振りになりましたが、
風の無い時のベランダは、よく匂います。 夜は寝る前にもう
一度見に出ます。 遠くの名古屋の街の灯と、朧月と牡丹の
匂い・・・・・<牡丹の日々>が始まりました。

     寝る前に牡丹見に出し月夜なり    細見綾子

            句集「存問」より(昭和56年)


★ 内田さんから メールをいただきました。 時々 お便りを頂くようにお願いしましたので、これからは 元気で新鮮な風が送られて来ると思います。  内田さ~~~ん 宜しくお願いします。(孝子)
  
  先日静岡支部編集部より「一番茶句会報」三月号を送っていただきました。今までにもネット部にもお送りいただき、孝子さんが「落書」で紹介してくださっています。「静岡支部」の溢れるエネルギーを感じました。 各句会の秀句と共に、「一番茶」の仲間、「私の句づくりの場所」「自句自解」など充実した構成になっています。
 目を見張るのは「水見色ほたる会」と「どんぐり句会」のジュニア俳句です。子供たちの成長の証として大きな役割を果たしているような気がします。投句の子供たちの活字になった喜びは勿論のこと、ご家族の目を細めている姿が目に浮かびます。将来の明るい「伊吹嶺」が見えてくるようでうれしい限りですね。
 
    いもうととみずあそびしたはるのにわ   (小1) 朋芭
    たんぽぽががっこうへいくみちにさく   (小2) もか
    たんぽぽがいっぱいさいてるうちのにわ      かのん
    たんぽぽが力でやぶったアスファルト  (小3) 日菜子
    道ぞいにずらりとならぶ梅の花      (小3) こうた
    駐車場すみにひろがる犬ふぐり     (小4) 萌子   
                                          (一番茶句会報3月号より)


26.4.20  (3175)
 今日は、愛知俳人協会に出席しました。 今年も大会賞・入賞は「伊吹嶺」が占めま
した。 講演は、とても分かり易い内容で、楽しく聴かせていただきました。範子さんが
会の様子を書いて下さいました。(孝子)

 4月20日、俳人協会愛知支部の総会・講演・懇親俳句会がありました。
講演は俳人協会評議員で俳句文学館編集長の上谷昌憲先生(「沖」所属)をお迎えし
「俳句もの説 再確認」と題したお話をお聞きしました。一部をご紹介します。

・俳句は経験の文学。俳人はおそらく植物や鳥類の学者の次に植物や鳥の名前や
生態を高いレベルで知っている。 そしてそれを自慢したりしない。
・平凡なものの中に不思議さを感じる力。
・いい俳句を作ろうとしてもだめ。子規、虚子、碧梧桐が修練したように物を凝視すること。
・「物」を「言葉」で置き換えるのは「自分」
・俳句は理屈ではない。自分の五感を総動員して、詩と平凡の紙一重を突き破る。

 また講演の最後の質疑応答の時間に 能村登四郎の次の代表作について解釈をい
ただきました。

       春ひとり槍投げて槍に歩み寄る  能村登四郎


  お楽しみの句会の結果ですが、今年も伊吹嶺は大活躍でした。
大会賞は3名の内2名を占め、入賞も10名の内5名いらっしゃいました。

★.。.:*・°★ 大会賞 入賞の皆様 おめでとうございます ★.。.:*・°★

      【大会賞】若布干す海女のほまちの一筵   都合ナルミ

      【大会賞】野焼より戻りし法被垣に干す   牧野 一古


                       写真上は、講師の上谷先生。 下は、賞状と賞品を手に にっこりの牧野さん。

26.4.18  (3174)
 
今日はインターネット部の愛知のメンバーで集まって、7月に予定をしている
「自然と親しむ
吟行会」
や 5月に行われる「紫麦吟行会」について 打ち合わせをしました。
 
 特に「自然と親しむ吟行会」は、現在申し込みを受け付けていますので、<環境部>の皆さ
んで
 念入りに打ち合わせが行われました。 去年からメンバーに加わっていただいている
松原さん(下の写真の左)も出席してくださいました。松原さんは、春日井市の「自然友の会」
広報(?)を担当されていますので、心強い存在です 。
LINK集の「春日井自然友の会」を ご覧ください。


 
『俳句四季』5月号が届きました。
<四季吟詠>の東海のページの今月の選者は、我等が伊吹嶺編集長の
下里さんです。 特選は、 福田邦子さん(伊吹嶺の愛知の同人)でした。 

  
下里美恵子特選
          年の市いつもの場所に刃物売り     福田邦子


               福田さ~~ん  おめでとうございました。

                       
写真は、今日の打ち合わせの風景です。(孝子)



26.4.16  (3173)
 昨日、今日といぶきネット句会の合評会でした。両日とも20数名の参加で、大賑わいでした。また今月から2名の入会で投句数も増えて、2日間とも1時間で合評会を終えるのは大変でした。しかし多くの会員の方からの発言があり、活発な合評会となりました。こんな調子でいけばよいと思います。ただ進行役はそれ以上の準備が大変でしたが、自分の勉強にもなります。今月は、これから名前入りの入選句一覧の配信、自選句の送付、そして句会報の発行と続きます。
 また来月もいぶきネット句会会員の多くの参加をお待ちしております。(隆生)


26.4.13  (3172)
   いぶきネットの皆様        合評会のお知らせ

 やわらかな光に 草木が一斉に芽吹き、野遊びの頃ですね。

(菜の花)を見に行きました。一面の菜の花明かりを電車がスピードを揚げて通過します。

紋黄蝶・紋白蝶・が絡まるように、優雅に舞って 幼い日の記憶がよみがえりました。

 今朝 (熱気球)が池に映るくらいに下がっています。風のない日を選んで揚るようです。

バーナーの炎が見えて乗っている人の声も かすかに聞こえます。長閑な朝です。

皆さんの辺りは如何でしょうか。


       菜の花を載せて帰れり耕耘機    谷口千賀子

       初蝶のひかりこぼせり草の上     桜井節子


  さて、合評会はいつものように、15日(火)・16日(水)の両日
    午後9時から行います。  投句 一覧および 選句一覧を用意の上
     伊吹嶺フォーラムのチャットルームへお集まりください。  (八尋 樹炎 )


26.4.12  (3171)
 ★伊吹嶺4月号 12ページの 関東支部長の電話番号が 間違っていました。
 関東支部の合同句集『炉火』Ⅱが出版されましたが 電話での申し込みの方は、
ご注意下さい。
    ☓  TEL  642-576・・・・     〇 TEL  042-576ー3587



 ★『俳句四季』<四季吟詠>は、下里美恵子さんが選者の担当月です。応募は
4月20日が締め切りです。 お手元に投句用の葉書をお持ちの方は、お忘れなく!

 その 下里さんから 以下のような 素敵なメールをいただきました。(孝子)


 あたたかくなりました。雑草がぐんぐん伸びて、今年も草取りに忙しい季節が始まりまし

た。どんな雑草にも名前があってよく見れば案外可愛いらしいものです。そんな雑草の

一つに「はこべ」があります。はこべは春の七草の一つでもあるので、雑草と言えるか

どうか…。でも放っておけば際限なくはびこる困った存在です。小さい頃、はこべは専ら

鶏の餌として摘みました。ざくざく切って麬(ふすま)に混ぜて飼料としました。 「はこべ」

が食べられることを最近知りました。 さっと茹でてお浸しにするとしゃきしゃきとした歯応えがあって美味しいそうです。

「こはこべ」「みどりはこべ」等々、はこべにも種類がありますが、葉が大きめな「うしはこべ」がおすすめだそうです。私

はまだ食べたことがありませんが、機会があったらチャレンジするのも楽しいかもしれませんね。 

七草の粥の支度をして寝たり 綾子> 先生の七草粥の中に「はこべ」も入っていたでしょうか? 

蕗の薹や山椒、蕨…等々、野の味がお好きだった先生のことが懐かしく思い出されます。(下里美恵子)

 
  写真は、上の話題とは関係がありませんが・・・・・樹炎さんのご趣味(?)の1つに陶芸があります。その工房のの風景です。(孝子)


26.4.8  (3170)
昨日のページの、内田さんからの写真を見られた 主宰と とみおさん(関東支部)から、メールが届きました。(孝子)

  矢野さん おはようございます
わが庭の枝垂れ櫻も葉桜となりました。
 三島の富士山を見て、三島での二十二年間を懐かしく思い出しています。
今すぐにでも三島に出かけたい思いです。
                                   栗田やすし


 古本屋で やっと『霜華』を見つけ 二三日前手元に参りました。
主宰の3句と 富士山の写真を見て、 偶然で嬉しくなりました。  
                                         とみお



★ 主宰の自註句集が最近出版されました。(トップページの刊行物紹介に載っています。)

 今朝の中日新聞には「中部の文芸」の欄で、加藤かな文さんが この句集を紹介しておられます。 見出しには<各句に自註付し新鮮さ>とあります。

 句集の3句目と、その句の自註を紹介します。

     どこからも見ゆ冠雪の三島富士 (平成10年)

          日大三島のキャンパスから、あるいは狩野川の堤から眺める富士山は四季折々の姿で心を癒してくれた。


26.4.8夜 (3171)
 遅くなりましたが、「環境と俳句」コーナーで,野島秀子さんに「クロメンガタスズメ」で書いて頂きました。なんとも舌を噛みそうな名前の蛾である。もともと日本の南方に棲んでいた蛾で、今温暖化により北上しつつあるという。野島さんが書いているように、在来の日本の生態系に影響を及ぼしている。幼虫は根菜類を荒し、成虫はミツバチの巣に穴を開け、盗密するという。同じ日本在来種でも温暖化による北上が言わば、外来種的な影響を受ける。ネットで調べるとまたの名を「どくろ蛾」とも言うそうだ。画像検索するとまさにその通りである。このような情報を俳人もよく知っておくことが必要で、実態を知って在来種の貴重さを感じで、作句に活かして貰いたいものである。
 なおこの文章はトップページの「環境コーナー」から入って下さい。
 またクロメンガタスズメの画像は次のHPを参照して下さい。(隆生)
   http://www.jpmoth.org/Sphingidae/Sphinginae/Acherontia_lachesis.html


26.4.8  (3170)

 今日は4月の愛知同人句会でした。 53名の出席で、「伊吹嶺」の
俳句を学びました。 挨拶の中で主宰は、「伊吹嶺 そして俳句界の為
にも若い会員を育てていただきたい」と 述べられました。
 
 先月の同人総会の時にも、「各々の句会の仲間と研鑽を積んで 正
しい俳句を後世に伝えてほしい」と 言われましたが、今日もその事を強
調されました。
 毎月の同人句会は、我々(伊吹嶺)の進むべき方向を 再確認し、私
の怠け心を軌道修正出来る 大切な場所でもあります。
 
                  右の写真は、1番新しい(?)主宰のショットです。

             ・・・・・・・・    ☆    ・・・・・・・・    ☆    ・・・・・・・・


 内田陽子さんから 今朝 とれとれ(?)の写真が届きました。 なんと!息子さんが 
あの 富士山の良く見える三島に転勤されて住まわれるそうです。
 結羽ちゃんは、内田さんのお孫さんです。

 添付の写真は嫁から今朝送られてきたものです。孫の部屋からの富士山です。(陽子)
 
   富士山は春でも雪をかぶってる     結羽


 ★三島は主宰にもご縁のある土地です。
        以下3句 栗田やすし句集『霜華』より

         グラウンドに出て受験子が富士仰ぐ (平成11年)

         純白の富士が明るし寒波来る     (平成12年)

         青空にあつけらかんと雪の富士    (  〃  )


                ・・・・・・・・・・・・・    ☆    ・・・・・・・・・・    ☆    ・・・・・・・・・・・・


 6日に行われました 朝日チカルチャーセンターの皆さんとの瀬戸吟行会のご縁で、
横井さんより早速 お便りをいただきました。  横井さ~ん 有難うございました。(孝子)

 先日、歴史散策の仲間と、志段味(名古屋市守山区)の古墳群を訪ねました。ここに
は前方後円墳など、
4世紀から7世紀までの古墳が無数にあり、古代史のメッカです。
 東大久手古墳のそばに、可憐な白い花をつけた豆梨(マメナシ)が 群生してました。豆   
梨は、氷河期生き残りの希少種で、東海地方しかありません。秋には、
1センチほどの小さ
な黄褐色の小さな実がなります。花は青空によく似合ます。

 ほとんど俳句には詠まれてませんが、訪ねていただいて、古墳探訪と俳句を楽しんで
いただければ、古代人(弥生人)の心に触れることができると思います。

                                写真添付します。(横井一夫)



26.4.7  (3169)
 毎月トップページの縦書き俳句は綾乃さんにアップをお願いしています。今月も新しい俳句をアップして頂きました。ありがとうございます。
 また毎月森田もきちさんから写真レターが届いています。先月末に届きましたが、私が怠けていたため、遅くなりましたがその写真レターをご紹介します。俳句は先月のいぶきネット句会に投句したものです。この写真レターに入るには【こちら】をクリックするか、右の写真をクリックして下さい。
 このようにして自分の俳句と写真をセットにして残すと面白いですね。

 なお遅くなりましたが、今月の「いぶきネットの四季」をアップしました。内田陽子さんの地元の潮干刈りの風景で、栗田主宰の句を鑑賞されています。また蒲郡の竹島は干満の差が大きく、干潮の時は竹島まですっかり干上がります。まさに天童よしみの「珍島物語」の歌詞のとおりだと思いました。そのため陽子さんには干潮の潮干刈りの写真と満潮の写真を依頼しました。2つの写真と天童よしみの唄を重ね合わせてみて下さい。
 この「いぶきネットの四季」に入るには【こちら】をクリックして下さい。(隆生)


