TOPページへ戻る 購読について
TOPページへ戻る
 
伊吹嶺落書  (24年の1月から6月までの落書)(みなさんからのメールや出来事&ネット同人からのお知らせなど)


<<24年の最新の落書へ(24年の最新の落書は左をクリックしてください。)
<<24年後半保存分の落書へ(24年7月からの落書は左をクリックしてください。)
<<23年後半保存分の落書へ(23年7月から12月の落書は左をクリックしてください。)
<<23年前半保存分の落書へ(23年1月から6月の落書は左をクリックしてください。)
<<22年後半保存分の落書へ
(22年7月から12月の落書は左をクリックしてください。)
<<22年前半保存分の落書へ(22年1月から6月の落書は左をクリックしてください。)
<<21年後半保存分の落書へ(21年7月から12月の落書は左をクリックしてください。)
<<21年前半保存分の落書へ(21年1月から6月からの落書は左をクリックしてください。)
<<20年後半保存分の落書へ
(20年7月から12月の落書は左をクリックしてください。)
<<20年前半保存分の落書へ(20年1月から6月の落書は左をクリックしてください。)

 メッセージお待ちしております。

  メッセージお待ちしております
  


24.6.28(6259)

  よく降りましたね。静岡で線状降水帯とのこと。静岡支部の皆様大丈夫でしょうか。
能登半島地震の義援金受付は6月30日迄です。ご協力のほど宜しくお願いいたします。

「伊吹嶺」7月号が届きました。
河原地主宰の「俳日和」に、「連作の楽しみ」と題して伊吹嶺賞応募への呼びかけと案内があります。7月末日〆切(消印有効)です。皆様ぜひご応募ください。
新刊紹介もあります。     

・栗田やすし顧問の第六句集『萬謝』

・金原峰子さんの第一句集『花蜜柑』

・伊吹嶺俳句会編『実作への手引き(合本)―やすし俳句教室』


お申込み方法の詳細は本誌35頁、48頁をお読みください。

・金城学院大学准教授で伊吹嶺会員の藤田祐史さんの寄稿「小説と俳諧・俳句―瀧井孝作「野趣」(前編)―」が掲載されました。「後編へつづく」 とあります。後編も楽しみですね。

・7名の特別作品もあります。

伊吹嶺ホームページはネット部同人が手分けして順次更新しています。

伊吹嶺賞応募につきまして、私の経験ですが、ポストではなく、少しでも早く着くかなと思い、区の本局へ行く運転途中、どうしても一句が気になり、郵便局で「レターパック」を買って家に戻り、一句推敲してやり直し、また本局へ車を走らせました。あまり良い例とはいえませんが?(791106)


24.6.26(6258)

 『俳句』7月号「合評鼎談」5月号を読む「作品8句」欄に栗田やすし顧問の「白椿」から4句取り上げられています。そのうちの1句   
   白湯滾る音を聞きゐる寒明忌  栗田やすし

「令和俳壇」の入選者とともに下記のトピックスからご覧ください。入選の方おめでとうございます! 
 ※記載漏れがありましたらお知らせください。

https://ibukinet.jp/ibukinetopixnews.htm

 NHK名古屋放送局1階で開催中の、大河ドラマのセットの写真です。

24.6.24夜(6258)

 6月23日の中日新聞「中日俳壇」に玉井さんが第一席に入選されました。おめでとうございます!!

★髙柳克弘 選
    第一席  たつた今孵りし目高影うごく    玉井美智子

伊藤みつ子さんお知らせ有難うございました。 

蒸し暑い一日でした。熱中症のニュースもありました。今日は初めてクーラーをつけました。動くのも難儀でしたが生き返った気分です。夜はトウモロコシご飯を作ってみました。子供の頃は、歩いて五分の母の生家で、祖母や伯母が採れたてのトウモロコシを焼いてくれておやつに食べました。夏休みの頃だった記憶です。今は早く出回りますね。当時は改良された今のような軟らかくて甘いトウモロコシではなかったですが、大好きでした。素朴な味を懐かしく感じます。

 炊き込みご飯にしました。大鉢に盛ってあります。

24.6.23(6257)

 6月23日は沖縄慰霊の日で式典の放送がありました。毎年注目しているのが「平和の詩」です。897点の応募から選ばれた、高校三年生の仲間さんが朗読しました。心を打つ素晴らしい詩でしたね。今を生きている私達は、沖縄慰霊の日、広島、長崎の原爆忌、終戦記念日を次世代に伝えていくことが大切です。

一匹の蟻地を這へり沖縄忌      栗田やすし

百合よりも白き雲湧く慰霊の日    栗田せつ子


24.6.21夜(6256)

『俳句四季』7月号に荒川英之編集長の 作品16句が発表されました。
そのうちの一句を紹介します。

  校門を閉めて仰げり梅雨の月     荒川英之  

入選句、写真を国枝さんからいただきました。皆様是非お読みください。
詳しくはトピックスNewsをご覧ください。
※記載漏れがありましたらお知らせください。

https://ibukinet.jp/ibukinetopixnews.htm


24.6.20(6255)

『俳壇』7月号の「現代俳句の窓」の欄に、加藤剛司さんの「イカリング」と題した

6句が掲載されました。

魚介類から「プラダ着た悪魔」まで登場する、剛司さんならではの

オリジナリティーと詩情に富んだ作品です。ぜひお読みください。

そのうちの一句を紹介します。

   虹色を捩りて鱒の釣られけり   加藤剛司

(☆NORIKO☆)(790542)

24.6.19(6254)

HP俳句会の選句結果が発表されました。今月の最高得点者は、5名となりましたので、今月の入選賞は該当なしとなりますが、ここに俳句を紹介します。

噴水に遊ぶ光の子となりて    田中由美さん(愛知県)
己が描く輪より出られぬ水馬   康さん(東京)
握り飯分けて二人の田植かな   ようこさん(神奈川県)
錆匂ふ蔵の錠前青しぐれ     美佐枝さん(千葉県)、
大鯉の背の盛り上がる立夏かな  正憲さん(浜松市)

講評もアップされました。お読みください。今後ともご投句をよろしくお願いします。

https://ibukinet.jp/hp_senku-kekka.html

玉井さんのお庭の巣箱の写真を送っていただきました。
四十雀です。昨日の大雨は大丈夫だったでしょうか?無事な巣立ちを祈っています。(☆NORIKO☆)


  

24.6.16(6253)

犬山観光俳句年間賞のお知らせです。外宮さんおめでとうございます。

+++++犬山観光俳句 令和五年度年間優秀賞
★犬山市観光協会賞    小春蹴り花魁道中ゆく城下   外宮多恵子

犬山市文化協会では毎月犬山観光俳句を観光客や市民など対象に投句箱にて投句された俳句を月に一度表彰をしております。その表彰された俳句を対象にさらに選をして年間賞を決定します。   (酒井とし子)

犬山市は、蕉門十哲の一人、内藤丈草の生誕地です。犬山城、明治村など観光俳句ポストが設置されていますね。皆様も犬山市を訪ねた折にはぜひご投句ください。  (☆NORIKO☆)


24.6.14(6252)

+++++6月の花は・・・花菖蒲

 いぶきネットの皆様知立句会の英子です。6月の花を代表するのは、花菖蒲、紫陽花でしょうか。知立句会では、6月の初旬、晴天の日に知立神社へ、花菖蒲の吟行に行きました。

 ここ知立神社は式内社で三河の国の、二の宮で猿投神社と共に格式高く、この地方の尊敬をあつめています。6月になると花菖蒲が美しく咲き乱れ、神社では花菖蒲祭が行われており、賑わっています。

 ところで、昨年のNHKの大河ドラマ「どうする家康」の中で、家康の側室の一人、お万の方が登場しました。彼女は知立神社の神主家永見貞英の娘で正室築山殿に仕えていて、後に家康公の側室となり双子を生み、兄は結城秀康、弟は永見貞愛となり、知立神社の32代神主となりました。境内にお万の方の銅像が建てられています。

 さて話は変わって、この知立の地は昔は、「池鯉鮒」と書き、東海道の宿がありました。芭蕉も訪れました。知立神社の境内に

 不断立つ池鯉鮒の宿の木綿市   芭蕉 

の句碑があります。この三河の地は木綿の産地であり、家康の生母於大の方が広めたといわれています。

 吟行会では、菖蒲祭の最中で、見事な花を鑑賞しました。境内にある有形文化財の高床式茶室「池鯉鮒庵」で、見事な花菖蒲の花を見下ろしつつ、上品な男性の席主の解説による、美味しい抹茶をいただきました。

 午後は例によって、句会をしっかりと行いました。  (鈴木英子)+++++

水郷の風むらさきに花菖蒲      武藤光晴

花菖蒲かがめば水の匂ひたつ     渡辺かずゑ  いずれも武藤さんのいぶきネット歳時記抄より

    

英子さま  知立神社の歴史や徳川家とのゆかりのお話、有難うございました。   (☆NORIKO☆)

24.6.12(6251)

 明日13日は栗田やすし先生のお誕生日です。米寿をお迎えになられます。おめでとうございます!
本誌でお祝い会のご案内が6月号84ページに掲載されています。編集部の皆様が中心となって、楽しい企画も考えていただいているそうです。お盆休み前の半日を美味しいお料理をいただきながら親睦を深めましょう。

    

孝子さんから寒月句碑と沙羅の花の写真を送っていただきました。
この数日暑くなりましたね!梅雨入り前にこんなに暑いとは?今年は梅の実が不作と聞いています。
お隣から梅をいただいたので梅酒と梅ジャムにしました。

梅漬ける甲斐あることをするやうに   細見綾子 

俳句アーカイブはこちらから

(☆NORIKO☆)


24.6.10(6250)
 風薫る夏ですね。 メナード美術館(小牧市)で、所蔵企画展
「歳時記 風薫る夏」が開催されています。 
「風薫る夏」の展示は7月7日までです。美術館は月曜休館です。
詳細は下記メナード美術館ホームページをご覧ください。

https://museum.menard.co.jp/

薫風や素焼の壺のキリル文字       河原地英武
     
風薫る山荘に聞くチャルダッシュ     谷口千賀子
  

いずれも武藤さんの「いぶきネット歳時記抄」より  写真はモンキアゲハだそうです。 
(☆NORIKO☆)(789738)

24.6.8(6249)

 今日は、伊吹嶺愛知同人句会が開催されました。
河原地主宰からは 7月末日は、「伊吹嶺賞」の応募締切ですので、会員の方もふるってご応募くださいと、お話がありました。「未発表新作」についても説明をいただきました。伊吹嶺誌上や、新聞、テレビ、ネット、各種俳句大会作品集に掲載されていない、公の目に触れていない句ということです。
その他、行事や吟行会のお知らせです。

☆8月12日(月)は、犬山で 「栗田先生の米寿を祝う会」があります。(申込締切6月28日)
☆10月19日(土)は、京都で全国俳句大会が開催されます。
☆10月27日(日)は、名古屋市東区中産連ビルにて俳人協会愛知支部秋季俳句大会があります。
☆11月16日(土)には、藤前干潟で自然と親しむ吟行会があります。
皆様ご予定にどうぞ入れて 是非ご参加ください。詳細は後日伊吹嶺誌に掲載されます。

「寅に翼」のロケ地でもある「名古屋市政資料館」は 今日の句会場「うぃる愛知」の北側にあります。
花嫁・花婿の前撮りがあったり、訪問客が多く、賑わっていました。
  
(☆NORIKO☆)(789618)


24.6.6(6248)

山田万里子さんから京都句会の句会報を送っていただきました。

 六月の京都句会は、左京区岩倉の実相院を吟行しました。こちらは天台宗の門跡寺院で
黒い漆塗りの床に青楓の揺らぎが美しく影を落とす「床みどり」で有名です。
 まだ初夏のようなお天気の朝、市営地下鉄の終点国際会館前からタクシーで数分くらいで
実相院の山門前につきました。こじんまりしたお寺ですが、さすが女人御所だけあり、襖絵や屏風など
見るべきものが多かったです。素晴らしいのはやはりお庭で、濡れ縁から雲の流れや
豊かな夏木が風に揺れているのを見ていると、ずっと座っていたい気分になりました。
また「こころの庭」と呼ばれている石庭もなかなか見ごたえのある景色でした。
 そのあとすぐそばの岩倉具視邸を見学しました。日に照らされた茅葺屋根も美しく、
庭の曲り松も立派。邸の管理人さんに色々興味深い説明をして頂きました。
 タクシー、地下鉄と京都駅まであまり時間がかからず戻れました。
 昼食は各自ですませ、句会はいつものキャンパスプラザです。3時間ありましたが、いつもより
人数が多かったからか、内容が充実していたからか、早く感じました。
 やはり対面の句会はいいなあと感じる一日でした。また来月もこうして皆集まれますように。
                                      山田万里子


 古硝子水のゆらぎの四葩見ゆ  哲半
 幽居地の組子障子に夏の風   伽葉
 石座の風に波打つ若楓     範子
 テーブルに深き節穴梅雨近し  徒歩
 雲切れて光増したり床みどり  悦枝
 借景はやはき青嶺や石の庭  万里子
 青葉風龍馬の座せし濡縁に   佳子
 岩倉邸伸びやはらかに松の芯  秋麦
 薫風や曲り女松の岩倉邸    英子
 梅雨闇の不動にまざと火の匂ひ 俊雄