26.4.6  (3168)
 朝日カルチャー「俳句教室」の仲間が、瀬戸を吟行されました。時々
「落書」へ話題を送って頂いている横井さんから お誘いを頂き、瀬戸
の街を2時間ほど一緒に歩きました。 積極的に俳句を学んでおられる
皆さんに 大いに刺激をいただきました。
 HP俳句会へ参加していただける約束も頂きました。(孝子)


 4月6日、朝日カルチャ-センタ-の俳句教室(都合ナルミさん指導)の有志(8名)   
で恒例の吟行を実施しました。今回は陶器の街「瀬戸」を訪ねました。
さらに特別参加として落書の主の矢野孝子さんにも加わっていただき
ました。
 今日は西風が強く、まさに花冷の一日です。瀬戸駅から銀座通りを
ぬけ、深川神社、陶彦社をまず参拝。陶製の梵鐘で有名な法雲寺、そ
して藤井達吉ゆかりの無風庵へと歩きました。途中
、初燕が我々を迎
えてくれます。 桜も散り始めで、絵のような風景です。

 句会は駅前の「パルティ-瀬戸」で実施。いつものように、ナルミ先生の
テキパキとした指導と孝子さんの的を得たアドバイスで、贅沢な句会となり
ました。(横井一夫)

   
町の名は窯神町やつばめ来る    都合ナルミ


 
どこを歩いても満開の桜でした。 写真上は街を一望でき、慰霊碑のある通称<おちんやま>。下の写真は、戦時下に作られた陶製の梵鐘の前で・・・・・

26.4.5  (3167)
 『俳句四季』の4月号に 主宰の作品が載っています。 皆さん ご覧になりましたか?
<八句競詠>のページに 「甘蔗しぐれ」と題して 沖縄で詠まれた8句です。

          みはるかす甘蔗の穂波よ海ま青     栗田 やすし   


 読者が作品を応募出来る「四季吟詠」は、我等が「伊吹嶺」編集長・下里が選者です。 
下里さん担当の応募句の締め切りは、今月の20日です。 手元に応募はがきをお持ちの方は、
是非応募してください。4月20日で~~~す。 お忘れなく。(孝子)


                           写真は2009年の伊吹嶺吟行会の時に写しました。御穂田の甘蔗の花です。

26.4.4 夜 (3166)
 以前「落書」でお知らせしましたが・・・・
今日、犬山市で、「第19回・内藤丈草を偲ぶ会」が開かれ、 主宰が講演をされました。
Kさんが 知らせてくださいましたが・・・・・・例年に比べて参加者も多く、盛会のようでした。
 主宰は、「丈草を読む」と題して 丈草の俳句18句に 解説を交えながらお話をされた
そうです。


  犬山市教育委員会賞

      春風やげんこつ飴のきな粉飛ぶ   橋本 淳

 俳句会では、その他にも「伊吹嶺」の多くの仲間が特選や入選を頂かれたようです。
皆様 おめでとうございました。(孝子)


                             
写真は、1日の吟行の時に見つけた<丹頂草>です。勝持寺の庭に咲いていました。


26.4.4(3165)
 いぶきネットの皆様       投句締切のお知らせ

 桜が咲くころに思いもかけない寒さ・・・花冷えですね。

爛漫の桜に無情の雨、花曇り、風が吹けば一夜にして散ってしまいます。気温の

差が激しく、夕方 窓を開けば一面の霧池も、森も消えて、まるで我が家が宙に

浮いた感じでした。幻想を誘う一時の夢、(小面のシテ)が朧に脳裏をよぎります。   

かすかに、鼓の音が・・・

外灯が枇杷色にかすみ、散る桜・・・鳰が奇声を上げています。

皆さんの辺りの桜は如何でしょうか。                                
写真は 樹炎さんに いただきました。

           つくばひに枝垂桜の枝浸す  青木 信子

           一片づつ落花を放つ闇の中 安田 健司


     さて、  明日5日午後9時投句の締切りです。 (樹炎)


26.4.3 (3164)  沢木欣一先生・細見綾子先生の著書
 沢木くみ子さんからメールを頂きました。ご主人の沢木太郎さんが亡くなられてから、「風木舎」は更地になったようです。これまでの「風茶房」というブログから、新しく「風茶房跡地」としてリニューアルされたようです。そしてその4月1日欄には、沢木欣一先生、細見綾子先生の著書の在庫が紹介されています。購入希望者はこの日に書いてあるくみ子さんのアドレスに申し込んで下さいとのコメントが書いてあります。なお購入申込みはメールアドレスからのみ可能なことも申し加えます。
 「風茶房跡地」は次のHPアドレスをクリックして下さい。そしてそこにあるメールアドレス宛てに申し込んで下さい。(隆生)
   http://kaze.tea-nifty.com/note/2014/04/post-7bbf.html


26.4.2 (3163)
 昨日の吟行会の続きです。  名古屋から毎月京都句会に参加されている徒歩さんが、
写真を添えてメールを送って下さいました。 徒歩さ~ん 有難うございました。

 今月の京都句会はインターネット部の方々が参加しての合同句会でした。 いつものオフ
句会吟行会とは違って普通の句会と吟行句会の両方の京都句会方式です。

 吟行場所は西行ゆかりの花の寺勝持寺と隣接する大原野神社。勝持寺では透き通るよ
うな鶯の鳴き声が出迎えてくれました。重文の薬師如来、三代目の西行桜と、皆思い思い
の場所へ散り句作に励みます。
 仁王門の前で記念撮影の後大原野神社へ移動。この辺りは筍の産地で見事なな竹林
が散在しています。神社庭園の前の茶屋で昼食の後神社の広間をお借りして句会。句会
は国枝洋子さんと河村恵光さんの澄み渡る声の披講で行われました。
 
 河原地副主宰が言われたように早々たるメンバーの句会ですので、短時間で選句する
のは難かしい作業でした。

 そんな中で今日の一番人気は、副主宰も特選で採られた中斎ゆうこさんの、
花疲れ読まずにしまふ凶みくじ」でした。

 吟行句会では国枝隆生さんの「極楽てふ橋を渡るや四月馬鹿」が高得点でした。

                                     写真は西行桜です。(松井徒歩)

 なお伊吹嶺落書では初めての試みで句会での河原地副主宰の講評部分をyou tubeでアップして頂きました。徒歩さんからのHPBではうまく行かなかったことで、徒歩さんからのソースを頂いて、試しに国枝でアップしてみました。ただアップは成功しましたが、あとに別のブログの動画も続いて貼りついているようです。次はうまく行くようにもう少し研究してみます。(この項隆生)

 

 昨日の吟行仲間のメールは、当日の駅でのアクシデント(?)の話題で持ち切りです。 京都勢はその後・・・・救急隊が来た時点で(次の電車で)帰られたそうです。 ハラハラはしましたが、句会仲間の女性陣が非常ベルを押し・・・・ 安全を確認しながらの救護でしたので、皆様ご安心あれ!(孝子)


26.4.1 (3162)
 京都句会へお誘いをいただき、愛知
のネットの仲間8名が参加させていた
だきました。

 京都のJR向日町駅に集合をして、
総勢16名が、勝持寺から大原野神社
まで歩きました。   

お天気に恵まれ、桜も満開で 皆さんと
よく歩きました。
 西行桜や大原野の菜の花が満開でした。
神社の社務所をお借りして句会が行われましたが、今月は、京都句会発足して
1年と言う 記念すべき句会でした。

 月例の句会の後、吟行句での句会と続き、副主宰の指導をいただき・・・・有意義
な1日でした。

 しかし・・・・それから 悲鳴の上がるような・・・・・アクシデント(?)がありました。
駅のホームから転落した男性を 我らが伊吹嶺の仲間のSさんと Tさんが背負っ
て助けられました。多くの方々が見守る中、電車も100メートル以上先で止まって・・
・・皆さん無事でした。 「伊吹嶺」の仲間の勇気を誇らしく思い・・・・胸が熱くなりました。   
 名古屋勢は 京都勢を残して帰ってしまいましたが・・・・・・・・京都勢は帰宅が遅く
なったのではないでしょうか?

 京都句会の皆様 本当に お世話になりました。

写真上の右は、勝持寺の門前で、左は大原野神社の社務所での句会風景。写真下は、幹事さんと会計係のお二人です。食事も句作もそこそこに いろいろ準備をしていただいているところです。(孝子)


26.3.31 (3161)
 昨日の同人総会はもう遙か彼方のような感じです。しかし同人総会を踏まえてこれから各同人が「自己研鑽」「句会の育成」など、それぞれの役割を果たして行くのはこれからです。昨日の栗田主宰の挨拶をもう一度かみしめて、私自身も研鑽する必要があると思いました。
 ところで早速長崎眞由美さんに同人総会記を書いて頂きました。インターネット部メンバーによる総会記アップの早さはインターネット部の取り柄です。眞由美さん、ありがとうございます。
 また新人賞受賞の哲半さん、英之さん、おめでとうございます。新人賞とはこれまでの成績もさることながら、これからの研鑽を背負っていく立場でもあります。今後のご活躍を期待しております。
 秀句賞の幹教さん、サキ子さん、ともにおめでとうございます。特に幹教さんには、ご冥福をお祈りします。
 なお同人総会記は【こちら】から入って下さい。(隆生)


26.3.30 (3160)
 速報!

 今日は 同人総会でした。 名古屋に同人74名が
集まり盛会でした。
 午前には、新人賞と 秀句賞の選考委員会が行われ・・   
以下が その結果です。 皆さ~~~ん! おめでとう
ございました。

 
新人賞 
    ・東口哲半   ・荒川英之

 秀句賞

  ・朴の葉に盛る新そばのうすみどり   大橋幹教

  ・鷹の背に乗つて宇宙へ初の夢     足立サキ子


 
総会に続いて句会が行われ・・・・
「伊吹嶺」の俳句を 学びました。 いぶきネットの仲間の切子さんの句が
好評で、主宰・副主宰・多くの同人の方に選ばれました。

   渋滞の先頭きつて耕耘機     関根切子

 総会の様子は、後日 長崎眞由美さんが詳しく書いてくださいます。  
お楽しみに!

 写真上 2枚は 今日のピカピカ(?)の主宰です。 懇親会でリラックスされているショットを狙ったのですが・・・・・・あと1歩でしょうか??  下の写真は、 新人賞と秀句賞の選考委員会の様子です。


 ★HP俳句会の選句結果がアップされています。  ご覧ください。

 今月の高点句は   下萌や胸に飛び込む子の重さ (前橋市の雪絵さん) です。雪絵さ~~~ん おめでとうございました。
「伊吹嶺」3月号を送らせていただきます。(孝子)



26.3.29 (3159)
 しばらくは、桜・さくら!の日々ですね。昨夜 樹炎さん・範子さんから写真を添えて
メールが届きました。

 いぶきネットの皆様    投句・選句・締切のお知らせ


   幾度となく、これが名残雪・忘れ雪・・・寒かったですね。

 水ぬるむ季節に合わせるかのように桜が咲きはじめました。日を追って日本中を薄紅色

に染め上げていく桜時です。秀吉が酔った醍醐の花見・・・おぼろの春を夢見る花ですね。

山一つ、町一つの景観を変えてしまう桜は、家を引き立て、里をなごやかにし、空までも

明るくしてくれます。

 皆さんのお花見はお決まりでしょうか。我が家は今、山桜が満開です。いぶきネットも

新しいお仲間を得て四月から、益々高揚してまいります。(樹炎)

    雨あとの雀はずめり初桜     森田  志げを

    赤ん坊の大きなあくび桜咲く   山口  秀子


    さて、投句締切 4月1日(火曜日)から5日(土曜日)午後9時締切
       選句締切 4月6日(日曜日)から10日〈木曜日)午後9時締切

                               
☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆゜・*:.。. .。.:*・゜



 ポカポカ陽気の中 牧野が池緑地へ散歩に出かけました。桜もちらほら。芝生の陽だま
りでは 子供を囲んで若い家族。散歩コースでは熟年夫婦。
時折り野鳥観察する人やカメラマンも見かけます。池の岸では鴨に餌付けをする人がい
    
るようです。慣れているようで、人に対して驚きはしませんが、3尺じゃなくて3メートルの
距離に近づくと みんな池へ去っていきます。この池の鴨は年中いますが、俳句では残
る鴨でしょうか。

 中山敏彦さんの句集『乗込鮒』の中の乗っ込みの句はこの池でご覧になったとお聞きし
ています。(範子)


              乗込鮒腹光らせてもみ合へり    敏彦

                
写真は、上2枚が樹炎さん・下2枚は範子さんが送って下さいました。(孝子)


26.3.28 (3158)
 角川の『俳句』4月号に 主宰の記事が載っています。 お読みになりま
したか? 「名句で巡る!日本世界遺産」で、沖縄を担当されています。
<悠久の時の流れ>と題し、沖縄の俳句や文章を寄せておられます。

      緋色濃し今帰仁城の島桜      栗田やすし

      螢火や首里王城は滅びたる     沢木欣一



 今夜はタイミング良く(?)、 テレビで「王様が巡った沖縄の聖地」を放映
しました。 「伊吹嶺吟行会」で訪れた沖縄の景色を重ねて観る事が出来ま
した。
 写真は、去年の1月の沖縄の海です。青の色見本を見ているようで、今で
もいろいろな青色が目裏に残っています。(孝子)