    (松井徒歩)



24.6.5(6247)


6月4日、伊吹嶺俳句教室が 愛知芸術文化センターで開催されました。俳句教室では参加者のすべての句に、栗田やすし顧問からコメントをいただけます。伊吹嶺の会員の方であれば、何方でも出席可能です。4日は30名の参加で盛会でした。

トップページに「清流句会」と「伊吹嶺俳句教室」について案内が掲載されました。
「伊吹嶺俳句教室」のご参加につきましては、幹事の久野和子さんへお問合せください。写真は、総務部の加藤剛司さんから送っていただきました(撮影:アワンきえさん)。

 

(☆NORIKO☆)(789370)

24.6.1 夕(6246)

今年も早いもので6月になりました。「伊吹嶺」6月号が先月末に届きました。
6月号は新人賞と秀句賞の記事、栗田顧問が選ばれた上杉和雄さんの代表句25句とお心のこもった追悼の文章などが載っています。ぜひお読みください。

HP俳句会も6月の投句期間となりました。
いぶきネット句会も投句期間が始まりました。俳句を始めたいけれど、近くに句会がない方のご入会を歓迎します。「伊吹嶺」誌を購読していただける方です。

各種の6月号の記事は、ホームページ上でも項目をクリックすると閲覧できます。

  六月の礎(いしじ)に影やももたまな   砂川紀子
   
  六月や登呂田へ水の行き渡り      磯田なつえ  いずれも武藤さんのいぶきネット歳時記抄より

 

(☆NORIKO☆)(789093)

24.5.27(6245)

伊吹嶺ホームページの「いぶきネットの四季」に 「ホーチミン」と題して伊藤みつ子さんが旅行記と俳句を紹介してくださいました。伝統水上人形劇ほか写真も満載です。 「環境コーナー」では髙橋幸子さんが「生き物との共生」を書いてくださいました。ジュニア俳句も更新されました。 皆様ぜひお読みください。(788674)

いぶきネットの四季はこちらから

環境コーナーはこちらから

ジュニア俳句はこちらから


24.5.25(6244)

『俳句』6月号「令和俳壇」の入選句を「トピックスNews」にアップしました。

【トピックスNewsはこちらから】

『俳句』6月号に「蛇笏賞の歴史―その作品と受賞理由を読む」に第13回受賞の細見綾子先生の『曼荼羅』について6ページの記事がありました。執筆の坂口昌弘氏のサブタイトルは「日常的素材の中の詩的空間」です。沢木欣一先生は句集『白鳥』にて第30回蛇笏賞を受賞されました。ご夫婦そろって蛇笏賞受賞は名誉なことですね。

 一昨年 伊吹嶺25周年記念大会にご講演いただいた、小澤實氏の句集『澤』は今年第58回蛇笏賞を受賞、五十句抄が掲載されています。

 また、沢木欣一先生に師事され、昨年末急逝された「りいの」主宰の檜山哲彦氏の追悼記事もありました。
(写真は蛇笏賞細見綾子先生に関する記事のページとカルミアです)(☆NORIKO☆)


  


24.5.24(6243)

「セクトポクリット・コンゲツノハイク」今月分が更新されました。

「伊吹嶺」(主宰=河原地英武)【1998年1月創刊・愛知県名古屋市】
<2024年4月号(通巻310号)>
  羊の毛刈る神ゐてもゐなくても   河原地英武
  春愁や友の遺せしパリ紀行     栗田やすし
  光るもの咥へて翔べり寒鴉     渡辺慢房
  椅子に椅子乗せて二人の煤払    加藤剛司
  田に伏して十二畳凧風を待つ    市川あづき
  盆梅展薬罐しづかに滾りをり    下里美恵子
  マフラーに編みこむ赤き頭文字   福井とき子


他結社の俳句や季語、鑑賞なども読めます。以下のリンクからお入りください。

https://sectpoclit.com/mois202405/


(☆NORIKO☆)(788424)写真を送っていただきました。ジャコウアゲハというそうです。

24.5.23(6242)

『俳句界』6月号の特集に、国枝隆生さんの環境問題に関するエッセイが掲載されました。
皆様ぜひお読みください。
『俳句四季』6月号の入選者も併せて国枝さんからお知らせしていただきました。
いつも有難うございます。※入選者の追記をしました。他に記載漏れがありましたらお知らせください。

【トピックスNewsはこちらから】

  

(☆NORIKO☆)

24.5.21(6241)

 
 伊吹嶺HPに清流句会と俳句教室のバナー設置

 伊吹嶺ホームページのトップページに、河原地英武主宰が直接指導する伊吹嶺清流句会と、栗田やすし顧問が直接指導する伊吹嶺俳句教室の存在を多くの方に知ってもらおうとバナーを設置しました。

 バナーをクリックするとそれぞれの句会の案内が現れます。
1人でも多くの方に河原地主宰と栗田顧問が直接指導する句会があることを知っていただき、1人でも伊吹嶺に入会しようとする方が増えることを願っています。(新井酔雪)(788156



24.5.19(6240)

5月のHP俳句会の結果発表がありました。今月の最高得点者は、
    暗闇に笛の高鳴り薪能      町子さん(北名古屋市)でした。
「伊吹嶺」5月号をお贈りいたします。おめでとうございます!講評は後日アップします。お待ちください。
https://ibukinet.jp/hp_senku-kekka.html

  

写真を送っていただきました。
左のセンダイムシクイは「焼酎一杯ぐぃ~」と鳴く面白い鳴き声の鳥です。右は外来種のソウシチョウ(相思鳥)だそうです。
夏風邪を引いたようで、頭痛他の症状で寝たり起きたりしています。
しばらく更新の間隔が空くかもしれませんが、よろしくお願いします。皆様もお気を付けください。
(☆NORIKO☆)(787894)   

24.5.17 午後(6239)

+++++春陽展につきまして【追記】
 開催期間中、受付にて 「伊吹嶺」とお申し出されれば チケットをいただけるそうです。日曜日までです。是非お出かけください。

24.5.17(6238)

今日は暑くなりそうですね。お出かけの方は帽子や日傘をお忘れなく。

沖縄の仲宗根美智子さんが出品される「春陽展」が愛知県芸文センターにて開催中です。

+++++第101回 春陽展 (2024)     愛知県美術館ギャラリー

5月14日(火)~19日(日) 10時~18時 金曜は20時 最終日は16時30分(入場16時まで)

本日は、仲宗根さんが会場にいらっしゃり、今日沖縄へお帰りになるそうです。行かれる方は 受付でお声を掛けてください。招待券があるそうです。

★宝塚市立文化芸術センター    6月13日(木)~18日(火)

東京会場は終了しました。写真は野島さんから送っていただきました。  (☆NORIKO☆)(787634)

  


24.5.13 午後(6237)

冷たい雨で若葉冷えですね。ひんやりした週のはじめになりました。
14日は晴れるようですが温度差があるようですので体調にお気を付けください。   

『俳壇』6月号「俳壇ワイド作品集」に私の「桜東風」と題した7句が紹介されました。
また「ウルトラアイ」に櫻井勝子さんの句集『機町』が紹介されました。
「俳壇雑詠」の入選句と共に「トピックスNews」に掲載しましたので お読みください。
※記載漏れがありましたらお知らせください。

【トピックスNews】 

   

写真の猿は十兵衛君だそうです。ゴールデンウイークはお客さんを喜ばせるのに大忙しでした。終わってやれやれ?! 道の駅に遊びに来ていました。右の写真は外来種「ガビチョウ」です。画眉鳥と書きます。目の周りの白い模様は後頭部まで伸びています。歌舞伎の隈取りのようにもみえますね。瀬戸の海上の森にいます。 
以上玉井さんから写真をいただきました。
(☆NORIKO☆) 


24.5.13(6236)

+++++ 5月の花 かきつばた

 いぶきネットの皆様、知立句会の英子です。燕子花の美しい季節になりました。知立句会では、毎年、かきつばた吟行をします。今年も5月1日、八橋の無量寿寺へ出かけました。花は咲き始めで、とても美しく、緑の葉と紫の対比が見事です。燕が飛んでいるように見えるし、丁度燕が渡ってきて巣を作る時と重なり「燕子花」の表記が良く合いますね。今回も花の上を燕が飛んでいました。
 さて、この知立、八橋の地は、平安時代、「伊勢物語」9段の東下りに、在原業平の話があります。
「むかし、男ありけり。その男身をえうなきものに思いなして、京にはあらじ、あづまの方にすむべき国求めにとてゆきけり。(略)。三河の国八橋といふ所にいたりぬ。」と始まる物語の舞台です。長くなるので省略しますが、この地の川のほとりに燕子花がおもしろく咲いていたので、ある人に乞われて「かきつばたといふ5文字を句の上に据えて詠め」と言われ、詠んだ歌。
 「から衣 きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる たびをしぞ思ふ」
 さて、この無量寿寺から西へ鎌倉街道をゆくと近い距離に、在原寺、根上りの松、業平墓所が連なっていて、吟行の一行は訪ねました。
 この地は、歴史的に由緒のある所としてあまりにも有名です。昔話になりますが、私はこの八橋を通る名鉄三河線で、大学、職場に通学・通勤しておりました。線路の脇を逢妻男川の支流が流れており、くねくねとくもでのように流れており、季節になると、その川のほとりに、かきつばたではなく、黄菖蒲の花が咲いておりました。「伊勢物語」の雰囲気は感じられました。八橋駅の近くの無量寿寺では、ずっと昔からかきつばたを植え、大切に管理しているようです。
 このお寺では4月25日から5月17日まで、かきつばた祭を行っていますので、お出かけください。
 知立句会では、昼食をはさんで、午後は句会をみっちりと行いました。         鈴木英子 
            
    
  
カキツバタには、曇り空が似合いますね。英子さん有難うございました。写真の寺は在原寺だそうです。

  天然の風吹きゐたりかきつばた    細見綾子  昭和60年作   【俳句アーカイブより】

(☆NORIKO☆)(787271)   

24.5.12(6235)

 5月11日、愛知支部同人句会がありました。いつものように河原地主宰、栗田顧問から、丁寧な選句と選評をいただきました。今回は 河原地主宰から、次の催しについて、お知らせがありました。

1.栗田顧問の米寿を祝う会
趣旨 栗田先生が6月に米寿を迎えられます。先生にはますますお元気でいつまでもご指導いただけますようお祝いの会を開催します。多くの会員の皆様のご参加をお待ちしております。
日時  8月12日(月)午前11時半~(受付10時半~)
会場 ホテルインディゴ犬山有楽苑(名鉄犬山線 犬山遊園駅より徒歩7分)
申込締切期日 6月28日(金)
会費、問合せ先など 詳細は、伊吹嶺誌に掲載されます。皆様お誘いあわせの上、ご参加ください。

2.伊吹嶺全国俳句大会(京都)
期日 令和6年10月19日(土)
吟行 10時~12時 御所界隈の吟行(2句投句、後日主宰による選があります) 
大会 13時~18時(予定)
会場 京都ガーデンパレス
 なお、大会前に同人総会も予定されています。  

3.俳人協会愛知県支部 秋季俳句大会
期日 令和6年10月27日(日)
会場 名古屋市東区「中産連ビル」
吟行地  名古屋城、県庁、市役所、名古屋市政資料館など
「伊吹嶺」が当番です、会員、非会員問わず出来るだけ多くの皆様のご参加をお待ちしています。

★第73回 熱田まつり献納俳句の募集
6月5日の熱田まつりにて献納俳句募集があります。(郵送も可、6月6日必着)入選句は翌年の熱田まつり当日雪洞に俳句が掲載されます。詳細につきましては以下の要項をお読みください。
【熱田まつり献納俳句募集要項】
田畑龍さんが選者のお一人で、俳句委員として河村仁誠さんが携わっておられます。
皆様、ふるってご投句ください。 

昨夜は北半球の低緯度の世界各地、また北海道などで、オーロラが観測されたそうです。私はYouTubeで公開されている動画を見ました。大規模な太陽フレア現象のためだそうです。赤紫を帯びた空の色、沢山の星と、中には人工衛星の動きもわかりました。 【北海道なよろ市立天文台】

写真は修学院離宮です。 (☆NORIKO☆) 

24.5.9(6234)

山田万里子さんから京都句会の句会報を送っていただきました。

五月七日、黄金週間の終わった翌日に、近江の坂本へ吟行しました。
坂本にある滋賀門跡という格式の高い寺院です。
 まず僧侶から詳しい説明を受けた後、本堂をざっと見て回りました。
襖絵、屏風、法灯、天海上人の甲冑(紙と布製)など俳句の材料になりそうな物ばかりです。
 お庭の古木の幹に石斛という小さい美しい蘭がびっしりついているのが印象的でした。また小堀遠州作という立派なお庭もあり、池には鯉が泳いでいました。 
 境内西側の石段を上がると慈眼堂という天海上人の廟所があり、上人他十三体の石仏や、なんと紫式部、清少納言などの供養塔もあって驚きでした。
 帰り道では、坂本といえば有名な穴太積の素晴らしい石垣をゆっく鑑賞できました。昼食は名物の鶴喜蕎麦。京都に戻っていつものキャンパスプラザで三時間句会を行ないました。時間にゆとりがあり、落ち着いて話し合えたと思います。
 午前、午後とたっぷり活動した充実した一日、皆さまお疲れさまでした。
河原地先生、ご不調ですのに選句選評有難うございました。お会いできなかったのは残念ですが、どうぞ無理なさらず回復されますように。範子さん、またいらしてください・
 六月も仲間みんな元気で集まりましょう。         山田万里子

  
卯月来ぬ筆文字のぞく破れ襖   哲半
  佇みて石の声聞く薄暑かな    伽葉
  門跡の高き水音風薫る      範子
  石積をあななふ石子青しぐれ   徒歩
  絵手紙を駅のポストへ花は葉に  悦枝
  若葉冷応挙の仔犬掠れたる   万里子
  法灯の仄かな揺れや春惜しむ   佳子
  門跡の庭に降り積む春落葉    秋麦
  若葉雨「入堂謝絶」の前に座す  英子
  石斛の花に古木の力瘤      俊雄




              (松井徒歩)

24.5.6(6233)

 子どもの日、いかがお過ごしでしたか。今日、振替休日で、大型連休も終わりですね。
昨日、愛・地球博記念公園の、ジブリパークの一部を見に行きました。好天に恵まれ、外国人観光客も多くみられました。混雑と言っても広い公園なので、鎌倉や京都のような混雑は全くありません。
 以前、第一回自然と親しむ吟行会で、林の中を抜けてさつきとメイの家方面へ行きましたが、どうやらその林の道にも、ジブリの施設が建ったようですが・・? 日本庭園は残してあると聞きました。

  
機関車の汽笛高らか子供の日           河原地英武

  腹這ひて父子の会話子供の日           磯田なつえ

  新緑の風や地球儀廻し見る            中山敏彦  いずれも武藤さんのいぶきネット歳時記抄より


  

  
(☆NORIKO☆)(786750)

24.5.3(6232)

関東支部同人句会の様子を橋本ジュンさんから送っていただきました
***************************
関東支部の令和6年4月同人句会は、4月21日にリモートで行いました。
栗田やすし先生、せつ子先生は、俳人協会愛知大会へご出席のため、不在投句で参加されました。写真は、名古屋城の藤、岡崎城の藤です。自選の句を紹介します。

  穴城の的射る響き花馬酔木       清 明
  下校子の列を乱せり初蛙        ジュン
  三線に合はす手拍子花の下       滋 子
  母と食ぶおこはにかをる桜漬け     あきを
  射的屋の反りし天井春の蠅       一 成
  すれ違ふ桜巡りの佐久訛り       幸 子
  夏隣庇を伸ばす生花店         切 子
  春疾風自転車飛ばす喜寿の妻      とみお
  残花なほ去年子の逝きし病院に     光 晴
  のどけしや母としりとり尽きぬまま   ひろ子
  野遊びやハモニカ吹けば妻歌ふ     一 灯
  リハビリの枕は四角春寒し       せつ子
  テーブルに妻の摘み来しフリージア   やすし
 
 
***************************
橋本ジュン 

 

(☆NORIKO☆)(786601)

24.5.2(6231)

 「伊吹嶺」5月号、河原地主宰の「俳日和」で、「基礎固め」と題して語法や文法についての記事がありました。その中で、文法のおさらいとして 伊藤克江さんが考案された、古典文法虎の巻の紹介がありました。2月4日の落書記事でリンクを紹介しました。ダウンロードすればどなたでも作れます。再掲しますので、皆様も作ってみてはいかがでしょうか。

①虎の巻 (折って切るだけ)豆本3冊 A4で印刷 原稿と作り方  
【虎の巻豆本】

【豆本作り方】

②虎の巻(小冊子A6) A5で両面印刷 原稿と作り方
【虎の巻小冊子】

【小冊子作り方】

小冊子の製作は難しいと思う方は、ご連絡いただけば作りますので お知らせください。
noriko22807★mediacat.ne.jp ★の部分は@です。
(☆NORIKO☆)(786547)



24.4.30(6230)

 ゴールデンウィークの前半が終わりました。いかがお過ごしでしょうか。さて、明日から5月です。「伊吹嶺」5月号が届きました。新加入された沖縄の方々の作品が5月号から掲載されています。沖縄の風土や歴史に心を寄せながら鑑賞できることを楽しみにしています。

  

館林のツツジ園に行った知人からの写真です。田山花袋の碑があったそうです。

  
尼寺をしのび歩くや白つつじ     細見綾子   昭和39年作

  花びらの刃や空を切る山つつじ  沢木欣一   昭和46年作  いずれも「俳句アーカイブ」より


【俳句アーカイブ】はこちらから

(☆NORIKO☆)(786412)

24.4.26(6229)

『俳句』5月号の記事と入選のお知らせです。

・「作品8句」に栗田やすし顧問の「白椿」が紹介されました。その内の一句
   友逝けり闇に散り敷く白椿    栗田やすし

・「合評鼎談」に3月号の俳人スポットライト」から田嶋紅白さんの「菅浦」から4句取り上げられています。

・「角川全国俳句大賞」 三村純也 選 に 平松公代さんの句が秀逸を得られました。
   秀逸  散居村一望にして稲の秋   平松公代

令和俳壇の入選と、「俳句手帖」夏の部の掲載句とともに トピックスNewsにアップしました。
下のリンクからお読みください。伊藤みつ子さんから情報を寄せていただきました。

https://ibukinet.jp/ibukinetopixnews.htm


(☆NORIKO☆)

24.4.25(6228)

「セクトポクリット コンゲツノハイク」結社推薦句4月分がアップされました。

「伊吹嶺」(主宰=河原地英武)【1998年1月創刊・愛知県名古屋市】

<2024年3月号(通巻309号)>
日脚伸ぶ砂の重みのうつせ貝    河原地英武
  的逸れし矢は音もなく寒天へ    栗田やすし
  冬の灯を低く引き寄せ皿絵付    久野和子
  十二月八日や消せるボールペン   加藤剛司   
  舐めてとる指のささくれそぞろ寒  武田稜子
  犬小屋の屋根に寝る猫小六月    野村和甚
  雪蛍ひとりぼつちの掌に      アワンきえ


https://sectpoclit.com/mois202404


写真は四月上旬のものです。 (☆NORIKO☆)

24.4.21 夜(6227)

★HP俳句会の結果発表がアップされました。4月の最高点句は  
   本寄せて飾る紙雛新所帯   みぃすてぃさん (神奈川県)
おめでとうございます!講評もお読みください。来月もご投句お待ちしています。(☆NORIKO☆)

24.4.21 夕(6226)

 21日、名古屋通信ビルにて俳人協会愛知支部の総会と講演、懇親俳句会が開催されました。総会にて愛知支部の新任の幹事として河原地主宰がご出席、挨拶をされました。総会の後、「橘」主宰で俳人協会理事の、佐怒賀直美先生から、「私の俳句修行―松本旭から学んだもの―」と題した講演をお聞きしました。その後の懇親俳句会の入賞と、栗田先生の入選句をご報告します。他の選者先生の入選の方も多くいらっしゃいました。

★大会賞 残雪の伊吹はるかに渡舟待つ    栗田せつ子  
★入選賞 葉桜の風通ふ岸エイト拭く     伊藤範子
  〃  大道芸風船ひよいとひねり犬    服部鏡子
★山本比呂也・佐怒賀直美 特選
     葉桜の風通ふ岸エイト拭く     伊藤範子
★栗田やすし 選
     葉桜の風通ふ岸エイト拭く     伊藤範子
     古書店に百均の棚花の雨      川島和子
     奏楽堂舞台抜けゆくつばくらめ   林 尉江
     ゆく春や傾ぐ埴輪のうつろな目   奥山比呂美
     白き脚揃へ青鷺すくと立つ     平松公代


  

写真左はご講演の佐怒賀先生です。
秋季俳句大会は10月27日(日)、東区中産連ビルにて開催されると発表がありました。吟行地は名古屋城、県庁、市役所、名古屋市政資料館も近いですね。「伊吹嶺」が当番ですので、今から予定表に記してください。

私は昨日愛知池に行って、一句が出来て良かったです。(☆NORIKO☆)(785747)

24.4.19 夕(6225)

 4月21日(日)は 俳人協会愛知支部の総会です。ご出席の方はよろしくお願いいたします。

 今日から21日迄 東郷町の愛知池で毎年恒例の「中日本レガッタ」が開催中です。
公共交通機関では、名鉄豊田線(豊田市行)の米野木駅で下車し、南へ徒歩8分程度です。
明日は行楽日和のようです。吟行に如何ですか。夫は、駐車場当番をすると言っていました。

   
レガッタの夫へ母校の旗振れり    伊藤範子

 

写真は20日撮影です。

24.4.19(6224)

 からりと晴れた良い天気になりました。
『俳壇』と『俳句四季』の5月号の記事と入選を国枝さんからお知らせしていただきました。
『俳壇』巻頭エッセイには河原地主宰の「神なかりせば」と題した文章が掲載されました。

『俳句四季』には 四季吟詠選者による「季語を詠む・金雀枝」から

  
金雀枝や愛も戦も蜜を欲る    河原地英武

「新・作句のポイント」と題して、河原地主宰が「選句時に気をつけている」ことと添削例3句を説明。
「俳句四季」全国俳句大会第24回予選通過作品発表がありました。

  
ガウディーの見し造形や寒満月    安藤一紀

「句のある風景」から関根切子さんが吾妻橋の思いと5句を発表

  
初夏や潮の香とどく吾妻橋      関根切子

入選等の詳細は下記リンクよりご覧ください。
https://ibukinet.jp/ibukinetopixnews.htm

   

いつも国枝さんには図書館で調べていただいている月刊誌もあります。有難うございます。
切子さんの記事の写真も送っていただきました。

★「伊吹嶺」ホームページは、ネット部同人が手分けして各項目をアップしています。今月の「いぶきネットの四季」はネット句会の森田もきちさんから送っていただきました。昨年卒寿になられました。チャットにも参加してくださり、とてもお元気で旅のご経験が豊富です。旅をされるたびに写真と俳句と俳句の背景を残していらっしゃいます。
「環境コーナー」は浜野秋麦さんの「ホテイアオイ」の考察です。皆様ぜひご一読ください

【いぶきネットの四季】はこちらから

【環境コーナー】はこちらから

★HP俳句会の4月の投句一覧が15日夜からアップされています。今月の最高点句はどの句でしょうか。ジュニア俳句の投句はいつでも受け付けています。ぜひご投句ください。

(☆NORIKO☆)(785491)

24.4.15(6223)

 本日発売の『俳壇』5月号に、河原地主宰の巻頭エッセイが掲載されました。
皆様ぜひお読みください。
 入選等につきましては後日トピックスNewsにアップしますのでしばらくお待ちください。俳壇誌5月号は藤の花の挿絵が美しいですね。題字は書家の故榊獏山氏です。昨日、句会のあった公民館の向いのお宅は、庭が広く、四季折々の花や野菜が育てられています。藤棚が設えてあり、早くも藤が咲いていました。

   天心にゆらぎのぼりの藤の花     沢木欣一 昭和43年作 
    
 細見綾子・沢木欣一両先生の俳句を検索するには 俳句アーカイブがお薦めです。
検索の欄に句集名や季語や単語をを入力して、活用できます。検索すると両先生の俳句や訪問地、関係する情報を居ながらにして知ることが出来ます。皆様是非ご利用ください。

【細見綾子・沢木欣一俳句アーカイブ】はこちらから

★HP俳句会は本日15日午後9時の投句〆切です。間に合いますのでふるってご投句ください。
(☆NORIKO☆)(785127)

24.4.14(6222)

 4月14日(日)放送、NHK俳句 選者西山睦氏の題「クローバー」に、伊吹嶺会員の神長誉夫さんの句が特選に選ばれました。おめでとうございます!