26.3.27 (3157)
 3月・いぶきネット句会の添削例を アップしました。 ご覧ください。 

写真は 何度見ても可愛くて・・・・「落書」にいただきました。樹炎さんのお宅の愛犬です。 
                                                 (孝子)

26.3.26 (3156)  今年のオフ句会ご案内
 3月17日のこの落書欄で、今年のインターネット部オフ句会は5月24日(土)に岡崎の藤川宿で行うことを予告しましたが、詳しい吟行案内を作成しましたので、皆さん、今から予定に入れておいて頂きたいと思います。例年、オフ句会は1泊で行う吟行会としていましたが、今年は7月6日(日)に「自然と親しむ吟行会」を予定しておりますので、皆さん負担のかからない日帰りとしました。
 先日、数名で藤川宿の下見に出かけました。わずか数kmの吟行ルートですが、見所満杯です。ここは芭蕉も詠んだという紫麦の栽培活動が続けられており、丁度吟行当日は紫色した麦秋の頃と思います。
 【こちら】にオフ句会案内を紹介しましたので、早速今日からでも参加受付をします。
 坪野さん、受付よろしくお願いいたします。(隆生)
   ここも三河むらさき麦のかきつばた  芭蕉


26.3.25 (3155) 山下智子句集『白日傘』購入紹介
 3月22日のこの落書欄で紹介した山下智子さんの句集『白日傘』について詳しい案内を【こちら】に書きました。栗田主宰の序文抜粋、同じく栗田主宰による10句抄出、山下さんのあとがきの抜粋、そして句集の注文方法などを書きました。私にとって、懐かしい句が並んでいます。また極めて厳しい厳選の句集で、いずれも心の籠もったよい句ばかりです。是非多くの皆さんのお買い求めをお待ちしております。(隆生)


26.3.23 (3154) 
 部長さんの 個人的な仕事(?)が1段落したようで、「落書」に お知らせを沢山載せ
て下さいました。 4月からは、いぶきネット句会の仲間も増えます。 その入会の作業
も完了しました。  4月からは、新しい仲間と共に、「伊吹嶺」の俳句を学びま~~す。

 ネット仲間の内田陽子さんからメールが届きました。 内田さ~ん 来年は、是非
<三河の潮干狩り!>誘って下さ~~い!

 「貝毒」

 いよいよ潮干狩りのシーズンに入ろうとする矢先、昨日の中日新聞三河版にショッキングなニュースが掲載されていました。
 
「豊橋・蒲郡の浅蜊に貝毒の検出」
 県は19日、蒲郡・豊橋海域で獲れたアサリから、国が定めた規制値を上回る麻痺(まひ)性貝毒が検出されたとして、対象海域の蒲郡、三谷の2漁業協同組合と、蒲郡、豊橋、豊川、田原の4市、県内8卸売市場、アサリ仲買業者に出荷の自主規制と潮干狩り自粛を要請した。
 
 実を言いますと、今年の解禁(口明け)も雨の中を押して、西浦の松島へ出かけて行きました。
例年解禁というと、寒さをしのぎさえすれば、まだ市場に出回らないうちの味覚を楽しめました。ネット関係の浅蜊採り好きの人たちに声掛けして、ぜひとも三河の浅蜊を楽しんでいただくつもりもしていました。ところが、収穫は例年の半分もなく、砂出しの潮水に浸せば、砂を含んだ浅蜊が大過ぎ!!!浅蜊採りについてはいささか自信を持っていましたが、出鼻をくじかれた思いでした。
 
 気持ちが静まったところに、この貝毒ニュース、今年の潮干狩りはあきらめました。   (内田陽子)

   河津桜を1枝頂きました。写真は我が家のささやかな花見!です。 暖房と食卓の灯りで(?)満開になりました。(孝子)


26.3.22夜 (3153)  全国俳句山寺大会案内
 この落書の3月7日欄に今年の「全国俳句山寺大会」が7月13日に行われることが孝子さんより紹介されていましたが、俳句大会の募集要領を栗田主宰より頂きましたので、以下に紹介します。

  第57回全国俳句山寺大会
・開催日時:平成26年7月13日(日) 午前9時受付開始
・場所:山寺芭蕉記念館

・事前作品募集
 応募作品:当季雑詠 未発表作品  2句1組 1人3組まで
 選者:栗田やすし主宰、他7名
 応募方法:別紙PDF投句用紙に必要事項を記入の上、投句料を添えて発送
 投句料:2句1組で1,000円
 応募締切:平成26年5月21日(水)必着
 応募先:〒999-3301 山形市山寺 山寺芭蕉記念館 「全国俳句山寺大会」係
 
・俳句大会
 講演:栗田やすし主宰 
 演題:「碧梧桐三千里の旅と芭蕉」(仮題)
・大会投句 嘱目2句(午前11時締切)
・俳句入選発表、選評、表彰
 当日選者:栗田やすし主宰、他4名
・大会参加費 1,000円
・お問い合わせ先
 山寺芭蕉記念館
 TEL 023-695-2221

 http://yamadera-basho.jp

・詳しい応募要領(下記のPDF資料)
  全国俳句山寺大会案内
  投句用紙はP4をA4版でプリントして投句して下さい。(隆生)


26.3.22 (3152)  山下智子句集『白日傘』
 「伊吹嶺」同人山下智子さんが卒寿を記念して第2句集『白日傘』が角川学芸出版から上梓されました。長年チングルマ句会でご一緒してきた私としてもうれしい限りです。句集は平成14年から25年までの350句が載せられています。まだ届いたばかりで十分読んでいませんが、あちこち吟行にご一緒してきて懐かしい句もあります。句集の題名の『白日傘』は次の句にちなんで栗田主宰からつけて頂いたそうです。
  白日傘摩文仁の丘に立ち尽くす   智子
 句集の詳しい紹介はもう少しお待ち下さい。
 なお句集の申込みは次の住所にハガキで申し込んで下さい。(隆生)

  〒464-0835  名古屋市千種区御棚町1-6
  山下智子あて
  定価2700円+税+送料(詳しくはハガキで申し込んでからご連絡されると思います。)




26.3.21 (3151)
 昨日、孝子さんから有料添削等のメールがつながりにくいとのお知らせがありましたが、今日すべて順調につながるように修復されました。このあたりの技術的なことは私もよく分からないのですが、一時HP句会の投句、いぶきネット句会の投句及び選句、有料添削の投句、お問い合わせ欄のメールなどメール発信する機能に不具合が出ました。綾乃様の修復作業により今日無事つながるようになりました。皆さんそれぞれの項目で送信する場合は正常になりました。とりあえずのお知らせをします。綾乃様、ありがとうございます。
 なお今月も落書が重くなりましたので、2月分の落書は倉庫に入れました。2月までの落書はこのページの案内に従って入って下さい。ご確認下さい。(隆生)


26.3.20 夕 (3150)
 購読・見本誌申し込みのメールは、繋がるようになったと思いますが、 有料添削等のメールがが 繋がりにくいようです。もしエラーが出た場合は、 この上にあります 角封筒の絵の<メッセージをお待ちしています>から 送ってください。(孝子)


26.3.20 (3149)
  静岡支部の会報2月号を送って頂きました。
毎月送って頂きますが、この会報は、541号になっています。
続けて来られた皆様のエネルギーに しみじみと<俳句の力>   
を感じます。

 読ませていただいていつも感じる事ですが、会員の一人一人
が、いろいろな形で 参加されています。
各々の句会の作品は勿論ですが、 <私の俳句作りの場所>   
<仲間の作品鑑賞><リレー ・一番茶の仲間紹介>等々です。
今月は、「水見色ほたる句会」の小学生の仲間が飛騨高山へ旅をされたようで、
吟行句が載っています。

  たか山でみんなそろつてゆきがつせん   (小1) 梨山  萌芭 
  学校でぱりぱりふむよしもばしら       (小2) 森藤  かのん
  高山は雪がつもつて雪がつせん        〃  坂野  翠音
  高山のでんせつの池氷はる          (小3) 渋川  世廉
  菜の花が畑いつぱい明るいな          〃  永野  日菜子
  雪玉をせなかめがけてなげまくる        〃  中山  理央
  高山の空は青空日本晴            (小4) 坂野 旭星
  高山でみんなで作る雪だるま          〃   大倉 光貴  
  春の雨ピアノの音とまじりあう         (小5) 中川 萌花


 写真右の上と下は、家族がアマゾンで購入した写真集です。2か月ほど前のアマゾンでの
<1番人気>と聞き・・・・・・・取り寄せたようです。
 シャルル フレジェ著「欧州の獣人ー仮装する原始の名残」です。 
今でも、ヨーロッパ全土では、冬の間 祝祭の儀式が行われていて、男性が獣人(ワイルドマン)
や、熊、山羊、悪魔に扮して登場するとか。
 写真左上は、出雲大社の御籤が結ばれた大樹です。 獣人に似ていませんか?(孝子)


26.3.19 (3148)
 いぶきネット句会の仲間の哲半さんから 夕べ 写真を添えて お便りが届きました。
文中に<熱いチャット>とありますが・・・・・ 私の早とちりで、笑いを取ることが出来ました。
チャットはいろいろ有り!で 楽しいです。(孝子)

 こんばんは。 いつも熱いチャットをありがとうございます。

今日はそんなことにも刺激され、早起きをして琵琶湖を北上してきました。

家を5時前に出てのベストショットです。(野洲の付近です)

日が昇るにつれ、湖面に映る陽の光がこちらへ迫ってきました。

雨の予報だったので、三文の徳でしょうか。

よろしかったら落書に、、、東口哲半



26.3.17 夜 (3147)
★15・16日に、いぶきネット句会のチャットによる合評会が終わりました。参
加者は23名で、各地の話題を聞く事の出来る、楽しい句会です。 俳句について
前以って十分調べて合評会に臨みますが、それでも知らない事が沢山出て来
ます。今月も沢山の事を学びました。


HP俳句会・3月の投句が締め切られ、20日過ぎには、選句結果が発表   
されます。 皆さんお楽しみに!


★購読・見本誌申し込みのメールが、繋がらなくなっています。 
トップページ右中ほどの<お問い合わせ>か「落書」のページの上にありま
す角封筒絵の<メッセージをお待ちしています>から お入り下さい。


★オフ句会のお知らせを部長さんがアップしてくださいました。 芭蕉も訪れて
爰も三河むらさき麦のかきつばた  芭蕉>と詠んでいる 藤川宿です。
いぶきネットの会員さんは勿論、HP俳句会に投句していただいている方、い
ぶきネットにご縁のある皆さん  是非ご参加を!


★右の写真2枚は、いぶきネット句会の幹事・樹炎さんが送って下さいました。
 常設の簗のようです。この地方(福岡)では、「 ツガニ、ツガネ、ヤマタロウ」
と言うそうです。(孝子)

     

26.3.17 (3146)  今年のオフ句会の予告
 今年のインターネット部のオフ句会は5月24日(土)に岡崎市の藤川宿吟行で予定しております。報告が一寸遅くなりましたが、15日に下見に出かけてきました。この日は岡崎市在住のいぶきネット句会メンバーの新井酔雪さんの案内で歩いてみました。ここの藤川宿は紫麦の栽培で有名です。紫麦は原種に近い麦ですが、茎が細くて栽培が難しい麦です。藤川宿のところどころに観光客のために、植えてありました。下見した日は丁度青麦の季節ですが、オフ句会のときは麦秋の時期で、紫の麦穂が見られるのではないかと思います。
 またこの日は酔雪さんが事前に連絡して頂いたため、紫麦の普及に努められている地元のS様の宅にもおじゃまして、紫麦工房の見学やそのおにぎりも試食させて頂きました。
 この落書を見ている方は今から5月24日の予定を空けて頂きたいと思います。詳しい案内は月末頃お知らせします。
 下の写真は青麦となった紫麦と紫麦工房で説明して頂いたS様です。(隆生)
 
紫麦はまだ青麦(3,4種類植えてありました)
 
紫麦工房で説明しているS様


26.3.12 (3145)
 下里編集長から、メールが届きました。お母様の関根近子さんは、佐野市にお住まいで、「伊吹嶺」の同人です。 親子で俳句! しかも お2人共に同人!  羨ましい限りです。 (孝子)

 中日新聞の夕刊に「紙つぶて」というコラム欄があります。様々なジャンルの方が日替わりで執筆されていらっしゃいますが、金曜日を担当されているのが母と同姓同名の「関根近子」さんという資生堂執行役員の方です。 美のスペシャリストだけあって、50代のとても美しい方です。 「ちかこ」は珍しい名前ではありませんが、「近子」という字はあまり見かけませんので、最初我が目を疑いました。一瞬「お母さん新聞に連載なんてすごいじゃない。一体どうしたの」なんて思ったりして…。以来、毎週金曜日がとても楽しみになりました。
 母の名前つながりで思い出したことがあります。私が中学生の頃、母のバイクの免許証が手書きから機械(パソコン?)入力となり、名前のふりがなが「セキネコンコ」となっていたのです。「こんなやさしい漢字が読めないの!」と笑ってしまったのですが、今思えば当時の機種は未熟で、そんな読み方しか出来なかったのですね。 現在のパソコンの機能の複雑さ、便利さを思うと隔世の感があります。  新聞のコラム欄が忘れかけていたことを思い出させてくれて懐かしい気持ちになりました。
                                                                (下里美恵子)
 


26.3.11 (3144)
 トップページの縦書きの3句が新しい句になりました。 綾乃さんがアップ
してくださいました。 綾乃さ~~ん 毎月有難うございま~~す。
  
  今日は、愛知の同人句会でした。参加者56名・不在投句3名で、伊吹嶺
の俳句を学びました。 180句程の句を選句するのは、エネルギーのいる
作業でもありますが、楽しみな時間でもあります。
 主宰からは、丁寧な選評をいただきました。

 今日の高点句は、 何といっても・・・・震災の句!・・・・・でした。(黙祷)

       限り無く晴れて東北震災忌    下里美恵子            写真は、先日参加した句会の茶菓子です。
                                               R屋の鶯餅と椿餅です。美味しかったぁ~~~。(孝子) 


26.3.9 (3143)
 今日は伊吹嶺運営委員会が行われました。議題は多くありましたが、特に「栗田主宰の喜寿を祝う会」の詳細について議論がなされました。お祝い会は6月22日(日)に行われますが、案内、申込み方法は既に「伊吹嶺」3月号に掲載されています。祝う会を盛り上げるいろいろな企画が練られているようです。この際,同人・会員の多くの参加をお待ちしております。
 またインターネット部環境グループ幹事による「自然と親しむ吟行会」を7月6日(日)に三島梅花藻の里にて予定しており、運営委員会にて企画案を紹介しました。こちらは環境という難しいことは考えずに,気楽に自然の中での吟行会に参加して頂ければと思っています。詳しい案内は「伊吹嶺」4月号に掲載する予定ですので、もうしばらくお待ち下さい。(隆生)


26.3.8 (3142)
 関東支部のTさんから 以下のメールが届きました。 他にも 「幸せの丸い虫 読んだよ!」と 声を掛けていただきました。哲半さんのブログでも話題にしていただきました。 このページを読んでいただいている方が 確実に3人はありました。 有難うございました。(孝子)

 先生が、啓蟄の事を話されたそうで…・・<ちつ>と言う字は、幸せな丸い虫と書くと言われたそうです。 私も子供の頃に知っていたら、何度も辞書を引かなくても良かったの・・・
 
 とても良いお話ですね、こんな先生にめぐり合えてお孫さん幸せ。
          
          啓蟄や妻還暦のクラス会    辞書を引いて作った昔の句を思い出しました。
(Tより)

                    ☆ ・・・・・・・・  ☆ ・・・・・・・・ ☆ ・・・・・・・・・・・・ ☆ ・・・


  去年でしたか??・・・・・オフ句会で
ネットにご縁のある皆さんが、蒲郡に集
まってこの写真の 竹島へ渡りました。
天童よしみの歌は知っていても、「トンボ
ロ現象」は 知りませんでした。

 その節は、内田さん・蒲郡の皆さ~~ん   
お世話になりました。(孝子)

      「海が割れる」
 

 モーゼの「十戒」の中で、モーゼがユダヤ人を率いて、エジプトから脱出。その逃避行の途中「海が割れた」と言われています。韓国の珍島(天童よしみの歌でも有名です)、日本の堂ヶ島などの「トンボロ現象」で、ご覧になった方もいらっしゃる思います。

 私の街、蒲郡の竹島でもこの現象に出会えます。「島と島とが結ばれる」ではないですが、浜辺から竹島を結ぶ約400メートルの橋の下がすべて干潟になります。
 今月の「海が割れる」現象(満月と新月の頃に生じる)は、3月の2、3日でした。それでも4日に竹島のガイドをしていた折には、盛岡からお越しのお客様に十分楽しんでいただきました。思わず「海が割れるのよ~~」と歌ってしまいました。

 4月になればこの干潟を埋め尽くす潮干狩りの家族連れで賑わいます。
規模は小さいですが、観光地蒲郡の醍醐味を味わっていただけるベストシーズンはもうすぐそこまでやってきています。

        写真は昨日の朝のユリカモメが舞う竹島と午後の干潮時です。(内田陽子)



     ・・・・・・・・・ ☆ ・・・・・・・・・・ ☆ ・・・・・・・・ 

       いぶきネットの皆様      選句締切りのお知らせ

  再びの名残雪・・・寒さが体にこたえます。

気温の変わりやすい頃で、時候は(啓蟄)ですね。冬ごもりの気分が

無くなったわけではないのですが、冬眠から覚めた虫や蛇・蜥蜴・が

穴から這い出す季節です。私も娘達と、小さな畑にジャガイモを植えて

みました。まるで、恐る恐る出てきた地虫なみです・・・

一雨ごとに野辺の緑がつややかになってゆきます。

近所の庭を眺めながら歩いていたら、初蝶が瞬き垣根を越えました。

皆さんの辺りは如何でしょうか。気温差にご留意ください。

     啓蟄の土靴底に郵便夫        奥山ひろ子

     初蝶のひかりこぼせり草の上     桜井節子

    さて、明後日3月10日(月曜日)午後9時選句の締切です。

          締切までに出来るだけ早めにお送りくださるようお願いします。(樹炎)
                   

                                             
写真は樹炎さんが送って下さいました。

26.3.7 (3141)
     
         7月に山形で主宰が講演をされます!

      第57回 全国俳句山寺大会

      日 時     平成26年7月13日(日)

 作品募集 
       当期雑詠  2句1組  1,000円   
                        (1人 3組まで)

       応募締切  平成26年5月21日(水)必着

                 選者は、主宰他7名の俳人です。

 大会当日投句
       嘱目2句    参加費 1,000円

        主宰の講演の演題は『碧梧桐三千里の旅と芭蕉』が 予定されています。

  問い合わせは   山寺芭蕉記念館   電話  023-695-2221
                           
                            http://yamadera-basho.jp/

 (ホームページでの平成26年大会の情報は、まだ更新されていませんので 検索は、もう少し待たれた方が良いかと思います。)
 詳細は、後日 このページで お知らせします。(孝子)                                                

     写真は、今日 瀬戸の窯場の裏山で写しました。 山茱萸です。 まだ蕾ですが、もう2 3日で見頃(?)かな?


26.3.6 (3140)
 今日は 近所に住む小学4年生の孫娘が来て、おやつと夕食を食べて 帰って行きま
した。 学校での出来事をよく話してくれます。
 
 先生が、啓蟄の事を話されたそうで…・・<ちつ>と言う字は、幸せな丸い虫と書くと言
われたそうです。 私も子供の頃に知っていたら、何度も辞書を引かなくても良かったの
に・・・・と、今日 気付きました。
 宿題の音読を聞いていたら・・・・

 兎の白は春の色。 よもぎの葉っぱの裏の色。・・・・・・と読んでいました。春ですね!


 ★3月に入り…・ いぶきネット句会も始まっています。今日は皆さんの投句も揃い投句一覧を配信していただきました。

 「落書」のページの整理を国枝部長さんがしてくださいました。 ビルダーの作業がし易くなりました。
 エラーメールの事は、慢房さんにお知恵をいただきました。
 季節も良くなって来ましたので、いぶきネットの吟行会の話も 持ち上がっています。坪野さんを中心に皆さんで相談しています。毎夜 そのメールが行き交っています。
 有料添削の申し込みも少しづつ増え・・・・担当者を増やして、皆さんで協力し合っています。   

 いぶきネットは、皆さんで協力し合い 順調に進んでいます。 
                   花粉症には負けていられません。(ハックショ~~ン!) (孝子)


26.3.4 (3139)  自註現代俳句シリーズ続編25 栗田やすし集
 3月1日のこの落書欄で矢野孝子さんが速報として『自註現代俳句シリーズ続編25 栗田やすし集』の発刊が紹介されました。私も早速読み始めました。自註があることは非常に読みやすく、また栗田主宰と同じ体験を思い出したり、主宰と同じ思いも共有できます。伊吹嶺同人・会員の皆さんの必読書として、お勧めします。申込み方法はなるべく句会単位で、あるいは遠方の方で句会単位では申込みできない場合はそれぞれ個人でFAXにてご注文下さい。(申込先のFAXは052-896-8689)です。
 また句集の簡単な紹介を書きました。【こちら】をクリックするか、トップページの自註句集の写真下の「詳細はこちら」をクリックしてご覧下さい。
 なおこの落書も重くなりましたので、少しずつ倉庫に入れています。今年の1月以前についてはこのページの指示のところをクリックすれば、過去の落書を見ることが出来ます。(336766)(隆生)


26.3.3 (3138)

いぶきネットの皆様        投句締切のおしらせ


  はや、弥生三月(雛祭り)ですね。気温が上がり雨の日がふえました。

 娘達と傘もささず、古布の木目込み人形「お雛様」の展示会に出かけました。  

古雅な縮緬の風合と金襴緞子の鮮やかな美しさに溜息がでます。

笑み含む目元に引かれましたが、お値段も溜息がでました。・・・

 女の子の厄払いする祭りで五節句の一つとして、正式に成ったのは、

徳川時代のことらしいですね。自宅に戻ると、友人から玄関先に白の桃の花


が届いていて、満州に残して来た私の雛人形を思いながら活けてみました。

   「灯りをつけましょぼんぼりにお花をあげましょ桃の花」・・・♪♪~~

   
     母とゐて桃の日の風やはらかし     栗田  せつ子

     お湯割りを好みし師たり桃の花      栗田  やすし


       さて、  明後日5日午後9時投句の締切りです。 
            早めにお送りくださるようにお願いいたします。 

                               八尋 樹炎 


                                 写真も樹炎さんから送って頂きました。。(孝子)


26.3.2 (3137)  「伊吹嶺」3月号
 昨日、「伊吹嶺」3月号が届きました。これに合わせ、ibukinetHPでも3月号に合わせました。
 それぞれのページは次のタイトルをクリックして下さい。
 「伊吹山房雑記」「いぶきネットの四季」「環境と俳句」「いぶきネットたより」「ネット同人の俳句」「伊吹集俳句」などです。
 ところで「いぶきネットの四季」は倉田信子さんに書いて頂きました。細見綾子先生の寒牡丹の思い出と自ら石光寺に訪れた思い出を重ね合わせて書いていらっしゃいます。
   寒牡丹かすかな息を苞の内   綾子
 写真は以前当麻寺と石光寺に訪れたときのものを探し出しました。ところで今まで私は「寒牡丹」と「冬牡丹」が違うことを知りませんでした。最近徳川園を訪れた時に見た冬牡丹で初めて知りました。まず冬牡丹は温室を利用して人工的に春の状態にして咲かせたものを冬のシーズンになって温室から取り出して、鉢ごと埋め込んだのが「冬牡丹」と呼ばれるものです。一方、寒牡丹は倉田さんがおっしゃっているように、自然の牡丹を冬に咲くように育てたものです。その違いは次の写真を見れば一目瞭然だと思います。冬牡丹は鉢植えになっていることが分かると思います。(隆生)
 
徳川園の冬牡丹
 
石光寺の寒牡丹


26.3.1 (3136)
 自註句集「自註現代俳句シリーズ・続編25」『栗田やすし集』が俳人協会
から出版されました。
 平成10年から平成25年までの作品300句が載っています。
この句集は主宰と「伊吹嶺」の歴史でもありますが、我々の歴史も重なっている
ようで、懐かしく読む事が出来また。 (自註があることは 嬉しいですね。)
勿論 我々の教科書でもありますね。

 申し込みは、なるべく句会ごとにまとめて FAXで 発行所に申し込んで下さい。 
                                          (孝子)
                    FAX 052-896-8689  



26.2.28 (3135)
 小林章三さんが 瀬戸を訪ねて下さいました。
このページの2月21日に紹介しました絵画展の為に帰国され、次の日(今日)   
(私は)初めてお会いしました。伊吹嶺誌の表紙の絵のように 優しく温かい
お人柄で・・・・ 真っ白なスタンドカラーのシャツが素敵で、さすがパリに38
年お暮しの画家!と思いました。

 江戸時代から続いている本業窯で、窯元の息子さんから 歴史や行程の
説明をしていただきました。(写真上)  小林さんは、伝統的な作品の釉薬
の色や図柄の斬新さに感銘されたようで・・・・ 何時までも見入っておられ
ました。

写真 下の右は、登り窯の脇で 小林さんを真ん中に 主宰
ご夫婦と、窯元の息子さんと瀬戸の仲間と・・・・・・ 

写真 下の左は、素焼きの皿に絵付けをされています。

 
 お天気にも恵まれ、パリのお話を沢山お聞きする事も
出来、思い掛けないご縁に・・・・・感謝!です。(孝子)
 



26.2.27 (3134)

 いぶきネットの皆様     投句・選句締切のお知らせ

  ぬかあめにぬるゝ丁字の香なりけり   久保田 万太郎

 二日続きの雨、(雨水)でしょうね。雪や氷が雨に変わるころです。

雨水は昔から、農耕の準備を始める目安とされてきました。

 剪定の済んだ庭に娘らと同居の記念にと、「植木市」に出かけ、満州育ちの私は(杏子

・沈丁花)娘は奈良が好きで(馬酔木)を買いました。朝刊を取りに出て、雨に濡れた沈丁

花の香に、優雅な気分です。(沈丁花)はもともと仏教と共に日本に伝わったもので、

故郷は(金木犀)と同じ中国の桂林のようです。

今月は約、3年に1度の「閏月」早めのお知らせです。皆様ご体調にお気を付け下さい。


    沈丁花伊吹の裾に母ゐます  栗田やすし

    春耕や轍に昨夜の雨残り   清水  弓月

     さて、投句締切 3月1日(土曜日)から5日(水曜日)午後9時締切
選句締切 3月6日(木曜日)から10日〈月曜日)午後9時締切

 
                   写真も樹炎さんが送ってくださいました。 植木市で購入された植木です。(孝子)