  
亡き妹の真白き日記にクローバー    神長誉夫

皆様もご自身、仲間の方のNHK俳句、新聞の俳壇などに入選句が紹介されたらお知らせください。上の「メッセージお待ちしております」からお願いします。神長さんの入選を教えてくださった玉井さんから、瀬戸に生息するニホンカモシカとヤマセミの写真が届きました。

  

このニホンカモシカは瀬戸の猿投山に住んでいます。赤津に住む知人の庭には山からおりて遊んでいくのだそうです。鳥はヤマセミです。「山翡翠」と書いてやませみとよみます。カワセミの仲間だそうです。(玉井美智子) 

(☆NORIKO☆)(785071)

24.4.13(6221)

 桜の花は葉になってきましたね。
今日は愛知同人句会がありました。コロナ禍以降、午前、午後の部と分けて句会があるので、河原地主宰、栗田顧問のご指導に時間をかけていただけて、とても学び甲斐があります。

 句会の前に主宰からは、沖縄訪問の折のお話がありました。沖縄の新句会の皆さんと懇談して、皆様の「日本語の美しさ、大切さを大事にしていること」「たとえ遠方に住んでいても全国大会に参加することの価値」等のお話に、俳句に対する気迫や情熱の高さを感じたそうです。

 句会では改めて季語や言葉の用い方について、例えば「花びら」だけでは桜の季語にはならないと伝える俳人がいるそうで、別の花の季語を考えるほうが良いこと、「春の夜」などは俳句では「よ」と読むことなど確認できました。

 また、4月21日(日) 鶴舞駅近くの名古屋通信ビルにて俳人協会愛知支部の総会と懇親俳句会が開催されます。関係する皆様宜しくお願いいたします。

  

(☆NORIKO☆)(785026)

24.4.10(6220)

 今年度も犬山での内藤丈草を偲ぶ俳句大会をやすし先生他の選者先生に選をお願いして盛会のうちに終えることが出来ました。伊吹嶺のみなさまの入賞をご連絡いたします。    (酒井とし子)

★犬山市長賞
  城垣に凭れて温くし丈草忌     酒井とし子
★犬山城白帝文庫賞
  水車から飛び散る光石蕗の花    松岡美千代
   
★秀逸賞
  虎落笛廃墟と化せし輪島町     豊田紀久子

各選者先生の特選句

★加古宗也 特選句
  着ぶくれて三人掛けの真ん中へ   松岡美千代
  城垣に凭れて温くし丈草忌      酒井とし子
  食べ歩く城下賑やか燕来る      音頭惠子
★加藤 耕子 特選句
  虎落笛廃墟と化せし輪島町     豊田紀久子
★加藤 哲也 特選
  風船を置きて何処へ薬売り     久保田誠
  しやぼん玉ひかり取り合ふ兄いもと 二村満里子    
★栗田 やすし 特選
  城垣に凭れて温くし丈草忌     酒井とし子
  春立つや造酒屋に嬰の声      久野和子
★坂口 緑志 特選
  水車から飛び散る光石蕗の花    松岡美千代
  枯菊を焚けばほのかに香りたつ   谷口千賀子
  風光る稚魚の群れゐる五十鈴川   長谷川妙好

 
 市長賞の酒井とし子さん良かったですね。入賞の皆様おめでとうございました。 
写真は、犬山祭(夜車山)と新聞の記事です。 知人から届きました。 
(☆NORIKO☆)(784800)

24.4.9(6219)

 イッペー句会の仲宗根さんからお便りをいただきました。

+++++
 4月7日(日)河原地主宰と栗田先生ご夫妻をお迎えし懇親会がありました。能登の「風港」の終刊により、沖縄の「風港」の14人の方々が「伊吹嶺」に入会され、歓迎と懇親の顔合わせ会でした。
 沖縄に句会が増えて大所帯になり、イッペー句会も、これから皆様との交流を楽しみにしています。
新加入は「芭蕉布句会」「新風港句会」「らんたな句会」の皆様です。     (仲宗根美智子)



沖縄は、沢木先生が昭和43年に、教員講習会の講師として滞在されました。昭和49年「沖縄吟遊集」を発行され、昭和54年、「夕月夜乙女(みやらび)の歯の波寄する」の句碑が建立されました。沖縄は日本の原風景の残っているところとして、特別の思いもおありだったと聞いています。新加入の三句会の皆様どうぞよろしくお願いいたします。
(☆NORIKO☆)(784739)

24.4.7夜(6218)

 4月6日(土)午前中、関東支部のしなの句会では、小諸市にある小諸懐古園で吟行をしました。
懐古園は小諸城の城址で1615年に創建された三の門をはじめ野面積みの城垣、展望台から見下ろす千曲川などが見どころです。梅や黄梅が見頃を迎え、戦国武者に扮したボランティアが雰囲気を盛り上げ、人力車に乗る人、弓道場で稽古する人、新郎新婦の撮影会など開かれ、賑わっていました。しなの句会の4人に加え、関東支部の三井あきをさんが参加。市内のそば店での昼食をはさみ、午後は小諸高浜虚子記念館で句会を開きました。記念館横の虚子の俳小屋の庭の小流れには、水芭蕉が咲いており、信州の春を到来を告げていました。             

   春の城址(しろ)めぐりて我も遊子なり     秀 行
   早桜武器庫の壁に淡き影           あきを
   梅開くゆがむ古城の野面積          清 明
   高々と弓弦引くや春浅間           幸 子
   春風や弓引き絞る懐古園           ひろ子
                 
                                       (奥山ひろ子)

  

奥山ひろ子さんから小諸懐古園吟行を紹介していただきました。綺麗な空気が感じられます。水芭蕉壮観ですね。
いつか行ってみたいものです。
(☆NORIKO☆)

24.4.7(6217)

+++++4月の花だより

 いぶきネットの皆様知立句会の英子です。今年は気候がはっきりしなくて、花だよりも前後します。そこで、私の見た花便りを報告したいと思います。

 まめに外出しています。まず、3月31日(日)に名古屋城、この日はまだ蕾がちでしたが、人出は多く、茣蓙を広げて家族連れがお弁当を食べていました。私は東門の入り口近くの茶席「二の丸茶亭」で美味のお抹茶とお菓子をいただきました。花より団子です。

 次に、4月2日は近江の膳所城跡の花見です。歴史を大切にしている町並を通って、城跡へ行きます。この膳所城は琵琶湖のほとりに建ち、湖の水をお濠としています。葦の枯れた草に鷭や鴨が見え隠れして心惹かれる情景でした。桜がよく似あいます。

 4月3日は雨でしたが、愛知の刈谷市の亀城公園、ここも城跡です。花は7分咲きで、雨に打たれる桜もまたきれいでしたよ。ここでは、小学校の旧校舎が資料館となっており、一行は熱心に係りの方の説明に聞き入りました。

 最後は4月4日、我が家の花です。ピンクの躑躅は三椏躑躅と言って鮮やかな色です。バックは征木の新緑が綺麗になりました。そして近くの公園の桜です。やっと見ごろになりました。好奇心旺盛の私はまた、どこかへ花見に行くことでしょう。                     (鈴木英子)

  

写真は名古屋城、刈谷市亀城公園、ご自宅の躑躅です。
(☆NORIKO☆)(784537)


24.4.4夕(6216)

   伊吹嶺創刊25周年記念事業「沢木先生の足跡本」に掲載の写真募集!!

 伊吹嶺会員の皆様、沢木先生の足跡本は、原稿、俳句、レイアウトがほぼ決まりました。これから写真を掲載していきます。
 そこで伊吹嶺会員の皆様から下記の写真を募集します。
写真をお手持ちの方は、新井酔雪に送ってください。できれば写真データで送ってください。それができない場合はプリント写真でお願いいたします。皆様のご理解とご協力をお願いいたします。(新井酔雪)

・パソコンのメールアドレス:suisetsu2136@yahoo.co.jp
・新井酔雪の住所:444-0075 岡崎市伊賀町字5丁目118番地1
         新實克之方 新井酔雪

【募集する写真】
・愛知:伊良湖岬(灯台以外の写真)、潮音寺の杜国の墓、崋山蟄居跡の家、田原城、瀬戸の窯垣の小径、
    瀬戸の東洞の登り窯、犬山モンキーセンターの猿
・岐阜:長良川の鵜飼、岐阜城、大垣城、根尾谷淡墨桜、多治見修道院、多治見の永保寺
・三重:大王崎の燈台、伊勢神宮(内宮)、二見浦の夫婦石、愛染院の故郷塚、伊賀の猿蓑塚、
    新大仏寺の芭蕉句碑、芭蕉公園の綾子句碑、
・静岡:伊豆山神社の走り湯、熱海の梅園、大室高原、日本平、久能山東照宮、登呂遺跡、浜名湖の弁天島



24.4.4(6215)

山田万里子さんから京都句会の句会報を送ってもらいました。

 四月二日、大津市の膳所城跡公園へ吟行しました。膳所本町駅から
すぐそばの膳所神社へ向かいましたが、思いのほか大きく立派な神社で、
うっそうとした木々の蔭に龍王にまつわる碑が点在していました。

 膳所城から移築された門をくぐって神社を出て少し歩くと、もう広い公園が見えてきました。

 膳所という今まであまり知らなかった場所に、家康が藤堂高虎に計画させ、
日本三大湖城のひとつに数えられた膳所城があったこと、また城あとがすばらしい公園になっていることを全く知らなくて驚きました。

 桜は三分から七分といったところでしょうか。湖はおだやかな碧色でさざ波が寄せ、、湖岸の山々は霞み、水辺には鳰、鴨、鷺などの水鳥が見られ、春休みのの子供たちが遊んでいるというほんとうに春らしい景色でした。

 句材にはことかかない吟行地でしたが、ありすぎるのも迷ってしまいますね。

 ランチはそばの大津市立科学館のレストランで。句会場もその中の会議室を利用でき、とても便利な場所でした。いつものメンバーに伊藤範子さんが加わって下さり、ああだこうだと遠慮なく句評、質問、感想などとにぎやかな時間を過ごしました。

 とても春らしい楽しい吟行句会だったと思います。また訪れたい場所です。

 皆さま句会報にご協力有難うございました。         山田万里子


  
木の根這ふ龍神の碑花散れり  哲半
  集まりて湖城の桜愛でてをり  伽葉
  春の鴨水輪崩して羽繕ひ    範子
  春光や湖を向きたる薬医門   徒歩
  紅枝垂ベンチに犬と老人と   悦枝
  湖魚店の佃煮光る木の芽晴  万里子
  ぬき足の鷺のまたげる芦の角  佳子
  水底を見て来た顔で緋鳥鴨   秋麦
  鷭鳴くや芦のあはひに見え隠れ 英子





24.4.2夜(6214)

 選抜高校野球が終わり、プロ野球や大リーグが開幕しましたね。渦中の大谷選手、山本選手など日本人選手の活躍を願っています。もちろんサッカーもその他のスポーツも、です。
 2日にはまたミサイル発射など嫌なニュースがありました。ガザのやせ細った乳児の写真には、正視出来ないほど胸が痛みました。世界で虚しい戦争がなくなるのはいつのことになるでしょうか。2027年リニア開業は実現できず残念ですが、無事開通した時に元気でいたら乗ってみたいなと思います。

 皆様のご近所の桜はいかがですか?東山植物園「桜の回廊」には約100種類1000本の桜があり、種類も違うので4月中頃まで楽しめるそうですよ。是非お出かけください。個人的には「御衣黄」と「普賢象」(私の守り本尊が普賢菩薩)が気に入っています。

   吊り橋を揺らし淡墨桜見に       栗田やすし
   花びらを追ふ花びらや夕桜       河原地英武
   降り出しの雨に色濃し初桜       下里美恵子   いずれも武藤さんの「いぶきネット歳時記抄」より


同級生に頼んで桜の写真を送ってもらいました。鶴舞公園、テレビ塔、円山公園です。
  

(☆NORIKO☆) (784204)



24.3.30夜(6213)

 伊吹嶺4月号が届きました。  歌人の加藤孝男先生のご寄稿は「源氏物語の幻影」です。
新同人の方の作品が掲載されていましたね。

 岩倉市五条川で「桜まつり」が始まりました。 写真を野島さんから送っていただきました。3月29日、桜は三分咲きくらいだったそうです。桜まつりの詳細は岩倉市のホームページをご覧ください。

  

(☆NORIKO☆)

24.3.27(6212)

ホームページ句会3月の結果発表がありました。今月の最高点者は 筆致俳句さんです。 おめでとうございます!講評も併せてご覧ください。

   
機嫌よき嬰の喃語や山笑ふ     筆致俳句さん (岐阜市)

【HP俳句会はこちらから】

3月26日、東区の中産連ビルでHAGURUMA句会の小川剛史さんが歴史講演会をされました。藤原道長が天皇の外戚関係を利用し、権力をかためていくプロセスをわかりやすく解説されていました。たくさんの方が来場していましたが伊吹嶺からも多くの方が小川さんの講演に参加されておりました。(加藤剛司)

 

私も参加させていただきました。ドラマの紫式部は大根を抜いていましたが、そこまで生活が大変ではなく、畑仕事はしていないなど、共感できる解説をお聞きしました。
(☆NORIKO☆)

24.3.26 夜(6211)

春の嵐の数日間でしたね。まだ靖国神社の桜の標本木は咲いていないと報道していました。
待ち遠しいですね。早咲きの桜はあちこちで見かけます。

セクトポクリット「コンゲツノハイク」2024年3月分がアップされました。
「伊吹嶺」(主宰=河原地英武)【1998年1月創刊・愛知県名古屋市】 <2024年2月号(通巻308号)>

  生誕祭人類にまた呱々のこゑ     河原地英武
  整然と箱におてんばてふ蜜柑     栗田やすし
  クレーンで吊られ聖樹の立ち上がる  関根切子
  塩振りて心臓食らふ霜夜かな     加藤剛司
  やぎ役の赤きエプロン文化祭     市川あづき
  木の書架に窓枠の影冬隣       小川ミヅホ
  黄落を来る百号の絵を担ぎ      矢野孝子


他結社の俳句も読めます。こちらからどうぞ

https://sectpoclit.com/mois202403/

月刊『俳句』4月号「令和俳壇」の入選を、トピックスNewsにアップしました。
こちらからご覧ください。

https://ibukinet.jp/ibukinetopixnews.htm

馬酔木が咲いていました。
(☆NORIKO☆)(783720)

24.3.23(6210)

 橋本ジュンさんから関東支部同人句会の様子を写真と共に送っていただきました。有難うございます。

***************************
関東支部の令和6年3月同人句会は3月17日にリモートで行いました。栗田やすし先生、せつ子先生をお迎えし、賑やかなリモート句会でした。発見の「○○に」、季語につながる「○○すれば」など、助詞の使い方一つで句が見違えることの議論と再発見がありました。自選の句を紹介します。初春の句が並びました。

   階段に緋毛氈延べ享保雛     清 明
   モネ展の列に並べば春の風    ジュン
   春の雨子は東京に旅立てり    滋 子
   春北風や檜の香とばせる製材所  あきを
   朧夜や音を絶やさぬ町工場    一 成
   テニス部の連打の音や木の芽晴  幸 子
   木の芽風軒をかすめて都電過ぐ  切 子
   春の土女庭師の猫車       とみお
   啓蟄や群発地震収まらず     光 晴
   ポッキーをつまみ推敲春灯下   ひろ子
   春泥の乾く筵に軍鶏高音     一 灯
   喪の葉書芽吹きの雨に濡れて来し せつ子
   枯れ芦の中の初音に耳すます   やすし


*************************** 

 桜は東京都北区の飛鳥山公園の早桜(撮影は3月9日)です  (橋本ジュン)
  
(☆NORIKO☆)(783483)

24.3.21 夜(6209)
 
 令和6年の新人賞と秀句賞が決まりましたね。
足立満さん 石川杉子さん 前田一三さん おめでとうございます!