26.2.27 (3133)
 もう2月尽の季語がふさわしい季節になりましたが、昨日は東海地方もPM2.5に覆われました。関東地方から九州地方まですっぽりと包んだのではないでしょうか。それにこの季節,
杉花粉の襲来も重なります。またつらい季節になりました。しかしPM2.5や花粉症では俳句を作りたくありません。今日は一日中雨の予報です。せめて今日ぐらいはPM2.5から解放されたいと思っています。
 ところでいぶきネット句会会員の森田もきちさんからまた楽しい俳句メールを送って頂きました。毎月投句される俳句は現実に見られたものをそのまま写生されていますから、きっちと写真に残されています。今日のその中の1句を皆さんにお送りします。俳句は大阪勤務の息子さんを訪ねられた時に住吉大社に訪れた時の太鼓橋を詠んだ句です。右の写真に掲載しますが、小さくて読めませんでしょうから、この写真をクリックして下さい。
 またこの落書を読んでいらっしゃる方どんなメッセージでも結構です。楽しいお便りをお待ちしております。(隆生)


26.2.25 夜 (3132)
★角川の『俳句』3月号が発売されました。
主宰の<作品12句>が載っています。ご覧になりましたか?
義理のお母様の事や、主宰の故郷(主宰は母郷と言われますが)を詠まれた作品です。
以下<作品12句>より
                母逝きてよりの百日冬銀河      

                信長の城を仰げば風花す

 読者投句の「平成俳壇」の題詠のページには、 「伊吹嶺」の大島知津さんの
作品が載っています。 <秀逸>です。大島さ~ん  おめでとうございました。

     添ひ寝せし子に起こさるる神無月     大島知津


  写真は、上の話題とは関係ありませんが… 
奈良県宇陀市の街道を歩くと戸口に三輪明神の幣を掲げている家があります。造り酒屋や、葛を造っておられる古くて立派な家々が並んでいます。 三輪明神は酒の神様と聞いた事があります。 
 町の外れには 月斗の屋敷跡・町の中ほどには墓があります。 月斗の自筆の短冊に出会う事もあります。 寒さの残る頃の宇陀の町を歩くのも、なかなか趣があり、今頃は、月斗の屋敷跡の梅が咲き始めている頃と思います。(孝子)

              飛雪くる赤幣を戸に葛晒し      宮岡計次

              赤幣をかざせば春野濃かりけり   細見綾子 
 
                                     (細見先生の赤幣は、大和神社で受けられたものです)  


.2.25 (3131)
 いぶきネット句会の皆さんの添削例をアップしました。添削不要の方もありま
すので、例句が少なくなりましたが・・・・・ ご覧ください。
トップページのいぶきネット句会からお入り下さい。  (孝子)


                     写真は、湖北町から見た 竹生島です。


    鳥帰るいづこの空もさびしからむに     安住 敦



26.2.24 (3130)
 天気が良いので、ドライブを兼ねて稲荷さんへお参りに出かけました。
(商売繁盛の祈願です) 
 そのついでに滋賀県湖北町のコハクチョウや大鷲を見に行きました。 
コハクチョウは、2月の中頃から、北帰行が始まっているとか。 今朝も30羽
ほどが帰って行ったそうです。   
 水鳥センターで「大鷲は何時帰ってもおかしくないです。今から帰るかも
しれませんよ」と説明され、何だか得をした気分になりました。
 写真は、伊吹山を背にビオトープで羽を休めて北帰行を待っている(?)コ
ハクチョウです。
 伊吹山もこのページの1月6日の写真と比べると 雪が少なくなっています。   
四方に残雪の山並みを望み、風にも湖のきらめきにも早春を感じました。(孝子)


     白鳥は帰りつつ月育ちつつ     村上三良

     うすうすと白鳥に引く空ありぬ    岸田稚魚   

     白鳥二羽湖光(ここう)を曳いて帰りけり    石原八束

     白鳥の引きし茂吉の山河かな    片山由美子




26.2.23 (3129)
 ★2月HP俳句会の選句結果をアップしていただきました。今月の高点句は

 起きぬけの窓いつぱいに雪の富士  (奈良市)奈良野遊山  でした。

  遊山さ~ん おめでとうございました。伊吹嶺2月号を送らせていただきます。   


★いぶきネットを支えていただいています 内田陽子さんが、台湾へ出掛けら
れました。 写真を添えてメールが届きました。(孝子) 

 台湾を巡る旅から帰ってきました。台湾へは二度目の旅です。
今回のメインは圓山大飯店での宿泊です。VIP級のゴージャスな内装、調度
品の数々に圧倒され、エントランスからただただ高い天井を仰いでホテル内を
見学してまいりました。
 夜は歩き疲れた足のマッサージにでかけ(自力で頑張りました)、店の従業員から学んだ台湾語で「気持ちい~い」と叫んできました。帰りの車の手配が悪く(どうやら片言台湾語が通じなかったようです)、ホテルに戻ったのは22時少し前。 慌ててエレベーターに乗ったら、従業員のエレベーターのようで、二階までしか行けず、階段を滑り落ちるようにして一階へ・・・・ 「ここは一体何階なの?」などとブツブツいいながら、フロントでエレベーターの位置を聞く始末。
 朝は無理やり5時半のモーニングコールに起され、「ここで寝坊すると、日本へ帰れない!」と変な納得をして、眠い目をこすりながら最終日を迎えました。結局メインの圓山大飯店での滞在時間は約九時間半。珍道中の台湾最後の夜の物語でした。       
写真は朝まだ早い名刹龍山寺です。(内田陽子)



26.2.21 (3128)
栗田主宰から、メールが届きました。
伊吹嶺誌の表紙を描いていただいています小林章三さんの
展覧会のお知らせです。ご都合のつく方は是非!
 因みに・・・奥様の砂斗美さんは、毎月『パリ便り』のページへ
パリからエッセイを送ってくださっています。


  「ヨーロッパの光とロマンを求めて 小林章三油絵展」 

   会期  2014年3月6日(木)~12日(水)

   会場  京王百貨店 新館8階 京王ギャラリー

                 (最終日は午後4時まで)

    パリ在住38年目を迎えた小林氏がフランスのコートダジュールやプロヴァンスの村々を中心に描いた作品です。


           女正月とでもいいましょうか??同級生と集まりました。 料理に被せてあった和紙に楠本健吉の俳句が書いてありました。
            この料亭(?)は、楠本さんのご実家のようです。名古屋でお値打ちなランチが食べられる・・・今は、有難い時代になりました。
                                                                                   (孝子)

26.2.17 (3127)
 
2月のチャットによる合評会が終わりました。 今月も盛会で、2日共に20名を超え、
活発に意見交換が出来ました。
 四国の宇和島では、節分の豆を四辻の隅にそっと置く習わしがあるとか。その時、包ん
だお金も添えて置かれるようです。いぶきネット句会は、各地の話題を楽しく伝えていた
だいています。


★2月のHP俳句会の投句をアップしていただきました。 選句は25日頃になると思います。
選句結果を 楽しみに お待ちください。 

 写真は、瀬戸川の河原から見た16日の夕日です。運動不足解消と句材を求めて、時々
瀬戸川の岸を歩きます。 昨日はとても美しい夕日でした。 何時でも鴨や鷺を見る事が
出来ます。 対岸の翡翠は、枝を移る度に背中の青が夕日に映えて素敵でした。

 最近は、夜更かしばかりで 1日中頭が ボーッとしています。 明日は 目が覚めたら、
日本のメダルが増えていますようにと・・・・ 祈りつつ・・・・・ おやすみなさい。(孝子)


     アイスホッケー眉間の傷を勲章に    守屋明俊


26.2.13 (3126)
 明日から 中部地方の天気予報も雪です。インフルエンザも流行っています。
お互いに 気を付けましょう!

★HP俳句会・10日までの投句をアップしていただきました。 
締め切りは、15日夜9時です。皆さ~~ん ご参加下さい!

 いぶきネットの皆様     合評会のお知らせ

 春は 冴え返りつつやってきますね。二月はまだ冬の名残でしょうか。

「せりせりと薄氷杖のなすままに」山口誓子の句を実感しています。

里山の友人は炬達から出られない、凍結で水道は止められないと嘆いています。

それでも、散策のダムの回りは、藪椿が色を添え、拙い初音も聞きました。          
写真は樹炎さんが送って下さいました。

ようやく暖かくなりかけた頃の寒の戻り、春が待たれますね。

昨日 娘が土筆を摘んできて、早々と春の味覚を楽しみました。

日々、自然の逞しさを教えられます。皆さんの辺りは如何でしょうか。

   
     叱られし子が摘み帰るつくしん坊   神野 喜代子

     蜜吸ふて野猿の放る藪椿       平松  公代

           さて、合評会はいつものように、15日(土曜)16日(日曜))の両日
               午後9時から行います。  投句 一覧および 選句一覧を用意の上

              伊吹嶺フォーラムのチャットルームへお集まりください。(樹炎)     


26.2.12 (3125)
 2月のいぶきネット句会の選句結果が配信されました。 未だ名前は載ってい
ませんが、主宰に選をしていただいていますので、 主宰の選に入った方、主宰
と選が重なった方・・・・・ いろいろな思いで選句一覧を読んでおられる頃と思い   
ます。 15・16日のチャットによる合評会を待ちます。

 有料添削の申し込みが少しづつ増えています。 半年が一区切りですが、既に
継続されている方もあります。少しづつ担当のメンバーチェンジをしています。今
までの担当者が代わる事もありますので、ご了承願います。

2月8日に添削の3句を送って頂きました 後藤様 返信が出来ません。
少しお待ちくださいね。


★上の写真は いぶきネット仲間の徒歩さんが送って下さいました。理髪店を経営
しておられますので、火曜日にお出かけになります。

 今晩は、何時までも寒いですね。
日帰りのバスツアーで京都の三千院、貴船神社、城南宮と楽しんできました。
初午大根焚き(三千院)、初丑祈祷(貴船)。七草粥(城南宮)と時期的にはよく分
からない組み合わせでしたが、七草粥が絶妙の味で美味しかったです。
三千院では先日の雪が随分残っていて時折風花も舞って寒かったです。
       写真は三千院の往生極楽院です。(松井徒歩)

★下の写真は、範子さんが お便りと共に送って下さいました。 早春は、春を呼
ぶ行事が 各地で行われていますね。(孝子)

 2月11日、愛知支部新年大会担当のメンバーで早春の三河路二川宿と竹島を吟行しました。
二川宿の街道沿いの家並は、吊し飾り、さるぼぼなどを飾り、「おもてなし」「まちづくり」の心意気を感じました。二川宿本陣資料館では「ひなまつり」の企画展示中(3月16日まで開催)で、沢山の雛飾りを堪能しました。
 二川から蒲郡へ移動、蒲郡市のボランティアガイドでもある内田さんに竹島を案内してもらいました。
句会では「雛」をはじめ「木の芽」「梅」「椿東風」「山笑ふ」「春潮」など早春のきらめき満載の充実した一日となりました。  
                                                                  ☆NORIKO☆



26.2.9 (3124)
 今 自宅の5階の窓から、町内の雪の屋根を見下ろしています。 猿投山が 晴れ渡った空に
くっきりと稜線を見せて・・・昨日の天気がうそのようです。時々瓦屋根から積もった雪が滑り落
ちています。 主人が、明後日のゴルフがクローズにならないか心配そうに、何度も窓の外の景
色を眺めています。
 昨日の主宰の講座の余韻に浸りながら・・・・オリンピックのニュースにウルウルしながら・・・・
我が家は静かな日曜日です。

 昨日の 主宰の講座の話題を続けます。
 宇多喜代子先生と館長さん、主宰、副主宰の映っている写真には、 な・なんと! 碧梧桐のお孫さんご夫婦が映っているのです。河東秉太さん(碧梧桐の本名の一字を貰われて)ご夫妻です。秉太さんは青木月斗のお孫さんでもあるそうです。 図録(昨日の写真)には、主宰が「碧梧桐三千里の旅と」と題して、2ページにわたり文章を寄せておられます。
 主宰は、碧梧桐が好きなのは「文芸に対して純粋なところ」と・・講演を結ばれました。

 内田さんも書いておられますが、ナマの宇多先生、 碧梧桐・月斗にご縁のある方、碧自筆の書や手紙と・・・・・・至福の時間をいただきました。 碧梧桐がより親しく思えた日でもありました。(孝子)



   いぶきネットの皆様      選句締切のお知らせ


  暦の上での立春とは、よく言ったものですね。思い掛けない寒波です。

日差しの強まりは感じられるものの、風は冷たく稜線には雪化粧・・・

けなげに、凛として寒にほころぶ梅の花、母がよく、「梅一輪一輪ほどの暖かさ」

と、こぶしを付けて言い聞かせていたので、子供の頃は俳句とは思わず

母の口癖ぐらいに思っていました。梅の花は春告草、 鶯は春告鳥、と言われます。

「探梅」は冬の季語、「梅見」は春の季語です。今日、我が家に(下がり梅)