 俳人協会全国俳句大会や、ねんりんピックの俳句大会の案内をアップしました。
皆様ふるってご応募ください。

 国枝さんから『俳句四季』4月号、『俳壇』4月号の記事や入選をお知らせしていただきました。
いつも有難うございます。トピックスNewsからご覧ください
↓ トピックスNewsはこちらから
https://ibukinet.jp/ibukinetopixnews.htm

桜の便りを楽しみにしているのですが、春の嵐にびっくりしています。皆様春の風邪を引かないようお気を付けください。
(☆NORIKO☆)

24.3.21(6208)

+++++初春の御所と盧山寺を訪ねて

 いぶきネットの皆様、知立句会の鈴木英子です。

 早春のある日、池坊の春の大生け花祭を見学し、二つの会合をこなしつつ翌日、思い立って、京都御所に行きました。広い御所は春の花はまだ早くて、早咲きの枝垂桜は蕾がち、他の桜はまだ蕾は固かったです。白木蓮は開く寸前できれいでした。紅白の桃の花が満開でした。中ほどの御所の内裏を見学しようとしたら、今日318日は月曜日で、休止日でした。そこで、御所の東側、道一つ隔てた廬山寺を見学することにしました。

 寺に着くと、下駄箱に靴がぎっしり詰まっています。「おや、いつもはがらがらなのに、なぜ?」と思って受付に行くと、本堂で大勢の見学者にガイドさんが丁寧に説明しています。メインは現在NHKの大河ドラマの紫式部「光る君へ」がお目当てのバスツワーの団体でした。私は紛れ込んで、説明を聞きます。そのガイドさんは詳しくて源氏の庭、寺の歴史やら、やまと絵の説明、古文書などの説明をしてくれます。さらにいつもは、入れない奥の御堂の秘仏も公開しています。私も覚悟を決めてその一行と御堂に入ります。珍しい仏像の中に明智光秀の持仏と称するものも展示してありました。この日は、底冷えの本堂で1時間くらい説明に付き合いました。

 帰りのタクシーの運転手さんにガイドさんの話をしたら、その女性のガイドさん達は御所の隣の某有名私大の「歴史研究会の部員さん達ですよ」とのこと。どうりで、歴史から源氏の文学から、やたらに詳しかった理由が分かりました。いつも研鑽しているようです。今回、思わぬ拾いものをしたように思いました。

 広い御所を歩き回ったので、疲れて花展もそこそこに帰路につきました。

                   (鈴木英子)+++++

  

写真は英子さんから送っていただいた、京都御所の白木蓮と桃の花、廬山寺の源氏庭と呼ばれる庭の橘です。   

  
傷ひとつなきまま崩る白木蓮   大島知津  『伊吹嶺季寄せ』より

(☆NORIKO☆)


24.3.20 夜(6207)

  速報 令和6年の秀句賞決定する!!

 本日、3月20日(水)に今池ガスビルの7階の会議室で令和6年の秀句賞の最終選考会が行われました。

 選考委員の皆さんで長時間審議され、最終的に2句に絞り込むことができました。しかし、どちらも甲乙付けがたいということで、以下の2句を推薦することとしました。河原地主宰に連絡したところ快い了承を頂きました。そして、主宰からご本人へ受賞の連絡をしていただきました。

   
初日記夢ひと文字の青インク  石川杉子  欅句会
   涸川に一筋の水光りけり    前田一三

 石川杉子さん、前田一三さんおめでとうございます。今後のご
活躍を期待いたします!(新井酔雪)


24.3.20(6206)

+++++【作品募集】ねんりんピックはばたけ鳥取+++++


   2024俳句交流大会の俳句を募集します!(令和6年6月30日〆)  

河原地主宰が選者のお一人です。下記案内と、鳥取市のねんりんピックサイトのリンクにて詳細をごらんください。FAXに用いることができる投句用紙もダウンロードできます。

▽ねんりんピックはばたけ鳥取2024俳句交流大会の俳句を募集します。全国規模の大会ですので、奮ってご参加ください!上位入場者は大会当日(令和6年10月20日)に表彰し、賞状及び副賞を贈呈します!

▽募集期間
令和6年4月1日(月)から6月30日(日)まで ※必着
▽募集区分
高齢者部門(60歳以上)
昭和40年4月1日以前に生まれた人
一般部門 (60歳未満)
昭和40年4月2日以降に生まれた人    
ジュニア部門
小学生、中学生、高校生
▽投句規定
テーマの指定はありません。
自作未発表の作品に限ります。
投句は一人2句までとします。
鳥取県外にお住いの方も投句可能です。
2024ねんりんピックリンク 鳥取市ホームページはこちらから
https://www.city.tottori.lg.jp/www/contents/1697454786680/index.html

※インターネットによる投句はただいま準備中とのことです。

募集用パンフレットはこちらから。
【2024ねんりんピック俳句交流大会】


投句用紙   ( 郵送またはFAXで投句の方の様式です。鳥取市HPリンク内からもダウンロードできます)
下記の用紙A4でプリントできます。同様の内容を記載した用紙やはがきであれば投句できます。
投句用紙

皆さまふるってご応募ください。

(☆NORIKO☆)(783106)

24.3.18 夜(6205)

   
23回伊吹嶺全国俳句大会のご案内

 研修部より以下の連絡が入りました。
今年の伊吹嶺全国俳句大会は京都で開催されます。早めに予定に入れてください。
詳しくは、伊吹嶺誌の4月号に掲載されます。

  第23回 伊吹嶺全国俳句大会・京都開催
  日 時  令和6年10月19日土曜日 13時開始
  会 場  京都ガーデンパレスホテル https://www.hotelgp-kyoto.com/
       京都市上京区烏丸通下長者町上ル龍前町605
       電話 0754110111


 なお、大会前には同人総会も予定されていますので、あわせてお知らせいたします。


24.3.18 夕(6204)

  速報 第18回(令和6年)の新人賞決定する!!

 昨日3月17日(日)に東別院駅の近くにあるイーブル名古屋で令和6年の新人賞の選考会が行われました。

 選考委員の皆様は、それぞれ資料を手に熱心に討議を重ねました。その結果、次の方が新人賞に輝きました。

   令和6年度 新人賞 足立 満さん アリゼ句会

   紙漉や簀桁あやして水重ね *推薦書の最高得点句


 足立さんは、若く将来性があり、優れた感性をお持ちで巻頭にも輝いています。
足立さんおめでとうございました。ますますのご活躍を期待いたします!(新井酔雪)



24.3.18 午後(6203)

 昨日の朝日新聞「天声人語」に、タラや山菜の話題が取り上げられて、細見先生の句も紹介されていました。

 筆者はフキノトウでフキみそを作り、「香りと一緒にほおばると、細見綾子さんの〈蕗の薹見つけし今日はこれでよし〉の句が浮かぶ」と述べ、『武蔵野歳時記』や、細見先生の経歴や、俳句を始めたきっかけなどが紹介されています。
 
 もう一句〈蕗の薹喰べる空気を汚さずに〉も載っていて細見先生の句について「常に自然体で、闇に差すわずかな光を見逃さなかった。生きるとは呼吸をすること、食べることだ。ほろ苦い春の味覚に心が洗われ、力がわいてくる。」と結んであります。

以上、加藤剛司さんから教えていただきました。有難うございます。写真は以前深大寺で見つけた蕗の薹です。
(☆NORIKO☆)

24.3.18(6202)

+++++令和6年 第63回 俳人協会全国俳句大会のご案内+++++


  ふるってご応募ください。栗田先生も選者のお一人です。

募 集=二句一組〈未発表作品。所定の用紙(注)又はコピーしたものを使用〉何組でも可。
   俳人協会ホームページからダウンロードも可能です。
俳人協会員以外の一般の方も投句・大会出席出来ます。
投句料=一組につき千円(小為替又は現金書留)
締 切=令和6年4月15日(当日消印有効)
送付先=〒169-8521 東京都新宿区百人町3‐28‐10     
    俳人協会「全国俳句大会」係

詳細は 下記リンクをご覧ください。
https://www.haijinkyokai.jp/event/63.html

投句用紙のダウンロードはこちらから
https://www.haijinkyokai.jp/event/pdf/2024-ippan.pdf


 

写真は名古屋城本丸御殿です。
(☆NORIKO☆)

24.3.17(6201)

3月17日の中日新聞、中日歌壇 小島ゆかり氏の選に、つしま句会同人の河村仁誠さんの短歌が第一席に入選されました。

  
瀬に笑ひ渕に微笑む春の水
      のたりのたりの海に紛れぬ      河村仁誠

伊藤みつ子さんからお知らせいただきました。「のたりのたり」で、蕪村の句も浮かんできますね。
おめでとうございます!

  

写真は玉井美智子さんから届きました。いつも有難うございます。

①うぐいすは、さえずりがとても美しいですが、控えめな色合いの体色をしています。うぐいす色は明るい色調の緑色ですが、実際のウグイスの体色は暗緑茶色です。うぐいすのオスは一夫多妻だそうですよ。
②ダイサギとコサギのツーショット。 
魚を捕る巧みな狩り手、お馴染みのサギです。嘴の色が違います。   (玉井美智子)

(☆NORIKO☆)(782820)

24.3.16(6200)

 3月13日にご案内したシンポジウムに、思い切って参加させていただきました。久しぶりに学生時代に戻ったような気持ちでした。藤田さんの司会進行、3名の方の研究発表があり、大牧広の社会性俳句、歌人の栗木京子の「社会性」を扱った作品、日本と台湾の俳句の交流を知ることができました。青木亮人先生も来場くださり活発な意見交換がなされていました。藤田さんご紹介有難うございました。

 

写真は、名古屋城と城内の寒緋桜です。

(☆NORIKO☆)

24.3.13(6199)

  日本近代文学東海支部2023年度シンポジウムのご案内!