の苗を植えました。薄桃色で、背丈ぐらいですが今から楽しみが増えました。 


只今、「ソチオリンピックの開会式」が進行中です。素晴らしいですね。


   探梅行まぶしき湖につき当る   下里 美恵子

   田楽の味噌焦げる香や梅見茶屋  栗田 やすし



さて、明後日2月10日(月曜日)午後9時選句の締切です。

    締切までに出来るだけ早めにお送りくださるようお願いします。


                               八尋 樹炎  

  梅の写真2枚は、樹炎さんが送って下さいました。 上の腕章の写真は、 柿衛文庫で、講演中の写真の許可を頂くのに、着けるように言われました。初体験で、却って 落ち着きませんでした。(孝子)



26.2.8 (3123)
皆様 雪の被害は大丈夫でしたか? まだ 降り続くようですね。

 早朝より降り出した雪の中を、伊丹まで出かけました。
                       (大阪は雪は積もっていませんでした。)
12月4日・ 2月5日に このページでお知らせした、 柿衛文庫での主宰の講座   
を受講する為で、 「伊吹嶺」の仲間も30人ほど参加しました。

 受講者の席に、な・なんと!宇多喜代子先生が、お見えでした。写真をお願いし
ました。 気さくな先生! という印象でしたが、写真を撮る側の私が 超・緊張しま   
した。 宇多先生の後ろは柿衛文庫の 館長さんです。

 以下 内田陽子さんが 今日の様子を臨場感たっぷり(?)に
書いてくださいました。 内田さ~~ん 有難うございました。(孝子)

伊丹市柿衛文庫での新春特別展「碧梧桐 三千里の旅」の関
連で栗田やすし主宰の記念講座が開かれました。太平洋岸一帯
の記録的な大雪の予報にも関わらず、朝には雪が雨に、昼ころ
には雨も傘の必要がないほどの小雨に・・・。まさに伝説の
「やすし晴れ」となりました。

碧梧桐は愛媛県松山市に生まれ、子規に俳句を学び、虚子と
対立したのち全国を遍歴して新傾向俳句運動を起こしたことは
言うまでもありません。明治
39年大谷句仏の支援を受けて「三
千里」の行脚に出ました。のちには塩谷鵜平の援助も受け、
5
間の旅を終えました。

やすし先生の語り口は大変わかりやすく、時にはユーモラスな
表現で受講生の気持ちをひきつけました。そして「三千里の旅」
の間の俳句の変化と、お金の工面をした句仏、鵜平、妻の茂代と
の手紙のやり取りなど、碧梧桐の魅力をたっぷりとお話しされま
した。

講演後、大勢の受講生の中で、後部席にいらしたナマの宇多喜代
子氏の姿に感激したのは私だけだったでしょうか?白髪で立ち姿が
魅力的な素敵な方でした。(内田陽子)


    海楼の涼しさ終ひの別れかな    河東碧梧桐

              明治39年8月 千葉 「海気館」   三千里の旅の始め

                                             右下の写真は、図録です。


26.2.6 (3122)
 皆さん、おはようございます。今日はことのほか寒く、我が家の庭にも霜が下りました。まだ近くの池に出かけていないため、分かりませんが、多分厚い氷が張っているのではないかと思います。これからの1ヶ月が一番寒い日が続きますが、一方でもう杉花粉が飛び始めたという情報もあります。
 トップページの「季節の俳句」は毎月更新していますが、ここはスライドショーの写真と一体化していますので、私の手に負えません。いつも栗田綾乃様に更新頂いています。今日、2月の俳句に更新しました。2月の俳句を見てもまだまだ寒いですね。
 なお昨日の落書で哲半さんと徒歩さんのブログのアドレスが紹介されていましたが、ここをクリックするとそれぞれのブログに飛ぶように設定しました。読みたい方はアドレスのところをクリックして下さい。

午後に近くの池に出かけた時、浅いところはまだ薄氷が張っていました。広い池は氷はなく、鴨、鳰、白鷺がわずかいただけでした。ただ鈴鹿山麓近くの寒いところに住んでいるところでも池の水は何となく春めいて見えました。
 下の写真は薄氷と一輪だけ咲いていた白梅です。(隆生)

   


26.2.5 (3121)
 愛知県は今日、急に寒くなりました。 中学時代の同級生で新年会
を開
きました
が、病気の話と孫の話、そして物忘れの話と賑やかでした。 
これで、新年の気分は終りです。 

 
昨日 範子さんが 京都句会に参加されました。 写真と共にメールをい
ただきました。 範子さ~ん 有難うございました。


 伏見稲荷の初午の吟行に惹かれて京都句会に参加させていただきま
した。午前中駅前の会場で 持ち寄りの句による句会。時間の許す限り
全句に副主宰がコメントをしてくださいます。
 食事後 JRで伏見へ移動して吟行、そして喫茶店で二度目の句会でし
た。一日で二回の句会ですから 京都句会の皆さんは俳句力が身につく
はずですね!飛び入り大歓迎だそうですので皆さんもいかがですか?
日程 吟行地は 哲半さんのブログに紹介されます。

             ☆.:*・°.。.:*・°☆.。.:*・☆°.。.:*.。☆.:*(伊藤範子)

 LINK集の以下のブログでは、 京都句会の様子を見る事が出来ます。 時々動画にも
出会う事が出来ます。    
      
       「京都楽しく俳句」  http://koteppan.seesaa.net/  (哲半さんのブログ)
       「優柔不断」 http://d.hatena.ne.jp/kurabou/ (松井徒歩さんのブログ)


  ★伊丹市柿衛文庫『碧梧桐 ・ 三千里の旅』と題した新春特別展のお知らせ。

   12月4日の「落書」のページでお知らせしましたが・・・・・ 主宰の講座が、2月8日に開かれます。 お出かけになり
  ませんか?    2月8日(土) 午後1時30分~3時  柿衛文庫にて「碧梧桐三千里の旅と俳句」と題して 主宰の
  講座が開かれます。(孝子)
                 

26.2.4 (3120)
いぶきネットの皆様    投句締切のお知らせ

     椿落ちて昨日の雨をこぼしけり  蕪村

 こんな光景は今も昔も変わりませんね。     

 今日二月三日は節分、
(昨日いただいたメールです)明日からは暦の上での立春

ですが、急な寒波が下がってくるそうで、又 冬に逆戻りです。

昨日、お多福で有名な櫛田神社を訪ね日本最大級の高さ5m!

大きな口を潜り、参拝して参りました。皆さんが息災でありますように・・・

 福岡は、名物白魚漁の季節です。梅が咲き、鶯の谷渡りを今朝聞きました。

日差しが眩しくなりましたね。皆さん寒暖の差にご注意下さい。


      白梅やぴんと張り干す割烹着  溝口 洋子

      升の底見せて終れり節分会   藤田 岳人



            さて、  明後日5日午後9時投句の締切りです。(樹炎) 


26.2.3 (3119)
 先日、
『俳句 あるふぁ』から出版された、「日本の祭り歳時記」を友人が持ってきてくださいました。 <第17回毎日俳句大賞2013作品集>が載っています。
 200以上の結社が日本中のお祭りを手分けして担当しておられます。 勿論我が結社「伊吹嶺」も載っていました。 岡崎市の滝山寺の鬼まつりの句が写真や短文と共に載っています。
     
             鬼塚の松に当たれり追儺豆        栗田やすし


 勿論 大賞他入選句も載っていて、「伊吹嶺」の仲間も 入選欄に名前を見つける事が出来ました。
大賞は我が結社ではありませんが…(孝子)

           大賞     春潮に触れむばかりに着陸す    鹿野登美子


26.2.2 (3118)
 「伊吹嶺」2月号が届いたことに合わせて、HPのもろもろを更新しました。「伊吹山房雑記」「いぶきネットの四季」「環境と俳句「いぶきネットたより」「ネット同人会員俳句」「
俳SCHOOなどです。それぞれの項目をクリックすればすぐ読めるものもあります。これらはネット部同人の皆さんのご協力を得て更新しています。新しい情報に訪問して頂きたいと思います。(332560)(隆生)

26.2.1 (3117)
 2月に入りました。またネット部の2月の一連の行事が始まります。「伊吹嶺」誌2月号も届きました。今後随時、2月号の記事に更新していきます。しばらくお待ち下さい。
 今日私は、句会のために名古屋に出かけましたが、丁度日展名古屋展が始まりましたので、早速見に行きました。もちろんお目当ては櫻井真理さんの彫刻です。
 櫻井真理さんは伊吹嶺愛知支部長の櫻井幹郎さんの息子さんです。毎年日展に入選されており、2,3年前から委託出展となっており、今年は新審査員としての出展です。作品の題名は「新たな道」で、モデルさんは数年前から若い女性に変わり、いつも新鮮な印象です。まさに今頃の「立春」にふさわしい彫刻です。名古屋近郊の方は是非一度日展に訪れて下さい。(隆生)







26.1.30 (3116)ここをクリックすると写真が大きくなります
 いよいよ明日で1月も終わります。最近は月日のたつのが早く感じられます。これも老齢化のせいでしょうか。今月のいぶきネット句会で森田もきちさんから楽しい俳句メールを頂きました。日本橋三越での恵比寿さんとのことでした。ご本人に了解を得て掲載します。
 右の俳句メールを見るには、右の写真をクリックして下さい。
 またこの落書を読んでいらっしゃる方どんなメッセージでも結構です。楽しいお便りをお待ちしております。(隆生)





26.1.29 (3115)
   いぶきネットの皆様      投句・選句・締切のお知らせ

 蹲の水をさらえていたら、近くの枝で残念そうに(ピイ・カツカツ))と

(じょうびたき)が声張り上げて逃げました。いつもの水浴びだったの

でしょう。胸の鮮やかな橙色が目立ちます。案外 人懐っこい鳥で、

観察しやすいのが良いです。

 季語の「春隣」は、春がもすぐそこに来ているという(冬の季語)ですね。

かすかな、光にも待春の期待のこもった季語です。今年は良く冷えました、

それでも、小流の土手に、蕗の薹があたまをもたげています。皆さんの辺り

は如何ですか。

   島ひとつ見ゆる峠や蕗の薹   掛布 光子

   鶲来る沓脱ぎ石に日の温み   山田 悦三



   さて、投句締切 2月1日(土曜日)から5日(水曜日)午後9時締切
      選句締切 2月6日(木曜日)から10日〈月曜日)午後9時締切
 
  投句・選句とも、
       締切までに出来るだけ早めにお送りくださるようお願いします。        
写真は、樹炎さんからいただきました。
                                  (樹炎)


26.1.28 (3114)
★昨日の 第19回内藤丈草を偲ぶ会  の訂正をします。(すみませ~~ん)
      
       ・会費として・・・小為替 句1組 千円



★いぶきネット仲間の坪野さんから お便りをいただきました。 坪野さんの俳句に対する熱い思いが伝わります。 坪野さ~~ん有難うございました。(孝子)

 26日の落書で国枝さんから岐阜支部の新年俳句大会の様子を届けて頂きましたが、私もこの会に参加しておりました。
そのときの主宰のお話が心に残りましたのでご紹介したいと思います。
 栗田主宰は挨拶で、高齢になって行く俳句界を憂いながら、俳人協会での有馬朗人氏の「七十,八十は洟垂れ小僧。百歳、百二十歳の俳句を残していこう」と言う お話を交えて力強くお話をされました。

    「私たちは、沢木先生の「風」の俳句にのっとって,派手な俳句、見栄えの良い俳句に惑わされず、即物具象の
   俳句を作っていきましょう。私たちは「風」の俳句を後世に伝えていくのが使命である。皆さん夢をもって俳句を作ってい
   きましょう」

 と結ばれました。私は太字で紹介した言葉がいたく心に残りました。
会場の窓からは、「伊吹嶺」の明日を予感する様に、伊吹山が真っ白く耀いていました。(坪野洋子)
 



26.1.27 (3113)
 ★昨日の 第19回内藤丈草を偲ぶ会  続きです。

 事前投句について
  ・投句用の用紙はあるようですが、手に入らない方は、A4程度の用紙に 
   ①投句者の氏名  ②郵便番号  ③住所  ④電話番号  ・投句2句 を書いて下さい。   
     (投句は、冬から春までの句が良いようです。)
  ・会費として・・・小為替 句1組 千円
     (以上の2点を封筒に入れて 郵送)    

  ・送り先  〒484-0966  犬山市五郎丸字二タ俣36-37   草野耿介

  事前投句をされた方は、当日(吟行会)投句は 無料。 


★樹炎さんから、写真(入場券)を添えて お便りが届きました。(孝子)

 三寒四温くりかえし春が待たれます。
今日(25日)福岡は15度もあり、家族で「印象派の名画展」に出かけました。
ルノアール・モネ・シスレーイ・セザンヌ・マネ・カイユボットと、 巨匠の名画が一堂に鑑賞できて最高です。中でも一段と際立つ(ルノアールの)「田舎のダンス」「都会のダンス」に人気がありました。
 私は特に、(シスレーイ)の景色に馴染み、昔何回も模写しています。シスレーイの、空が画面の半分を占める鄙びた景色が気に入っています。焦点にくっきり光を当てて描く印象派は、俳句とよく似ていて、省略を影に見事なものでした。 まさに、1月の日和にふさわしい光の賛歌を味わいました。(八尋 樹炎)

                         ☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆


26.1.26 夜 (3112)
 
 
速報
 第19回内藤丈草を偲ぶ会で 我らが主宰が講演をされます。

 日時 ・ 4月4日(金)  午後1時~午後4時
 場所 ・ 愛知県犬山市福祉会館(犬山城の
 事前投句 ・ 2月20日締切  2句   
  賞 ・ 犬山市長賞 、犬山市議会議長賞他 沢山です。