 伊吹嶺会員で、金城学院大学文学部准教授の藤田祐史さんから、以下のとおり俳句に関するシンポジウムのご案内をいただきました。
 藤田さんも司会を務められるそうです。俳句評論で活躍しておられる愛媛大の青木亮人先生も協力しておられるシンポジウムとのこと。
 会員以外の方の参加を歓迎しているそうです。Zoomでも見学できます。興味をおもちの皆さん、ぜひ覗いてみてはいかがでしょう。

 以下、シンポジウムの詳細です。

日本近代文学東海支部2023年度シンポジウムのご案内

【日時】2024
316日(土)14時~1740
【会場】愛知学院大学 名城公園キャンパスALICEタワー7701
    対面・オンラインのハイブリッド形式
【特集】短歌・俳句研究の現在、そして未来


☆発表者のレジュメ資料は、以下の共有ファイルからご利用いただけます。
https://drive.google.com/drive/folders/1kZH52IzzXiUcfGnF9roBuZbhVqcluHBY?usp=sharing

☆オンライン参加の方は、以下からZoomにてご参加ください。

https://us06web.zoom.us/j/83863118556?pwd=oAhl4M7rBQaW57ComcEP5BZg9ya8xh.1

 ミーティング ID: 838 6311 8556
 パスコード: QCBR71



24.3.11(6198)

 東日本大震災から13年です。今日の午後は黙祷をささげようと思います。

「伊吹嶺ホームページは 担当者が手分けして、毎月の記事をアップしています。
 令和6年からいぶきネット句会の「いぶきネットたより」は「いぶきネットの四季」として掲載することになりました。今月は長谷川妙好さんが書いてくださいました。また「環境コーナー」は奥山ひろ子さん執筆で、立派なリンゴの写真も載っています。皆様是非お読みください。


いぶきネットの四季はこちらから
https://ibukinet.jp/netsiki/R6-8netsiki/R6-8netsiki.html   

環境コーナーはこちらから
https://ibukinet.jp/kankyou/kankyou2.html

HP俳句会の投句〆切は毎月15日 午後9時です。多数のご参加をお待ちしています。

  はくれんの空の青さよ東北忌   熊沢和代
  起き抜けのめまひ東北震災忌   国枝隆生
  痩せてなほ明るき月や東北忌   山本光江   いずれも武藤さんの「いぶきネット歳時記抄」より


愛知県出身の、漫画家鳥山明さん、またちびまる子ちゃんの声優、TARAKO さんが亡くなられました。残念ですね。子どもと一緒にテレビのアニメをよく見ていました。それぞれの作品は永遠に生き続けることでしょう。沢山のワクワクした気持ちを有難うございました。

(☆NORIKO☆)(782247)

24..3.9(6197)

 今日は愛知同人句会でした。句会に先だち、同じ俳人協会で「風」を師系とする結社についてのお話がありました。句会は午前と午後に分かれて開催され、河原地主宰、栗田顧問から句評と問題点のご指導があり有意義な時間でした。
 能登半島の地震から2か月以上が過ぎました。明後日は東日本大震災から13年です。今のところ私達は俳句を作れる、学べることの幸いを感じています。そのためにも健康がとても大切ですね。

    

(☆NORIKO☆)(782104)

24.3.8 夜(6196)

 東京は寒くて大変なようですね。名古屋も寒暖の差が大きいです。皆様体調にお気を付けください。

 名古屋市東図書館に、『栗田やすし俳句鑑賞』(河原地英武編)と『沢木欣一評論集』(「伊吹嶺」俳句会編)が書架にあったそうです。嬉しいですね。加藤剛司さんから教えていただきました。他の図書館にも置いてあるかもしれません。

 また、俳人協会の季刊誌「俳句文学館」に、荒川英之編集長が、俳人協会評論賞選者としてコメントを寄せておられます。

  

写真は荒川編集長の記事と、先週の、名古屋市天白農業センターのしだれ梅です。

(☆NORIKO☆)

24.3.7 (6195)

京都句会の山田万里子さんから、近江膳所の義仲寺での吟行の句会報を頂きました。

 三月六日、啓蟄の日の京都句会は、滋賀県膳所の義仲寺へ吟行しました。河原地先生をはじめ、久しぶりの徒歩さん、またもっと久しぶりに来て下さった伊藤範子さんも加えて、賑やかな一行となりました。
 あいにくの雨で、義仲寺には他にお客もなく、私たちの貸し切りのような庭を見て回りました。柳や満天星躑躅など芽吹きも多く、また木瓜や梅が咲いているのが彩りとなっていました。義仲の墓、そばの小さな巴塚、芭蕉のお墓などたくさんの碑が雨にぐっしょり濡れて冷たそうでした。
 句会は庭にあるかつて芭蕉も過ごしたという無名庵。お寺の方に心づくしの熱いお茶を出して頂きました。
 久し振りの河原地先生の選評の声が座敷に明るく響き、皆活発に質問したり、意見を出し合いました。やはり先生がいらっしゃると、納得できるまで説明して頂けるので、充実感、安心感がありますね。
 一日中雨は降り続きましたが、雨の中を皆満足して帰宅されたことと思います。来月はもう四月、また元気でお会いしましょう。範子さん良かったらまたいらしてくださいね。
 河原地先生、ご指導ありがとうございました。
 皆さん、句会報にご協力有難うございました。              山田万里子

  
雨ふふみ天へ挙れり牡丹の芽  哲半
  御文庫に鍵穴二つ木瓜の花   範子
  春泥にすべつて掴む巴塚    伽葉
  あな細き翁の杖や春時雨    徒歩
  扁額も桜も古りて春寒し    悦枝
  料峭や文庫の黒き鉄扉閉づ   万里子
  木の芽雨茅葺堂の軒雫     佳子
  夢一字俳人墓に春の雨     秋麦
  義仲寺の釣瓶を濡らす春の雨  英子
  雨ひと日義仲寺の梅咲き満てり 英武





24.3.1 (6194)

 「伊吹嶺」3月号が届きました。第一回寒月賞の関根切子さんの作品「下町ことば」20句と佳作(10句抄)、栗田先生の選後評が掲載されています。他に田嶋紅白さんの句集『無番地』の特集、また歌人の加藤孝男先生の連載は「なぜ『藤原氏物語』ではなく『源氏物語』か」、荒川編集長の「沢木欣一百句鑑賞」は11回を迎えました。


+++令和6年度伊吹嶺俳句教室のお知らせ

 場所 愛知芸術文化センター 12階 
 時間 13時30分 句会開始 (開場は13時)  
 日程 3月5日 火曜日 
    4月3日 水曜日  
    5月1日 水曜日 
    6月4日 火曜日
 短冊に俳句3句と B6程度の用紙に3句を記入してご持参ください。
※今朝3月の日付を誤入力してしまいました。3月は5日開催です。

 昨日は大谷選手の結婚報道にびっくりしました。囲みの会見を見ましたが、上手に奥さまを守っていますね。ますますの活躍を願っています。

(☆NORIKO☆)(781405)



24.2.2 9 (6193)

 「セクトポクリット/コンゲツノハイクを読む」【2024年2月分】に、加藤剛司さんの俳句が取り上げられました。素敵な鑑賞文が寄せてあります。他結社の方の俳句への鑑賞文もあります。下のリンクから入ってお読みください。

https://sectpoclit.com/yomu202402/

 能登地方の被災地の復興を祈っています。
2年経ったロシアのウクライナ侵略、中東情勢の紛争もまた。いつまで人間は争いと侵略を繰り返すのでしょう。戦禍の地の子どもや赤ちゃん、被害者の方々が無事でありますように。

 そんな中でスポーツの明るいニュースが楽しみです。パリ五輪女子サッカー出場決定しました。
大リーグのオープン戦でも大谷選手山本選手他、活躍が嬉しいですね。

 写真は娘の次女の初節句に買った吊し雛です。絹の風合いも気に入っています。今年も飾ってくれたでしょうか。そして今日うるう日が誕生日の人が家にいます。夫の親は生年月日を正直に届け出ました。
(☆NORIKO☆)(781316)

24.2.27 夜 (6192)

『俳句界』3月号に河原地主宰の「新作巻頭3句」が掲載されました。

能登半島地震で被災された僚誌「風港」の皆さんへのエールの3句とのことです。

そのうちの3句目をご紹介します。

   燕来よ風の港をたかだかと   英武


皆様、能登のこと、「風港」の皆様のことを思って詠まれた作品を是非お読みください。

(☆NORIKO☆)

24.2.27 午後 (6191)

+++歴史講演会ご案内+++

歴史研究家でもある、HAGURUMA句会のタケ海舟こと小川剛史さんが
3/26に歴史講演会をされます。歴史に興味のある方はご参加されてみてはいかがでしょうか。

・歴史講演「紫式部と藤原道長、歴史と文学、二つの世界から眺める平安王朝」

・講師  歴史人 タケ海舟

・令和6年3月26日(火)   15時30分開演 17時終了予定

・中産連ビル(名古屋市東区白壁3-12-13)

・入場無料

・参加のお申し込み、お問い合わせは小川剛史さんまで(090-8180-4634)
                                       (加藤剛司)

写真は小川剛史さんです。ご興味のある皆様、ご都合が合えばどうぞお申込みください。
(☆NORIKO☆)(781152)

24.2.27 (6190)

 2月26日、河原地主宰を講師として、名古屋東法人会の4支部合同研修会が開催されました。

俳句初心者の方に「感動から始まる五七五の世界」と題した講演と、句会、懇親会が行われました。
講演では、季語と切れ字について、分かりやすく解説されたそうです。講演後の句会での最高得点句を紹介します。

  発射まであとひと吹きのシャボン玉   小川剛史

 

 名古屋市東区の太閤本店で行われました。
写真と記事は加藤剛司さんから送っていただきました。有難うございます。

(☆NORIKO☆)

24.2.25 夕 (6189)

 冷たい春の雨ですね。まだまだストーブから離れられません。
それでも、木香薔薇の花芽らしきものを発見しました。

 俳句月刊誌『俳壇』 『俳句四季』 『俳句』3月号の記事の伊吹嶺関係と入選句を、
国枝さん、加藤さんから情報を寄せていただきました。
『俳句四季』には、「忘れ得ぬ俳人と秀句」に栗田やすし先生が紹介されました。  
『俳句』には、「俳人スポットライト」に田嶋紅白さんの新作7句「菅浦」が掲載されました。

TopicsNewsはこちらから

※入選句の記載漏れがありましたらお知らせください。写真は『俳句』3月号表紙です。

(☆NORIKO☆)(780999)

24.2.24(6188)

    岡崎きらり案内!!

 岡崎市の遺跡のその4です。北野廃寺を紹介します。北野廃寺は岡崎市北野町にある寺跡で、発掘したのは石田茂作博士です。博士は岡崎市が生んだ日本の仏教考古学者です。業績を上げますと、法隆寺再建説の立証、古代寺院伽藍配置の分類、弥勒寺跡発掘、北野廃寺発掘、正倉院の収納物の目録作成、元奈良国立博物館長、文化功労者、従三位勲二等旭日重光章受章などです。


  
8―4 古代の遺跡群 北野廃寺


 白鳳時代の北野には、高さ30mの三重の塔や金堂、講堂などが一直線に並ぶ四天王寺様式の壮大な寺院が建っていました。西三河最古の寺跡として、その名残を礎石に偲ぶことができます。周辺にも古墳群が多いことから、権力や財力者の居住地や生活の中心地だったようです。北野廃寺跡は、大門、中門、僧坊などの伽藍配置の建物跡が残され、1975年に史跡公園として整備されました。


 岡崎で最も古い寺は真福寺町にある真福寺で、物部守屋の次男真福(まさち)が聖徳太子の許可を得て建てた寺院です。そこの住職の話では、北野廃寺が前寺で、奥の院が真福寺だとのこと。実際に出土した瓦は、同じ形状、同じ時代のものだということが分かっています。もしそれが事実ならば、直線距離で約6kmもある広大な寺領になります。もう1つの説は、北野にあった寺院を真福に移したというものです。まだ決着はついていません。(新井酔雪)

     廃寺の礎石三十蝶の昼  酔雪


24.2.22(6187)

HP俳句会の結果が発表されました。
今月の最高点句は次の句でした。

 スキップでいつも通る子山笑ふ   大原女さん(京都)       

 竹林に光一条春立つ日        康さん(東京)

おめでとうございます。伊吹嶺誌をお贈りします。
選評も併せてごらんください。来月も多くの皆様のご投句をお待ちしています。

https://ibukinet.jp/hp_senku-kekka.html

(☆NORIKO☆)(780682)

24.2.19(6186)

「セクトポクリット・春の季語・(初春)2月・バレンタインの日(バレンタインデー)」に河原地主宰の句が掲載されました。

討論は白熱バレンタインの日  河原地英武

セクトポクリット(バレンタインの日)はこちらからどうぞ
↓ 季語を上五・中七・下五に置いた例句が載っています。

https://sectpoclit.com/valentinesday/

このHPの管理人は堀切克洋氏です。

某有名チョコメーカーから「日本は義理チョコをやめよう」という広告があったとは知りませんでした。
逆に広告になったかもしれません? ヨーロッパ土産は女性にはこのチョコに限ると聞いたことがありますが。

(☆NORIKO☆)(780391)

24.2.18 夜(6185)

2月18日中日俳壇、髙柳克弘氏の選に、つしま句会同人の河村仁誠さんが 
第一席に入選されました。おめでとうございます。

人肌と云ふは雨にも春隣り     河村仁誠

ひと雨ごとに暖かくなっていくような気がします。掲載句の通りですね。
伊藤みつ子さんからお知らせいただきました。有難うございます。   
皆様も入選、新聞掲載など情報がありましたら、私までお寄せください。
お待ちしています。
(☆NORIKO☆)

24.2.18(6184)

★15日、16日にいぶきネット句会のチャットによる合評会が終りました。
意見や感想の交換が出来て、充実したひとときでした。
★HP俳句会の2月分投句一覧がアップされました。
今月の最高点者はどなたでしょうか。皆様も選んでみてください。

玉井さんからルリビタキと鵙の贄のの写真を送っていただきました。
ルリビタキは「幸せの青い鳥」だそうです。上手に撮れていますね。鳥は季語の季節の分類が色々ありまして、なかなか覚えられません。ルリビタキは夏の季語のようで・・・鵙の贄はリアルでトカゲの祖先は恐竜ではないかと思ってしまいました。

  

バレンタインデー、義理チョコを買うこともなくなりましたが、女子生徒同士でチョコレートのやり取りがあるようで、請われてお返し用のチョコを買いに行ってきました。安いチョコをいろいろ組み合わせて小さい袋に詰めていました。

今年の大河ドラマでは、貴族の政治よりも和歌や漢詩が出てくるので、どんな文字で書かれるかを見たいなあと思っています。ワードの字体にあるようなものだと残念に思いますが、さて。。。?