  当日吟行投句 ・ 当日午後1時締切                                12畳ほどの大きさの凧です。

  投句の宛先等々 詳しくは 後日このページでお知らせします。 
  皆様 是非ご参加を!(孝子)


26.1.26夜 (3111)
 1月は各支部で新年俳句大会が行われていますが、掉尾を飾って今日は岐阜支部新年俳句大会が行われました。栗田主宰は昨日は俳人協会に出かけ、今年の俳人協会新人賞の選考委員長を務められ、今日は岐阜支部新年俳句大会に出席でお忙しい限りです。
 岐阜支部ではまず食事から始まり、その後俳句大会が26名の参加で行われました。
 私は久しぶりの参加で懐かしい思いでしたが、奇しくも岐阜時代に俳句を始めた5名全員が集まったのも久しぶりでした。
 大会では高岡佳子さんが栗田主宰特選に最高得点に輝きました。

   野仏は福耳ばかり冬日差       高岡佳子
 
 栗田主宰はこの句を、「福耳ばかり」と断定したところがよかったと選評なさっていました。
 また栗田主宰も高点句を採られていました。それが次の句です。
 
   母の名を墓誌に加へし冬はじめ   栗田やすし

 以下に今日の大会の写真を数枚紹介します。(隆生)

 
栗田主宰挨拶
 
句会模様
 
栗田主宰特選の高岡佳子さん
 
句会場玄関で全員集合


26.1.26 (3110)
 ★『俳句四季』2月号には、河原地副主宰の作品が、載っています。 ご覧になりましたか。

  
「自問自答」と題して素敵な8句です。 写真も載っています。(右は愛知新年大会の写真です)

    愛国の自問自答や時雨来る    河原地英武

 



26.1.25 (3109)
 ★角川の 『俳句』2月号を御覧になりましたか!
今月の特集は、<「推敲」の秘訣>です。 その中で・・・・・・主宰の興味深い文章が載っています。

 主宰に聞く! 推敲でつかんだ秀句 感動の本質を逃さない と 題して 主宰が文章を寄せておられます。

 滝凍てて全山音を失へり の句が生まれるまでの経過が書かれています。 ご一読を!



 ★右の写真の話題です。  横井さんからメールと写真をいただき
ました。

 125日(土)、朝日カルチャ-センタ-の俳句教室(都合ナルミさん指導)の、有志に
よる恒例の吟行を実施しました。9時地下鉄市役所駅に8名集合し、今日は
久屋大通りをTV塔まで、散策しました。寒中のため、遠出をせず、身近な
ころを歩きましたが、見るものは一杯あります。今日は、寒雀、寒鴉、

茶花、裸木、冬薔薇など季材は豊富でした。この会は、教室よりも吟行の
ほうがいつも良い句ができます。 やはりナルミ先生と一緒に歩き、植物、鳥
など
見ながら、俳句としての見方に気づかせていただくのがよいのでは
思います。
                            
(横井一夫)

★ いぶきネット句会1月分の添削例をアップしました。
今月は、添削不要の句が沢山ありましたので、 添削例はいつもより
少な目です。
いぶきネット句会→添削例から ご覧ください。(孝子)



26.1.21 (3108)
 ★『俳句四季』二月号が届きました。 読者応募のページ「四季吟詠」には、下里さんの
選が載っています。  2月号の特選は な・なんと!梅田葵さんでした。 梅田さんは、先
日の愛知支部の新年会に続いての快挙です。 梅田さ~ん おめでとうございます。

  夜長の灯一つ増やして針つかふ    梅田 葵

 ★いぶきネット句会の徒歩さんからメールが届きました。
 
 今日は、寒いですね~。
 角川「俳句」新年号を読んでいましたら、「伊吹嶺」の仲間の和田郁江さん(岐阜県瑞浪市)の句を、
平成俳壇・伊藤伊那男選の推薦五句に見つけました。数年前にも入選してますから二度目ですね。

  玉音をこゝにききしと夏座敷  郁江

玉音の情緒にもたれていないし、省略が良く効いていますね。(松井徒歩)

                                   写真は、樹炎さんから送って頂きました。(孝子)


26.1.20 (3107)
「黒田官兵衛」

NTKの大河ドラマでお馴染みの「軍師官兵衛」。福岡は勿論、日本各地に展開する官兵衛

の足跡は数えきれないくらいです。商魂たくましいイベントや商品、ゆるキャラまで、日本を

挙げての賑やかさに少々呆れています。

 「福岡」の地名の由来は、もともと((岡山県にある福岡)という地名から来ています。黒田

家の故郷がその岡山県の福岡だったかだそうです。あとはドラマが説明するでしょう。

そう言えば博多と福岡・・・町に二つの呼び名が有るのも不思議でした。幼い頃から、那珂

川を挟んで福岡藩黒田氏の「武家町」博多は古来から国際貿易港としての「商人町」と呼

ばれて栄えた歴史を教わってきました。

 先日娘夫婦と「軍師官兵衛」を見に福岡博物館に出かけました。信長・秀吉・家康・と三大将軍に就くし尚 和歌や茶を嗜

む文化人であった事を知り誇りに思いました。 陳列の中に威風堂々信長に授かった名刀「圧切長谷部」(あつぎりはせべ)

に人垣が出来て見応えがあります。 外は寒空に(PM2,5の値が65)もあり薄暗く戦で明け暮れた戦国の世を思いながら

歩きました。(八尋 樹炎)

                                                                            
HP俳句会の選句結果をアップしていただきました。高点句は、日溜りの草かき分けて若菜摘む (名古屋市のかずこさん)でした。「伊吹嶺」1月号を送らせていただきます。 おめでとうございました。(孝子)



26.1.19 夜 (3106)
 静岡支部の新年大会の様子を、支部長の磯田さんが 送ってくだ
さいました。ほかほかのニュースで、盛会の様子が伝わって来ます。
 磯田さ~~~ん 有難うございました。(孝子)

  今日19日は静岡支部の新年俳句大会でした。
 栗田主宰をお迎えして、例年通りクーポール会館で13時
開会、
主宰の講演は「読むと詠む」と題して桑原武夫の第二
芸術論を皮きりに
鑑賞と創作についてお話しいただきました。
 続いて句会、
主宰の特選にはお祝いの色紙が送られました。
選評では、入選句について丁寧な鑑賞とまた、説明と写生の
違いや感動をそのまま表現した句などについても
具体的に
添削して話していただきました。
 懇親会では41名の参加者一人一人に声をかけていただきました。
静岡の「一番茶句会報」が539号と長い歴史をもつこと、長い間
句会の発展に尽くされた夏目悦江さんや矢野愛乃さんの欠席がさび
しい中で、
大会運営の当番句会の若い会員の活躍が目に見えてきた
ことを喜んでくださいました。
 静岡では主宰のお話を直接聞ける機会が限られて居りますので、
とても良い刺激をいただき、心新たに新しい年のスタートが切れたと
思います。(なつえ)
      
      主宰の特選句 風荒き島の段畑大根引く   藤田幸子
                           
 


26.1.19 (3105)
 我らが編集長の下里さんから、お便りをいただきました。 下里さ~ん
有難うございました。

 15日の関東支部を皮切りに、各地で新年俳句大会が開催されています。 今年も
伊吹嶺は順調なスタートをきりました。 皆さまどのような年末年始を過ごされたでしょ
うか。 私はとんぼ返りで故郷に行ったほかは、とりとめのない日々を過ごしました。
 故郷、とりわけ実家は山裾にあるので雪は降らないものの冷え込みはかなりきついで
す。ですから帰宅後、家人や友人達が 「寒い、寒い」 と連呼しても、正直私には実
感が伴いません。 なのに4. 5日もすると故郷の寒さなどすっかり忘れ 「寒い、寒い」 を
口にしている始末です。「寒さ、暑さといった感覚は相対的なも」 と帰省の度に思い
ます。
 そういえば明日は 大寒 ですね。 < 凍滝の青き剣となりて垂る > と主宰が
詠まれた奥飛騨の滝も 今ごろは結氷して鎮まりかえっていることでしょうね。
  私も俳句モードに切り替えて頑張らなくっちゃ。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
                                   (下里美恵子)
 
 写真は、上の文とは関係ありませんが…佃島の舟溜りです。関東支部の一灯さんに案内をしていただきました。 水にビルが映っています。寒そうに見えませんか??(孝子)


26.1.19 (3104)
 昨日は、愛知支部新年俳句大会が中日パレスで行われました。既に速報として矢野さんから紹介済みですが、詳しい大会記を長崎眞由美さんに書いて頂きました。そして当日の写真、栗田主宰が採られた俳句も掲載しました。とにかくインターネット部としては早いのが取り得です。この大会記はトップページの写真あるいは【こちら】をクリックして下さい。
 入選句の披講ではどんどん新しい会員の方が名乗りを上げられているのを聞くと、心強い気がします。ただその中で尾関佳子さんの句が入選句として読み上げられると、悲しい気持ちになります。投句された時はまだお元気だったことを思い出されます。
   鬼の子の糸まつすぐに子規の庵   尾関佳子

 特選句は梅田葵さんで既に昨日紹介済みです。いつもながら心のこもった句で、栗田主宰も葵さんの句に触発されて、昨日の講演演題を考えられたとのことを聞きました。いつまでもお元気いてほしいと願うばかりです。
 また山下智子さんが同人最長老として頑張っていらっしゃっており、この3月には第2句集を上梓されるとの報告を聞きますと、私達もまだまだ頑張る必要があると思います。(隆生)(330425)


26.1.18 (3103)
 今日は 愛知の新年俳句大会で、参加者が170余名と盛会でした。
主宰は 挨拶の中で、来年には伊吹嶺誌が200号を迎える事や、20
周年に向けて元気に 「伊吹嶺」の俳句を学び、会員1人1人が「伊吹嶺」
を育てる気持ちを持って欲しいと述べられました。

 多くの皆さんと 交流が出来、充実した1日でした。

   主宰特選

       遠く見て母がうたふよ手毬唄   梅田葵



写真上は、主宰のご挨拶、
下右の写真は、今日の主宰の特選を頂か
れた、梅田葵さんが、主宰からご染筆を
頂かれるところ。
下左の写真は、皆さんで「花は咲く」を
合唱!








 会の終了後、インターネット部の方々が集まり、今年の「自然と親しむ吟行会」
や、ネットの運営等について話し合いました。(写真)
 今年の「自然と親しむ吟行会」は、7月6日(日)に静岡県三島で行われます。
まだまだ 先の事ですが、是非ご予定を!(孝子)








26.1.17 (3102)
 関東支部のさくら草句会を指導されている 鈴木みすずさんから 写真
を添えて お便りをいただきました。みすずさんは、いぶきネットも支えて
頂いています。 みすずさ~~ん 有難うございました。(孝子)

 湯花神楽

 1月11日()に、鎌倉材木座の海岸で行われた湯花神楽(汐ま
つり)と、どんど焼きを見に行きました。どちらとも初体験で、大
変興味深く見ることが出来ました。最初は豊漁と海上安全を祈願す
るお祭りだったそうです。
 富士山の見える海辺で、神楽とどんど焼きが行われました。巫
女さんが舞うのかと思いきや、三人の禰宜が、雅楽、神楽、掻き
湯、弓払い、天狗の舞など、一人何役もこなしていました。
 風もない冬晴れの一日で、絶好の吟行日和でした。 

                      (鈴木みすず)

     九字切つて始まる湯立神楽かな   服部翠生

     神楽懐の子も手をたたく      一茶

     むつかしき拍子も見えず里神楽  



 
★ 明日は、愛知の新年大会です。 多くの方とお会い出来るのが楽しみです。
皆さ~ん 風邪をひかないように 気を付けて! お会いしましょう。 (孝子)

 


26.1.16夜 (3102)
 今月のいぶきネット句会の合評会が終わりました。今月も昨日、今日とチャットルームには20数名の方が入室され、活発な意見、質問が出されました。特に会員の皆さんが積極的で頼もしいことです。進行役していても次々と出される質問に答えるのに精一杯です。そのため私の感想、発言したいことはあらかじめ、メモ帳に書いておき、随時貼り付けて発言しています。そして当日は皆さんの意見、質問に早く答えられるようにしています。こうして今月のいぶきネット句会は名前入りの選句結果、よもやま通信を入れた句会報が出されて、1ヶ月のいぶきネット句会が終わります。(隆生)


26.1.16 (3101)
 坪野さんから お便りをいただきました。坪野さんは、岐阜支部の幹事さんで、
いぶきネットでは 句会一覧や添削等々を担当していただいている、肝っ玉お
姉さん(母さん?)です。坪野さ~~ん 有難うございました。

    新年おめでとうございます
 ネット上には関東支部の新年大会の楽しい様子が紹介されており、興味深々で読ま
せていただきました。
 今年も1月14日の関東支部の新年俳句大会を皮切りに、18日が愛知支部、19
日が静岡支部新年俳句大会がそれぞれ行われます。
 私の所属している岐阜支部も1月26日に去年と同じ所、岐阜以内の「うおいち」と言
う和厨房で親睦をかねて、新年を祝う俳句大会を行います。この会場は名前の通り、
元はお魚屋さんだったというお店。 このお値段でこの料理?という、魚屋の面目をかけ