(☆NORIKO☆)(780305)

24.2.12(6183)

昨日は建国記念の日でした。今日は振替休日です。

HP俳句会の投句期間は毎月1日~15日(午後9時締切)です。どなたでも投句できます。
ジュニア俳句はいつでも投句受付をしています。ふるって投句してください。

路地裏に小さき日の丸建国日   小原米子

雲の上に雲の輝く建国日      川端俊雄  (いずれも武藤さんのいぶきネット歳時記抄より)

【武藤さんのいぶきネット歳時記抄】はこちらをクリックしてください。

  

玉井美智子さんから写真が届きました。牧野博士のドラマで広く知れわたった可愛いお花、バイカオウレン(左)、そしてセリバオウレン(中)、セツブンソウの蕾(右)です。瀬戸市岩屋堂公園内のお寺、浄源寺で撮ったそうです。有難うございました。
節分草とは、節分の時期にピッタリの名前ですね。

(☆NORIKO☆)(779760)

24.2.10 夜(6182)

今日は愛知同人句会でした。私は午前の部に参加しました。
河原地主宰から、能登地震への義援について、また合同句集「IBUKINETⅢ」を一つの例として、「各句会ごとに、手作りやホチキス止めで良いので句会の句集を発行したり、吟行を行うなど工夫してください」とのお話がありました。清記用紙を回し、静かな緊張感の中で佳い句を選ぶことは、楽しい時間でもあります。披講と名乗りの後、河原地主宰と栗田顧問から丁寧な感想をいただきました。

  

梅が香や柄杓の水に空のいろ    河原地英武  (武藤さんのいぶきネット歳時記抄より)

白梅は、節分豆撒きのあった寺で写しました。

(☆NORIKO☆)(779636)

24.2.7 (6181)

+++++雀

ここは我が家の車庫の屋根です。

可愛がっている雀たちです。

仲良くなって今年で3年目です。

寒波で大雪になると、元気でいるかとても心配になりますが、

雪の中に元気な姿を見せてくれます。

この雀たちを見ながら除雪作業をしています。

寒くても人間は暖房で温まることができますが、

野鳥はそうはいきません。

懸命に生きる雀に励まされ冬を過ごしています。

            (割山勢津子)+++++

富山の割山さんから、雀の写真を送っていただきました。
雪降る中を、ふっくらと並んで可愛く健気ですね。雀と仲良しになる方法をおしえていただきたいですね。
我が家の近所では雀が減っていると感じています。

酒蔵の軒をこぼるゝ寒雀   下里美恵子 (武藤さんのいぶきネット歳時記抄より)

★トップページから閲覧できる色々な項目もぜひご覧ください。
「いぶきネットの四季」は いぶきネット句会の兼松啓広さんから文章と写真を寄せていただきました。

【いぶきネットの四季】

(☆NORIKO☆)(779360)


24.2.6 (6180)

セクトポクリット「コンゲツノハイク」が更新されました。

「伊吹嶺」(主宰=河原地英武)【1998年1月創刊・愛知県名古屋市】
<2024年1月号(通巻307号)>
人偏のにじむ墨書や冬日影  河原地英武
関ケ原畔ある限り曼珠沙華  栗田やすし
一山の僧の揃ひし月見台   田嶋紅白
夜半の秋こびとが踊る古時計 加藤剛司
無人駅降りて花野の人となる 伊藤克江
冬瓜を抱へて夫のよろめけり 沢田充子
食卓の文机となる夜長かな  橋本紀子


他結社の俳句も読めます。

https://sectpoclit.com/mois202402/

ハイクノミカタ 季語 他読み物も更新されています。

昨夜の東中野駅、知人から届きました。

(☆NORIKO☆)(779300)

24.2.5 夜(6179)

 寒い月曜日でした。東京では大雪とのこと。皆様スリップしたり転んだりしないようにお気を付けください。
被災地の方々も、寒さの中ご健康を損なわれないことを祈っています。

 瀬戸の沢田充子さん指導の、ブルーム句会の三浦裕樹子さんの個展のお知らせです。
2月17日まで、「ギャラリー木影」にて展示されます。ギャラリーはカフェも兼ねています。
 「ギャラリー木影」    住所:瀬戸市上松山町1丁目70
矢野孝子さんから店内に展示の作品の写真を送っていただきました。瀬戸ならではで、素敵ですね。
お人形に染め付けたブルーと黄色のラインがウクライナの国旗の色のように見えました。
お近くの方、お出かけ可能な方はぜひご覧になってください。
下記リンクの「展示・イベントのご案内」をクリックしてください。

ギャラリー木影のホームページ

  

(☆NORIKO☆)

24.2.4(6178)

 立春ですね。「伊吹嶺」2月号6ページに栗田先生が たんぽぽ句会の合同句集『わたげ』について、お祝いのコメントを寄せておられます。おめでとうございます。

  また、指導者の伊藤克江さんが「古典文法虎の巻」を作り、松原和嗣さんがPDFに纏められました。A4で作るポケットサイズの豆本虎の巻(3冊)と、それを纏めた冊子の2種類です。それぞれ作り方の説明書も送っていただきました。

 虎の巻 (折って切るだけ)豆本3冊 A4で印刷
 【虎の巻豆本】
  作り方
 【豆本作り方】

 虎の巻(小冊子A6) A5で両面印刷
 【虎の巻小冊子】

  小冊子作り方
 【小冊子作り方】

 
 どちらも作ってみました。とても良い出来栄えです♪作ってみたい方はどなた様でもご利用くださいとのことです冊子はコピー用紙で片面印刷袋とじなど、色々な方法があると思います。克江さん 和嗣さん 有難うございました!

(☆NORIKO☆)(779074)

24.2.3(6177)

今日は節分でしたね。明日が立春です。 皆さま今夜は豆まきをして恵方巻を齧られますか。

さて、愛知支部新年俳句大会の模様を、酔雪さんがトピックスにアップしてくださいました。

大会の様子、主宰、顧問の選句など当日の様子がよく分かります。

【愛知支部新年俳句大会の様子はこちらから】

トップページのオレンジ色の見出し「トピックス」からも入れます。

故郷に豆撒き式を行う寺があり、今年も参加してきました。
コロナの数年間は行われませんでした。昨年再開し、庫裏の座敷でいただく人参ご飯は、コロナ禍以降、パックのお持ち帰りになりました。本堂でお祓いを受けてから「鬼は外」「福は内」と、豆をまいてきます。

 

藁を巻いた門に、柊が挿してあり、一枝いただいてきます。福引もあります。

新入りの氏子小声で鬼やらふ    佐藤とみお  武藤さんの「いぶきネット歳時記抄」より

(☆NORIKO☆)(778975)


24.1.29(6175)

 伊吹嶺2月号が届きました。表紙裏に、「能登半島地震へのお見舞い」の言葉があり、76ページに義援金の案内が掲載されています。皆様の温かいご支援をよろしくお願いいたします。

 富山の割山勢津子さんから、写真を送っていただきました。

+++++雨晴

ここは万葉ゆかりの景勝地、雨晴海岸。

万葉の歌人、大伴家持は、この雨晴の風景を

こよなく愛し多くの歌を詠みました。

日本海らしい冬の厳しさを撮りました。気温は氷点下。

跳ねる波しぶきと、砂浜に雪があります。

長靴で海に浸かり、波しぶきを全身に受け、

身が引き締まる風景に出会えました。  (割山勢津子)

 打ち寄せる大波の波しぶきまで写っています。遠景に3000m級の立山連峰、絶景ですね。
輪島や珠洲の海岸へもこのような寒濤が打ち寄せているのだろうと思わずにはいられませんでした。

   冬濤の飛沫塩田句碑までも   武藤光晴  (武藤さんのいぶきネット歳時記抄より)

(☆NORIKO☆)

24.1.28 夜(6174)

+++++関西支部新年俳句大会

 1月27日(土)、関西支部新年俳句大会を京都市の松井旅館で開催しました。河原地主宰を始め、愛知、岐阜からもゲストを迎えて、総勢26名のなごやかな句会を行ないました。
懇親会はゲスト藤田岳人さんのサックスで始まり、歴史ある東風句会、淑女ぞろいの大和句会、ご当地京都句会、若さあふれる大阪句会の四つの句会が楽しくお互いの親睦を深めました。
 今年の秋は京都で全国大会が開かれます。また10月に会いましょう~と言い合って帰途につきました。

河原地主宰の特選句
  真つ向に日輪のぼる恵方道      川端俊雄
                                  (山田万里子記)

  

記事を山田万里子さんから、写真を河村恵光さんから送っていただきました。

今年の全国俳句大会は京都で開催との事、楽しみですね。

(☆NORIKO☆)(778395)

24.1.25 夕(6173)

昨日、今日と、雪が積もり、寒い日でしたね。
「俳句」2月号、新刊サロンの書評に、田嶋紅白さんの句集『無番地』が紹介されました。
また付録の「俳句手帖 春」に栗田やすし顧問、河原地英武主宰、野崎雅子さんの句が掲載されました。

記事と「令和俳壇」入選者を、伊藤みつ子さんからお知らせしていただき、トピックスにアップしました。
【TopicsNewsはこちらから】

 

玉井美智子さんからの写真です。逆さ虹も、マキノスミレも初めて知りました。
こんな寒い日にホッとする写真 有難うございます。

①環天頂アーク   
海上の森の空に鮮やかな環天頂アークが見られました。弓なりの美しい虹色を描き出
すことから、逆さ虹とも呼ばれます。
②マキノスミレ    
和名のマキノスミレは「牧野菫」の意で、牧野富太郎を記念してつけられたそうです。  玉井美智子

※トップページにお知らせを掲載しましたが、当ホームページには個人情報等掲載されることがあります。
閲覧者の皆様には取扱いには気を付けてくださいますようお願いいたします。

(☆NORIKO☆)

24.1.25(6172)

***************************
関東支部の令和6年1月同人句会は、1月21日にリモートで行いました。  
栗田やすし先生、せつ子先生は、不在投句で参加されました。    
写真は、皇居東御苑の梅、新年の富士山です。
自選の句を紹介します。

声高の登校の子等息白し       清 明
鮟鱇鍋かこみ受賞の友祝ふ      ジュン
  靖国神社にて
添へ木ある標本木に冬芽立つ     滋 子
ある程の蠟梅を活け母の居間     あきを
冬浪の沖へ消えゆく巡視船      一 成
東京の地下迷路抜け初句会      幸 子
日だまりに鳩ゐる淡路震災忌     切 子
一矢もて寒満月を射止められ     とみお
初描きは爺の似顔絵ピカソ風     光 晴
人日や乱歩通ひし天丼屋       ひろ子
稜線の刃のごとし寒の月       一 灯
成人の日よ靖国の空ま青       せつ子
ふるさとの山に日のさす淑気かな   やすし

***************************     橋本ジュン

 

写真も送っていただきました。有難うございます!
昨日は愛知県でも積雪、今朝もまたうっすらと、積もっています。
お出かけの皆様足元、運転にお気を付けください。
(☆NORIKO☆)(778064)

24.1.23(6171)

「俳句四季」2月号<ある日の俳人>に河原地主宰の一日の生活(金曜日)が載っています。また<季語を詠む 木の根明く>に選者の句が掲載されています。
   竜門を翔けよと恩師木の根明く    河原地英武

「俳壇」2月号<ウルトラ・アイ俳書展望>は玉井美智子さんの句集が紹介されています。
「俳壇」と「俳句四季」2月号の入選者を「TopicsNews」にアップしました。
【TopicsNewsはこちらから】
大勢の方の秀逸、佳作等入選おめでとうございます。
国枝さんから写真と情報を寄せていただきました。有難うございます。
(☆NORIKO☆)(777849)

24.1.22(6170)

+++++静岡支部新年俳句大会

1月21日(日)中島屋グランドホテルに於いて、栗田やすし顧問をお迎えし、講演と句会、懇親会を行いました。5年ぶりの会食を伴う大会で、栗田顧問には伊吹嶺の近況を丁寧にお話しいただき、参会者が一言ずつ今の想いを語り、ゆったりした中で来年に向けて英気を養って閉会となりました。河原地主宰選10句と栗田顧問選20句の中で、お二人の特選が重なり拍手を浴びました。(参加25名、欠席投句5名)

 特選 論文を書き終へし子や初茜   佐藤博子

                           (磯田なつえ)+++++

 

磯田なつえさんから大会の模様をお知らせいただきました。 有難うございます。

(☆NORIKO☆)(777719)

24.1.21夕(6169)

    令和6年能登半島地震で被災された方々(僚誌「風港」)への
                         義援金についてのお願い


 「伊吹嶺」では令和6年能登半島地震で被災された僚誌「風港」(珠洲市)の方々への義援金を下記のとおり受け付けます。

 多くの皆さまの温かい御支援をよろしくお願いいたします。

                                 

1 期 間  2月1日(木)~6月30日(日)

2 送金先(ゆうちょ銀行・郵便局)  口座記号番号 00970-4-237033
                   口座加入者名 伊吹嶺発行所

3 金 額  1口 1,000円~

4 その他
1)主に句会毎に義援金を募る。
2)集まった義援金は「伊吹嶺」として「風港」発行所へ送金する。
31019 () の「伊吹嶺」全国俳句大会で報告を行う。

                           伊吹嶺俳句会 主宰 河原地英武

                           

24.1.21(6168)

★1月のHP俳句会の選句結果が発表されました。今月の最高点は

  漱石忌書棚の空きに漢方薬    福山三歩さん (栃木県)

おめでとうございます!「伊吹嶺」1月号をお贈りいたします。

愛知支部新年俳句大会の写真が届いたのでご紹介します。

寒月賞の関根切子さんと 主宰特選の角田勝代さんです。おめでとうございます。

 

詳細は後日別途掲載します。私は体調不良のため残念ながら欠席しました。

(☆NORIKO☆)

24.1.18(6167)

    岡崎きらり案内!!

 岡崎市の遺跡のその3です。岩津古墳群を紹介します。岩津古墳群は、この地方の豪族が葬られたとされる古墳で、岩津1号墳からは、約100点の副葬品が発掘されました。

8 古代の遺跡群 その3 岩津古墳群

 岡崎市北部の岩津地区はたくさんの古墳が発見されていますが、岩津第1号古墳は6基あった岩津古墳群のひとつで、現在残っているのが第1号古墳のみ。後は残念ながら滅失しています。
 この第1号古墳は、市内北部を代表する古墳時代後期の円墳です。昭和36(1961)年に岡崎文化財研究会と岩津高校郷土史研究部によって発掘調査が実施され、昭和421967)年には愛知県指定(史跡)となり、その出土品も愛知県指定(考古資料)に指定されています。


 調査時にすでに墳丘は大きく崩れていましたが、測量調査より直径18m程の円墳と推定され、南南西に入り口をもつ横穴式石室が確認されました。この石室は内部が三組の柱石によって羨道(せんどう)、前室、後室に分けられており、全長10m、最大幅2.4m、最大高3mで、丸山町の神明宮第1号古墳に匹敵する大きさです。
 石室内部からは3体分の人骨とともに、金環、耳環、玉類の装身具や鉄鏃(てつぞく)、轡(くつわ)金具、漢文環頭大刀柄頭(かんぶんかんとうたちつかがしら)、飛禽鏡(ひきんきょう)、装飾須恵器(そうしょくすえき)など多くの遺物が出土しています。これら出土品より古墳は6世紀後半に築かれたものと考えられ、この地域で中心的地位を占めた人物の墓と考えられます。

 墳丘には登ることもでき、許可を得れば石室をのぞくこともできるので興味のある方は是非。問い合わせ先は「 岡崎市教育委員会社会教育課文化財班 0564-23-6177」です。(新井酔雪)(777288)


  スマホ手に古墳に入りて春近し 酔雪



24.1.17 夜(6166)

+++++真冬の足助屋敷

いぶきネットの皆様知立句会の鈴木英子です。

1月の14日、私は思い立って真冬の足助屋敷へ赴きました。道中は寒中なので道路は空いていて、効率よく到着しました。

 まず足助屋敷に着き、入り口の手前の桧茶屋の庭に、大きな外竃に大はそりがかけてあり、湯気が立ち上って、懐かしく良い香りがしています。覗き込むと大豆がふっくらと煮上がっています。茶店の人に聞くと6時間ほど煮込んでおり、明日の15日の小正月に味噌作りをするそうです。おくどはもちろん薪で炊いています。豆煮の火の加減が良いのです。

 次に、入場料を払って足助屋敷に入ると、牛小屋に、こはる(牛の名)ちゃんがいません。小屋に近寄ってみると札に「こはるは春まで旭高原の牧場に預けています」とのこと。春を待ちましょう。

 庭の畑に矮鶏の番が放し飼いされています。この鶏は正式名は蓑曳鶏と言い、天然記念物だそうです。首が細長くて姿の美しい鶏で、今日は陽ざしが暖かく庭で「コケコッコー」とのどかに鳴いています。ここは山の中なので、鉢に厚氷が張っていて淵がわずかに融けています。雄鶏がその隙間に嘴を入れて器用に水を飲んでいます。

 次に、昵懇にしている傘屋さんに挨拶に行き、雑談をしていると、京都の祇園祭から、大傘の注文が入ったとのこと、傘の骨などの見本を見せてくださいました。骨や木製の傘の頭などの素材は乾燥するのに1年はかかるそうで、今年のお祭りには間に合わないとのこと。来年の祇園祭にはぜひ見にゆこう。

 次に合掌家のおばさんたちにご挨拶をしに寄りました。合掌家の入り口は二重の戸です。まず大戸と言って梁に届きそうな重い戸があってその下に人がようやく潜れるくらいの障子の戸があり、今日はその障子戸をくぐって入ります。私が子供のころ実家の母屋がこの二重の戸でした。中に入ると樫の枝と竹の枝に白い餅花がつけてあり、柱に縛ってありました。小正月に飾るそうです。

そして桶屋さんにも挨拶をして帰路につきました。

(鈴木英子)+++++

 【足助屋敷ホームページ】

鈴木英子さんから文章を寄せていただきました。有難うございます。

阪神大震災から29年になりました。
能登の被災地も寒いことでしょう。被災者の皆様が暖かく休めますことを願っています。
皆様もご自愛ください。少し体調が下がり気味で、20日の愛知支部新年大会までに治ると良いなと思っています。
(☆NORIKO☆)

24.1.12 夜(6165)

*******関東支部新年俳句大会*******

1月7日(日)、神田・学士会館にて、関東支部の新年大会を河原地主宰とゲスト8名を加え、総勢26名で賑やかに開催しました。

翌日8日(成人の日)は寒晴で、靖国神社と皇居東御苑を18名で吟行。
ビアホールでミニ句会も行いました。新年大会での特選句を紹介します。

河原地英武主宰  特選 美しく老ゆると決めて初鏡 石川杉子

栗田やすし顧問  特選 影絵めく秩父連山大根干す 三井あきを

                            *******橋本ジュン

  

橋本ジュンさん 速報を有難うございました。石川杉子さん 三井あきをさんおめでとうございます!
(☆NORIKO☆)

24.1.12(6164)

【結社推薦句】コンゲツノハイク【2024年1月分】の掲載がありました。 

「伊吹嶺」(主宰=河原地英武)【1998年1月創刊・愛知県名古屋市】
<2023年12月号(通巻306号)>
一歩引き甘きにほひや菊花展    河原地英武
教会の出窓明るしピラカンサ    栗田やすし
モスリンをすべる鋏や秋気澄む   矢野孝子
大西瓜シートベルトを締められて  加藤剛司
叩いても鳴らぬラヂオや秋暑し   井沢陽子
棉吹けばすつぽんの首伸びにけり  朝倉淳一
夏休み手の平ほどの鯛釣れり    岩田啓子

他結社の俳句も閲覧できます。
↓ こちらから
https://sectpoclit.com/mois202401/

玉井さんから、アカゲラとエナガの写真を送っていただきました。

  

写真ですがアカゲラとエナガです。アカゲラは紋付を羽織っているみたいでしょう。
エナガは北海道に生息する雪の妖精のようなシマエナガとは少し違いますが、
白っぽい小さな体に長い尾、ぬいぐるみのように可愛いです。
          玉井美智子

(☆NORIKO☆)(776672)

24.1.10(6163)

 昨日「寒月賞」の速報が入りました。関根切子さんおめでとうございます!3月号での発表が楽しみですね。

 「伊吹嶺」の表紙は、本年から大島篤さんの水彩画です。穏やかな色合いで懐かしさを覚える風景画です。

  

 鈴木英子さんから、お正月花の写真を送っていただきました。立派な万年青もあります。ご覧ください。

 この度の能登半島での大地震、様々な被害の映像を見るにつけ、心塞がれる思いです。これから寒さがますます厳しくなる時期、被災者の皆様が安全に、健康を損なうことなく暮らせることを祈っています。

(☆NORIKO☆)(776456)

24.1.9(6162)

  速報 第1回寒月賞決定!!

 皆様、第1回寒月賞が決定しました。この賞は、栗田やすし先生が直接選ぶもので、未発表俳句作品20句は「伊吹嶺」3月号に掲載されます。
 受賞の関根切子様おめでとうございます。佳作の皆様おめでとうございます。
                        (新井酔雪)(776380)

   
寒月賞  「下町ことば」 関根切子
   佳作   「京都逍遥」  伊藤範子
        「故郷」    音頭惠子
        「在祭」    松岡美千代
        「アルプスの旅」山本悦子



24.1.5(6161)

  震災へのお見舞い

 このたび石川県能登地方を震源とする大規模な地震と津波により、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。

 現在も断続的に余震が生じており、被災地域の皆さんには不安な時を過ごされていることと存じます。皆様の安全確保と、少しでも早い復旧を切にお祈りしております。

 今後とも状況を注視し続けてまいります。そして微力ながら、少しでもお力になれることがないか検討してまいります。

 被災地におられる「風港」の皆様はじめ俳人の皆様、どうかご無事でおられることを信じ祈っております。

  令和6年1月5日
                               伊吹嶺俳句会 主宰 河原地英武



24.1.2(6160

 暖かい元日でしたが、石川県で震度7の大地震、お亡くなりになった方もあり、日本海側での地震も津波も広範囲で大変なことになりました。名古屋も震度4でアラームにも吃驚しました。一夜明け、被害が明らかになってくると、改めて惨状に心が痛みます。被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
(☆NORIKO☆)

24.1.1元旦(6159)

  皆様あけましておめでとうございます!!

 新年おめでとうございます!

 国際情勢も国内状況も混沌としていて、私たちがみな厳しい時代を生きていることを痛感する昨今です。今年が平和を実感できる年になることを願わずにいられません。

 俳句への取り組みは、それ自体が平和を求めることの意思表示なのではないか。そんなふうに考えております。

 伊吹嶺の皆さんの一層のご健吟を祈念いたします。そして句会や吟行、その他の行事を通じ、1人でも多くの皆さんとお会いできますことを楽しみにしております。

   令和6年1月元旦
                                  伊吹嶺主宰 河原地英武



24.1.1未明(5960)


 
皆様、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。そして、皆様のご健吟を心よりお祈り申し上げます。
 さて、伊吹嶺会員の皆さん、HP句会に投句していただいている皆さん、いぶきネット句会・葵ネット句会の皆さん、今年もご支援をよろしくお願いいたします。

 俳誌「伊吹嶺」は創刊されてから26年がたち、令和51021日(土)に名古屋千種駅近くのホテルメルパルク名古屋において、伊吹嶺全国俳句大会を開催しました。会員と同人を合わせて111名の参加があり、投句総数392句、不在投句85名でした。第1部の総会は、今年度から同人会長に就任された栗山紘和さんの開会の言葉のあと、河原地主宰と栗田顧問の挨拶がありました。両先生とも「伊吹嶺」のこれまでの歩みを感慨深く話され、そしてさらなる発展のため、一人一人が「伊吹嶺」の俳句に真摯に向き合い、努力しなければならないと力強く話されました。我々ネット部員も両先生のお言葉を胸に精進してまいりたいと思います。

 伊吹嶺のホームページは、創刊より26年間伊吹嶺の顔としてその役割を務めてきました。それはこれからも変わりはありません。創刊当時は、ホームページを併設している俳句結社はほとんどありませんでしたが、今ではどの結社もホームページを開いています。しかし、伊吹嶺ほど多彩なホームページはありません。各コーナーの毎月の更新の他、伊吹嶺落書はほぼ毎日更新されています。皆様、閲覧をよろしくお願いします。
 今年の伊吹嶺HPのトップページのスライドショーは、季節に合わせて、藤の花、水芭蕉、月、鴨、綾子句碑(雉)となっています。どれも、沢木欣一先生、細見綾子先生、栗田やすし先生の句にちなんだ写真です。

 インターネット部の取り組みとしては、コロナ禍で延び延びになっていたオフ会(吟行)を令和5115日(日)に行いました。実に3年ぶりのオフ句会です。吟行地は岡崎市の八丁味噌蔵と岡崎公園です。参加者は24名、河原地英武主宰と栗田やすし顧問にも参加していただきました。もうひとつの取り組みは5年ごとの合同句集の発行です。昨年は丁度その年に当たり、11月に「合同句集IBKINETⅢ」を発行することができました。部員一同、2つの事業を無事に行うことができて良かったと安堵しています。

 昨年の7月下旬に伊吹嶺HPが新しいサーバーに移行されたとき、掲載記事が古いものに戻ってしまいました。また、フォームメール(お問い合わせや投句フォームなど)が機能しなくなってしまいました。ネット部員の力で記事の方はすぐに元に戻すことができましたが、フォームメールの修復は10月になってしまいました。ご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げます。11月以降はこれまでどおりに伊吹嶺HPは機能しておりますので、ご安心ください。

 インターネット部の部員は、昨年12月をもって4人の方が退部し、部員数は少なくなりましたが、これまでどおり協力し合って、伊吹嶺のホームページを運営してまいります。今年も皆さんのご支援をお願いするとともに、インターネット部員一同、誠心誠意務めを果たして参りますので、よろしくお願いいたします。(新井酔雪)
()


〈〈 TOPページへ戻る 〉〉
 
copyright(c)2003-2007 IBUKINE All Right Reserved.