ての豪勢な料理には毎年驚かされます
 ご馳走のことはさておきこの大会には、只今参加者が26名、不在投句者が2名を予
定しております。
忙しい中 主宰もご参加くださり、暖かくそして真摯なご指導をいただ
けること楽しみにしております。 三句の事前投句がしてありますが、新年と言うことで、
成績によっては賞品も予定されており、参加者の期待も膨らんでいることと思います。
 今年はもう締め切りましたが、来年には岐阜支部新年俳句大会への皆さんのご参加
お待ちしております。
      今年もどうぞよろしく御願いします。坪野洋子)


 ★上の写真は、哲半さんが 送ってくださいました。 哲半さんは個人のブログをお持ちです。http://koteppan.seesaa.net/
  写真は 1月14日の善峯寺(大原野)だそうです。

★下の写真と以下のお便りを 樹炎さんが送ってくださいました。

 1月13日の地方紙に蒲萄畑に人工的に放水して木に刺激お与え

春の芽吹きを良くするため、冬の冷え込む日を狙い散水(約10時間)

長さ50センチ前後の氷柱が下がっている写真が出ていました。

氷柱が朝日に輝きシャンデリアのよに、見事な風景です。

「冬場に木をしっかり眠らせると美味しい蒲萄になる」とのこと。

人も暫く冬籠りですね。皆さん体調管理に努めて下さい。(樹炎)


  大寒のみな跳ねてをる梨の枝  皆川 盤水

  玻璃ごしに山を眺めて冬籠   青木 治子


1月のHP俳句会の投句を締め切りました。 投句一覧をアップしていただきました。 選句結果は、20日頃と思います。 楽しみにお待ち下さ~~い!(孝子)


26.1.15 (3100)
 14日は、関東支部の新年大会でした。
お誘いをいただきましたので、主宰ご夫妻   
は勿論ですが、他6名が愛知から参加させ
ていただきました。 
 とても和やかで、楽しい新年大会でした。 

 今日15日は、芝増上寺や愛宕山などへの   
吟行に加えていただきました。
 雪が心配されましたが・・・・・寒さの中
よく歩きました。
 関東の皆さんに、 とても温かい
 お・も・て・な・し! をしていただきま
した。
 関東支部の皆さ~~~ん
本当に 有難うございました。(孝子)


 ★新年大会の主宰特選

たて髪のつららきらめく寒立馬  一灯   


 ★吟行会主宰特選

天皇の玉音盤とや館冷ゆる   みすず

      上の写真2枚は新年大会、
      下の写真2枚は吟行会の様子です。



26.1.11 (3099)
 私の学んでいます瀬戸句会へ出かけました。 時々雪が舞う さむ~~~い1日でした
が、皆さんが元気に参加されました。初句会は恒例の・・・・お抹茶に始まり、兼題の即
吟等々、仲間の能管<中の舞>でお開きとなりました。
 正月気分の脳が大いに刺激を受けました。これから又俳句モードに戻れそうです。


 いぶきネットの仲間へは、係の方が配信して下さいましたが…

「伊吹嶺俳句手帳」の注文の締切が1月20日となっています。
  詳しくは、伊吹嶺1月号93頁を御覧ください。(孝子)

     一回も名乗りをあげず初句会      荒川 実

     はやも師の選に洩れたる初句会    安原 葉


26.1.8 (3098)
HP俳句会の投句受付が始まっています。     6日までの投句をアップしていただいていま
す。元旦に、去年の高点の方々に賞品(図
書カード)を送らせていただきました。皆様か
ら、お礼のメールや電話を頂いています。ま
た、今年も挑戦されるとの事。  頼もしい限
りです!

 今年も 引き続き高点賞を設けています。 
皆様、ご参加ください!

『俳句四季』の投句締切は、1月20日です。
今月は、我等が「伊吹嶺」編集長の下里美恵子さんの担当です。
綴じ込み葉書をお持ちの方は、締切日を お忘れなく!


         いぶきネットの皆様    選句締切のお知らせ

 昨日は七草、「七草粥」を食べる習慣はまだ残っていますね。

里市で揃えた七草セット芹・薺・御形・繁縷・佛座・菘・蘿蔔、娘と並んでまな板をとんとん叩いて刻みました。

湯気の中から春の香りが厨いっぱいに広がります。万葉時代から知られているものと信じていましたが、万葉集に詠まれているの

は、芹だけだったそうです。

我が家の若者には余り評判は良くありませんでしたが、「年頭の豊作祈願」の伝統を娘達に伝承出来たと自負しています。


            俎に七草の青滲みけり     吉原田鶴子

            湯気吹けば菜の青々と七日粥      吉田明美


                さて、明後日1月10日(金曜日)午後9時選句の締切です。(八尋 樹炎)   
 
                                        ☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆゜・*:.。. .。.:*・゜☆

                                    写真2枚とも幹事の樹炎さんが送ってくださいました。(孝子)


26.1.6 夜 (3097)
 正月気分がまだ続いています。 やはり・・・・体重が増えていました。
お餅が 美味しくて、昔の正月を思い出しながら・・・・ついつい食べ過
ぎます。 

 古い雑誌を見ていたら、小林貴子さんが 正月の季語について
書いておられるページがありました。
 「歯固」とは、正月の初めに固い物を食べて歯を丈夫にし、長寿を祝う   
事。中国の風習が伝わって、平安時代の貴族社会で始まったとか。
当時は 押鮎、鹿肉、大根等が用いられ・・・後に鏡餅も歯固の具と
なったようです。 今では 固い餅は考えられませんね。歯を痛めてしま   
いそうですから。
 「餅なし正月」の習わしが特定の家や一蔟で守られているところもあ
るとか・・・・先祖が戦に敗れ落ち延びたのが大晦日で、餅をつく暇がな
かった事に由来して、餅を搗かず、又食べないそうです。
 長野県東筑摩郡の村には、大晦日はご飯で年越しをし、元旦は蕎麦、
2日はうどん、3日にやっとお雑煮、という習わしが伝わっているそうです。

 我々(?)の子供の頃には、正月の風習が残っていましたが、いつの間
にか減って来ました。 餅はマンションのベランダでは搗けませんし、若水
も、蛇口をひねれば温かい水が出て来てしまいます。
 今年は、味気ないような、気楽なような正月を過ごしました。

 因みに・・・「餅搗」も「餅」も冬の季語になっています。「餅間」は、小正月
に搗くまでの餅が品薄状態になる事で 正月の季語です。


     餅つきの湯気郵便夫が覗く   山たけし

     餅搗くや框にとびし餅のきれ    高野素十

     写真上は3日の伊吹山です。湖北町から写しました。 下は、我が家の新年会です。百人一首も 福笑いも いつの間にか消えてしまいました。
     大人も子供も<どんじゃら>に熱中です。(孝子)


26.1.6(3096)

 いつの間にか寒の入りとなり、明日はもう七種です。新年に入って何もしないうちに、月日が過ぎていきます。そろそろ俳句が出来ていないことに焦りを感じているところです。
 新年に入り、次々と新しいメニューに更新されています。今日はトップページの縦書き俳句の更新をして頂きました。また「環境と俳句」では玉井さんに愛蛇(カナヘビと読むそうです)について書いて頂きました。さすが玉井さんにとっては蜥蜴も、カナヘビも愛らしい動物のようです。今月の「環境と俳句」に入るには【こちら】をクリックして下さい。(隆生)



26.1.3 (3095)

   いぶきネットの皆様        投句締切のお知らせ

 明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致します。


 元日、近所の鎮守に初詣し、途中雲間から差し込む日ノ出を拝し初御空をふりかぶ
り淑気を 一身に受けてまいりました。 
新年の季語には「初」の付く季語が沢山あり
ます。 皆さんも挑戦してみて下さい。 
 
 正月三日と言えば昔は「年始回り」をしたものですが、今では「年賀状」や、電話、
メール・など時代の移ろいを感じます。

 今年の我が家は娘夫婦と同居して、正月のパターンががらりと変わりました。 先ず
宅配の御節に驚く夫、ゼットバスの泡まみれの初風呂・転ばないように床暖房と、思い
切りの悪かった老夫婦には目から鱗でした。 日々進化している暮らしを若い者から教
わり、初笑いの種が増えました。

 皆さんの初夢は如何でしょうか。


    退院の夫数の子を所望せり   国枝 洋子

    初夢はなにやら奇想天外な   夏目 隆夫


          さて、  明後日5日午後9時投句の締切りです。 

  糸島の桜井天神。寛永9年(1632年)に黒田二代藩主 黒田忠之(ただゆき)公によって創建
された神社です。NHKの大河ドラマで大きな反響が有り 参拝者で溢れていました。(樹炎)



26.1.1 夜 (3094)
 本年も宜しくお願いします。 今年のHP俳句会・   
いぶきネット句会の投句が始まっています。
 有料添削も 受け付けています。 いぶきネ
ット句会は会員のみですが、 HP俳句会と有料
添削は 何方でも結構です。 ご参加下さい。

 主宰から嬉しいメッセージが届きました~!

 
 伊吹嶺インターネットでご活躍の皆さんへ

 伊吹嶺は皆さんの日頃の
努力のおかげで、順調に発展してきましたが、

伊吹嶺の目指す夢の実現のために 今年も「輪」を大切にして各自が、

驕ることなく、怠ることなく、着実に精進されることを期待しています。

  この春は喪中のため正月の賀詞は失礼させてもらいます。
                             2014・1・1     伊吹嶺主宰 栗田やすし




 国枝部長さんから 今年の計画や決意(?)を 書いていただきました。我々スタッフも気持ちを引き締めていますが・・・・、夕方書き直された部分があります。夕方までにお読みの方はもう1度 読み直してください。 部長さんの<初滑り>と言ったところでしょうか?? こんな時は 皆さんでフォローしあって行きま~~~す。 宜しくお願いします。

  写真は、今朝の氏神様への初詣の時の光景です。 神社の脇の道場では初稽古、お稲荷さんには山茶花が・・・・・(孝子)


26.1.1 (3093)
皆さん新年おめでとうございます。

桑名漁港沖の初日の出 
    
 
 このHPを読んで頂いている皆さん、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
 また伊吹嶺会員の皆さん、いぶきネット句会の皆さん、HP句会に投句して頂いている皆さん、それぞれ今年もご支援をよろしくお願いいたします。今日のアクセスカウンタを見たところ、327812となっており、1年間で約59100件、1日あたり180件以上となっており、多くの方に訪問して頂いております。

 「伊吹嶺」は俳誌とこのHPの両輪で運営されており、このHPは多くの方のご協力で順調に進んでいます。今年もスタッフ一同、でますます充実させていきたいと思います。

 昨年は「伊吹嶺」が15周年記念を迎えた後、20周年に向けて大きく転換を図るためいろいろな試みを行いました。最大の転換はHPを抜本的に見直しました。まず6月にHPトップページを動きのあるスライドショーで表示し、HPを訪れた方に楽しんで貰えるようにしました。合わせて新しいメニューもスタートさせました。具体的には環境コーナー、有料添削を新設しました。
 引き続き「いぶきネットの四季」に沢木先生、細見先生、栗田主宰の俳句をテーマに気楽に書いて頂きましたし、HP句会の入選者のうち、高点句者に俳句大賞で表彰することにし、昨年12月に初めての表彰者が出ました。

 また今年は、現時点の希望も含めて以下の企画を実践していきたいと思っています。

1.自然と親しむ吟行会
 昨年に引き続き、第3回自然と親しむ吟行会として「三島梅花藻の里」で7月頃、吟行会を行いたいと思います。この「三島梅花藻の里」はかって富士湧水の渇水により川が汚染され、水質が大幅に悪化しました。そこで平成8年よりここのビオトープの再生活動の結果、今は水質もきれいになり、夏になると、梅花藻の花が豊かに咲いています。そのビオトープの再生を知って頂いて、吟行することも意義のあることと思っています。細部についてはこれから企画していきたいと思います。合わせて今年もインターネット部として環境問題に取り組んでいく姿勢を持ちたいと思っています。

2.トップページのスライドショー
 昨年からHPのトップページに4枚の写真によるスライドショーを始めました。これが好評で直後のアクセス件数増加につながってきました。今年も1年経過の6月頃に新しい写真に切り替えたいと思っています。

3.落書に動画を
 落書の頁は現在一番人気のページです。今年は新しい試みとして、落書にYou tubeによる動画をはめ込み、節目の大きな大会などに、主宰挨拶などを見ることが出来るようにしたいと思っています。具体的な手法はこれから勉強していきたいと思っていますが、そのためにはインターネット部に新しい方にも支援して頂きたいと思っています。

4.その他
 その他昨年からの企画を継続していきたいと思っているものとして、①HP句会の高点句者に俳句大賞として表彰すること、②「いぶきネットの四季」は引き続き、沢木先生、細見先生、栗田主宰の俳句をテーマに俳句鑑賞、思い出など気楽に書いて頂くこと、③オフ句会は現時点未定ですが、今年は秋頃に予定したいこと、④環境コーナーでは「環境と俳句」について皆さんの思いを書いて頂くこと、などを進めていきたいと思います。

 以上長々と書きましたが、このように今年も新しい試みを通して、ネオ・インターネット部の2年目としたいと思います。
 皆さんのご支援をお願いするとともに、インターネット部スタッフ一同努力したいと思います。

 なお「いぶきネットの四季」を早速、光晴さんにアップして頂きました。今月は武田稜子さんによる「風木舎」です。沢木先生が亡くなられた平成13年11月に風全国俳句大会のときに、、風木舎を訪れた時の思い出です。あの時からもう12年が過ぎてしまったのですね。この「いぶきネットの四季」に入るには【こちら】をクリックして下さい。(327812)(隆生)
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